また、公開された動画の情報は、タスク登録や情報管理用のアプリのページ作成にも利用できます。動画公開後に必ず行うタスクがある場合や、動画情報をNotionにまとめている場合は、以下のテンプレートも参考にしてみてください。
YouTube APIを利用してできることは大きく分けて、動画やチャンネルに関する情報の取得、動画の統計情報の取得、Webページでの再生プレイヤーの使用の3種類です。その中で特にニーズが多いのは、動画やチャンネルの情報取得でしょう。
昨今、商品やサービスのプロモーション、企業や事業の紹介などを動画で発信する企業が増えています。ビジネスにおいて動画コンテンツ運営をスムーズに行うには、動画公開後の情報拡散や、反響の把握や分析が重要です。分析に用いる統計データはYouTubeの管理画面やAPIから取得して確認することもできます。しかし、独自の分析のため、動画やチャンネルごとの情報を個別に取得したい方も多いのではないでしょうか。
YouTube APIを用いて公開動画やチャンネルの情報を取得すれば、他のアプリケーションに同期し、自動でのチャット通知やデータベース反映が可能になります。
今回はYoomというサービスを利用して、ノーコードでYouTube APIを利用していきます。
[Yoomとは]
すでにYoomを利用している方は、ログインしておきましょう。
1. 左メニューの「マイアプリ」を選択後、画面右の「+ 新規接続」をクリックします。
2. マイアプリの新規接続の候補からYouTubeを選択します。
※検索窓にアプリ名を入力すると、候補を絞り込めます。
3. Googleアカウントの選択画面で、対象となるアカウントをクリックします。
4. 共有される情報を確認し、「次へ」をクリックします。
5. 最終確認の説明を確認し、「続行」をクリックします。
以上で連携は完了です。これでYouTubeが提供しているAPIをYoomから利用することが可能になりました!
Yoomには多くの「フローボットテンプレート」が用意されており、コピーするだけでフローボットを簡単に利用できます。フローボットの詳細は、以下の動画をご覧ください。
ここからは、実際の利用シーンやおすすめの職種ごとにテンプレートを紹介していきます。
自動化したい、または、興味のあるテンプレートのバナーをクリックすると、それぞれの紹介ページにつながります。
すぐに設定を開始する場合は「試してみる」をクリックしてください。
YouTubeのAPIを利用すると、YouTubeの指定したチャンネルで新しい動画が公開された際に、その情報を取得できます。さらに、チャットツールと連携することで、その情報を自動送信可能です。通知先や通知文の設定を変更することで、チームメンバーとの公開情報の共有、マーケティングやSNSの担当者への拡散依頼、上長への業務報告などのさまざまな目的に用いることができるでしょう。
Yoomでは複数のチャットツールとの連携が可能なため、普段利用しているツールのテンプレートを選択してお使いください。部署や担当業務でツールを使い分けている場合は、2つ以上のテンプレートの併用も可能です。
また、公開された動画の情報は、タスク登録や情報管理用のアプリのページ作成にも利用できます。動画公開後に必ず行うタスクがある場合や、動画情報をNotionにまとめている場合は、以下のテンプレートも参考にしてみてください。
YouTube APIを用いてチャンネルレポートを取得し、連携した各種データベースに情報を反映できます。Yoomのスケジュールトリガーを利用することで、指定したタイミングでレポートを繰り返し自動取得し、データベースに同期させることが可能です。
手作業と比べて転記ミスや登録漏れなどのヒューマンエラーのリスクが減少するため、この情報を基にした統計や分析の精度向上が期待できます。動画コンテンツの改善やコンテンツマーケティングの戦略立案に役立てられるでしょう。また、データベースとの同期に加え、メールで内容を知らせることも可能です。
取得したチャンネルレポートの情報は、データベースやメールだけでなく、チャットツールに送信することもできます。公開動画の情報と同じく、通知先や通知文の設定を変更することで、多様な目的で利用可能です。また、チャットツールの使い分けには複数のテンプレートの併用で対応できます。
レポートから必要な項目だけ抜粋し、速やかにデータを共有できます。定例連絡により、視聴数やコメント数に急激な変化があれば、異常値をすぐに検知して対応できるでしょう。視聴回数、コメント数、高評価・低評価数など特に注目してほしい最新情報をチャットで連絡し、他の項目や前回との比較はデータベースで確認してもらうといった使い方も可能です。
指定したキーワードと一致する動画に限定して、その動画が公開された際に情報を取得し、関係者間で共有できます。特定の商品やサービスに関する動画の情報を取得して、キャンペーンやプロモーション活動に活用したり、後続業務の指示に使用したりすることが可能です。動画説明文を要約することで、動画情報の確認にかかる時間を短縮できるでしょう。
また、ユーザーごとの商談やミーティングの動画をYouTube上に保存している場合、初回の商談動画のタイトルに『初回案内』などのキーワードを含めることで、動画投稿後にHubSpotでコンタクトを自動作成するように設定することも可能です。リードの登録漏れを防ぐのに役立つでしょう。
チャンネルレポートの取得は、指定したスケジュールで定例的に行うだけでなく、Notionのページ作成やメールの受信を起点に行うことも可能です。Notionで動画コンテンツやキャンペーンの情報を管理している場合や、メール連絡を受けて指定条件に基づくレポートの取得と関係者間での共有を行う場合は、以下のテンプレートを参考にしてみてください。
・YouTubeの動画データや分析情報をもとにマーケティング戦略を立てたい方
・動画公開後の連絡共有を手間に感じ、自動化したい方
・チャンネルレポートの作成に使う時間を短縮したい方
YouTube APIの利用で可能になることや他のアプリのAPIとの連携方法、活用事例を紹介しました。YouTube APIを用いることで、動画やチャンネルの情報を取得し、公開された動画の情報やチャンネルレポートを用いた業務フローの自動化につなげられるでしょう。他のアプリのAPIと連携して、通知やデータベース同期を自動化し、情報共有やデータ分析の効率化を図り、動画コンテンツの運営やマーケティングに役立ててください。
Yoomを使えば、誰でも簡単に連携や自動化の設定ができます。こちらから登録し、試してみてください。