複数のツールを活用することが当たり前になってきていますが、ビジネスツールの従来の連携方法には、いくつかのデメリットがあります。
たとえば、連携方法一つにしてもAPIやGAS、RPAなどの選択が難しいことがありますよね。
また、どんな連携をするにしても、専門的な知識が求められたり、エンジニア経験がないと再現が難しいことも多いです。
これでは時間がかかり、効率が悪くなってしまいますし、専門のエンジニアを雇うとなるとコストが高くつくことも考えられます。
さらに、連携元アプリのAPIの仕様変更やアップデートに伴い、継続的なメンテナンスが必要になり、問題が発生したときに適切なサポートを受けるのも難しいことがありますね。
そんなお悩みを抱えている方にこそ、Yoomをおすすめしたいです。
プロジェクト管理ツールとして人気のTrelloとビジネスチャットツールのChatworkを連携させることで、タスク管理とコミュニケーションを一元化し、効率的な業務運営ができますよ。
日々の業務でタスク管理やコミュニケーションにお困りの皆さん、自動化を取り入れてみませんか?
本記事では、Trelloに新規カードが作成された際にChatworkで自動的に通知を送る方法をご紹介します。
こんな方におすすめ
- TrelloとChatworkを活用している方
- TrelloとChatworkを連携して、業務効率化を考えている方
- TrelloとChatworkを連携して、タスク管理作業の負担を軽減したいと考えている方
- TrelloとChatworkを連携して、チーム内のコミュニケーション強化を目指す方
今すぐに試したい方へ
本記事ではノーコードツール「Yoom」を使用した連携方法をご紹介します。
難しい設定や操作は必要なく、非エンジニアの方でも簡単に実現できます。
下記のテンプレートから今すぐに始めることもできますので、ぜひお試しください!
Trelloに新規カードが作成されたら、Chatworkでメッセージを送る
試してみる
Trelloに新規カードが作成されたら、Chatworkと連携してカードの内容を引用してメッセージを送るフローです。
[Yoomとは]
TrelloとChatworkの連携フローの作り方
ここからは、「Trelloに新規カードが作成されたら、Chatworkでメッセージを送る」フローをご紹介します。
始める前に
まず、Yoomアカウントをお持ちでない方は、Yoomのアカウント発行ページからアカウントを発行してください。
Yoomを初めて利用される方は初めてのYoomをチェックしてみてください。
ステップ1: マイアプリ連携
お使いのTrelloとChatworkをマイアプリ登録しましょう!
(1)連携方法はYoomにログインし、画面左側にあるマイアプリをクリックしてください。
(2)画面右側に+新規接続ボタンが表示されるので、クリックします。

Trelloのマイアプリ登録方法
(1)アプリの一覧からTrelloを選択
(2)Trelloのマイアプリ登録方法を参考に、マイアプリ登録をしましょう。
Chatworkのマイアプリ登録方法
(1)アプリの一覧からChatworkを選択
(2)ログイン画面にメールアドレスを入力し、続けるをクリックします。
(3)パスワードを入力し、ログインをクリック
(4)リクエスト画面で許可をクリックしましょう。

(5)マイアプリ登録が完了
Yoomへのマイアプリ登録完了後
(1)下のバナー先に飛び、「このテンプレートを試してみる」をクリックしましょう!
Trelloに新規カードが作成されたら、Chatworkでメッセージを送る
試してみる
Trelloに新規カードが作成されたら、Chatworkと連携してカードの内容を引用してメッセージを送るフローです。
(2)ワークスペース一覧からプロジェクトを任意で選択
※コピーしたテンプレートは(2)で選択したプロジェクト内の「マイプロジェクト」に格納されます。
(3)フローの一覧画面の右上にある「編集する」をクリック
ステップ2: トリガーを設定
(1)フローの一覧画面から「アプリトリガー」をクリックします。

