WordPressとkintoneの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2024/10/23

WordPressで投稿が公開されたらkintoneに追加する方法

r.suzuki

デジタル化が進む昨今、さまざまなツールを活用して業務を効率化する企業は多いのではないでしょうか。
その中でも、ブログやコンテンツの情報管理をスムーズに行うことは大きな効率化につながりますよね。
そこで今回は、WordPressで投稿を公開した際にkintoneにレコードを自動で追加するフローを紹介します。
WordPressとkintoneの連携で、手動でのデータ入力を減らし、時間を有効に使い、チーム全体の生産性向上を目指しましょう!
プログラミング不要で連携する方法を解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

‍こんな方におすすめ

  • WordPressとkintoneでの業務効率化を考えている方。
  • WordPressで記事を投稿したらkintoneにレコードを登録している方。
  • WordPressとkintoneを連携してレコードの登録漏れを防ぎたい方。

今すぐに試したい方へ

本記事ではノーコードツール「Yoom」を使用した連携方法をご紹介します。
難しい設定や操作は必要なく、非エンジニアの方でも簡単に実現できます。
下記のテンプレートから今すぐに始めることもできるので、ぜひお試しください!

[Yoomとは]

WordPressとkintoneの連携フローの作り方

まずはじめにYoomの公式サイトにアクセスし、アカウント作成をお願いします。
既にアカウント登録済みの方はログインしてください。
Yoomのアカウント発行ページ

ステップ1:WordPressとkintoneをマイアプリ連携

1)Yoomのアカウントにログインしたら、使用するアプリを登録します。
「マイアプリ」をクリックし、「新規接続」を選択してください。

2)登録したいアプリを選択し、アプリごとに使用するアカウントでログインしてください。
1つ目のアプリが登録できたら、もう一度「新規接続」をクリックして、2つ目のアプリを登録します。
kintoneの詳しいアプリ登録はこちらを参考にしてください。
kintoneマイアプリ登録方法 | Yoomヘルプセンター

3)登録ができるとマイアプリにアイコンが表示されます。
登録した2つのアプリのアイコンが表示されたか確認してください。

今回は、【WordPressで投稿が公開されたらkintoneに追加する】というフローを作成します。
作成の流れは以下の通りです。

  • テンプレートをコピー
  • WordPressで「投稿が公開されたら」というトリガーを作成
  • その後kintoneで「レコードを追加する」というアクションを設定
  • 最後にトリガーが起動するようにON

ステップ2: テンプレートの選択とコピー

1)上記のテンプレートを開き、「このテンプレートを試してみる」のアイコンをクリックします。

2) 以下のような表示が出てきます。

「右に「!」が表示されるアイコンを順番にクリックし、オペレーションを設定します。
タイトルや詳細は、クリックで編集できるので、適宜変更してください。

ステップ3:トリガーを設定

「アプリトリガー 投稿が公開されたら」をクリックします。

ステップ4:WordPressのアクションを設定

1) アクションは「投稿が公開されたら」を選択して、「次へ」をクリックします。

2) トリガーの起動間隔を選択し、「テスト」をクリックします。
テストが成功したら、「保存」します。
※起動間隔は契約プランによって異なります。
各プランの内容については、こちらを参考にしてください。
各プランの機能制限や使用上限の一覧 | Yoomヘルプセンター (intercom.help)

ステップ5:kintoneのアクションを設定

1) フローに戻り、「アプリと連携する レコードを追加する」のアイコンをクリックします。

2) アクションは「レコードを追加する」を選択して、アプリIDを入力し、「次へ」をクリックします。
アプリIDはアプリが連携出来ていると候補から選択できます。

3) 必須項目を入力します。
アプリが連携出来ているとWordPressのアウトプット情報を活用して入力できます。
必要に応じて候補から選択し、入力が完了したら「保存」します。

これで【WordPress投稿が公開されたらkintoneに追加する】というフローが完成です。

ステップ6: テストと確認

設定が完了すると、以下のような表示が出てくるので、「トリガーをON」をクリックします。
フローボットを起動し、正しく作動するか確認してください。

今回使用したテンプレートはこちら

WordPressやkintoneを使ったその他の自動化例

本日ご紹介した連携以外にもWordPressやkintoneのAPIを活用することで様々な自動化を実現することが可能です。

もし気になるものがあれば、ぜひ試してみてください!

