Wix APIでできること
Wix APIの利用で最もニーズが多いのは、フォーム送信データの管理や通知の自動化です。Wixでは、フォームを通じて受け取ったコンタクト情報をAPIを用いて外部アプリに自動的に追加することが可能です。たとえば、顧客情報をCRMツールやマーケティングプラットフォームに自動反映することができます。手作業を省き、データの一元管理を実現できるでしょう。また、顧客データを特定のアプリに統合することで、ターゲットマーケティングや顧客管理の効率向上に期待できます。
次に利用が目立つのは、フォーム送信時の通知機能です。Wix APIを活用すると、フォームが送信されるたびに、指定したチャットツールに自動で通知を送ることができます。これにより、営業担当者やカスタマーサポートチームが迅速に対応できるようになり、顧客からの重要な情報を逃さず受け取ることができます。たとえば、新しいリードが送信されるとすぐにSlackやMicrosoft Teamsに通知が送信されるので、担当者は迅速にアクションを起こすことができるでしょう。
さらに、Wixでメッセージを受信した際にも、APIを利用してチャットツールに自動通知を送信することができます。これにより、顧客からの問い合わせやフィードバックをすぐに受け取って対応できるようになり、迅速かつ効率的なコミュニケーションが可能になります。たとえば、顧客がウェブサイト上で送信したメッセージが、サポートチームのチャットツールに直接届き、担当者がすぐに返信を行うことができるようになります。
Wix APIの利用方法
ここからは、Wix APIを実際にどのように使っていくかを解説します。
ノーコードでアプリ連携ができるYoomというサービスを利用することで、簡単に設定ができます。
[Yoomとは]
Yoomを利用していない方はこちらから無料登録をしてください。すでにYoomを利用している方はログインしておきましょう。
WixをYoomと接続する方法
マイアプリ連携の設定
連携するアプリをYoomに登録する設定を行います。Yoomのワークスペースにログインいただき、マイアプリの項目から新規接続をクリックしましょう。
Yoomで接続できるアプリ一覧が表示され、一番上の検索窓から今回使用する「Wix」を検索していきます。
検索窓に「Wix」と入力して、Wixをクリックします。
そうすると入力画面が表示されるので、ログインをしてください。
それぞれの項目の入力が完了したら、追加ボタンをクリックするとマイアプリ登録は完了です。
マイアプリに登録することで、Wixが用意しているあらゆるAPIをYoomから利用することが可能になりました!
Yoomのテンプレートを利用してWix APIをつかいこなそう!
Yoomにはたくさんの「フローボットテンプレート」が用意されており、クリックするだけで、たくさんのフローボットが利用できるようになります。フローボットについては以下の動画で詳しく紹介されています。
ここからは実際の利用シーンやおすすめの職種ごとに用意されているテンプレートを紹介していきます。
Wixを利用して実現できる自動化の例
Wixのフォームで受け取ったコンタクト情報を別アプリに自動追加
Wixのフォームを通じて顧客からの問い合わせやサインアップ情報を収集すると、APIを使ってそのデータを外部のCRMやマーケティングツール、または他の管理アプリに自動的に反映することができます。たとえば、Wixのフォームで収集した顧客情報(氏名、メールアドレス、電話番号など)をSalesforceやHubSpotといったCRMシステムにすぐに追加することが可能です。
この自動化によって、手動でデータを入力する手間が省け、自動で顧客情報が各アプリに反映されるため、業務効率の向上に期待ができます。また、データが正確かつ迅速に転送されるため、顧客管理の精度が向上し、マーケティング活動や営業活動が円滑に行えるようになります。さらに、顧客情報が一元管理されることで、チーム間での情報共有がスムーズになる点も嬉しいポイント。
このような自動化は、特に営業やカスタマーサポート部門にとって非常に有効で、顧客情報を効率的に管理するための基盤となります。Wix APIを活用することで、より高度なワークフローの構築が可能となり、ビジネスの成長を加速する手助けとなるでしょう。