TrelloとGitLabの連携イメージ

【簡単設定】TrelloのデータをGitLabに自動的に連携する方法

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アプリ同士の連携方法

2025-08-21

【簡単設定】TrelloのデータをGitLabに自動的に連携する方法

s.murayama

「Trelloでタスク管理、GitLabでソースコードを管理しているけど、情報を手動で同期させるのが面倒…」
「Trelloのカード更新をGitLabのイシューに反映させる際、コピペミスや更新漏れが起きてしまう…」
このように、プロジェクト管理と開発の現場で使われるツール間での手作業による情報連携に、非効率さやストレスを感じていませんか?

もし、<span class="mark-yellow">Trelloでカードが更新されると、その内容を自動的にGitLabのイシューとして作成・更新する自動化の仕組み</span>があれば、面倒な作業から解放されるはずです。

これにより、開発者はコーディングなどのコア業務に、マネージャーはプロジェクトの推進により多くの時間を割けるようになるはずです!

今回ご紹介する自動化の設定は、専門的な知識がなくてもノーコードで簡単に設定できます。
ぜひこの機会に導入して、チーム全体の業務をもっとスムーズにしましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">TrelloとGitLabを連携するためのテンプレート</span>が用意されているので、今すぐ試したい方は以下よりバナーをクリックしてスタートしましょう!

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TrelloとGitLabを連携してできること

TrelloとGitLabのAPIを連携させることで、これまで手動で行っていた多くの定型業務を自動化できます!

気になる自動化例の「試してみる」をクリックしてアカウント登録するだけで、すぐにTrelloとGitLabの連携を実際に体験できます。
登録はたったの30秒で完了するので、ぜひ気軽にお試しください!

Trelloでカードが更新されたら、GitLabにイシューを作成する

Trelloの特定のボードでカードが更新されると、その情報を基にGitLabに新しいイシューを自動で作成します。

<span class="mark-yellow">Trelloでのタスク変更を即座にGitLabに反映できるため、手作業でのイシュー作成の手間を省き、転記ミスや情報伝達の遅延を防ぐ</span>ことができます。

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Trelloで特定条件に合うカードが更新されたら、GitLabにイシューを作成する

「バグ報告」ラベルが付いたカードが「対応中」リストに移動された場合など、特定の条件を満たしたTrelloカードが更新された際にのみ、GitLabにイシューを自動で作成します。

<span class="mark-yellow">重要な更新だけを的確にGitLabに連携し、不要なイシューの作成を抑えることで、開発者が注力すべきタスクに集中できる</span>環境を整えます。

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TrelloとGitLabの連携フローを作ってみよう

それでは、さっそく実際にTrelloとGitLabを連携したフローを作成してみましょう!

今回はYoomを使用して、ノーコードでTrelloとGitLabの連携を進めていきますので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は、Trelloでカードが更新されたらGitLabにイシューを作成するフローを作成していきます!
作成の流れは大きく分けて以下です。

  • TrelloとGitLabをマイアプリ連携
  • 該当のテンプレートをコピー
  • Trelloのトリガー設定およびGitLabのアクション設定
  • トリガーをONにし、フローが起動するかを確認
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ステップ1:TrelloとGitLabをマイアプリ連携

1.Trelloのマイアプリ連携

まずYoomにログインし画面左側にある「マイアプリ」をクリックします。
「+新規接続」をクリックすると、アプリ一覧が表示されるので、Trelloと検索してください。

Trelloを選択すると、下記の画面が表示されます。
アカウント名は、「プロジェクト名」「管理者」など任意の名前を入力してください。

「アクセストークン」「APIキー」は、Trelloから取得します。
入力後、「追加」をクリックし連携完了です!
詳しい設定方法は、下記をご参照ください。

・Trelloのマイアプリ登録方法

2.GitLabのマイアプリ連携

Trelloと同じ手順で、GitLabを検索します。
GitLabを選択すると下記の画面が表示されます。
連携させたいGitLabの「ユーザー名またはメインのメールアドレス」と「パスワード」を入力し、「サインインする」をクリックしましょう。

認証コードを入力し、「メールアドレスを確認する」をクリックします。

これでGitLabとYoomの連携完了です!

ステップ2:テンプレートをコピー

Yoomにログインし、下記バナーの「試してみる」をクリックしてください。

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コピーすると下記画像のようにテンプレートがお使いのYoom管理画面にコピーされます。
OKをクリックして設定を進めていきましょう!

ステップ3:Trelloのトリガー設定

「カード情報が更新されたら(Webhook)」をクリックします。

クリックすると以下の画面に移ります。
アカウント情報の項目にはステップ1でマイアプリ連携したTrelloのアカウント情報が自動で表示されます。
トリガーアクションは、「カード情報が更新されたら(Webhook)」のままで次に進みましょう!