(2)アプリトリガーのタイトルを設定
※元々設定されているタイトルをそのまま使用してもOK
(3)Trelloと連携するアカウント情報が正しいかを確認
※アカウント情報が表示されない場合は、+連携アカウントを追加をクリックして登録してください。
(4)トリガーアクションは「カードが新たに作成されたら(Webhook)」を選択

(5)次へをクリックします。
■アプリトリガーのAPI接続設定(1回目)
※以下の手順で実行してください
- 必要事項を入力してテストをクリックしてください。
- テストに成功したら、次へをクリックしましょう。
(6)各項目を設定
- APIキー:https://trello.com/1/appKey/generate から取得したAPIキーを入力
- APIトークン:https://trello.com/1/appKey/generate から手動でトークンを生成し、入力

- ユーザー名:Trelloのプロフィールに表示される『user』から始まる12桁の英数字を設定
➀Trelloで、プロフィールと公開範囲をクリック

➁『user』から始まる12桁の英数字をコピー後、Yoomの設定画面に戻り、ユーザー名に貼り付ける


(7)テストでエラーが出なければ、次へをクリック
■アプリトリガーのAPI接続設定(2回目)
※以下の手順で実行して下さい
- Webhookイベントを送信、またはトリガーとなるイベントを実行し、テストをクリックしてください。
- テストに成功し、取得した値が正しければ、保存してください。
(8)テストでエラーが出なければ、保存をクリックします。
ステップ3: Chatworkと連携する
(1)「アプリと連携する」をクリック
(2)タイトルを設定
※元々設定されているタイトルをそのまま使用してもOK
(3)Chatworkと連携するアカウント情報が正しいかを確認
※アカウント情報が表示されない場合は、+連携アカウントを追加をクリックして登録してください。
(4)アクションは「メッセージを送る」を選択

(5)次へをクリック
■API接続設定
(6)ルームIDは、候補から任意で選択
(7)メッセージ内容を設定
ポイントは、一つ前のオペレーションで設定したTrelloの情報をアウトプットで利用できることです。
テキストとアウトプットをうまく組み合わせて構成しましょう!