WordPressとkintoneを連携した自動化例

WordPressで投稿が更新されたらkintoneのレコードも更新したり、kintoneにレコードが追加されたらWordPressに新規投稿を作成したりすることもできます。
また、kintoneのレコード詳細ページから1クリックでWordPressに記事を投稿する連携も可能です。

Wordpressを活用した自動化例

WordPressで記事が公開されたらチャットツールに通知する

WordPressで記事が公開されたら、SlackやChatworkなどに自動で通知します。

フォームの内容を用いてWordPressで記事を新規投稿する

Googleフォームなどの内容を用いてWordPressで記事を作成して自動投稿します。

他のアプリに従業員が登録されたらWordPressにユーザーを追加する

Google WorkspaceやSmartHRなどに従業員情報が登録されたら、WordPressにユーザーを自動で追加します。

kintoneを活用した自動化例

kintoneにレコードが登録されたらクラウドストレージにフォルダを作成する

kintoneにレコードが登録されたらGoogle DriveやOneDriveなどにフォルダを自動で作成します。

フォームやメールの添付書類をOCRして内容をkintoneに追加する

Googleフォームやメールの添付書類をOCRで読み取った内容をkintoneに自動で追加します。

Web会議が終了したら文字起こししてkintoneに追加する

Google MeetやZoomでミーティングが終了したら、文字起こししてkintoneに自動で追加します。

WordPressとkintoneを連携するメリット

メリット1: 情報の一元管理と業務効率の向上

WordPressの投稿内容がkintoneに自動で追加されることで、コンテンツ情報を一元管理できるようになります。
これにより、担当者はWordPressとkintoneの両方を確認する必要がなくなれば、kintone内で知りたい情報を簡単に検索でき、投稿に関連するデータの素早い確認や分析ができるのではないでしょうか。
例えば、マーケティング部が公開したブログ記事の情報がkintoneに自動追加されることで、営業部はkintone内で最新のコンテンツを素早く検索できるので商談にも活用できますね。
このように、マーケティング部と営業部の間で情報共有が円滑に行われ、顧客対応のスピード向上につながります。

メリット2: 手動ミスの削減とデータの正確性向上

WordPressに投稿後、手動でkintoneに情報を登録する作業が不要になります。
自動化により、データ転記作業の時間が削減されれば、投稿内容の漏れや人為的ミスが減るはずです。
例えば、広報部がWordPressで記事を公開後、手動でkintoneに登録する必要がなくなれば、重複登録や記入ミスを防げるので、データの正確性が向上しますよね。
また、ミスによる修正作業の削減にもつながります!

まとめ

今回紹介した、WordPressで投稿が公開されるとkintoneに自動的に情報が追加されるフローは、情報の一元管理やミスの削減の実現につながります。
また、手作業を削減することで別の業務に充てる時間を確保できれば、業務全体が効率化するのではないでしょうか。
特に、マーケティング部と営業部の情報共有がスムーズになると、顧客対応のスピードアップも実現できそうですね。

この記事で解説した自動化は、Yoomを使って設定することで、プログラミング不要で簡単に実現可能です!
ぜひこのフローを導入して、業務の効率化を実現してみてください。

この記事を書いた人
r.suzuki
人材が限られる地方の中小企業で業務の効率化を日々模索していたところ、Yoomと出会いました。 こうだったらいいなとなにげなく考えていたことがYoomを導入することで、こんなにも効率化できるんだ!と感動。 システムやプログラミングの知識や経験がない私でも、業務が大きくかわったので、同じように感じているたくさんの方々へ共有できたらと執筆しています。
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