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日頃からTrelloでタスクを利用している方は、タスクの見逃しやタイムラグという事態に陥ったことはありませんか?
TrelloとGoogle Chatを連携して自動化したら、そういった事態を防ぐことが可能です。
本記事では「Trelloで新規カードが作成されたら、Google Chatに通知する」という自動化の設定を解説します。
この自動化の活用により、チーム全体へのタスク共有がスムーズに行えます。
連携するメリットや自動化の設定を誰でも分かるように紹介しているので、最後まで見ていただけるとうれしいです。
TrelloとGoogle Chatを活用し、様々なケースで自動化を実現できます!気になる自動化テンプレートがあれば、ぜひ試してみてくださいね!
本記事ではノーコードツール「Yoom」を使用した連携方法をご紹介します。
難しい設定や操作は必要なく、非エンジニアの方でも簡単に実現できます。
下記のテンプレートから今すぐに始めることもできますので、ぜひお試しください!
[Yoomとは]
それでは「Trelloで新規カードが作成されたら、Google Chatに通知する」テンプレートの設定をご紹介します。
フローボットの作成は以下の2ステップで完了するので、10~15分で設定できちゃいます。
Yoomを利用していない方はこちらから無料登録をしてください。
すでにYoomを利用している方はログインしておきましょう。
最初にYoomと各アプリを接続します。これをマイアプリ連携といいます。
まずはTrelloをマイアプリに接続していきます。
Yoomアカウントにログイン後、左欄の「マイアプリ」をクリックして「新規接続」からTrelloを検索してください。
「アカウント名」と「アクセストークン」、「APIキー」を入力後に「追加」をクリックします。
Trelloのマイアプリ登録方法については、こちらのページも確認してください。
続いて、Google Chatのマイアプリ連携に移ります。
以下の画面が表示されるので、先ほどと同じようにGoogle Chat(OAuth)を探すか、検索しましょう。
こちらの記事を参考に、「Client ID」と「Client Secret」の情報を取得しましょう。
取得後、「Client ID」と「Client Secret」の情報を入力し、[追加]をクリックします。
GitHubとGoogle Chatがマイアプリに表示されていれば、マイアプリ登録完了です。
※Google Chatとの連携は、Google Workspace環境のみでご利用いただけます。詳しい方法や設定については、こちらの説明をチェックしてくださいね。
自動化の設定をするため、以下のバナーにある「試してみる」をクリックしてください。
以下の画面表示を確認し、「OK」をクリックしましょう。
コピーされたテンプレートは、Yoomアカウントの『マイプロジェクト』に格納されています。
まずはトリガーとなる「カードが新たに作成されたら」をクリックします。
以下の画面に移行したら、設定を確認しましょう。確認後、[次へ]を押します。
次の画面で「ユーザー名」と「ボードID」を設定しましょう。
「ボードID」は、ユーザー名を正しく設定することで『候補』に該当するIDが表示されます。
設定時はこの情報も活用してくださいね。
情報を設定後、[テスト]をクリックします。テストに成功すると、指定したボードの情報を取得できますので、確認して[次へ]をクリックしましょう。
以下の画面に移行するので、Webhookイベントを送信、またはトリガーとなるイベントを実行しましょう。
今回は、以下のようなカードを作成してテストを行なってみました。
テストに成功すると、以下のように表示されてカードの詳細情報を取得できます。
取得した値(アウトプット)に問題がなければ、『保存する』を押してください。
取得した値はこの後のステップで引用・活用できます。
つまり、Google chatの通知メッセージ内にここで得た情報をそのまま反映できる、というわけです!
続いてGoogle Chatの設定を行うので、「メッセージを送信」をクリックしてください。
以下の設定を確認しましょう。設定後、[次へ]を押します。
以下の画面が表示されるので、「スペースのリソース名」を設定します。
入力バーをクリックすると、以下の画像のように『候補』に連携したアカウントに基づいた情報が表示されます。
該当するものを選択しましょう。
次に「メッセージ内容」を設定してください。
入力バーをクリックすると、前ステップから取得したアウトプットも引用可能です。このようにアウトプットを引用することで、毎回異なる内容を通知できます。
なお、アウトプットを引用せず固定値を入力してしまうと、毎回同じ内容が通知されるのでご注意ください。
見やすいように固定のテキストや「:」などの記号を使って構成してみてくださいね。
メンション付きでメッセージを送りたい場合、こちらを参考に設定を試してみてください。
設定が完了したら、「テスト」を押します。実際にGoogle Chatに通知が届き、設定した内容に問題がなければ『保存する』をクリックしましょう。
以下の画面が表示されるので、最後に「トリガーをON」をクリックしたら、自動化の設定は完了です。
設定、お疲れ様でした!
今回ご紹介したフロー以外にもTrelloやGoogle ChatのAPIを利用すれば、さまざまな業務の自動化を実現することができます。
いずれも簡単な設定で利用が可能になりますので、もし気になるものがあれば、ぜひお試しください!
カードの登録や移動、アーカイブをトリガーにして情報を収集したり、チームメンバーに詳細を素早く共有できるので、業務全体の効率化が見込めます。
ツールの横断作業が減り、スタッフの負担軽減も見込めるでしょう。
情報の追加を検知して指定スペースに素早く通知を送ることができるため、スムーズな業務遂行を後押しします。
また、AI機能を活用することで、データ処理の精度向上も期待できそうです。
本記事では「Trelloで新規カードが作成されたら、Google Chatに通知する」という自動化の設定を解説しました。
テンプレートの利用によって、設定する項目は少なかったと思います。
Yoomでは今回のようにテンプレートを用いた設定方法もあれば、自身で自由に自動化を作成することもできます。
設定に自信がないという方はYoomのテンプレートをぜひご活用ください。
今回の自動化を導入することで、タスクの見落としやタイムラグを防ぐことができます。
ちょっとした作業の自動化にはなりますが、作業が少し楽になるだけでも業務効率は変わってきますよね。
Yoomを利用したことがない方は、無料体験から自動化に触れてみましょう。