2024/7/12
アプリ同士の連携方法

TrelloとBacklogの連携でチームも個人もタスク管理上手になる!

a.ohta

目次

今回はソフトウェア開発ツールのBacklogとTrelloを連携することで、どのように業務が効率化するのかをまとめてみました!
Trelloは個人でも気軽に使え、なおかつスマホでの操作も可能というのはとても嬉しいですよね!付箋のような感覚でサクサクとタスク管理が可能なので、毎日の業務に取り入れやすくもあります。
Backlogを使用する開発チームが個人でタスク管理しやすくなれば、業務スピードアップも夢ではありませんね…!

TrelloとBacklogを連携するメリットとは

1.個人タスクとチームタスクの結びつけることができる
Trelloは個人でも使いやすい手軽さが魅力的なツールです。
そのため、ソフトウェア開発チームが使用しているBacklogと連携することにより、チームタスクと個人タスクを結びつけて管理することが可能になります。

2.タスクの統合
Backlogではソフトウェア開発チームが、Trelloでは非技術的なチームがタスク管理をするといったニーズによる使い分けをしている場合であっても、タスクの統合が容易になります。

3.プロジェクト進行具合の透明化
異なるチームでBacklogとTrelloを使い分けていた場合でも、アプリを連携すれば、各々のチームのプロジェクト進行具合が一目瞭然です!
これにより指示や依頼を出しやすくなることでしょう。

TrelloとBacklogを連携すると可能になること

1.自動通知
TrelloやBacklogに追加や更新がされる度に、リアルタイム通知が可能になります!
片方のアプリにタスクを登録すればもう片方にも反映されるようになるため、二度手間を防げますよね。
入力ミスによる認識の違いが起きにくいという利点もあります。

2.進行具合の更新
タスクの進行度合いについてリアルタイムで把握ができるようになります!
これによりチームリーダーやプロジェクトリーダーが指示を出しやすくなったり、メンバー同士でタスクの依頼などをしやすくなるでしょう。
コミュニケーションも円滑になることが期待できます。

3.メンバーの招待
Backlogに追加した課題に対してTrello上にメンバーを招待できるようになります!
別チームに依頼したいタスクを追加すれば自動でチーム編成が可能になるため、連絡の手間が省け、効率アップも夢ではありません。
タスク別に細かくチーム分けできるため、ひとつひとつの課題に対し丁寧な対応がとりやすくもなりますよね。

TrelloとBacklogの連携フローの作り方

では、ここからは実際に「Backlogで課題が追加されたらTrelloに連携する」というフローボットを作成します。
国産ノーコードツールのYoomを用いて作成するので、プログラミングの知識がない方でも簡単にフローの自動化が可能です!

Yoomの登録はコチラ。30秒で簡単に登録できます!

Yoomについての公式ドキュメントはコチラ。ぜひご覧ください!

今回はイチからフローボットを作成せず、すでにフローが組んであるテンプレートを使用します。
Yoomにはテンプレートが色々あるので、希望のフローボットがノーコードですぐに作成可能です!

Yoomの登録が終わったら、以下のバナーをクリックして進んでくださいね。

次はYoomと各アプリを連携させましょう。
これを「マイアプリ連携」と言います。マイアプリ連携はとても簡単です!

BacklogとOutlookのマイアプリ設定

テンプレートのバナーをクリックすると、画面の下に「このテンプレートを試してみる」というボタンがあるので押します。
そうすると「マイプロジェクト」というページに飛ぶので、画面左側のメニューから「マイアプリ」を選択!

     ↓

右上の新規作成をクリック!検索窓に「Backlog」と入力するとBacklogのアイコンが出てくるのでクリックしましょう。
ドメインを入力するページが表示されるので入力し、追加を押すと…

上記のような画面に移行するので「許可する」を押します。

Yoomの画面に戻ったらBacklogのマイアプリの登録が完了しました。
続けてTrelloのアプリ連携ですが、解りやすいヘルプページがあるのでぜひご覧ください!

Trelloのマイアプリ登録方法

Yoomではこのようなヘルプページもしっかり用意されているため、安心して利用可能です!
2つのアプリがYoomと連携されたら、次は本題のフローボットの作成にいきましょう。

Backlogトリガー設定

まずはじめに、フローボットを組み立てている最中にテストを行うので、あらかじめプロジェクトを作成して課題を追加しておきましょう!
後ほど必要になるので、期限の設定も忘れずに。

画面左側のマイプロジェクトから「【コピー】Backlogで課題が追加されたらTrelloに連携する」をクリック!右上の編集するを押しましょう。

     ↓

Backlogのアイコンの「新しい課題が追加されたら」を押します。
テンプレートを利用したことにより必要項目はあらかじめ入力されているので、そのまま次へをクリック!

