2024/10/22
アプリ同士の連携方法

Wixフォーム送信をTelegramに自動通知して効率的に情報を共有する方法

k.hieda

目次

Wixはノーコードで簡単にウェブサイトを作成できるツールとして、多くの企業で利用されています。Telegramと連携することで、<span class="mark-yellow">フォームが送信された際、手動で通知を送る必要がなくなり、効率的に情報を共有できます。</span>従来の連携にはプログラミングが必要でしたが、当社のフローボットテンプレートを使えば、ノーコードで実装できます。この記事では、具体的なメリットとその活用方法を解説します。
ぜひ最後までご覧くださいね。

Wixでフォームが送信されたら、Telegramに通知する自動化のメリット2選

営業チームと人事部門の視点で、Telegramとの連携による自動化フローを考察しました。

メリット1 手動で通知を送る手間を削減

Wixフォームが送信されると、Telegramに自動で通知が送られるため、手動での通知作業を削減できます。
この自動化により、<span class="mark-yellow">フォーム送信内容がすぐに共有され、対応のスピードアップが期待できます。特に、新規リードや商談のフォローアップが重要な営業担当者にとって有益です。</span>

メリット2 安全に重要情報を管理

Telegramのエンドツーエンド暗号化により、Wixフォームで送信された情報は人事部門で安全に受信できます。
<span class="mark-yellow">自動で機密性の高い情報が共有されるため、プライバシーや機密情報の漏洩リスクを軽減できます。</span>
これにより、人事データや採用応募の管理がより安全かつ効率的に行える環境が整うことが期待されます。

ここから「Wixでフォームが送信されたらTelegramに通知する」自動化を、<span class="mark-yellow">Yoomのテンプレートフローボットを使った作り方</span>で解説します。

[Yoomとは]

Wixフォームの送信内容をTelegramに自動通知する連携フローの作り方

事前に準備するもの

連携作業の中で必要なものをリストアップしました。

Wix

  • APIキー(アクセストークン)
  • アカウントID
    • APIキーの生成画面の、「アカウント ID」下の「ID をコピー」をクリックします。
    • もっと詳しく>Wix公式ヘルプ:アカウント ID を取得する
  • サイトID
    • ダッシュボードにアクセスした際、ブラウザのURLバーに表示されるURLを確認します。通常、URLは以下のような形式になっています。https://manage.wix.com/dashboard/{サイトID}このURLの中で、dashboard/の後に続く部分がサイトIDです。

Telegram

  • 通知先のグループ(botを参加させる必要があります)
    • 新しいbotの作り方はこちら
    • アクセストークン
      • アクセストークンはTelegramで、新しくbotを作成すると発行されます。
      >公式:ボットファーザー

ステップ1 マイアプリ連携の設定

ここでは、連携するアプリをYoomに登録する設定を行います。Yoomのワークスペースにログインいただき、マイアプリの項目から新規接続をクリック!

Yoomで接続できるアプリ一覧が表示されます。一番上の検索窓から今回接続するアプリを検索し、マイアプリ登録を進めます。

Wix

検索結果からWixを選択します。事前準備で得た値を入力する画面が表示されます。

 

