TogglとYoomの連携イメージ

【Toggl API】各種アプリとの連携方法から活用事例まで徹底解説。

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自動化のアイデア

2025-08-07

【Toggl API】各種アプリとの連携方法から活用事例まで徹底解説。

k.noguchi

Togglを使ったプロジェクト管理や工数管理において、日々のタスク作成や時間記録を手作業で行っていませんか?

これらの定型的な作業は、一つ一つは小さくても積み重なると大きな負担となり、入力漏れや転記ミスといったヒューマンエラーの原因にもなりますよね。
APIを活用すれば自動化できると分かっていても、「プログラミングの知識が必要なのでは…」と、特にエンジニアがいない環境では導入のハードルを高く感じてしまうこともあるのではないでしょうか。
しかし、プログラミングの知識がなくても、Togglと様々なアプリを連携させ、一連の業務を自動化する方法があります。

この記事では、Toggl APIの基本的な知識から、<span class="mark-yellow">エンジニアでなくても簡単にTogglの連携フローを構築する方法</span>までを、具体的な活用事例を交えてご紹介します。

タスク管理や工数管理といった日々の業務から解放され、より重要なコア業務に集中できる環境を整えたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

とにかく早くTogglのAPIを利用したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">Toggl APIを使った様々なアクションや、業務フローを自動化するためのテンプレート</span>が用意されています。
今すぐ試したい方はこちらから詳細をチェックしてみてください!

Toggl APIとは

Toggl APIはTogglと外部アプリ(Google、Microsoft、Salesforce、Notionなど)を繋げてデータの受け渡しを行い、Togglを使った業務フローを自動化できるインターフェースです。

APIはアプリケーション・プログラミング・インターフェース (Application Programming Interface)の略語です。
インターフェースとは簡単に言うと「何か」と「何か」を「繋ぐもの」で、Toggl APIの場合は「Toggl」と「外部のアプリ」を繋ぐインターフェースを指します。

また、APIでは大きく分けて以下のような指示を出すことができます。

  • 取得:APIを経由して、データを取得することができます。
  • 追加:APIを経由して、データを追加することができます。
  • 更新:APIを経由して、データを更新することができます。
  • 削除:APIを経由して、データを削除することができます。

Toggl APIでできること

Toggl APIでできることをいくつかピックアップしたので、ご覧ください!
気になる自動化例の「試してみる」をクリックしてアカウント登録するだけで、すぐにToggl APIを使った自動化を体験できます。
登録はたったの30秒で完了するので、ぜひ気軽にお試しください!

Togglでタスクが作成されたら自動で通知する

Togglで新しいタスクが作成されたことをトリガーにして、チャットツールなどに自動で通知を送信できます。
このフローを使えば、チームメンバーへのタスク共有漏れを防ぎ、プロジェクトの進捗をリアルタイムで把握できるようになるため、手動での連絡や確認の手間を削減したい方におすすめです。

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Togglの時間をGoogle スプレッドシートに自動で記録する

Togglに新しい時間(工数)が記録されたことを起点として、その内容を自動でGoogle スプレッドシートに追記できます。
これにより、工数データの転記作業が不要になり、入力ミスなく正確な実績データを蓄積できるので、手間なく正確なレポート作成が可能になるはずです。

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GitHubのIssueを基にTogglのプロジェクトを自動で作成する

開発管理ツールであるGitHubでIssueが作成されたら、Togglに連携して自動でプロジェクトを作成する、といったフローを組むこともできます。
この連携は、フローの途中にTogglを組み込むことで、Issue作成からTogglでのプロジェクト作成までをシームレスに繋げることができるため、プロジェクト管理の立ち上げを効率化したいときに役立つ連携です。

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その他にも下記のようなアクションをAPI経由で実行が可能です。

■フローの中で設定できるアクション(フローボットオペレーション)

