ZoomとChatGPTの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-04-07

【プログラミング不要】ZoomのミーティングデータをChatGPTに自動的に連携する方法

y.katagiri

「議事録の作成に時間がかかる」「会議内容を参加者全員に正確に共有するのが大変」――Zoomでのミーティング後、そんな課題を感じていませんか?

たとえ音声データが残っていたとしても、内容を整理して配信するには手間がかかり、ほかの業務に支障が出てしまうこともあるでしょう。
とはいえ、ZoomとChatGPTを連携して効率化しようと思っても、「設定が難しそう」「専門的な知識が必要なのでは?」と感じる方も少なくありません。

そこで本記事では、ノーコードツールのYoomを使って、<span class="mark-yellow">Zoomの会議データをChatGPTに連携し、議事録の自動作成から参加者へのメール送信までを簡単に実現する方法</span>をご紹介します。

プログラミングの知識がなくても、会議後の情報整理や共有の手間をぐっと減らせるのが大きな魅力です。

会議後の業務を効率化し、情報共有の質とスピードを高めたい方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。

とにかく早く試したい方へ 

Yoomを利用することで、ノーコードで簡単にZoomとChatGPTの連携が可能です。

YoomにはあらかじめzoomとChatGPTを連携するためのテンプレートが用意されているため、APIの知識が無くても、登録するだけで今すぐ連携が実現できます。

ZoomとChatGPTを連携してできること 

ZoomとChatGPTのAPIを連携すれば、ZoomのデータをChatGPTに自動的に連携することが可能です!

例えば、下記のようなデータ連携を人の手を介さず、自動的に実施することができます。

Zoomミーティング終了後、ChatGPTで議事録を作成し参加者にメール送信する

Zoomのミーティング後に議事録制作に手間を取られている方におすすめです。
<span class="mark-yellow">ミーティングの参加者が多い場面に活用できますよ!</span>

Zoomミーティングの要点をChatGPTで抽出し、タスク管理ツールに自動連携する

Zoomでもミーティングを自動でまとめて、タスク管理ツールにタスクをまとめてくれます。
ミーティングの要点をチームにすぐに共有できるのがうれしいポイントです!

Zoomミーティングの音声文字起こしを行い、ChatGPTで多言語に翻訳して共有する

海外チームとのミーティングややり取りが多い企業担当者にとってこのテンプレートは業務の一端を担ってくれます。
国際的なプロジェクトに関わっている方にもおすすめのフローです。

ZoomとChatGPTの連携フローを作ってみよう!

それでは、さっそく実際にZoomとChatGPTを連携したフローを作成してみましょう!

今回はYoomを使用して、ノーコードでMicrosoft TeamsとMicrosoft SharePointの連携を進めていきます。
まだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

<span class="mark-yellow">今回は「Zoomミーティング終了後、ChatGPTで議事録を作成し参加者にメール送信する」フローボットを作成していきます!</span>

作成の流れは大きく分けて以下です。

  • ZoomとChatGPTをマイアプリ連携
  • テンプレートをコピーする
  • トリガー設定およびアクション設定
  • トリガーをONに設定しフロー稼働の準備完了

ステップ1:マイアプリ登録

はじめに、今回使用するZoomとChatGPTのマイアプリ登録します。

Yoomの画面左にある「マイアプリ」をクリックし、右側に表示される「新規接続」をクリックしてください。

Zoomのマイアプリ登録

「新規接続」をクリックした後、アプリ一覧から「Zooⅿ」を検索してください。

こちらの記事を参考にClient IDとClient secretを入力して、「追加」をクリックして、次に進みましょう。

以下画面が出てきたら、「Allow」をクリックしてください。

マイアプリに「Zoom」が出ていたら、連携完了です。

ChatGPTのマイアプリ登録

「新規接続」をクリックした後、アプリ一覧から「ChatGPT」を検索してください。

こちらの記事を参考にマイアプリ登録を行います。

こちらの手順通りにアクセストークンを取得して、入力しましょう。
アカウント名は自身で活用しやすい名前を入力してください。

マイアプリに「ChatGPT」が出ていたら、連携完了です。

ステップ2:テンプレートをコピー

いよいよ実際にフローを作成していきます!
簡単に設定できるよう、テンプレートを使用します。下記のバナー「試してみる」をクリックし、テンプレートをコピーしてください。

コピーが完了すると、以下の画面が表示されます。「OK」をクリックして、設定を進めましょう!

ステップ3:アプリトリガーの設定

まずはアプリの起動設定を行います。

「ミーティングが終了したら」をクリックしてください。

以下の画面が出てきたら、連携するアカウントを確認して次に進んで下さい。必要に応じてタイトルの変更も可能です!

続いてAPI接続設定です。

「トリガーの起動間隔」は、業務に合わせて選択してください。

トリガーの起動タイミングは、5分、10分、15分、30分、60分のいずれかで設定できます。 
ご利用プラン
によって、設定できるトリガーの最短間隔が違うので、その点は要チェックです。!また、基本的にはそのプランの最短の起動間隔にしてお使いいただくことをおすすめします。

メールアドレスはZoomのアカウントのメールアドレスを入力してください。

設定ができたら、Zoomのミーティングを終了させてからテストを行ってみてくださいね。
「テスト成功」という画面が出てきたら、正しく設定できています!

