YouTubeとMicrosoft Teamsの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025/03/19

【ノーコードで実現】YouTubeのデータをMicrosoft Teamsに自動的に連携する方法

k.tsukamoto

YouTubeとMicrosoft Teamsを連携させたいけれど、プログラミングの知識がないために「どうやって始めればいいのか分からない」と悩んでいませんか?
特に、エンジニア身近近にいない場合や、技術的なサポートが得られない場合、複雑に感じてしまうことも多いはず…!

そんな方に向けて、本記事では<span class="mark-yellow">ノーコードツールYoomを使って、YouTubeとMicrosoft Teamsのデータ連携を簡単に実現する方法を紹介します。</span>
これを活用できると、毎日のYouTubeチャンネルレポートを自動でMicrosoft Teamsに通知し、複雑な作業から解放されます!

その他にも今日から使えるテンプレートをたくさんご紹介します!続きを読んで、実際の手順を確認してみましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomを利用することで、ノーコードで簡単にYouTubeとMicrosoft Teamsの連携が可能です。
YoomにはあらかじめYouTubeとMicrosoft Teamsを連携するためのテンプレートが用意されているため、APIの知識が無くても、登録するだけで今すぐ連携が実現できます。

YouTubeとMicrosoft Teamsを連携してできること

YouTubeとMicrosoft TeamsのAPIを連携することで、YouTubeでの動画の公開をMicrosoft Teamsに通知することも、1日の視聴者数などの情報をMicrosoft Teamsで管理することもできます。

例えば、以下のようなテンプレートが該当します。

毎日YouTubeのチャンネルレポートを取得し、Microsoft Teamsに通知する

指定したYouTubeチャンネルのデータを毎日自動で収集し、その情報を任意の形式でMicrosoft Teamsへ通知するフローです。
<span class="mark-yellow">YouTubeチャンネルのパフォーマンスを定期的に確認できるため、効率的な分析や報告を行えるようになるでしょう!</span>

YouTubeに最新の動画が公開されたら、Microsoft Teamsに通知する

このテンプレートを活用すれば新着動画を手動でチェックする必要がなくなるため、業務時間の短縮だけでなく、見逃しや共有漏れも防ぎます。
新しく公開した動画をMicrosoft Teamsで宣伝したい場合などにも活用できるでしょう。

YouTubeとMicrosoft Teamsの連携フローを作ってみよう

それでは、さっそく実際にYouTubeとMicrosoft Teamsを連携したフローを作成してみましょう!

今回はYoomを使用して、ノーコードでYouTubeとMicrosoft Teamsの連携を進めていきます。
もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、Yoomのアカウント発行リンクからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

<span class="mark-yellow">この記事では、「毎日YouTubeのチャンネルレポートを取得し、Microsoft Teamsに通知する」フローを作成していきます!</span>
作成の流れは大きく分けて以下の通りです。

  • YouTubeとMicrosoft Teamsのマイアプリ連携
  • テンプレートのコピー
  • フローの詳細設定(トリガーのスケジュール、レポートを取得する日付とチャンネル、送信するメッセージの設定)
  • フロー稼働の準備(トリガーをONに設定)

ステップ1:YouTubeとMicrosoft Teamsのマイアプリ連携

まずは、YouTubeとMicrosoft Teamsをマイアプリに登録し、Yoomと連携させます。

Yoom管理画面のサイドバーから「マイアプリ」を選択して、右側の「+新規接続」をクリックします。

まずはYouTubeを連携しましょう。

「アプリ一覧」が表示されたら、YouTubeを検索して選択します。

任意のGoogleアカウントを選択してログインします。

内容を確認し、「次へ」をクリックします。

内容を確認し、「続行」をクリックします。

「マイアプリ」の画面に戻り、YouTubeが追加されていれば連携は完了です。

次にMicrosoft Teamsを連携しましょう。
「マイアプリ」で「+新規接続」をクリックした後、「アプリ一覧」が表示されたら、Microsoft Teamsを検索して選択します。

任意のアカウントを選択してログインします。
※「Microsoft 365(旧Office 365)」には個人向けと法人向けプラン(Microsoft 365 Business)があります。法人向けプランを契約していない場合、Yoomからの認証がうまくいかない可能性があるのでご注意ください。

「マイアプリ」の画面に戻り、Microsoft Teamsが追加されていれば連携は完了です。

ステップ2:テンプレートのコピー

YouTubeとMicrosoft Teamsの連携が完了したら、フローの設定に入りましょう。

先ずはテンプレートをコピーします。
Yoomにログインした後、以下のバナーの「試してみる」をクリックしてください。

お使いのYoom管理画面にテンプレートがコピーされます。
「OK」をクリックして、フローの設定に進みましょう。

ステップ3:トリガー設定

フローの起点となるトリガーアクションを設定します。
今回の設定では、毎日の指定した時間に起動するようにしてみましょう!

「指定したスケジュールになったら」をクリックします。

デフォルトでは、全ての曜日(毎日)9時にフローが起動するよう設定されていますので、業務内容に合わせて、任意の曜日と時間に変更しましょう。
日付や曜日以外にも、さらに細かく設定できるCron設定については、こちらのヘルプページを参考にしてください。

「保存する」をクリックします。

フローの画面に戻り、「指定したスケジュールになったら」にチェックマークがついたままであれば完了です。

ステップ4:取得するレポートの日時の設定

Youtubeのチャンネルレポートは3日前のデータから取得が可能で、前日のデータなどは取得できないので注意してください。
指定した日付のレポートを取得するための設定を行いましょう

