Trelloはチームメンバー間で、タスク管理する上で誰がどんな仕事をしているか把握でき、大変便利なツールです。人数無制限かつ無料で活用できるため、導入されている企業も多いのではないでしょうか?
Trelloはタスク管理において大変便利なツールですが、一方で、新しいカードが作成されたことに気づかずにメンバー間のタスクの重複や漏れが発生してしまったり、社員ごとにカードを作成しているためチームでの業務の優先順位付けが難しいケースがあります。
本記事では、そんなお悩みに対し、TrelloとMicrosoft Teamsをアプリ連携させることで、Trelloで新規カードが作成されたら、その情報を引用しMicrosoft Teamsに自動で通知する方法をご紹介します!
Trelloの更新情報をチームメンバーに迅速に共有したい方やチームリーダ等のチームの進捗管理に役立てたい方必見です。
TrelloとMicrosoft Teamsを連携するメリット
まず最初に、TrelloとMicrosoft Teamsを連携することによるメリットを2つご紹介します!
メリット1: プロジェクト管理を効率化できる
在宅勤務や多拠点での業務を行う企業にとって、最新の情報をリアルタイムで確認できることは大変重要です。
TrelloとMicrosoft Teamsを連携すると、Trelloで新規カードが作成されると、Microsoft Teamsに自動通知できるようになります。
これにより、関係メンバー全員が最新のタスク情報を把握できるため、プロジェクトの進行状況をリアルタイムで共有できるようになり、メンバー間のタスクの重複や漏れが無くなりプロジェクト管理の効率化を目指せます!
メリット2: タスクの優先順位付けが可能になる
チームで業務を効率よく進めていくためには、タスクの優先順位付けが大切です。
ですが、タスクの確認に遅れや漏れがあると正しく優先順位付けできません。
TrelloとMicrosoft Teamsを連携し、Trelloのタスク情報をMicrosoft Teamsに自動通知できるようにすることで、チームメンバーは新規タスクをすぐに確認でき、その都度、タスクの重要度や緊急度把握できるため、タスクの優先順位付けを効率よく行えます。
特に、チームリーダーにとって、タスクの重要度を即座に把握することで、リソースを必要に応じて適切に配分できるようになるため、優先順位付けはとても大切です。
知識不要!YoomでTrelloとMicrosoft Teamsをアプリ連携
TrelloとMicrosoft Teamsを連携すると、プロジェクト管理を効率化し、タスクを正しく優先順位付けできるメリットがあることが分かりました。
アプリを連携させるメリットはたくさんあることが分かりましたが「一体アプリ連携ってどうすればできるの?」と疑問をお持ちではないでしょうか?
従来のアプリ連携方法はプログラミングの知識が必要だったり、高度な技術が必要なためお金や時間がかかるものでした。
ですが、今回ご紹介するYoomというサービスを使えば、誰でも簡単にノーコードでアプリ同士の連携が可能になります!Yoomは多様な業務自動化のテンプレートを提供しており、テンプレートを活用すればクリックするだけで簡単にフローボットを作成することができます。そのため、知識や時間が無い方でも手軽に業務フローの自動化ができるようになりますよ!
「Trelloで新規カードが作成されたら、Microsoft Teamsに通知する」フローボットを作ってみよう!
ここからは、実際にYoomを活用して「Trelloで新規カードが作成されたら、Microsoft Teamsに通知する」フローボットの作成方法をご説明していきます。
Yoomのテンプレートを使用し、とっても簡単に作成できます!さっそく下記手順通りに作成してみましょう!
〈注意事項〉
・Microsoft365(旧Office365)には、家庭向けプランと一般法人向けプラン(Microsoft365 Business)があり、一般法人向けプランに加入していない場合には認証に失敗する可能性があります。そのため、始める前にプランをご確認ください。
ステップ1:テンプレートをコピーする
Yoomのテンプレートを使用するために、まずはこちらからアカウントの発行を行ってください。無料で始められますよ!
※Yoomを初めて利用される方は是非こちらのガイドをチェックしてみてください。
アカウント登録できたら、下記「試してみる」より、一緒にフローボットを作成していきましょう!
ステップ2:マイアプリ連携
まずは、YoomにTrelloとMicrosoft Teamsを連携しましょう。
プロジェクト一覧の中にある「マイアプリ」をクリックし、「+新規接続」をクリックしてください。
①TrelloとYoomの連携
マイアプリの新規接続一覧からTrelloを選択します。
アカウント名・アクセストークン・APIキーをTrelloのマイアプリ連携方法をご参照いただき入力してください。
②Microsoft TeamsとYoomの連携
今度は、マイアプリの新規接続一覧からMicrosoft Teamsを選択します。
こちらは自動で連携されるため、選択後マイアプリ一覧の中にMicrosoft Teamsがあるか確認してください。
これでTrelloとMicrosoft Teamsのマイアプリ連携完了です!
ステップ3:アプリトリガーの設定
プロジェクト一覧の「マイプロジェクト」をクリックし、「Trelloで新規カードが作成されたら、Microsoft Teamsに通知する」フローボットをクリックしてください。
右上の「編集する」をクリックすると、テンプレートをご自身で編集できるようになります。
それでは、アプリトリガーを設定していきましょう!
まずは、一番上の「カードが新たに作成されたら」をクリックしてください。
こちらのページは、変更する必要がないため、そのまま次のページに進みます。
次に、アプリトリガーのAPI接続設定を行います。
APIキー:https://trello.com/1/appKey/generate から取得したAPIキーを入力してください。
APIトークン:https://trello.com/1/appKey/generate から手動でトークンを生成し、入力してください。
ユーザー名:Trelloのプロフィールに表示される『user』から始まる12桁の英数字を設定してください。
ボードID:表示される候補から選択してください。
上記全ての設定が完了したら、テストを行ってください。
テストが成功したら、保存をしてアプリトリガーの設定完了です!
ステップ4:Microsoft Teamsに通知する
次に「Microsoft Teamsに通知する」をクリックします。
先ほど同様、こちらのページは変更不要のため、そのまま次のページに進んでください。
次に、API接続設定を行います。
チームID:候補から任意で選択してください。
チャネルID:候補から任意で選択してください。
メッセージ:任意で設定してください。
※補足)上記画像のように、設定することでTrelloに新しいカードが追加されたら「カードが追加されたリスト名」と「追加されたカード名」を自動でMicrosoft Teamsにメッセージを送ることができます。
※補足)アウトプットの「カードが新たに作成されたら」の中にある情報を引用すると上記画像のように{{〇〇〇}}という形式で記載されます。括弧内の情報は自動で引用されメッセージが送られます。例:{{カードが追加されたリスト名}}→新規企業 {{追加されたカード名}}→Yoom株式会社
上記全ての設定が完了したら、テストを行ってください。
テストが成功したら、保存をして設定完了です!
最後に下記画像のトリガーボタンをOFF→ONにしてください。
これで「Trelloで新規カードが作成されたら、Microsoft Teamsに通知する」フローボットの完成です!
実際にTrelloに新規カードを作成してご使用くださいね。