赤枠内を参考にして、ユーザー名を手入力します。

編集欄をクリックすると、連携したTrelloアカウントのボード候補が表示されます。
ここから、連携したいボードを選択してください。選択すると、ボードIDが自動で反映されます。

ボードを選択した後、連携したボード内のカード情報を更新します。
更新内容は、タイトル・内容・期日・ラベルなどどこでもOKです!

※このフローボットは、指定されたボードでカードが更新された時に起動するので、カード情報の更新が必要です。更新がないと連携がうまくいかないので注意しましょう!

カード情報を更新したら、「テスト」をクリックします。

テストが成功したら、「次へ」をクリックします。

ここでも再度カード情報を更新し、「テスト」をクリックします。

テストが成功すると、連携したカードの詳細情報が表示されます。
「保存する」をクリックして完了です!

【Tips】
アウトプットは各アクションで取得でき、取得したアウトプットはそれ以降のアクションで活用可能です。つまり、各アクションで取得したアウトプットをGitLabに自動登録可能となります!

ステップ4:GitLabのアクション設定

「イシューを検索」をクリックします。

クリックすると以下の画面に移ります。
Trelloと同様に、ステップ1でマイアプリ連携したGitLabのアカウント情報が自動で表示されます。
トリガーアクションは「イシューを検索」のままで次に進みましょう!

編集欄をクリックすると、連携しているGitLabアカウントのプロジェクト候補が表示されます。
ここから、連携したいプロジェクトを選択してください。
選択すると、プロジェクトIDが自動で反映されます。

キーワードはあらかじめテンプレートで設定されています。
デフォルトで入力されている「←トリガーで取得した値を引用してください」を削除し、「テスト」をクリックします。

テストが成功したら、「保存する」をクリックして終了です!

※イシューの重複を避けるために連携したプロジェクト内に、Trelloで更新したカードと一致するイシューがないことを確認しました!

ステップ5:分岐設定

「コマンドオペレーション」をクリックします。

※「分岐する」オペレーションは、ミニプラン以上でご利用いただけます。フリープランでは使えないため、実行しようとするとエラーになってしまうのでご注意ください。
なお、ミニプランをはじめとする有料プランは2週間の無料トライアルが可能です!
トライアル期間中は、普段は制限されている機能やアプリも自由に試せるので、この機会にぜひお試しくださいね!

オペレーションと取得した値は、あらかじめテンプレートで設定されています。下記の条件のまま次に進みましょう!

「分岐」の設定方法

分岐条件もテンプレートであらかじめ設定されているので、下記条件のまま「保存する」をクリックして完了です!

【Tips】
・IDに値が入っている場合
重複を防ぐためにイシューを作成しない動作になります。
・IDに値が入っていない場合
イシューを作成する動作になります。

ステップ6:Trelloのアクション設定

「カードの情報を取得」をクリックします。

こちらもステップ1でマイアプリ連携したTrelloのアカウント情報が自動で表示されます。
トリガーアクションは、「カードの情報を取得」のままで次に進みましょう!

赤枠内を参考にして、ボードIDを手入力します。

カードIDはあらかじめテンプレートで設定されています。
デフォルトで入力されている「←トリガーで取得した値を引用してください」を削除し、「テスト」をクリックします。

テストが成功すると、連携したカードの詳細情報が表示されます。
「保存する」をクリックして完了です!

ステップ7:GitLabのアクション設定

最後に、GitLabにイシューを作成するための設定を行います。
「イシューを作成」をクリックします。

こちらもステップ1でマイアプリ連携したGitLabのアカウント情報が自動で表示されます。
トリガーアクションは、「イシューを作成」のままで次に進みましょう!

編集欄をクリックすると、連携しているGitLabアカウントのプロジェクト候補が表示されます。
ここから、先ほど連携したプロジェクトと同じものを選択してください。
選択すると、プロジェクトIDが自動で反映されます。

課題のタイトルと課題の説明は、あらかじめテンプレートで設定されています。
※デフォルトで入力されている「トリガー、または「カード情報を取得」アクションから引用してください」は削除してくださいね!

課題の説明以降は、GitLabのイシューに追加したい情報をに任意で入力します。
編集欄をクリックし、「カード情報を取得」から対応する情報を引用しましょう!

【Tips】
このようにアウトプットを活用することで最新のTrelloのデータをその都度GitLabへ登録可能となります。なお、テキストを直接入力した部分は固定値とされるため、アウトプットを活用せず設定を行うと毎回同じTrelloのデータが登録されてしまうので注意が必要です。

ラベル情報は、下記のように手入力します。

入力が完了したらテストを実行し、成功したら「保存する」をクリックして完了です!

