YouTubeのAPI活用イメージ
自動化のアイデア

2025-07-09

【YouTube API】各種アプリとの連携方法から活用事例まで徹底解説。

s.kumagai

YouTubeを使った競合チャンネルの調査や、自社チャンネルに投稿した動画の共有などを手作業で行っていませんか?

これらの定型的な情報収集や共有作業は、APIを活用することで自動化できますが、「API連携にはプログラミング知識が必要なのでは…」と、導入のハードルを高く感じてしまいますよね。特に、社内にエンジニアがいない場合や、開発リソースが限られている状況では、自動化の推進を諦めてしまうこともあるでしょう。

そこで本記事では、YouTube APIの基礎知識から<span class="mark-yellow">プログラミングの知識がなくても様々なアプリとYouTubeを連携させる具体的な方法</span>まで、わかりやすくご紹介します。
マーケティング活動における情報収集や、社内への情報共有など、幅広い業務で活用できる自動化フローをステップごとに解説しますので、「エンジニアに頼らず、自分たちの手でYouTube関連業務を効率化したい!」と考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

とにかく早くYouTubeのAPIを利用したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">YouTube APIを使った様々なアクションや、業務フローを自動化するためのテンプレート</span>が用意されています。今すぐ試したい方はこちらから詳細をチェックしてみてください!

YouTubeAPIとは

YouTube APIはYouTubeと外部アプリ(Google、Microsoft、Salesforce、Notionなど)を繋げてデータの受け渡しを行い、YouTubeを使った業務フローを自動化できるインターフェースです。APIはアプリケーション・プログラミング・インタフェース (Application Programming Interface)の略語です。

インターフェースとは簡単に言うと「何か」と「何か」を「繋ぐもの」で、YouTube APIの場合は「YouTube」と「外部のアプリ」を繋ぐインターフェースを指します。

また、APIでは大きく分けて以下のような指示を出すことができます。

  • 取得:APIを経由して、データを取得することができます。
  • 追加:APIを経由して、データを追加することができます。
  • 更新:APIを経由して、データを更新することができます。
  • 削除:APIを経由して、データを削除することができます。

YouTubeAPIでできること

YouTube APIでできることをいくつかピックアップしたので、ご覧ください!

気になる自動化例の「試してみる」をクリックしてアカウント登録するだけで、すぐにYouTube APIを使った自動化を体験できます。登録はたったの30秒で完了するので、ぜひ気軽にお試しください!

YouTubeチャンネルに最新の動画が公開されたら自動で通知する

YouTubeの「最新の動画が公開されたら」という情報をアクションの起点として利用し、Slackなどのチャットツールに自動で通知を飛ばすことで、自社や競合チャンネルの最新動向をリアルタイムで把握でき、情報共有の迅速化や確認漏れの防止に繋がります。

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特定のキーワードに一致する動画が公開されたら自動で追加する

YouTubeで特定のキーワードを含む動画が公開されたことをトリガーにして、Airtableなどのデータベースに情報を自動で追加することで、市場調査やコンテンツマーケティングのための情報収集を効率化し、手作業でのリスト作成の手間を削減します。

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チャンネルレポートを自動で取得する

フローの中に「チャンネルレポートを取得する」というアクションを組み込み、指定した日時にGmailでレポートを自動送信することで、定期的なチャンネル分析業務の手間をなくし、担当者はデータに基づいた戦略立案など、より重要な業務に集中できます。

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その他にも下記のようなアクションをAPI経由で実行が可能です。

■フローの中で設定できるアクション(フローボットオペレーション)

  • YouTubeチャンネルの動画一覧を取得

YouTubeAPIの利用料金と注意点

YouTube Data APIは、基本的に無料で利用することが可能です。

APIの利用には「クォータ」と呼ばれる、1日あたりの利用上限が設定されており、無料プランでは1日に10,000ユニット分のリクエストが可能です。動画の検索や情報の取得といった一般的な用途であれば、このクォータ内で十分に運用できます。

ただし、利用にあたってはいくつかの注意点があります。

  • クォータの消費: APIを利用するリクエストの種類ごとに消費されるユニット数が異なります。例えば、動画の検索は100ユニット、チャンネル情報の取得は1ユニットを消費します。意図しないリクエストでクォータを使い切らないよう、どのような操作にどれくらいかかるのかを把握しておくと安心です。
  • 無効なリクエストもカウント: APIへのリクエストが何らかのエラーで失敗した場合でも、クォータは消費されてしまいます。無駄な消費を避けるため、設定に間違いがないか確認することが重要です。
  • 追加クォータの申請: もし利用頻度が高く、1日のクォータ上限を超える場合は、Google Cloud Consoleから追加のクォータを申請することも可能です。

※詳細はYoutubeのサービスサイトをご確認ください。

※2025年07月07日時点の情報です。

実際に連携してみた!

ここではノーコードツールYoomが用意するテンプレートで、実際の設定方法を通してYouTube APIを使った具体的な連携方法を紹介していきます!

もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

YouTubeAPIとの連携方法

はじめにYouTube APIとYoomを連携する方法を紹介します。

画面左側の「マイアプリ」をクリックし、その後画面右側の「新規接続」をクリックしましょう。

検索窓にYouTubeを入力し表示される候補をクリックします。

アカウント連携画面が表示されるので、アカウント連携を進めましょう。

マイアプリにYouTubeが表示されればマイアプリ連携完了です。

今回は「YouTubeに最新の動画が公開されたら、Slackに通知する」という実際のフローボットを作成していきます!

