2024/09/20
アプリ同士の連携方法

YouTubeとGoogle BigQueryを連携して、毎日YouTubeレポートを取得しGoogle BigQueryにレコード登録する方法

e.koyama

目次

昨今では、商品・サービスのプロモーション、企業や事業の紹介などを動画で行う企業が増えました。動画の配信サービスを有効活用するためには、投稿後の反響を捉えて分析することが重要です。作成時点で良いコンテンツができたと思っていても、再生数が伸び悩んだり、評価が悪かったりすれば、成功したとは言えません。視聴状況を日々レポートで確認しながら、コンテンツのクオリティを高める必要があります。

本記事では、YouTubeのチャンネルレポート取得とGoogle BigQueryへのレポート情報のレコード登録を毎日自動で行う方法を紹介します。Yoomを使って2つのアプリを連携すれば、手作業でデータの収集や登録を行う時間と労力を省けます。

YouTubeとGoogle BigQueryを連携するメリット

メリット1: データの一元管理と分析の効率化

YouTubeのチャンネルレポートを毎日Google BigQueryに一括で取り込むことで、レポート情報の一元管理が可能になります。これにより、データソースを手作業で集める必要がなくなり、<span class="mark-yellow">迅速なデータ分析</span>につながります。チャンネル運用者はGoogle BigQuery上でチャンネル視聴者の動向を把握し、今後の運用について検討することが可能です。また、マーケティングやデータ分析の担当者は、このデータを用いてキャンペーンの効果測定などをスムーズに進められます。

メリット2: データの精度と信頼性の向上

連携によってレポート取得から情報登録までが毎日自動で行われることにより、情報の抜け漏れや重複登録、転記ミスなど、<span class="mark-yellow">人為的なミスが発生するリスクが低減</span>します。情報の精度が高まり、信頼性の高いデータを基にした情報分析や意思決定が可能です。

[Yoomとは]

なお、Google BigQueryとの連携設定はチームプランまたはサクセスプランでご利用いただけます。2週間の無料トライアルも提供中です。

YouTubeとGoogle BigQueryの連携フローの作り方

それでは、YouTubeとGoogle BigQueryの連携と業務フローの自動化設定を行ってみましょう。

テンプレートを使って、「毎日YouTubeレポートを取得し、Google BigQueryにレコード登録する」業務フローの作成手順を紹介します。

はじめる前に

1. Google BigQueryにおいて、YouTubeのレポート情報を登録するデータセット及びテーブルを作成しておいてください。

2. Yoomにログインしてください。

3. 以下の「試してみる」ボタンをクリックして、Yoomのテンプレートをコピーしてください。

ステップ1: YouTubeとGoogle BigQueryのマイアプリ連携

※アプリ連携がお済みの場合は、ステップ2に進んでください。

1. 左メニューの「マイアプリ」を選択し、画面右の「+新規接続」をクリックします。

2. マイアプリの新規接続一覧から、YouTubeとGoogle BigQueryをそれぞれ選択し、アプリを連携してください。

次は、マイプロジェクトにテンプレートコピーして、フローボットを作成していきます。
コピーがまだの場合は、フローボットテンプレートを下記よりコピーしてください。

1.バナーにカーソルを合わせ「詳細を見る」をクリック
2.移行したページの「このテンプレートを試す」をクリック
3.Yoomの登録を行う
※既に登録が完了している場合はログイン画面が表示されるので、ログインしましょう。

ステップ2: 指定したスケジュールで起動するトリガーの設定

1. コピーしたテンプレートを開きます。
 ※タイトルは、下図の赤枠部分から変更できます。

2. フローボットの「スケジュールトリガー:指定したスケジュールになったら」をクリックします。

3. 実行時間の指定を行います。
 フローボットを起動したいスケジュールに合わせて、内容を変更してください。
 ※デフォルトは、毎日6時に設定されています。
 ※日付指定・曜日指定・Cron設定から指定方法を選ぶことができます。詳細はこちらの説明をご覧ください。

