TrelloとLINE WORKSの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2024/08/20

Trelloで新規カードが作成されたら、LINE WORKSに通知する方法

r.suzuki

プロジェクトの成功には各チームの進行状況を把握したり、フォローをいれたり…日々の管理がとても重要ですよね!
近年は、アプリを利用してプロジェクト管理をおこなっている企業も多いのではないでしょうか?
そこで今回はTrelloとLINE WORKSを連携し、プロジェクト管理とコミュニケーションを一体化して、プロジェクト管理業務の大幅な効率向上を目指します。
このブログでは、Trelloカードの新規作成を自動でLINE WORKSに通知する方法を紹介します。
チームメンバーがリアルタイムで情報を共有でき、迅速な対応が可能になりますよ!
ぜひ参考にしてみてください!

こんな方におすすめ

  • TrelloとLINE WORKSを活用している方
  • TrelloとLINE WORKSを連携して、業務効率化を考えている方
  • TrelloとLINE WORKSを連携して、タスク作成・追加作業の手間を削減したい方
  • TrelloとLINE WORKSを連携して、情報の追加漏れや転記ミスを減らしたいと考えている方

今すぐに試したい方へ

本記事ではノーコードツール「Yoom」を使用した連携方法をご紹介します。
難しい設定や操作は必要なく、非エンジニアの方でも簡単に実現できます。
下記のテンプレートから今すぐに始めることもできますので、ぜひお試しください!

[Yoomとは]

TrelloとLINE WORKSの連携フローの作り方

ステップ1:Yoom登録・ログインとアプリ登録

まず、Yoomの公式サイトにアクセスし、アカウントを作成してください。
無料プランからはじめられますよ。
既にアカウントをお持ちの場合は、ログインしてください。
Yoomのアカウント発行ページ
※Yoomの基本的な操作はこちらを参考にしてください。
初めてのYoom

‍Yoomのアカウントにログインができたら、使用するアプリを登録します。
1)「マイアプリ登録」をクリックし、「新規作成」を選択してください。
2)登録したいアプリ(今回はTrelloとLINE WORKS)を選択し、使用するアカウントでログインしてください。


Trelloの登録ができたら、もう一度「新規作成」をクリックして、LINE WORKSを登録をするという流れです。

Trelloの詳しい設定方法はこちらを参考にしてください。
Trelloのマイアプリ登録方法 | Yoomヘルプセンター (intercom.help)

LINE WORKSの詳しい設定方法はこちらを参考にしてください。
LINE WORKS(API2.0)のマイアプリ登録方法 | Yoomヘルプセンター (intercom.help)

3)登録ができるとマイアプリにアイコンが表示されます。
TrelloとLINE WORKSのアイコンが表示されたか確認をしてください。

ステップ2: テンプレートの選択

今回は、【Trelloで新規カードが作成されたら、LINE WORKSに通知する】というフローを作成します。
このフローを使用すると、新しいタスクが発生したことをチームメンバー全員が直ぐに把握できるようになり、迅速な対応と効率的な情報共有が可能になります。
LINE WORKSの通知機能を活用すると、場所や時間を選ばずに情報を受け取ることができるため、チーム全体の連携強化にも繋がります。

ステップ3: TrelloとLINE WORKSの連携設定

1)テンプレートをコピーしてマイプロジェクトからフローボットを開きます。
先ほど紹介したテンプレートのアイコンをクリックしてコピーをします。
テンプレートをコピーすれば、組み立てを一からする必要もないので、簡単にフローが作成できます。

2)右上の「編集する」をクリックします。
タイトルはフローの内容がわかりやすいように記入してあります。
詳細も含め、変更可能です。
使用しやすいように変更してください。

3)「アプリトリガー カードが新たに作成されたら」をクリックします。

4)トリガーアクションは「カードが新たに作成されたら(webhook)」を選択して、「次へ」をクリックします。

5)項目を入力します。
取得したAPIキーおよび手動生成したトークンを入力してください。
ユーザー名はTrelloのプロフィールに表示される『user』から始まる12桁の英数字を設定してください。
ボードIDは表示される候補から選択してください。
入力できたら、「テスト」をクリックします。
テストが成功したら、「保存」します。