(8)テストでエラーが出なければ、保存するをクリック
これで、Chatworkの特定のルームに対してメッセージが送信されます。
(9)フローの一覧画面に戻り、アプリトリガーをONに変更すればフローの設定は完了です!
Trelloに新規カードが作成されたら、Chatworkでメッセージを送る
試してみる
Trelloに新規カードが作成されたら、Chatworkと連携してカードの内容を引用してメッセージを送るフローです。
TrelloやChatworkを使ったその他の自動化例
今回ご紹介したフロー以外にもTrelloやChatworkのAPIを利用すれば、さまざまな業務の自動化を実現することができます。
いずれも簡単な設定で利用が可能になりますので、もし気になるものがあれば、ぜひお試しください!
TrelloとChatworkのその他の自動化例
Chatworkで特定条件のメッセージを受信したらTrelloにカードを作成したり、カードが更新されたらChatworkに通知することが可能です。
また、投稿メッセージから任意の情報をAIで抽出して、Trelloにカードを登録することもできます。
Chatworkでメッセージが投稿されたらTrelloにカードを登録する
試してみる
Chatworkでメッセージが投稿されたらTrelloにカードを登録するフローです。
Chatworkで特定条件のメッセージを受信したらTrelloにカードを作成する
試してみる
■概要
「Chatworkで特定条件のメッセージを受信したらTrelloにカードを作成する」フローは、チャットでの重要な情報を効率的にタスク管理に繋げる業務ワークフローです。
日常的に利用するChatworkで特定のキーワードが含まれたメッセージを検知し、自動的にTrelloにカードを作成します。
これにより、重要な情報を見逃すことなく、タスク管理ツールと連携させて業務の可視化や進捗管理がスムーズになります。
■このテンプレートをおすすめする方
・Chatworkを日常的に使用しており、重要なメッセージを効率的に管理したい方
・Trelloでのタスク管理を強化し、チャットからの情報を自動で反映させたいチームリーダー
・手動での情報転記作業に時間を取られている業務担当者
・チャットとタスク管理ツールの連携を通じて業務プロセスを最適化したい企業の経営者
■注意事項
・Chatwork、TrelloのそれぞれとYoomを連携してください。
・トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
・プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
Trelloのカードが更新されたらChatworkに通知する
試してみる
■概要
「Trelloのカードが更新されたらChatworkに通知する」フローは、プロジェクト管理とコミュニケーションをスムーズに行うための業務ワークフローです。
Trelloでのタスク管理や進捗状況の更新はチームの透明性を高めますが、その情報をリアルタイムで共有するのは手間がかかります。
このフローを導入することで、Trelloでのカード更新時に自動的にChatworkへ通知が送信され、チーム全体の情報共有が効率化されます。
■このテンプレートをおすすめする方
・Trelloを活用してプロジェクト管理を行っているが、情報共有に課題を感じているチームリーダーの方
・Chatworkを主要なコミュニケーションツールとして使用しており、Trelloとの連携を図りたい方
・プロジェクトの進捗状況をリアルタイムでチームメンバーに伝えたいと考えている管理者の方
■注意事項
・Trello、ChatworkのそれぞれとYoomを連携してください。
Chatworkを活用した自動化例
承認・完了したら、Chatworkに通知する
申請の承認や書類の締結、タスクの完了を指定のChatworkのルームに通知するフローボットです。
クラウドサインで書類の締結が完了したら、Chatworkに通知
試してみる
クラウドサインで書類の締結が完了したら、指定のChatworkチャンネルに通知します。
ジョブカン経費精算・ワークフローで申請が承認されたらChatworkに通知
試してみる
ジョブカン経費精算・ワークフローで申請が承認されたら、Chatworkの指定のルームに通知します。
Asanaでタスクが完了したらChatworkに通知
試してみる
Asanaの特定のプロジェクトでタスクが完了したら、Chatworkに通知を送信します。
Chatworkでメッセージが送信されたら、投稿内容を追加する
Chatworkで送信されたメッセージを他のツールに追加するため、メッセージ情報を転記する手間を省けるはずです。
Chatworkでメッセージが送信されたら、投稿内容をGoogleドキュメントに追加する
試してみる
Chatworkでメッセージが送信されたら、投稿内容をGoogleドキュメントに追加するフローです。
■注意事項
・Chatwork、GoogleドキュメントのそれぞれとYoomを連携してください。
・AIオペレーションはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただける機能となっております。フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
・チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリやAI機能(オペレーション)を使用することができます。
Chatworkでメッセージが送信されたら、投稿内容をAirtableに追加する
試してみる
Chatworkでメッセージが送信されたら、投稿内容をAirtableに追加するフローです。
■注意事項
