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Webサイトの情報収集で頭を悩ませたことはありませんか?
市場動向のチェックや競合分析などを目的に、毎日Webサイトの情報を収集している方は多いと思います。
しかし、この作業を毎回手動で検索して行うのはとても大変ですよね。
そんな時に本記事の連携が役に立つかもしれません!
この記事では、毎日Webサイトの情報を取得してGoogle Chatに自動通知を送る方法について解説していきます。
ノーコードツールを使って設定するので、スクレイピング不要で簡単に設定可能です。
気になる方はぜひ本記事を参考にしてみてください!
Google ChatとブラウザRPAを活用し、様々なケースで自動化を実現できます!気になる自動化テンプレートがあれば、ぜひ試してみてくださいね!
本記事ではノーコードツール「Yoom」を使用した連携方法をご紹介します。
難しい設定や操作は必要なく、非エンジニアの方でも簡単に実現できます。
下記のテンプレートから今すぐに始めることもできるので、ぜひお試しください!
[Yoomとは]
今回紹介するのは、【毎日Webサイトの情報を取得してGoogle Chatに通知する】というフローです。
<span class=”mark-yellow”>今回は一例として、「毎日9時にYoomのブログ一覧のページから最新記事のリンクを取得し、GoogleChatに通知を送りたい場合」を想定して説明します。</span>
設定の手順は以下の通りです。
事前準備としてGoogle ChatをYoomのマイアプリに登録します。これをマイアプリ連携といいます。
また、YoomのGoogle Chrome拡張機能を追加する必要があります。
※既にどちらも完了している場合は「ステップ3:スケジュールトリガーの設定」へお進みください。
(マイアプリ連携)
1.Yoomにログイン後、「マイアプリ」→「+新規接続」の順にクリックします。
2.検索窓からGoogle Chatを検索します。
※下記のように検索結果に2種類表示されますが、「Google Chat(OAuth)」の方を選択しましょう。
3.Googleにログインした上で、必要な情報を入力していきましょう。
4.「Client ID」と「Client Secret」を取得したうえで、各項目に値を入力しましょう。取得方法の詳細はGoogle Chat(OAuth)のマイアプリ登録方法をご覧ください。
マイアプリ一覧にGoogle Chat(OAuth)が表示されていれば完了です!
(拡張機能を追加)
1.ブラウザ操作オペレーション 設定ツールのページから追加してください。
2.追加後は、拡張機能を管理 > 「Yoom ブラウザ操作オペレーション 設定ツール」の詳細の順に開き、シークレットモードでの実行を許可しておきましょう。
これで事前準備は完了です。具体的な設定手順に進みましょう!
Yoomでは、上記ステップをテンプレートとして提供しています。
ゼロから作成するよりも簡単にフローボットを作成できるので、まずは下のバナーにある「試してみる」ボタンをクリックして、テンプレートをコピーしましょう!