GitLabにイシューが作成されました!

ステップ8:トリガーをONにして起動準備完了

最後に「トリガーをON」をクリックしたら、自動化の設定は完了です。
実際にフローボットを起動して、Trelloでカードを更新し、GitLabにイシューが作成されるか確認してみてくださいね!

GitLab のデータを Trello に連携したい場合

今回はTrelloからGitLabへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にGitLabでのアクションをきっかけにTrelloの情報を更新したい場合もあるかと思います。
その際は、下記のテンプレートも併せてご利用くださいね!

GitLabのイシューが作成されたらTrelloにカードを作成する

GitLabで新しいイシューが作成されると、その内容を基にTrelloにカードを自動で作成します。

<span class="mark-yellow">開発チームが起票したイシューを、プロジェクト全体のタスクボードにスムーズに反映させることができ、チーム間の情報共有の漏れを防ぎます。</span>

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GitLabで特定条件に合うイシューが作成されたら、Trelloにカードを追加する

特定のラベルが付与されたり、特定のマイルストーンに紐づけられたりしたGitLabのイシューが作成された際にのみ、Trelloにカードを自動で追加します。

例えば、<span class="mark-yellow">「要デザイン確認」といったラベルのイシューだけをデザインチームのTrelloボードに連携させることで、部署間のスムーズなタスク依頼を実現</span>できます。

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GitLabやTrelloのAPIを使ったその他の自動化例

GitLabやTrelloのAPIを活用することで、開発タスクやプロジェクト管理、情報共有を効率化できます。
Yoomには業務を自動化できるテンプレートが揃っているので、日常業務の改善にぜひ活用してください!

GitLabを使った自動化例

GitLabを中心にした自動化を導入すると、開発タスクやIssue管理をチーム内で効率的に共有できます。
たとえば、TrelloやJira SoftwareのタスクをGitLabに自動でIssue化すれば、開発担当者は作業を見落としにくくなるはずです。
また、GitHubやZendesk、Google Chatと連携することで、開発情報の可視化やサポートチケットの自動作成も実現できます!

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Trelloを使った自動化例

Trelloを活用すると、プロジェクト管理やタスク進捗の可視化を他ツールと連携して効率化できます。
たとえば、カードの作成や更新情報をGoogle スプレッドシートやConfluenceに自動追加すれば、チーム全体で情報を一元管理可能です!
また、カードに追加されたファイルをGoogle Driveに保存したり、期限前日にOutlookで通知したりすることで、タスク管理やファイル共有の抜け漏れを防げます。

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まとめ

TrelloとGitLabの連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていたカード情報とイシュー情報の転記作業から解放され、ヒューマンエラーを防ぐことができます。</span>

これにより、開発者やプロジェクトマネージャーは情報の同期作業から解放され、本来注力すべき開発やマネジメント業務に集中できる環境が整います。

今回ご紹介したような業務自動化は、ノーコードツール「Yoom」を使えば、プログラミングの知識がない方でも、画面の指示に従って操作するだけで簡単に構築できます。
もし日々の業務の自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらから無料登録して、Yoomがもたらす業務効率化を体験してみてくださいね!

よくあるご質問

Q:連携される項目は細かく設定できますか?

A:はい、Trelloのカードに設定された情報(内容、ラベル、期日など)をGitLabのイシューに自動で割り当てることができます。
連携の設定画面で、Trelloの項目をGitLabの対応する項目にマッピングすることで、必要な情報を正確に転送できます。

Q:連携が失敗した場合の通知や対処法は?

A:フローボットがエラーになると、Yoomに登録する際に設定したメールアドレスに通知が送られます。
通知内容にはエラーになったオペレーションも記載されているので、エラーの発生個所がすぐにわかります。
通知先は、メールの他にSlackやChatworkも設定可能です。

・Slack・Chatworkへの通知設定‍
・エラー時の対応方法について

Q:Trelloカードのコメントも連携できますか?

A:コメントは直接連携することはできませんが、Trelloカードの内容部分にコメントを加筆することで、その内容をイシュー作成時に反映させることが可能です!

Yoomを使えば、今回ご紹介したような連携を
プログラミング知識なしで手軽に構築できます。
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この記事を書いた人
s.murayama
百貨店でのアパレル販売を経験した後、スタートアップ企業で化粧品や健康食品のマーケティングを5年ほど担当しておりました。息子の出産を機に退職し、この度Yoomのブログ作成メンバーとしてジョイントしました。業務の負担を軽減するための実践的なアプローチ方法を、丁寧に分かりやすく発信していきます!
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