ステップ1:ZoomとGoogle Chatをマイアプリ連携
まずは、今回使用するアプリとYoomを連携させましょう。
Yoomにログイン後、左側メニューの「マイアプリ」から「+新規接続」をクリックしてください。
「アプリの新規接続」というウィンドウが出てきたら、アプリ名を検索して表示された内容に沿って入力を進めていきましょう。
Zoomのマイアプリ連携には、Client IDとClient secretが必要です。また、Google ChatはGoogle Cloud Platformの管理者権限を持つ方のみが実施可能です。
詳しくは、以下のリンクを参考にしてください。
Zoom(OAuth)およびZoom Phoneのマイアプリ登録方法
連携ができたら、マイアプリ一覧に表示されるので確認してください。
Google Chatも同様に確認出来たらマイアプリ連携の設定は完了です。
ステップ2:Zoomでアプリトリガーを設定
最初の設定は「ミーティングが終了したら」です。
クリックすると、マイアプリ連携してあるZoomのアカウント情報が反映されています。
タイトルは修正できるので、必要であればわかりやすいものに変更しておきましょう。
アカウント情報の確認ができたら次に進みます。
次に、トリガー間隔の設定を行います。
指定した時間ごとに、ミーティングが終了したかどうかを確認します。業務内容に合わせて設定しましょう。
確認する対象のZoomアカウントのメールアドレスを入力したらZoomでテスト用にミーティングを開催、終了させてから「テスト」をクリックして、連携の確認をします。
成功すると、アウトプットが取得できます。
テスト実施したミーティングの詳細が、上記画像の各項目の横に幼児されていればテスト成功です。
これでアプリトリガーの設定は完了です。
ステップ3:Zoomのレコーディング情報取得のための設定
続いて「ミーティングのレコーディング情報を取得」の設定です。
最初のページでは、先ほどと同様にアカウント情報を確認(必要に応じてタイトルの修正)して次にすすみます。
レコーディング情報を取得するZoomのメールアドレスを入力して「テスト」をクリックしましょう。
レコーディングに関するアウトプットが取得できます。
なお、取得できるのはクラウドレコーディングされたもののみです。
ローカルレコーディングの際はエラーが出ますので、以下のリンクを合わせて確認してください。
Zoomでミーティングのレコーディング情報を取得する際の注意点
アウトプットの取得ができたら「保存する」をクリックして、レコーディング情報取得の設定は完了です。
ステップ4:レコーディングファイルをダウンロード
次の設定は「ミーティングのレコーディングファイルをダウンロード」です。
先ほどと同様に、1ページ目ではアカウント情報の確認と、必要に応じてタイトルの修正をします。
次のページでは、ダウンロードURLの項目にアウトプットが反映されています。
そのまま「テスト」をしてみましょう。
ダウンロードしたファイルのアウトプットが取得できるので「保存する」で設定完了です。
ステップ5:文字起こしの設定
次に、AIオペレーション「音声データを文字起こしする」の設定です。
アクションの設定を行いましょう。
指定するアクションによって、消費タスク数が異なるので契約プランを確認し、適したものを選択してください。
次に、ファイルの添付方法を設定します。
ダウンロードしたファイルの値を使用するので、上記画像のように設定しましょう。
「ミーティングのレコーディングファイルをダウンロード」のフローで取得した音声データを、自動で使用します。
「テスト」をクリックすると、仮で用意したミーティングの音声データの解析結果がアウトプットとして取得できます。
「保存する」でここまでの設定は完了です。
ステップ6:音声データ要約の設定
続いてのAIオペレーションの設定は「要約する」です。
文字起こし設定の際と同様に、アクションを設定しましょう。
設定できたら、次に進んで要約の条件設定をしましょう。
要約対象のテキストと、要約の条件を指定します。
要約の条件は、自由に入力できます。GPTへの指示なので、簡潔にわかりやすく表記しましょう。
以下のリンクは、文章の要約のための条件ですが参考にしてください。
必要な項目の設定ができたら「テスト」をクリックし、エラーが出なければ「保存する」で要約の設定は完了です。
ステップ7 :Google Chatに通知する設定
最後に「Google Chatに通知する」をクリックしましょう。
まずは、アカウント情報の確認とタイトルの修正です。
確認ができたら「次へ」をクリックしましょう。
次に、Google Chatnイ通知する内容などを設定します。
スペースのリソース名を候補から選んだ後、アウトプットを活用してメッセージの内容を入力しましょう。
設定ができたら「テスト」をクリックして、指定したスペースにメッセージが届くか確認します。
問題がなければ「保存する」で通知のための設定が完了します。
最後にトリガーをONにして、フローを動かしましょう。
設定お疲れさまでした。これでミーティングの内容が自動で要約されて、Google Chatに通知されるようになりました。