「日時・日付の加算減算」をクリックします。

「変換対象の日時・日付」にはデフォルトで、フロー稼働時の日付が設定されています。

「加算 / 減算設定」にはデフォルトで3日前が設定されています。
必要があれば、3日以前の任意の値に変更してください。

「テスト」をクリックすると、データの変換テストが実行されます。
「テスト成功」の結果が表示されますと、「アウトプット」に取得するレポートの日付が追加されます。

「保存する」をクリックします。

フローの画面に戻り、「日時・日付の加算減算」にチェックマークがついたままであれば完了です。

ステップ5:レポートを取得するチャンネルの設定

「チャンネルレポートを取得」をクリックします。

内容を確認し、「次へ」をクリックします。

「チャンネルID」にチャンネルレポートを取得したいチャンネルのIDを設定します。

※ チャンネルIDはYouTubeの詳細設定画面で確認できます。

期間の開始日」と「期間の終了日」には、いつからのいつまでのチャンネルレポートを取得するかを設定します。

デフォルトではステップ4で取得した値が設定されているため、必要があれば、任意の日付に変更してください。
※ 同日を設定することで、設定した日1日のレポートを取得します。

入力欄をクリックするとプルダウンが表示されます。
「日付」の項目から、指定する日時を選ぶことで月初から計算の値の日付まで、といった設定もできますが今回は上記のように1日ずつのデータを取得する設定で進めます。

「テスト」をクリックすると、チャンネルレポートの取得テストが実行されます。
「テスト成功」の結果が表示されますと、「アウトプット」にチャンネルレポートの情報が追加されます。

アウトプットに問題がなければ、「保存する」をクリックしてください。

フローの画面に戻り、「チャンネルレポートを取得」にチェックマークがついていれば完了です。

ステップ6:Microsoft Teamsのチャネルに送るメッセージの設定

「チャネルにメッセージを送る」をクリックします。

チャンネルレポートを送るチャネルを設定していきます。

※ Microsoft Teamsの画面です。例として以下のチームのチャネルにメッセージを送ります。

「チームID」の入力欄をクリックすると、連携しているMicrosoft Teamsのチーム一覧がプルダウンで表示されます。
対象となるチームを選択してください。

「チームID」が指定されていると、「チャネルID」のプルダウンに指定されたチームのチャネル一覧が表示されます。
対象となるチャネルを選択してください。

「メッセージ」には、チャネルに送るメッセージの内容を設定します。

デフォルトではチャネルレポートから取得した「視聴回数、ライク数、ディスライク数、コメント数」が送られるように設定されているので、必要があれば、任意のメッセージ内容と項目に変更してください。

入力欄をクリックするとプルダウンが表示されます。

メッセージに含めたい項目をクリックすると、{{項目名}}の形で入力欄に追加されます。

その他、各種設定が可能です。

「テスト」をクリックすると、メッセージ送信のテストが実行されます。
「テスト成功」の結果が表示されましたら、指定した通りMicrosoft Teamsにメッセージが送られていることを確認し、「保存する」をクリックしてください。

ステップ7:フロー稼働の準備(トリガーをONに設定)

フロー画面に戻り、「全ての設定が完了しました!」と表示されていればフローの設定は完了です。
早速フローを稼働させるのであれば、「トリガーをON」をクリックします。

あとで稼働させる場合は、フロー画面のトリガースイッチをクリックすることで、トリガーをONにできます。

今回のフローボットをベースに、他にも様々な作業の自動化が実現できます!
是非、Yoomの便利な機能をお試しください。

Microsoft TeamsのデータをYouTubeに連携したい場合

この記事ではYouTubeのデータやアクションをMicrosoft Teamsに通知させるフローをご紹介しましたが、反対にMicrosoft Teamsのデータを元にYouTubeのアクションを実行したい場合は、以下のテンプレートをご利用ください。

Microsoft Teamsの特定の投稿をもとに、YouTubeのチャンネルレポートを取得する

Microsoft Teamsに特定のキーワードを含むメッセージが投稿された際に、メッセージから要素を抽出し、関連するYouTubeチャンネルの最新レポートを自動で取得して、Microsoft Teamsに通知するフローです。
メッセージを精査する手間を省き、最新情報の把握や共有といった業務を効率化します。

YouTubeとMicrosoft Teamsを使った便利なデータ連携例

Microsoft Teamsとの連携以外でも、YoutubeのAPIを使用してさまざまな業務を自動化することが可能です。もし気になるものがあればぜひこちらもお試しになってみてください!

YouTubeを使った便利な自動化例

YouTubeのチャンネルレポートは、業務で使用している様々なアプリに通知可能!
YouTubeから取得した情報を他アプリで管理したり、YouTubeでの動画公開を起点として他アプリのアクションを実行させることもできます。

Microsoft Teamsを使った便利な自動化例

様々なアプリのアクションをMicrosoft Teamsに通知したり、Microsoft Teamsに投稿されたメッセージを元にメールやフォルダの作成なども行えます。

終わりに

これまで、YouTubeとMicrosoft Teamsを簡単に連携させる方法をご紹介してきました。
Yoomを使うことで、プログラミングの知識がなくても、YouTubeのチャンネルレポートを毎日自動でMicrosoft Teamsに通知できるようになりましたね。

手動での作業を減らし、業務の効率化が図れるので、忙しい方にとっては大きな助けになるでしょう。

もし、もっと簡単に連携を始めたいと思ったら、Yoomに無料登録してみてください!

この記事を書いた人
k.tsukamoto
セキュリティデバイスに関わるシステムエンジニアとして4年間働いていました。 手作業での勤怠管理に、煩雑化する業務連絡……。もっと早くにYoomを知りたかった!という思いから、多くの読者様にYoomの魅力をお伝えしたいと考えています。 まだ使い始めたばかりですが、私自身の発見を通じてYoomで出来る業務効率化をわかりやすくご紹介いたします。
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