以下のアウトプットはこの後の設定で引用可能です!
今回の画面には表示されていませんが、アウトプットの項目名の横にZoomから取得した値が表示されます。

確認できたら、「保存する」をクリックしましょう。

ステップ4:ミーティングの詳細情報の取得する

続いて「ミーティングの詳細情報を取得」をクリックしてください。

以下の画面が出てきたら、連携するアカウントを確認して次に進んで下さい。

API接続設定を行います。

「ミーティングID」は下記のようにアウトプットから選択してください。指定したミーティングIDから、Zoomのミーティングの詳細を取得してくれます。

設定ができたら、テストを行いましょう。

テストが成功したら「保存する」をクリックして、次の設定に進みます。

ステップ5:ミーティングのレコーディング情報を取得する

次に「ミーティングのレコーディング情報を取得する」をクリックしてください。

Zoomで行った会議のレコーディング情報を取得する設定です。

以下の画面が出てきたら、連携するアカウントを確認して次に進んで下さい。

「ミーティングID」はアウトプットから「ミーティングID」を選択してください。

指定したミーティングIDから、Zoomのミーティングのレコーディング情報を取得してくれます。

テストを行います。

テストが成功したら、「保存する」をクリックして次に進んで下さい。

ステップ6:ミーティングのレコーディングファイルをダウンロードする

次に「ミーティングのレコーディングファイルをダ…」をクリックしてください。

以下の画面が出てきたら、連携するアカウントを確認して次に進んで下さい。

「ダウンロードURL」は以下アウトプットから選択してください。

テストを行います。

テストが成功したら、「保存する」をクリックして次に進んで下さい。

ステップ7:音声データを文字起こしする

「音声データを文字起こしする」をクリックしてください。

OCRや音声を文字起こしするAIオペレーションは、チームプラン・サクセスプラン限定の機能です。フリープランやミニプランでセットするとエラーになってしまうので、注意してください!

また、チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルが可能です。トライアル期間中は、通常だと制限があるアプリやAIオペレーションもすべて使えるので、気になる機能を試してみてくださいね。

アクションはプルダウンから選択できるので、業務に合うものを選びましょう。

今回は「最大60分の日本語音声文字起こし(50タスク)」を選びました。

設定後、次に進みましょう。

続いて、詳細の設定です。
音声ファイルはプルダウンから「ダウンロードしたファイル」を選択してください。

テストをしてみましょう。

テストが成功したら、「保存する」で次にクリックしてください。

ステップ8:テキストを生成する

「テキストを生成」をクリックしてください。

ここでは、ChatGPTでテキストを生成する設定を行っていきます。

以下の画面が出てきたら、連携するアカウントを確認して次に進んで下さい。

続いて、API接続設定です。

「メッセージ内容」は、アウトプットから「解析結果」を選択しましょう。

Zoomのミーティングの会議内容の音声データを文字起こしした解析結果です。
この解析結果をもとに議事録を作成してくれます。

以下項目は、項目下の注意事項を参考に設定してください。

テストをしてみましょう。
テストが成功したら、「保存する」で次にクリックしてください。

ステップ9:メールを送る設定

「メールを送る」をクリックしてください。

続いて、メール設定です。

「メールの内容」の「To」はアウトプットから「ユーザーメールアドレス」を選択してください。

「件名」は、以下の設定例を参考に入力してください。

今回は「トピック」をアウトプットから選択して、件名に入れてみました。
「本日の会議の議事録です」という文言でもいいかもしれませんね。

「本文」も以下設定例を参考に入力してみてください。

「トピック」は、アウトプットから選択してください。

「返答内容」はアウトプットから選択可能です。
その他に付け足したい文言などがあれば、入力しましょう。

「次へ」を進んで下さい。

メール送信のテストは以下です。

送り先やメールの内容を確認して、テストを行いましょう。

テストが成功したら、以下の画面が出てきます。

「保存する」をクリックしてください。

設定したメールアドレスにメールが届いているか確認してみましょう。

ステップ10:フローボットの自動化設定

以下の画面が出てきたら「トリガーON」をクリックです。

全ての設定が完了です!

ZoomやChatGPTのAPIを使ったその他の自動化例

ZoomとChatGPTの連携以外にも、これらのAPIを活用することで、日々の業務をより効率化する自動化フローを実現できます。もし気になるものがあれば、ぜひこちらも試してみてください!

Zoomを使った便利な自動化例

Zoomと他サービスを連携すれば、会議の準備や記録も自動化できます。<span class="mark-yellow">「URL作成が面倒」「議事録の共有が大変」そんな悩みもスッキリ解決!</span>

ChatGPTを使った便利な自動化例

ChatGPTと他サービスを連携すれば、文章作成や情報整理も自動化できます。「手作業での返信が大変」「投稿のネタに困る」そんな悩みもサクッと解決!

終わりに

ZoomとChatGPTを連携することで、議事録の作成や共有の手間を大幅に軽減できます。
本記事では、ノーコードツールYoomを使って、簡単に連携フローを組める方法をご紹介しました。

プログラミングの知識がなくても使えるので、エンジニアに頼らず業務の効率化を進めたい方にもぴったりです。
まずはYoomに無料登録して、あなたのチームに合った連携をはじめてみませんか?

この記事を書いた人
y.katagiri
ライター歴8年です。書くことが好きです。Yoomの魅力をたくさんの人に届けられるように頑張ります!
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Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
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