SlackとブラウザRPAの連携イメージ
RPAの活用方法

2025-04-04

毎日Webサイトの情報を取得してSlackに通知する方法

t.nakaya

最新のトレンドやニュースを追うのは楽しい一方で、複数のウェブサイトから情報を集める作業は、どうしても時間がかかります。

そこで、Yoomを使ってその手間を少し軽くしてみませんか?

Webサイトの更新情報を定期的にチェックする方や最新のデータをうまく活用したい方々にとって、YoomのRPAオペレーション機能が非常に役立つでしょう。

例えば、いくつかの情報サイトから自動で最新データを集め、Slackに通知することができます。
手動での作業が減り、情報の正確性を保ちながら業務をよりスムーズに進められるようになるでしょう。

この記事では、この自動化がどのように役立つのか、そしてその設定方法についてもわかりやすくご紹介します。

こんな方におすすめ

  • Slackを活用している方
  • SlackとブラウザRPAを連携して、業務効率化を考えている方
  • SlackとブラウザRPAを連携して、情報収集作業の負担軽減を目指したい方
  • SlackとブラウザRPAを連携して、分析業務の精度向上を図りたい方

今すぐに試したい方へ

本記事ではノーコードツール「Yoom」を使用した連携方法をご紹介します。
難しい設定や操作は必要なく、非エンジニアの方でも簡単に実現できます。
下記のテンプレートから今すぐに始めることもできますので、ぜひお試しください!

[Yoomとは]

毎日Webサイトの情報を取得してSlackに通知するフローの作り方

ここからは「毎日Webサイトの情報を取得してSlackに通知する」フローの設定について紹介します。
このフローテンプレートには「ブラウザを操作する」というオペレーションが含まれており、サクセスプランで利用可能です。
詳細は「ブラウザを操作する」の設定方法をご確認ください。
Yoomアカウントをお持ちでない方は、Yoomのアカウント発行ページからアカウントを作成してください。

ステップ1: Yoomにログイン

(1)下記のバナーの「詳細を見る」から、「このテンプレートを試してみる」をクリックしてください。

(2)ワークスペースの一覧から、任意のプロジェクトを選択します。
コピーしたテンプレートは、プロジェクト一覧の「マイプロジェクト」に格納されていますので、そちらをご確認ください。
(3)以下の画面が表示されたら、ステップ2に進んでください。

ステップ2: ブラウザ操作用アカウントの設定

次に、ブラウザ操作用アカウントの設定に移ります。
(1)画面左側にある「マイアプリ」をクリック
(2)ブラウザ操作用アカウントを選択後、「+新規接続」をクリック

(3)「ブラウザを操作する」の設定方法を参考にマイアプリ登録を行いましょう。

ステップ3: Slackの設定

次はSlackの設定です。これも「マイアプリ」に登録してください。
(1)アプリを選択後、「+新規接続」をクリック

(2)アプリの一覧からSlackを選択
(3)アクセス権限リクエスト画面で、投稿先チャンネルを任意で選択

(4)「許可する」をクリック
(5)Slackのマイアプリ登録が完了しました。
(6)プロジェクト一覧から「マイプロジェクト」をクリック

(7)コピーしたテンプレートをクリック
(8)フローの一覧画面の右上にある「編集する」をクリックし、ステップ4に進んでください。

ステップ4: トリガーとアクションの設定

(1)フローの一覧画面から「スケジュールトリガー」をクリック

(2)スケジュールトリガーのタイトルを設定
(3)スケジュール設定には、フローボットを起動したい日付や曜日を設定
今回はコピーしたテンプレートの既存設定を使用します。スケジュール設定については、スケジュールトリガーの設定方法を参考にしてください。

(4)「保存する」をクリック
(5)スケジュールトリガー下に表示される「ブラウザを操作する」をクリック

(6)詳細設定画面の指示に従い、タイトルと各手順を設定してください。
(以下は設定の一例です。運用に合わせてアクションを増やしたり減らすことができます)

シークレットブラウザで指定したURLが開くので、ブラウザ上で必要な設定を行います。
今回は、取得したいページのURLを取得するのが目的なので、該当ページまでの同線を1つずつ設定していきます。

詳しくはこちら

(7)カーソルを合わせて背景が水色になったらクリック
(参照ページは一例です。)

(8)適用するアクションが表示されるので該当するアクションを選択

(9)アクション名を設定し、「追加」をクリック
この手順を該当ページに辿り着くまで行い、該当ページ内の背景が水色になる箇所をどこでも良いのでクリックしてください。

