WordPressとChatGPTの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-03-31

【ラクラク設定】WordPressのデータをChatGPTに自動的に連携する方法

t.aizawa

WordPressに投稿した内容を要約する際、コンテンツを見直して文章を作成して…という手間が生じますよね。これをもう少しスピードアップできたら、共有がスムーズになったり、データの流用がしやすくなるはずです。
また、なんといっても一番大変なのはコンテンツの作成ですよね。その際に便利なのはChatGPTのような生成AIですが、毎回プロンプトを作成するのも正直手間ではありませんか?

このような時はWordPressとChatGPTを連携するのがおすすめです!
<span class="mark-yellow">APIを活用したアプリ連携を行えば、WordPressのデータをChatGPTに自動的に連携することが可能になります!</span>

API連携と聞くと難しそうに思うかもしれませんが、プログラミング不要でアプリ連携が可能なYoomなら専門的な知識が無くても問題ありません。
誰でも簡単にアプリ連携ができる方法を画像付きで解説しているので、この機会にぜひ自動化を体験しましょう!

とにかく早く試したい方へ 

Yoomを利用することで、ノーコードで簡単にWordPressとChatGPTの連携が可能です。YoomにはあらかじめWordPressとChatGPTを連携するためのテンプレートが用意されているため、APIの知識が無くても、登録するだけですぐ連携が実現できます。

WordPressとChatGPTを連携してできること

WordPressとChatGPTのAPIを連携すれば、WordPressのデータをChatGPTに自動的に連携することが可能です!
例えば、下記のようなデータ連携を人の手を介さず、自動的に実施することができます。

WordPressの新規投稿をChatGPTで自動要約し、要約文をWordPressに追記する

このフローを活用することで、ブログやウェブサイトに新しい投稿をすると、自動的にChatGPTが記事を要約し、要約した文章をWordPressに反映できます。これにより、手動入力の手間を軽減し、入力ミスを防ぐことができるでしょう。

WordPressで公開された記事をChatGPTで解析しSEO用のMeta Descriptionを自動生成する

WordPressで公開された記事をChatGPTが自動で解析し、最適なMeta Descriptionを生成するフローです。自動化することで、検索エンジンでの順位向上を支援できるでしょう。また、自動生成することで担当者の作業負担の軽減が期待できます。

WordPressの既存コンテンツをもとにChatGPTで新規投稿の下書きアイデアを自動生成する

このフローはブログ運営者の方におすすめです!自動化することで、新しい記事を作成する際にWordPressの既存コンテンツを基にChatGPTが自動でアイデアを生成します。これにより、記事の作成に悩むことなく、スムーズにコンテンツが作成できるでしょう。

WordPressとChatGPTの連携フローを作ってみよう

それでは、さっそく実際にWordPressとChatGPTを連携したフローを作成してみましょう!
今回はYoomを使用して、ノーコードでWordPressとChatGPTの連携を進めていきますので、まだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

今回はWordPressの新規投稿をChatGPTで自動要約し、要約文をWordPressに追記するフローを作成していきます!
作成の流れは大きく分けて以下です。

  • WordPressとChatGPTをマイアプリ連携
  • テンプレートをコピーする
  • アプリトリガーの設定
  • ChatGPTと連携し、テキストを生成する
  • WordPressと連携し、投稿を更新する
  • トリガーをONに設定しフロー稼働の準備完了

ステップ1:WordPressとChatGPTをマイアプリ連携

(1)Yoomにログイン後、左欄にある「マイアプリ」を選択し「+新規接続」をクリックしてください。
マイアプリの新規接続一覧の中から、WordPressをクリックします。

(2)「WordPressの新規登録」画面から、赤線を確認の上、アカウント名、ドメイン、ユーザー名、パスワードを入力し「追加」をクリックします。

(3)次にChatGPTの連携を行います。同様にYoomの新規接続一覧からChatGPTをクリックします。
※ChatGPT(OpenAI)を使ったアクションを動かすには、OpenAIのAPI有料プランに契約しておく必要があります。
APIの利用料金が発生した時にスムーズに支払いができるよう、契約内容を整えておきましょう!

https://openai.com/ja-JP/api/pricing/

(4)「ChatGPTの新規登録」画面から、アカウント名、アクセストークンを入力し、「追加」をクリックします。
アカウント名とアクセストークンの取得方法は下記のサイトをご参照ください。

ChatGPTのマイアプリ登録方法

連携が完了するとYoomのマイアプリにWordPressとChatGPTが登録されます。

これでマイアプリ登録が完了しました。
次は、テンプレートを使用してトリガーの設定をしましょう!

ステップ2:テンプレートをコピーする

先程ご紹介した、テンプレートを使用していきます。
下のバナーの「試してみる」をクリックするとコピーできます。
コピーすると以下のようにテンプレートがお使いのYoom管理画面にコピーされるので、OKを押して設定を進めていきましょう。

ステップ3:アプリトリガーの設定

(1)WordPressに新しい投稿が公開された際の設定をします。
アプリトリガーの「投稿が公開されたら」をクリックします。

(2)WordPressの「連携アカウントとアクションを選択」画面から、WordPressと連携するアカウント情報に誤りがないかを確認し、トリガーアクションは「投稿が公開されたら」のままで「次へ」をクリックします。

(3)「アプリトリガーのAPI接続設定」画面から、トリガーの起動間隔を選択します。
トリガーの起動間隔はプルダウンより5分、10分、15分、30分、60分の間隔から選択してください。
※トリガーの起動間隔はプランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。


入力が完了したら、テスト用の記事を公開した後に「テスト」をクリックします。
WordPressの情報がアウトプットに反映されればテスト成功です。
「アウトプットってなんだろう?」と思った方は下のサイトをご参照ください!

