WordPress APIでできること
WordPress APIを活用することで、コンテンツ管理の効率化や自動化を大幅に実現できます。代表的な活用方法としては、外部ツールの内容を基にしてWordPressに記事を自動的に入稿することが挙げられます。手動での記事作成の手間を省き、フォームやテンプレートに記入されたデータを自動反映してWordPressの記事として公開することができます。たとえば、プロジェクトの進捗報告やアンケート結果、定期的なニュース記事などを、予め設定したテンプレートを基に自動投稿するシステムを構築することも可能です。
さらに、WordPressで記事が公開された際、その内容を外部のデータベースに自動で同期することができます。これにより、複数のシステム間でのデータ連携がスムーズに行えるようになります。たとえば、ブログ記事を公開するたびに、その内容をCRM(顧客管理システム)やマーケティングツールに自動で反映させることで、営業チームやマーケティングチームが常に最新の情報をリアルタイムで把握できるようになります。このように、WordPressと他のツールやシステムとのデータ統合を簡単に実現できます。
また、WordPressの記事が更新されたら、指定のチャットツールに自動通知を送信することも可能です。これにより、記事の公開や更新をすぐにチーム全体に通知し、必要に応じて迅速な対応を促すことができます。たとえば、ニュース記事や製品情報が更新された際、関連部署やチームメンバーに自動的に通知されるため、迅速にフィードバックやアクションが求められる場面でもスムーズに対応できるようになります。
これらの機能を活用することで、日々のコンテンツ管理の負担を大きく軽減し、複数のツールやシステムとの連携を円滑にして、業務の効率化を実現することができるでしょう。
WordPress APIの利用方法
ここからは、WordPress APIを実際にどのように使っていくかを解説します。
ノーコードでアプリ連携ができるYoomというサービスを利用することで、簡単に設定ができます。
[Yoomとは]
Yoomを利用していない方はこちらから無料登録をしてください。すでにYoomを利用している方はログインしておきましょう。
WordPressをYoomと接続する方法
マイアプリ連携の設定
連携するアプリをYoomに登録する設定を行います。Yoomのワークスペースにログインいただき、マイアプリの項目から新規接続をクリックしましょう。
Yoomで接続できるアプリ一覧が表示され、一番上の検索窓から今回使用する「WordPress」を検索していきます。
検索窓に「WordPress」と入力して、WordPressをクリックします。
そうすると入力画面が表示されるので、ログインをしてください。
それぞれの項目の入力が完了したら、追加ボタンをクリックするとマイアプリ登録は完了です。
マイアプリに登録することで、WordPressが用意しているあらゆるAPIをYoomから利用することが可能になりました!
Yoomのテンプレートを利用してWordPress APIをつかいこなそう!
Yoomにはたくさんの「フローボットテンプレート」が用意されており、クリックするだけで、たくさんのフローボットが利用できるようになります。フローボットについては以下の動画で詳しく紹介されています。
ここからは実際の利用シーンやおすすめの職種ごとに用意されているテンプレートを紹介していきます。
WordPressを利用して実現できる自動化の例
WordPressに記事を自動入稿
WordPress APIを活用することで、NotionやGoogleフォームに入力された内容を自動でWordPressに記事として入稿することが可能です。これにより、手動で記事を作成する手間を省き、効率的にコンテンツを管理できます。
たとえば、Googleフォームで集めたアンケート結果やフィードバックをそのまま記事としてWordPressに投稿するシステムを構築できます。フォームに入力されたデータをAPIを介して、WordPressの投稿形式に変換し、自動的に公開することができます。これにより、データの収集から記事化までのプロセスがシームレスに連携され、時間と手間を大幅に削減できます。
同様に、Notionで作成したページを、Notion APIを使ってWordPressに自動投稿することも可能です。Notionでまとめた内容をそのままWordPressの投稿として取り込み、内容に合わせてタグやカテゴリーを自動で設定するなど、カスタマイズも可能です。
このように、外部ツールとWordPressを連携させることで、データの一元管理と自動化が実現し、手動での作業負担を減らし、業務効率が大幅に向上します。