4. 「保存する」をクリックしてください。

ステップ3: YouTubeのチャンネルレポートを取得するアクションの設定

1. フローボットの「アプリと連携する:チャンネルレポートを取得」をクリックします。

2. 連携アカウントとアクションを選択します。
 タイトルを必要に応じて変更し、「次へ」をクリックします。

3. API接続設定を行います。
 ・チャンネルID:レポートを取得したいチャンネルのIDを入力してください。
 ・期間の開始日、終了日:対象期間を入力してください。
 ※下図は入力例です。日付のアウトプットを用いて、前日分のみのレポートが取得できるよう設定しています。

 ※下図はアウトプットの参照例です。

4. テストが成功したら、「保存する」をクリックしてください。

ステップ4: Google BigQueryのレコードを作成するアクションの設定

1. フローボットの「アプリと連携する:レコードを作成」をクリックします。

2. 連携アカウントとアクションを選択します。
 タイトルを必要に応じて変更し、「次へ」をクリックします。

3. API接続設定を行います。
 ・「プロジェクトID」~「テーブルID」までの各項目:任意の値を入力してください。
 ・「レコード内容」の「フィールド名」:該当するテーブルのフィールド名を入力してください。
 ・「レコード内容」の「値」:ステップ3で取得したアウトプットから、フィールド名に対応する値を参照してください。
 ※下図は入力例です。
 ※「+レコード内容を追加」を押すと、登録する項目を増やせます。

 ※下図はアウトプットの参照例です。

4. テストが成功したら、「保存する」をクリックしてください。

最後に、保存したフローのトリガーを「ON」に切り替えると起動します。

以上で、「毎日YouTubeレポートを取得し、Google BigQueryにレコード登録する」フローの完成です。

その他のYouTubeを使った自動化の例

他にもYouTubeを使った自動化の例がYoomにはたくさんあるので、いくつか紹介します。

1. 指定したスケジュールでYouTubeのチャンネルレポートをGoogle スプレッドシートに追加するフローです。スプレッドシートでのデータ加工を行いたい場合や、データベースに保存してレポート情報のバックアップを取りたい場合に使えます。

2. 指定したスケジュールでYouTubeのチャンネルレポートをGoogle Chatで通知するフローです。チャットツールとの連携により、レポート内容をチームメンバーと簡単に共有できます。

3. YouTubeの指定したチャンネルで新たな動画が公開された際に、Chatworkに通知するフローです。チャットツールとの連携により、動画の公開状況をチームメンバーと共有することも可能です。

まとめ

本記事では、YouTubeのレポートを毎日自動で取得し、Google BigQueryにレコード登録する方法を紹介しました。Yoomを使った連携により、データ収集や登録作業の手間を削減し、データの精度と信頼性を向上させることができます。これにより、チャンネル運用やマーケティング、データ分析の担当者は、迅速で正確なデータ分析が可能となります。

この記事を書いた人
e.koyama
これまで専門商社やEC業界で事務を経験してきました。 担当した業務は営業事務や経理、総務、人事、法務など多岐に渡ります。 個々の作業の効率化には取り組みましたが、各種のサポートツールやYoomを使えばより便利に業務が進められたのに…と思っています。 業務経験を活かしたYoomの紹介記事を発信し、皆さんがスムーズに業務を進められるお手伝いができれば幸いです。
タグ
連携
自動化
YouTube
Google BigQuery
関連アプリ
Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
Yoomについて詳しく見る
お役立ち資料
Yoomがわかる!資料3点セット
資料ダウンロード
3分でわかる!Yoomサービス紹介資料
資料ダウンロード
Before Afterでわかる!Yoom導入事例集
資料ダウンロード
お役立ち資料一覧を見る
会社概要
利用規約(JaEn
プライバシーポリシー(JaEn
セキュリティポリシー(JaEn
特定商取引法に基づく表記
©️ Yoom Inc.