作成の流れは大きく分けて以下です。

  • Slackをマイアプリ連携
  • 該当のテンプレートをコピー
  • YouTubeのトリガー設定およびSlackのアクション設定
  • トリガーをONにし、フローが起動するかを確認
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ステップ1:Slackのマイアプリ連携

割くほどと同じようにSlackとYoomを連携させましょう。
Yoomの画面左側にある「マイアプリ」→「新規接続」をクリックします。

「アプリ名で検索」でSlackを探すか、アプリ一覧から探してください。

以下の画像のような画面が表示されます。
通知を受け取るチャンネルを設定したら、「許可する」をクリックしましょう。

マイアプリの画面に戻りSlackが表示されていれば完了です。

マイアプリ登録が完了したら、自動化の設定を行いましょう!

ステップ2:テンプレートをコピーする

続いてYoomのテンプレートをコピーします。

以下バナーのテンプレートの「このテンプレートを試してみる」のアイコンをクリックします。

[[85597]]

以下の画像のような画面が表示されたらテンプレートのコピーは完了です。

ステップ3:トリガーとなるYouTubeの設定

YouTubeで最新の動画が公開されたことを自動化のトリガーにするための設定を行います。
以下の赤枠をクリックしましょう。

連携アカウントとアクションを選択する画面が表示されるので、今回連携するYouTubeのアカウントを確認し「次へ」をクリックします。

アプリトリガーのAPI接続設定が表示されるので、設定を進めていきましょう。
トリガーの起動間隔は5分・10分・15分・30分・60分から選択できます。

※ご利用プランによって、設定できるトリガーの最短間隔が違うので、その点は要チェックです。

※なお、基本的にはそのプランの最短の起動間隔にしてお使いいただくことをおすすめします。

チャンネルIDを入力しましょう。

入力後、「テスト」をクリックしましょう。

以下の画面のようにアウトプットにメールの内容が表示されます。
なお、以下の画像はアウトプットが空の状態となります。実際のテスト時には具体的なデータが挿入されている状態です。

この後、この取得した値(具体的なデータ)の内容を、Slackのメッセージ内容として使用することができます。
※取得した値に関して、詳しくはこちらをご確認ください。

テスト成功後「保存する」をクリックしましょう。

ステップ4:Slackにメッセージを送信する

Slackにメッセージを送信するための設定を行います。
以下の赤枠をクリックしましょう。

連携アカウントとアクションを選択する画面が表示されるので、今回連携するSlackのアカウントを確認し「次へ」をクリックします。

投稿先のチャンネルは以下のように表示される候補から選択しましょう。

メッセージにはSlackに送信する内容を入力します。
以下のように「取得した値」からYouTubeの情報をメッセージに使用することが可能です。

入力後、Slackにメッセージが送信されているか確認しましょう。
確認ができたら「保存する」をクリックします。

ステップ5:トリガーをONに設定しフロー稼働の準備完了

以下の画面の赤枠部分「トリガーをON」をクリックすることで、フローボットが自動で起動します。

設定お疲れ様でした!

YouTube APIを活用した自動化の例

今回紹介した事例以外でも、Yoomではさまざまなサービスとの連携が可能で、それぞれに対応したテンプレートが用意されています。
普段使用しているサービスと連携できるテンプレートを活用して、YouTubeを使った業務フローを自動化しましょう!

YouTubeをトリガーとして活用するテンプレート

YouTubeを中心にした業務自動化テンプレートは動画コンテンツのモニタリングと情報共有を効率化する強力なツールです。
YouTubeで特定のキーワードに一致する動画が公開されたり、最新の動画がアップロードされたりすると、Slack、Gmail、Outlook、Chatworkなどに自動で通知を送信できます。

これにより、最新のコンテンツを見逃すことなく、関係者への情報共有をスムーズに行えるはずです。

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さらに、YouTubeチャンネルで最新動画が公開されたら、Backlogに課題を自動で追加することも可能です。
これにより、コンテンツ公開後の関連タスク(プロモーション、分析など)を自動で作成し、チーム内の連携を強化できます。手動でのタスク登録の手間を省き、動画コンテンツ運用に関わる業務スピードを向上させたい方におすすめです。

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YouTubeをフロー内のアクションとして使うテンプレート

Yoomのトリガーアクションを利用し、YouTubeの情報を自動で取得・通知するテンプレートもご紹介します。例えば、指定したスケジュールになったらYouTubeをスクレイピングしてSlackに通知したり、最新のYouTubeチャンネルレポートをSlackに通知したりできます。

これにより、手動でのデータ収集やレポート作成の手間を省けるため、チャンネル運営の状況をスムーズに把握したいときに便利です。

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まとめ

YouTubeAPI連携を行うことで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていた競合チャンネルの動向チェックや、自社コンテンツの共有業務などが自動化され、手間の削減やヒューマンエラーの防止に繋がります!</span>
また、情報収集や共有といった定型業務から担当者が解放されることで、動画コンテンツの企画や分析といった、本来注力すべきコア業務に集中できる環境も整います。

今回ご紹介したような業務自動化は、ノーコードツール「Yoom」を活用すれば、プログラミングの知識がない方でも直感的な操作で簡単に業務フローを構築できるので、もし日々の業務の自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらの登録フォームから無料登録して、Yoomが実現する業務効率化を体験してみてください!

この記事を書いた人
s.kumagai
Webマーケティング会社で3年ほどカスタマーサポートとして働いておりました。顧客情報や社内のデータ管理に時間を費やし、頭を抱えていたところYoomと出会いました。プログラミングの知識がなくても簡単に使えるYoomにもっと早く出会えていれば…と日々強く感じております。同じように業務の効率化に悩みを持つ方の助けになれば幸いです!
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