(10)適用するアクションからページのURLを取得を選択

(11)アクション名を設定し、「追加」をクリック

(12)Yoomの画面に戻るをクリック

(13)画面右下にある「テスト」をクリックしエラーが出なければ、「保存する」をクリック

(14)最後に、一番下にある「アプリと連携する」をクリック

(15)タイトルを設定し、アクションは「チャンネルにメッセージを送る」が選択されていることを確認

(16)「次へ」をクリック
■API接続設定
(17)投稿先のチャンネルIDは入力欄を一度クリックしてもらうと、候補が表示されます。その中から任意で選択してください。

(18)メッセージは、テキストとアウトプットを組み合わせて構成することができます。
今回は、最新ランキング情報をSlackに通知するという設定でメッセージを作成します。
(以下は入力の例です。)

(19)「テスト」でエラーが出なければ、「保存する」をクリック
(20)以下の画面が表示されたら、「トリガーをON」をクリック

お疲れ様でした、設定は以上です。
今回紹介したフローボットのテンプレートは、Yoomに登録することで利用可能です。

SlackやRPA機能を使ったその他の自動化例

今回ご紹介したフロー以外にもSlackやRPA機能のAPIを利用すれば、さまざまな業務の自動化を実現することができます。
いずれも簡単な設定で利用が可能になりますので、もし気になるものがあれば、ぜひお試しください!

Slackを活用した自動化例

受け取った特定の内容を通知する

特定のキーワードに基づいた自動通知により、手動での確認作業をなくせる可能性があります。

音声データが格納されたらSlackに通知する

音声データがアップロードされた瞬間に自動で文字起こしと結果の通知が行われるので、内容を把握しやすくなるでしょう。

Slackで投稿された書類データをOCRで読み取り、ファイル名を更新し格納する

手動での書類整理やファイル名変更の手間が削減されるため、他の業務に集中する時間を増やせそうです。

RPA機能を活用した自動化例

ブラウザRPAを用いて自社基幹システムにも登録する

RPAで基幹システムへの登録を自動化することで基幹システムへの転記作業が不要となり、データの信頼性向上が図れます。

指定したスケジュールになったら特定のWebサイトからCSVをダウンロードしアップロードする

指定スケジュール通りにダウンロード・アップロードが完了するため、作業の漏れや遅れを防ぐことで、データの正確性が向上するかもしれません。

顧客情報を取得して、RPAを使ってGoogleフォームに自動送信する

顧客情報を取得し、RPAを活用して自動でGoogleフォームに送信することで、情報の一括管理やデータの二重入力を防ぐことにもつながるでしょう。

SlackとRPA機能を連携するメリット

メリット1: 効率的な情報収集と整理の支援

情報源から最新のデータを自動で取得して、結果をSlackに通知することで、手動での収集や整理の手間を軽減できそうです!
この自動化により、手動でのエラーも減少し、情報収集の精度が向上すると予想されます。
情報収集のプロセスがスムーズになり、正確なデータに基づいた業務運営を実現できるかもしれません。

メリット2: チーム全体での情報共有

自動で収集された情報がSlackに通知されることで、チーム全員が常に最新のデータに簡単にアクセスできるようになるはずです。
これにより、情報の一貫性が保たれ、共有の遅延や情報の取りこぼしが低減する可能性があります。
チーム内でのコミュニケーションがスムーズになり、会議や意思決定の際にも、常に最新のデータに基づいた議論が可能になります。
その結果、意思決定の質が向上し、より効果的な対応ができるようになるでしょう。

まとめ

YoomのRPAオペレーション機能を活用してSlackと連携することで、情報収集作業が自動化され、手動での作業が軽減されるでしょう。
情報の正確性を保ちながら、チームとの情報共有が円滑になると予想できますね。
データの一貫性が保たれることで、業務の進行もより円滑になるはずです!

ノーコードで簡単に連携を設定できるYoomを利用すれば、技術的な知識がなくても効率的に業務プロセスを構築できます。
この機会に、ぜひYoomを試してみてください!

この記事を書いた人
t.nakaya
歯科衛生士からIT業界へ転職し、前職ではWeb会社でディレクターサポートとしてWebページのリプレイスなどを手がけてきました。この経験を活かし、今はYoomの魅力を皆さんにお伝えすることに全力を注いでいます。技術とユーザー目線を融合させたアプローチで、Yoomを通じて皆さんの業務効率を向上させるお手伝いを心からしたいと考えています。
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従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
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