アウトプットについて

下部にある「保存する」をクリックし、次の工程に進みましょう!

ステップ4:ChatGPTと連携し、テキストを生成する

(1)次にChatGPTと連携して、テキストを生成します。
「テキストを生成」をクリックします。

(2)ChatGPTの「連携アカウントとアクションを選択」画面から、ChatGPTと連携するアカウント情報に誤りがないかを確認し、アクションは「テキストを生成」のままで「次へ」をクリックします。

(3)「API接続設定」画面から、「メッセージ内容」にアウトプットを使って「投稿コンテンツ」を選択します。
アウトプットを使うことで、先ほどのアプリトリガーで取得した情報を引用することができます!

以降は必須項目ではありません。必要な項目に入力を行ってください。
ロールはユーザーと対話する際にGPTがどのような立場から回答を出力するか役割を決めます。

  • ロール:「ユーザー」「システム」「アシスタント」から選択
  • temperature・最大トークン:赤線を確認の上、直接入力
  • モデル:候補から選択

入力が完了したら、下部にある「テスト」をクリックし、エラーが発生しなければ「保存する」をクリックします。
ここで取得したアウトプットの値を次のステップで使用します!

ステップ5:WordPressと連携し、投稿を更新する

(1)次にWordPressと連携して、投稿を更新します。
「投稿を更新」をクリックします。

(2)WordPressの「連携アカウントとアクションを選択」画面から、WordPressと連携するアカウント情報に誤りがないかを確認し、アクションは「投稿を更新」のままで「次へ」をクリックします。

(3)「API接続設定」画面から、赤枠を確認の上、WordPressのプラグイン設定を行ってください。

  • 投稿ID:アウトプットから選択
  • スラッグ:赤線を確認の上、直接入力
  • ステータス:プルダウンから選択
  • パスワード:赤線を確認の上、直接入力

下へ進み、タイトル、コンテンツにアウトプットを使って入力します。
コンテンツにステップ4の(3)で取得した「返信内容」を入れることで、ChatGPTの要約文をWordPressに追記できます!

以降の項目は必須項目ではありません。必要な項目に入力を行ってください。
入力が完了したら、下部にある「テスト」をクリックし、エラーが発生しなければ「保存する」をクリックします。

ステップ6:トリガーをONに設定しフロー稼働の準備完了

お疲れ様でした!これですべての設定が完了です。
設定が完了すると以下のようなメニューが表示されるので、トリガーをONにします。

実際にフローボットを起動して、WordPressの新規投稿をChatGPTで自動要約し、要約文をWordPressに追記されているかを確認してみてくださいね!

ChatGPTをWordPressに連携したい場合

今回はWordPressからChatGPTへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にChatGPTからWordPressへのデータ連携を実施したい場合は、下記のテンプレートも併せてご利用ください。

フォームの内容をChatGPTで整理し、WordPressに下書きを作成する

このフローを活用することで、フォームの入力からWordPressへの下書きの作成まで一連の流れを自動化することができます。これにより、コンテンツ作成の手間を軽減することが期待できます。また、ChatGPTを使うことで、記事のスタイルやトーンを統一しやすくなります。

既存のWordPress記事を定期的にChatGPTで要約し、自動更新する

WordPressの記事をChatGPTが自動で要約するため、ブログ運営者の負担を軽減することが期待できます。また、定期的に更新されるため、読者へ最新の情報を提供することができます。

WordPressやChatGPTのAPIを使ったその他の自動化例

WordPressやChatGPTのAPIを活用すれば、様々な自動化の実現が可能です!
例えば以下のような自動化はいかがでしょうか。

WordPressを使った自動化例

メールアプリやコミュニケーションツールとの連携で新規投稿を通知したり、データベースの内容を活用した自動化も可能です!

ChatGPTを使った自動化例

受信したメッセージの分析の他、フォームから送信された内容の要約などを簡易化できます!

終わりに

WordPressとChatGPTを連携する方法を紹介しました!

WordPressとChatGPTのデータ連携を行うことで、WordPressに保存した内容をそのままChatGPTに質問として活用できるため、ツールを往来する手間が減り、今まで以上にAIに頼りやすくなるかもしれません。
これにより内容の要約などがスムーズになるだけではなく、投稿案などの作成スピードが向上するかもしれませんよね!

また、<span class="mark-yellow">今回のアプリ連携はプログラミング不要のYoomを活用することで簡単に実現できます!</span>
エンジニアのような専門的な知識がなくてもスムーズに自動化の導入が可能なため、アプリ連携初心者の方にとってはメリットと感じられるのではないでしょうか。

このような自動化を導入したい場合は、今すぐYoomに登録しましょう!
無料アカウントを発行できるため、すぐに実際の操作性を確かめることが可能です!ぜひお試しください!

この記事を書いた人
t.aizawa
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Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
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