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Webflowはプログラミングの知識がなくても視覚的にウェブサイトを構築でき、多くの企業で活用されています。この便利なツールをMicrosoft Excelと連携させることで、ウェブサイトの更新やコンテンツの進捗管理がよりスムーズに行えます。例えば、コレクションデータを自動的にMicrosoft Excelに追加すると、コンテンツの作成日時や最終更新日時、アーカイブ状況をリアルタイムで把握でき、ウェブ管理者やプロジェクトマネージャーの作業負担を軽減できます。
従来の連携方法ではプログラミングが必要であり、設定に手間がかかる場合がありました。そこで、当社ではノーコードで簡単に実装できるフローボットテンプレートを提供しています。この記事では、プログラミング不要の設定方法と具体的な活用方法を解説しますので、ぜひ最後までお読みください。
ウェブ管理者とプロジェクトマネージャーの視点から、自動化による具体的なメリットを考察しました。
Webflowから自動的にMicrosoft Excelにデータが追加されることで、サイト運営担当者は、アイテムの作成日時や最終更新日時、アーカイブのステータスを一目で把握できます。これにより、どのコンテンツが最新でどれが古くなっているかを素早く確認し、必要な更新作業に優先順位をつけることが可能です。特に複数のページやコンテンツを管理する際、データを手動で追いかける必要がなくなり、サイト全体の整備が常に最新の状態で維持されます。結果として、ユーザーに対する情報の正確さが向上し、ウェブサイトの信頼性向上も期待できます。
WebflowのコレクションデータがMicrosoft Excelに自動的に反映されることで、プロジェクトマネージャーはコンテンツの進行状況をリアルタイムで確認できます。たとえば、アイテムの作成日時や最終公開日時を基に、どのプロジェクトが進行中か、どのコンテンツが完成したかを一目で把握でき、次のステップに素早く移行できます。これにより、各タスクの進捗状況を個別に確認する手間が省け、メンバー間のコミュニケーションがより効率的になります。さらに、アーカイブされたコンテンツを把握することで、プロジェクトの優先順位や再編集のタイミングも正確に判断でき、プロジェクト全体の計画がスムーズに進行します。
[Yoomとは]
ここから「Webflowでコレクションのアイテムが作成されたらMicrosoft Excelに追加する」自動化をYoomのテンプレートを使い作り方を解説します。

お試しはフリープランから!まずはご登録にお進みください♪
※Microsoft 365(旧Office365)には、家庭向けプランと一般法人向けプラン(Microsoft 365 Business)があります。ご利用の環境によって(一般法人向けプランに加入していない場合)認証がうまくいかない可能性がありますので、ご留意ください。
連携作業の中で必要なものをご紹介します。
Microsoft Excelとの連携は、Microsoft SharepointかOneDriveを使って行います。そのため、Microsoft 365と連携します。

まず、連携するアプリをYoomに登録します。Yoomのワークスペースにログインいただき、メニューバーのマイアプリから新規接続ボタンをクリックします。

Yoomで接続できるアプリ一覧が表示されます。一番上の検索窓から今回接続するアプリを検索し、マイアプリ登録を進めます。

「Webflow」で検索し、ヒットしたアプリ名をクリックします。こちらの画面が表示されます。

アカウント名には任意の文字列(メールアドレスなど)、アクセストークンにはWebflowで取得した値を入力し、追加ボタンをクリックします。
「Microsoft Excel」で検索し、ヒットしたアプリ名をクリックします。Microsoftのアカウント情報を入力する画面に切り替わります。

アカウント情報を入力したら、追加ボタンをクリックするとマイアプリ登録が完了です。
こちらのバナーをクリックします。Yoomワークスペースの「マイプロジェクト」にテンプレートがコピーされます。
マイプロジェクトにテンプレートがコピーされます。

赤枠内のタイトルをクリックすると、設定画面に遷移します。

プロセスの1つ目をクリックします。Webflowで該当のサイトとの連携と、抽出するアウトプットを設定します。
以下はあらかじめ設定済みのため操作は不要です。
→次へをクリック

サイトIDの編集欄をクリックするとプルダウンが開き、候補が表示され、候補から選択すると自動でIDが引用されます。または、下記の方法でも取得できます。
→テストをクリック →成功
→次へをクリックします

→テストをクリック →成功 アウトプットではこちらの項目は取得できます。次のプロセスでMicrosoft Excelの表に紐付けます。

→保存するをクリック

プロセスの2つ目をクリックします。ここでは、Microsoft Excelのデータベース連携と追加する情報の紐付けを行います。
以下はあらかじめ設定済みのため操作は不要です。
同画面下にあるデータベースの連携に進みます。

デフォルトでは、ファイルの保存場所がOneDriveになっています。今回はMicrosoft SharePointを使うため、プルダウンから切り替えると、項目が表示されます。


→次へをクリック

連携したデータベースのヘッダが項目として抽出されました。

編集欄をクリックするとプルダウンが開き、Webflowから取得したアウトプットが表示されます。
>もっと詳しく:【Excel】データベースを操作するオペレーションの設定に関して

選択すると引用コードが埋め込まれます。全て埋め込んだら、
→テストをクリック →成功
→保存するをクリック!
全てのプロセスが設定済みになると、コンプリート画面がポップアップされます。

トリガーを【ON】にすると、設定完了です。

こちらで連携作業は完了です!プログラミングを使わず、短時間で連携ができました。今回のテンプレートはこちらです。
WebflowとMicrosoft Excelは、他にもたくさん自動化できるテンプレートを開発しています。
Webflowで商品注文が発生するとMicrosoft Excelに自動で注文情報が追加されます。この仕組みにより、手動入力の手間が省かれ、注文管理がスムーズになります。作業ミスのリスクが減り、より正確に情報を管理できるようになります。
Webflowのフォームが送信されると、その内容がMicrosoft Excelに自動で追加されます。これにより、Webflowにログインせずにフォーム内容を確認でき、データ管理が効率的かつ正確に行えます。
今回ご紹介したフローのGoogle スプレッドシート版です。コレクション管理が簡単になり、最新データに基づいたレポート作成や分析が迅速に行えます。
WebflowとMicrosoft Excelの連携は、ウェブ管理者やプロジェクトマネージャーにとって、作業負担を軽減する効果的なソリューションです。ウェブサイトの更新状況やコンテンツのステータスをリアルタイムで把握できることで、必要な作業をタイムリーに実行でき、ミスや遅延を防ぐことができます。
さらに、ノーコードで簡単に実装できるフローボットを活用することで、プログラミングの知識がなくても導入が可能です。この自動化により、複雑な手動作業を省き、戦略的な判断や計画の実行に集中できる環境が整います。
この仕組みを取り入れることで、業務全体の流れがスムーズになり、プロジェクトの成功率が向上することが期待できます。まずは下のバナーをクリックして、テンプレートを触ってみてください。
では、またお会いしましょう!