これがテンプレートの魅力です。

     ↓

ドメインとプロジェクトIDを入力しましょう。
ドメインを入力すればプロジェクトIDが選択できるようになるので、まずはドメイン入力をします。
画像の赤枠の部分がドメインなのでコピペでOKです!

プロジェクトIDはボックス内をクリックすると一覧表示されるので選択すればいいだけです。
マイアプリ連携をしているため、こんなに楽に設定できるようになっています。すごいですよね!

入力したら、すぐ下のテストのボタンを押してみましょう。青い「成功」が表示されたら保存を押してくださいね。

課題の期限を変換する

次の設定はあっという間に終わります!

矢印アイコンの「課題の期限を『YYYY-MM-DD』形式に変換」を押しましょう。
何も入力する必要はないので、そのまま画面下の方にあるテストをクリック!

この設定は、Backlogの日付をTrelloで表示される「YYYY-MM-DD」形式に変換する作業です。
BacklogとTrelloでは日付の表示形式が異なるため必要な設定となりますが、この変換作業を覚えておくとどんなアプリ同士でも連携がしやすくなるので、ぜひ覚えておきたいテクニックと言えます…!

テスト画面にBacklogで追加した課題の期限が変換され、Trello仕様になっていることが確認できたら、保存を押して次へ行きましょう!

Trelloの設定

最後にTrelloの設定をしましょう!
Trelloアイコンの「新しいカードを作成」をクリックし、先ほどに同じく次へ進みます。

キーとトークン、ボードIDは画像赤枠の部分のとおりなのでコピペでOK!

リストIDは一覧表示されるのでクリックするのみ。
その他、Trelloに追加したい内容がある場合は任意で設定していきましょう。とは言え、今回はテンプレートを利用したことにより入力されているので、このまま設定を終了しても問題なく連携できます。

一通り入力を終えたら画面下のテストを押しましょう。テスト成功が表示されたら保存でOKです。
そしてこれにてフローボットの作成は終了です。
サクサク進みましたね。テンプレートはなんて便利なんでしょうか…!!

TrelloとBacklogの連携フロー応用編

今回はBacklog→Trelloという連携をしましたが、Trello→Backlogという連携も、もちろん可能です!

一方通行だけではなく2つのアプリ同士をしっかり連携して同期可能なので、タスク管理が本当に楽になるのでは…?なんだか心が躍りますね!

さらにTrelloのカードが作成されたことをSlackでチームに通知するのはどうでしょう?

Backlogに課題が追加された時にももちろん通知可能ですよ!

探してみると、自動化できるこまかいフローや、明らかに時間短縮につながりそうなフローはたくさんあるはずです。
日々向き合うタスクの中に自動化できそうなフローがないか思い浮かべながら、ぜひテンプレートギャラリーをご覧くださいませ!

テンプレートギャラリーはこちら

まとめ

ソフトウェア開発において課題を整理するのは大切です。だからこそTrelloと連携し細かいタスク管理が可能になれば、プロジェクトの舵も切りやすくなることでしょう。
プロジェクト全体のタスク管理はもちろん、各チーム、さらには個人でのタスク管理も容易になります。

また、仕事をテンポよくこなしていくためには、タスク管理や、業務フローの見直しは必須と言えますよね。
BacklogやTrelloを導入しタスクを可視化できたら、次はYoomでフローボットを作成し、フローを自動化して効率アップを目指しましょう!

この記事を書いた人
a.ohta
雑貨店の店長を経験後はSEOライターとして在宅勤務を開始。後にマーケティングのスタートアップ企業と5年間ほど業務委託契約。 東大生に囲まれながらパソコンを抱え、様々なビジネス用語やSaaSツールの使い方を勉強する日々でした。 雑貨店の店長をしていた頃は、売上と在庫管理、人材管理、発注などの事務作業に幾度となく時間を奪われ、接客ができず売り時を逃がすこともしばしば。業務委託の際にも入力などの細かい作業が多く、「こんな単調な作業、自動化できないの?」と思っていたので、Yoomのビジョンには大いに共感しています!
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