・Chatwork、AirtableのそれぞれとYoomを連携してください。
Chatworkで特定のルームに投稿した内容をNotionのデータベースに追加する
試してみる
■概要
Chatworkでのやり取りをNotionに手作業で転記する際、手間がかかったり、転記漏れが発生したりしていませんか?
特に、タスク依頼や議事録などの重要な情報を扱う場合、こうした手作業は大きな負担となりがちです。
このワークフローを活用すれば、Chatworkの特定のルームにメッセージが投稿されると、その内容をAIが自動で解析し、Notionのデータベースへ追加するため、これらの課題を解消し、情報連携を円滑にします。
■このテンプレートをおすすめする方
・ChatworkのメッセージをNotionへ手作業で転記しており、手間を感じている方
・ChatworkとNotionを連携させ、プロジェクトのタスクや情報管理を効率化したい方
・手作業による転記漏れや入力ミスを防ぎ、情報の正確性を高めたいと考えている方
■注意事項
・Chatwork、NotionのそれぞれとYoomを連携してください。
・トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
・プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
Chatworkでメンションされたら、特定の操作を行う
メンションされた内容を基に特定の操作を行うため、入力の手間を削減できる可能性があります。
Chatworkでメンションされたら、Notionのページにテキストを追加する
試してみる
Chatworkでメンションされたら、Notionに連携してページにテキストを追加しタスクを作成するフローです。
Chatworkでメンションされたら、Brushupの特定のアイテム情報を取得する
試してみる
Chatworkでメンションされたら、Brushupに連携して特定のアイテム情報を取得するフローです。
Trelloを活用した自動化例
Trelloで新規カードが作成されたら通知する
通知によって、新しいカードが作成されたら直ぐに把握することができ、迅速な対応によりプロジェクト全体の進捗をスムーズに進められるはずです。
Trelloでカードが作成されたら、Slackに通知する
試してみる
■概要
・Trelloの指定ボード内で新たにカードが作成されたら、その内容をSlackに通知します。
■注意事項
・Trello、SlackのそれぞれとYoomを連携してください。
Trelloで新規カードが作成されたら、Microsoft Teamsに通知する
試してみる
Trelloで新規カードが作成されたら、Microsoft Teamsに通知するフローです。
Trelloで新規カードが作成されたら、Google Chatに通知する
試してみる
Trelloで新規カードが作成されたら、Google Chatのスペースに通知するフローです。
Trelloでカードが登録されたら追加する
自動でTrelloの情報を追加する事ができるため、手入力の時間を省き、他の業務に時間を充てられるようになるでしょう。
Trelloでカードが登録されたらSalesforceに追加する
試してみる
Trelloでカードが登録されたらSalesforceに追加するフローです。
Trelloにカードが作成されたら、kintoneのデータベースにレコードを追加する
試してみる
Trelloに新しくカードが作成されたら、自動的にkintoneのデータベースにレコードを追加するフローです。
Trelloでカードが登録されたらMicrosoft Excelにレコードを追加する
試してみる
Trelloでカードが登録されたらMicrosoft Excelにレコードを追加するフローです。
TrelloとChatworkを連携するメリット
メリット1: 重要な通知を一元管理
Trelloの画面を開かなくても、Chatworkだけで両サービスの通知を確認できます。
新しいタスクがTrelloに追加されたり、コメントが付いた場合、Chatworkに通知が送られるため、重要な更新を見逃しません。
これにより、タスク管理とコミュニケーションが一元化され、効率的に業務を進めることができます。
例えば、新しいバグ報告がTrelloに追加された際、関連するエンジニアが即座に対応を開始できるので、バグ修正が迅速に進みますよ。
また、カスタマーサポート担当者の場合は、Trelloの新しいタスク情報がChatworkで即座に共有されることで、対応漏れを防げますね。
メリット2: 手軽なコミュニケーション
Chatworkを使えば、メールのような堅苦しいビジネス作法を気にせずに、チームメンバーと気軽にコミュニケーションを取ることができます。
例えば、営業アシスタントが新しいタスクをTrelloに追加した際、関連するチームメンバー全員にChatworkで通知が届くので、すぐに対応が可能です。
これにより、コミュニケーションの手間が省けて、チームの連携がスムーズになりますね。
また、プロジェクトマネージャーが新しいタスクをTrelloに追加するとき、その通知がChatworkでチーム全体に共有されるため、全員が一斉に対応することができます。
まとめ:TrelloとChatworkでスムーズなプロジェクト管理を実現しましょう
TrelloとChatworkを連携すると、タスク管理やチーム内のコミュニケーションが格段にスムーズになりますよ!
手動での通知作業が不要になることで、業務の負担が軽減され、重要な情報を見逃す心配もなくなります。
Yoomを利用すれば、簡単にこの連携を設定できるので、特別な知識や技術がなくても安心して使えるのが嬉しいポイントです。
自動化を取り入れて、あなたの業務をさらに快適にしていきましょう!