6)テストをします。
Webhookイベントを送信、またはトリガーとなるイベントを実行してから「テスト」をクリックし、テストが成功したら「保存」します。

7)フローに戻ったら、「アプリと連携する LINE WORKSに通知する」のアイコンをクリックします。

8)アクションは「トークルームにメッセージを送信」を選択し、「次へ」をクリックします。

9)項目を入力します。
ボットIDはDeveloper Consoleでボットを作成して、取得してください。
トークルームIDはトークルーム画面のメニューにある「チャンネルID」をクリックすると表示されます。
※対象のトークルームにボットが参加している必要があります。
入力ができたら「テスト」をクリックし、テストが成功したら「保存」します。

10)これで【Trelloで新規カードが作成されたら、LINE WORKSに通知する】というフローの完成です。

ステップ4: テストと確認

11)最後にトリガーを「ON」に切り替えて、フローボットを起動させ、一度正しく作動するか確認してください。

TrelloやLINE WORKSを使ったその他の自動化例

今回ご紹介したフロー以外にもTrelloやLINE WORKSのAPIを利用すれば、さまざまな業務の自動化を実現することができます。
いずれも簡単な設定で利用が可能になりますので、もし気になるものがあれば、ぜひお試しください!

TrelloとLINE WORKSのその他の自動化例

メッセージが投稿された際に自動的にTrelloにカードとして登録されるため、手動での入力作業が不要となり、タスクを見逃すリスクが減少します。

Trelloを活用した自動化例

タスクが登録されたらTrelloに追加する

タスクが登録されると自動でTrelloに追加できるため、Trelloへの手動入力の作業を効率化することができます。

Trelloにカードが作成されたら、情報を追加する

業務の効率化とデータの整合性向上が実現でき、リソースの最適化と迅速な対応ができるようになるでしょう。

Trelloで新規カードが作成されたら通知する

新しいカードが作成されたら直ぐに把握することができ、迅速な対応により後続作業をスムーズに進めることができます。

LINE WORKSを活用した自動化例

課題が登録されたらLINE WORKSに通知する

課題の内容が自動的にLINE WORKSに通知されるので情報の抜け漏れ防止につながるでしょう。

LINE WORKSでメッセージが投稿されたら情報を登録する

LINE WORKSの情報をもとに情報が自動追加されるため、手動作業を省ける可能性があります。

TrelloとLINE WORKSを連携するメリット

メリット1: リアルタイムでの情報共有

Trelloで新しいカードが作成されると、LINE WORKSに自動で通知を送ることが可能になるため、チームメンバー全員がリアルタイムで情報共有できるようになります。
リアルタイムでの情報共有によって、プロジェクトの進行状況の把握が簡単となり、迅速な対応へとつながるでしょう。
特に、リモートワークや多拠点での業務を行っているチームにとっては、情報の遅延がなくなり、業務の効率化が期待できます!

メリット2: タスク管理の効率化

TrelloとLINE WORKSを連携すると、タスクの進捗状況の一元管理が可能になります。
例えば、Trelloでタスクが完了した際にLINE WORKSに通知が送られる設定を行うと、タスクの進捗状況の把握が簡単にできるようになるはずです。
Trelloにアクセスせずにタスクの進捗を効率的に管理でき、そのままLINE WORKSでコミュニケーションを図れるので、プロジェクトマネージャーなどのタスク管理業務の大幅な効率化が見込めます。

まとめ

TrelloとLINE WORKSを連携すると、プロジェクト管理とコミュニケーションが一体化し、業務効率の大幅な向上が見込めそうです。
場所や時間を選ばずに情報を受け取れるので、特に複数のプロジェクトが同時進行している場合や、チームメンバーが離れた場所で作業している場合にはチーム全体の連携強化につながるかもしれません。

Yoomを使えば、プログラミングの知識がなくても簡単にアプリの連携設定が可能です。
初心者でも、テンプレートをコピーしてフローを作成できるので、気軽にアプリの連携に挑戦できます!
ぜひ、この機会にTrelloとLINE WORKSの連携を試してみてください。

この記事を書いた人
r.suzuki
人材が限られる地方の中小企業で業務の効率化を日々模索していたところ、Yoomと出会いました。 こうだったらいいなとなにげなく考えていたことがYoomを導入することで、こんなにも効率化できるんだ!と感動。 システムやプログラミングの知識や経験がない私でも、業務が大きくかわったので、同じように感じているたくさんの方々へ共有できたらと執筆しています。
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