  • Create Time Entry
  • Get Currently Time Entry
  • Update Time Entry
  • Search Time Entry
  • Start Time Entry
  • Stop Time Entry
  • Delete Time Entry
  • Create Task
  • Get Task
  • Update Task
  • Search Task
  • Delete Task
  • Create Client
  • Get Client
  • Update Client
  • Search Client
  • Delete Client
  • Get Project
  • Update Project
  • Search Project
  • Delete Project
  • Create Tag
  • Get Tags
  • Update Tag
  • Delete Tag
  • Get Summary Report PDF
  • Get Detailed Report PDF
  • Get Weekly Report PDF

■フローの起点となるアクション(トリガーアクション)

  • Updated Time Entry
  • New Client

Toggl APIの利用料金と注意点

Toggl APIは、Freeプランを含むすべてのプランで追加料金なしで利用できます。
そのため、Togglを無料で利用している方でも、APIを活用して基本的な業務の自動化が可能になります。
ただし、Togglの利用プランによってAPIで実行できるリクエストの上限数が異なるため注意が必要です。

  • Freeプラン: 1時間あたり最大30リクエスト
  • Starterプラン: 1時間あたり最大120リクエスト
  • Premiumプラン: 1時間あたり最大300リクエスト

短時間に大量のデータを処理するような自動化を行いたい場合は、有料プランへのアップグレードを検討する必要があります。
また、リクエスト数が上限を超えた場合、一時的にAPIが利用できなくなるため、安全に運用するには1秒あたり1リクエスト程度に抑えることが推奨されています。

※詳細はTogglのサービスサイトをご確認ください。
※2025年06月16日時点の情報です。

実際に連携してみた!

ここではノーコードツールYoomが用意するテンプレートで、実際の設定方法を通してToggl APIを使った具体的な連携方法を紹介していきます!
もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

Toggl APIとの連携方法

はじめにToggl APIとYoomを連携する方法を紹介します。

1.Yoomページ画面左側のマイアプリをクリックし、「新規接続」を選択します。
右上の検索窓に「Toggl」と入力し、検索結果からTogglのアイコンを選択します。

2.表示された画面で、必須項目を入力し、「追加」をクリックしましょう。
※API Tokenの取得方法は、こちらをご参照ください。

これでToggl APIとの連携は完了です。

フローの作成方法

今回は「TogglでTaskが作成されたらDiscordに通知する」という実際のフローボットも作成していきます!

フローは大きく分けて、以下の手順で作成していきます。

  • Discordをマイアプリ連携
  • テンプレートをコピーする
  • Togglのトリガー設定と各アクション設定
  • トリガーをONにして、フローの動作確認をする
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ステップ1:Discordをマイアプリ連携

はじめに、DiscordをYoomに接続するためのマイアプリ登録を行いましょう。
先ほどと同様に、連携可能なアプリ一覧からDiscordを検索します。
次の画面で、必須項目を入力し、「追加」をクリックしましょう。

※詳しい設定方法は、こちらをご参照ください。

マイアプリにDiscordが表示されていれば、登録完了です。

ステップ2:テンプレートをコピーする

ここから、実際にフローを作っていきましょう!
簡単に設定できるようテンプレートを利用します。
以下のバナーの「試してみる」をクリックして、テンプレートをコピーしてください。

[[220652]]

クリックすると、テンプレートがお使いのYoom画面に自動的にコピーされます。
「OK」をクリックして、設定を進めましょう!

※コピーしたテンプレートは、「マイプロジェクト」内の「フローボット」に、「【コピー】TogglでTaskが作成されたらDiscordに通知する」という名前で格納されています。
「あれ?テンプレートどこいった?」となった際には、マイプロジェクトから確認してみてくださいね!

ステップ3:Togglのトリガー設定

ここで、Togglにタスクが作成されたらフローボットが起動する設定を行います。

1.まずは、アプリトリガー設定です。
先ほどの画面で「OK」をクリックして、表示された画面のアプリトリガー「New Task」をクリックしましょう。

2.連携アカウントとアクションを選択する画面が表示されるので、設定内容を確認しましょう。
連携するアカウント情報には、連携したアカウント情報が反映されています。
トリガーアクションはそのままにして、「次へ」をクリックしてください。

3.「Workspace ID」は、入力欄をクリックして表示される候補から選択してください。
候補は、連携しているアカウントに紐づいているWorkspaceが表示されます。

「Description」は、任意の内容を設定してください。
入力を終えたら、「テスト」を実行し、「次へ」をクリックしてください。

4.続く画面でテストを行う前に、あらかじめYoomと連携するTogglに、Taskを作成しておきましょう!