各必須項目を入力し、追加ボタンをクリックします。これでWixとの連携ができました。

Telegram

検索結果からTelegramを選択します。選択すると、下の画面が表示されアカウント名とアクセストークンが求められます。

  • アカウント名は任意の名称を入力してください。

アクセストークンを入力し、追加ボタンをクリックすればマイアプリ登録が完了します。

ステップ2 Yoomのテンプレートをマイプロジェクトへコピーする

Yoomへご登録後、こちらのバナーをクリックします。Yoomワークスペースの「マイプロジェクト」にテンプレートがコピーされます。

マイプロジェクトにテンプレートがコピーされます。赤枠内のタイトルをクリックすると、設定画面に遷移します。

ステップ3 アプリトリガー「フォームが送信されたら」

テンプレートの1つ目のプロセスをクリック!ここではWixから抽出する情報を取得する設定を行います。

(1/2)連携アカウントとアクションを選択

こちらに表示される項目は初期設定済みです。

  • アプリトリガーのタイトル
  • アプリ
  • Wixと連携するアカウント情報
  • トリガーアクション

→次へをクリック

(2/2)連携アカウントとアクションを選択

Wixのダッシュボードにログインしてください。

  1. サイドメニューのオートメーションをクリックして、右上の+新規オートメーションをクリックします。
  2. 新しい自動化ワークフローを作成します。
  3. トリガーとして、「フォームが送信されたとき(When form is submitted)」を選択します。これはフォームが送信された際に自動的にアクションが実行されるトリガーです。
  4. 次に、「アクションを選択 (Choose Action) で」で「Webhookを送信(Send Webhook)」を選びます。
  5. 表示された画面に、Yoomから提供されたWebhook URLをコピーして入力します。
  6. Webhook URLを入力したら、「保存」をクリックして設定を完了します。これにより、フォームが送信されると自動的にWebhookが実行され、Yoomにデータが送信されます。

Yoomの設定画面に戻ります。

→テストをクリック →成功 アウトプットからフォームの項目が取得できます。

→保存する をクリックします

ステップ4  アプリと連携する「メッセージを送信」

テンプレートの2つ目をクリック!このプロセスではTelegramへ自動送信する内容を設定します。

(1/2)連携アカウントとアクションを選択

こちらの項目は初期設定済みです。

  • アプリトリガーのタイトル
  • アプリ
  • Telegramと連携するアカウント情報
  • トリガーアクション

→次へをクリックします。

(2/2)API接続設定

  • チャットID
    • TelegramのチャットIDは通常のUIでは表示されませんが、Botを使用して取得できます。取得したアクセストークン(APIキー)を使い、以下のAPIエンドポイントにアクセスしてください。
    • https://api.telegram.org/bot<アクセストークン>/getUpdates
    • このエンドポイントにアクセスすると、ボットが参加しているグループ情報が表示され、グループIDも含まれます。たとえば、chat":{"id":-123456789,...} のように、idの値がグループIDです。
  • メッセージ内容
    • 編集欄をクリックすると、抽出したアウトプットがプルダウンに表示されます。項目をクリックすると、引用コードが自動で埋め込まれます。引用コードの前に、項目を入力しておくとわかりやすくなります。

→テストをクリックします。 →成功

→保存するをクリックします 今回のフローでの設定はここまでです。

ステップ5 アプリトリガーを【ON】にする

全てのプロセスが設定済みになると、コンプリート画面がポップアップされます。

アプリトリガーを【ON】にして、フローボットを起動します。

<span class="mark-yellow">プログラミングを使わず、短時間で自動化を実現できました。</span>今回のテンプレートはこちらです。

もっと活用!Wixを使った自動化3選

Wixは、他のアプリとも連携が可能です。

1.  Wixフォーム送信で、Salesforceに自動追加し、データ入力を削減

Wixフォームが送信されると、Salesforceに自動的にデータが追加されます。手動でリード情報を追加する必要がなくなると、入力ミスや記載漏れも防げます。営業活動をスムーズに進めたい方に最適です。

2. Wixフォーム送信でNotionに自動追加しデータ管理を簡単に

Wixフォームの送信情報が、自動でNotionに追加されます。手動入力のエラーや記載漏れを防ぎ、データ集計や分析の時間を短縮します。情報を効率的に一元管理したい方におすすめです。

3. Wixフォーム送信をSlackに自動通知し情報共有を迅速化

Wixフォームが送信されると、Slackに自動通知されます。手動で通知を送る手間を省き、フォーム内容をすぐにチーム全体で共有できます。素早く対応できる体制を整えたい方に便利なフローです。

まとめ

WixとTelegramを連携させたフローボットを使えば、営業チームや人事部門の手間を削減し、重要な情報を安全かつ効率的に共有することができます。
手動で通知を送る必要がなくなり、リアルタイムで対応できる体制が整い、ヒューマンエラーや情報漏洩のリスクを軽減します。
<span class="mark-yellow">この自動化フローを活用し、業務効率を高めるメリットをぜひ体感してみてください。</span>

では、またお会いしましょう!

この記事を書いた人
k.hieda
Webプランナー・ディレクター歴10年目。Web制作会社勤務時代は、クライアントへ改修と運用プランの提案と制作進行がメインでした。現在はパラレルワーカーです。Yoomのコンテンツ事業部でブログの制作、個人事業では企業の外部広報案件を受けています。民泊を始めるのでルーチンワーク効率化の徹底を目指しています!
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