※注意事項
テンプレートがコピーされると、以下のように表示されます。
コピーが完了すると、サイドバーにある「マイプロジェクト」から操作できます。
まずは、スケジュールトリガー「毎日9:00になったら起動」をクリックしましょう。
スケジュール設定については、スケジュールトリガーの設定方法を参考にしてください。
このページでは実行時間の指定を行います。
デフォルトでは、毎日午前9時に実行されるように設定されています。
もし、他の時間に設定したい場合などはCron設定の設定方法を参考にしてみてください。
(記述例)
設定が完了したら、「保存する」でトリガーの設定は終了です。
次に、「RPAを使用してWebサイトの情報を取得する」をクリックしてください。
ブラウザを操作するオペレーション(RPA)で不明点があれば、こちらのページも参考にしてみてください。
このステップでは、Webサイトのリンクを取得するための設定を行います。
先述した通り、今回はYoomのブログ一覧から最新ブログ(左上にある記事)のリンクを取得したいケースを前提として説明します。
1)まず、最初のステップ「URLにアクセス」を選択します。
2)以下のようにポップアップが表示されるので、「アクション名」と「対象URL」を入力して「保存する」をクリックしてください。
3)次に「+」>「ブラウザで操作を指定」の順に選択してください。
4)以下のようなポップアップが表示されるので、URLを指定し「操作を開始する」をクリックしましょう。
5)指定したリンクのページが開きます。今回は左上の最新ブログのリンクを取得したいので、対象のブログを選択します。そうすると、適用するアクションが選択できるので、「クリック」を選択してください。
6)以下のようなポップアップが表示されるので、アクション名を入力し、「追加」をクリックしましょう。
7)「追加」を押すと最新のブログに遷移します。今回はこのページのURLを取得したいので、適当な要素(ホバーした際に背景が水色になる要素)をクリックし、「ページのURLを取得」を選択しましょう。
8)以下のようなポップアップが表示されるので、「アクション名」や「取得した値の項目名」を必要に応じて変更し、「追加」をクリックしてください。
9)左下の「Yoomの画面に戻る」をクリックしてください。
10)Yoomの画面に戻ると、下記のように追加したアクションが表示されています。
11)「テスト」をクリックしてURLが正常に取得できるか確認しましょう。以下のように「取得した値」という項目に最新ブログのURLが表示されます。
ここまで問題なければ「保存する」で次の最後のステップに進みます。
では、最後のステップ「Google Chatに取得したURLを通知する」をクリックしてください。
最初のページでは、事前に連携したGoogle Chatのアカウント情報が表示されるので、問題なければそのまま「次へ」をクリックしてください。
次のページでは、「スペースのリソース名」と「メッセージ内容」を入力しましょう。
「スペースのリソース名」は、入力バーをクリックすると、以下の画像のように『候補』に連携したアカウントに基づいた情報が表示されます。
対象スペースを選択しましょう。
「メッセージ内容」は下記画像のようにステップ2で取得した値を活用しましょう。
このようにアウトプットを引用することで、毎回異なる内容を通知できます。
なお、アウトプットを引用せず固定値を入力してしまうと、毎回同じ内容が通知されるのでご注意ください。
見やすいように固定のテキストや「:」などの記号を使って構成してみてくださいね。
「テスト」をクリックすると、実際に指定したスペースに通知が届きます。設定した内容でメッセージが届いたら、「保存する」をクリックしてください。
以下の画面が表示されるので、赤枠部分「トリガーをON」をクリックすることで、フローボットが自動で起動します。
いかがでしたか?以上が【毎日Webサイトの情報を取得してGoogle Chatに通知する】というフローの設定手順でした!
試してみたいと思った方は、ぜひ以下の「試してみる」ボタンからテンプレートのコピーをしてみてください。
本日ご紹介した連携以外にもGoogle ChatのAPIやブラウザRPAを活用することで様々な自動化を実現することが可能です。
もし気になるものがあれば、ぜひ試してみてください!
別ツール上の操作を関係者に通知したり、投稿メッセージをもとにフォルダを自動作成することもできます。
さらに、AIによる翻訳結果を共有することも可能なため、海外メンバーとのコミュニケーションが活発化するはずです。
スケジュールトリガー機能を活用することで、日々の情報収集業務を効率的にこなせるようになるでしょう。
他にも、ファイルデータの変換も自動化できるので、ツールの横断作業やデータ変換といった煩雑な操作を減らせる可能性があります。
本記事では、【毎日Webサイトの情報を取得してGoogle Chatに通知する】というフローの設定手順を解説しました。
この連携を使うと、情報収集やメンバーへの共有が効率化されるため、さまざまなメリットを享受できるでしょう。
単に作業時間が短縮されるだけでなく、情報共有の迅速化によってスムーズに意思決定を下せるようになるかもしれません。
効果的な施策を打つための情報収集として、本記事の連携をぜひ活用してみてください。
Yoomで自動連携を試してみたいと思った方は、ぜひ登録してみてくださいね!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。