※テスト用のため、内容は架空の情報(「株式会社test」や「テスト太郎」など)でOKです!

その後、「テスト」をクリックします。

5.「取得した値」にデータが抽出されていることを確認してください。
確認したら「保存する」をクリックしましょう。
取得した値は、後続の設定で活用できます!

※取得した値とは?
トリガーやオペレーション設定時に、「テスト」を実行して取得した値です。
取得した値は、後続のオペレーション設定時の値としてご利用いただくことができ、フローボットを起動する度に、変動した値となります。
詳しくは、こちらをご参照ください。

※以下は、テスト前の状態です。テストが成功すると、Togglから取得した情報が各項目の横に表示されます。

ステップ4:Discordにメッセージを通知する設定

1.アプリと連携する「メッセージを送信」をクリックしましょう。

各項目を確認し、「次へ」をクリックします。

2.API接続設定を行います。
「チャンネルID」は、入力欄下の説明に従って、入力してください。

「メッセージ内容」には、入力欄をクリックして表示される取得した値からTogglの情報を選択できます。

※今回は、以下画像のように設定しました。

設定完了後は「テスト」を行い、実際にDiscordにデータが通知されることを確認してください。

※今回は、Togglのテストを行っていないので、取得した値が空白になっています。
そのため、メッセージで「取得した値を設定した部分」も空欄になっています。

確認後、保存しましょう。

ステップ5:トリガーボタンをONにして、フローの動作確認をする

全ての設定が完了すると、下図のようなポップアップが表示されます。
赤枠部分の「トリガーをON」をクリックすると、設定したフローボットが起動するので動作確認をしましょう!

Toggl APIを活用した自動化の例

今回ご紹介した事例以外にも、Yoomではさまざまなサービスとの連携が可能で、それぞれに対応したテンプレートが用意されています。
普段お使いのサービスと連携できるテンプレートを活用して、Togglを使った業務フローを自動化しましょう!

Togglをトリガーとして活用するテンプレート

Togglをトリガーとして利用することで、タスクが作成されたら他のアプリに転記したり、通知したりする業務を自動化できます。
手作業による業務を削減できるため、効率化を図りたいときにおすすめのテンプレートです。

[[220667,161859,157177,203766,164393]]

Togglをフロー内のアクションとして使うテンプレート

Togglをフロー内で使えば、他のアプリでアクションがあった際にタスクなどの作成を自動化できます。
タスク内容の転記ミスやタスクの作成漏れを防ぎたいときに便利な連携です。

[[244053,162284,204186,245563,261669]]

まとめ

TogglのAPI連携を行うことで、<span class="mark-yellow">タスクの共有連絡や工数データの転記作業が自動化されるため、業務の手間が削減されるうえ、ヒューマンエラーの防止にも繋がります。</span>担当者がこれらの定型業務から解放されることで、分析や改善提案といった、本来注力すべきコア業務に集中できる環境も整うはずです。

今回ご紹介したような業務自動化は、ノーコードツールの「Yoom」を活用すれば、プログラミングの知識がない方でも直感的な操作だけで簡単に構築しやすいです。もしTogglを使った業務の自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらから無料登録して、Yoomが実現する業務効率化を体験してみてください!

Yoomを使えば、今回ご紹介したような連携を
プログラミング知識なしで手軽に構築できます。
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この記事を書いた人
k.noguchi
SE・プログラマー、新卒採用アシスタントやテーマパークアクターなど、多種多様な業務の経験があります。 その中でもSE・プログラマーでは、企業のシステムを構築し業務効率化に取り組んでいました。 Yoomを使い、業務の負担を軽減するための実践的なアプローチ方法を、丁寧にわかりやすく発信していきます。
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