Yoomと Box のイメージ
How to Integrate Applications

2025-04-14

【簡単設定】Boxのデータを自動で通知する方法

k.hieda

Boxでファイルを共有する際、「アップロードされたことを毎回自分で知らせるのが手間」「更新のたびに報告するのが負担」と感じたことはありませんか?
通知を手作業で行っていると、伝達ミスや対応の遅れといった課題が生まれることもあります。

しかし、Boxと通知ツールを連携させようとしても、API設定や技術的な知識が必要で、「自分だけで設定できるか不安…」と感じる方も多いのではないでしょうか。

そこでおすすめなのが、ノーコードツールYoomを使ったBoxと通知の自動連携です。
<span class="mark-yellow">たとえば、BoxにファイルがアップされたときにTelegramに通知を送る仕組みも、数ステップで簡単に構築できます。</span>

通知を自動化すれば、確認の手間が減るだけでなく、ファイル共有がスムーズになり、チームの業務効率アップにもつながります。
Boxをもっと便利に活用したい方は、ぜひこの記事で紹介する連携フローをチェックしてみてください。

とにかく早く試したい方へ

Yoomを利用することで、ノーコードで簡単にBoxとの連携が可能です。YoomにはあらかじめBoxを連携するためのテンプレートが用意されているため、APIの知識が無くても、登録するだけで今すぐ連携が実現できます。

Boxのデータを自動で通知をする様々な方法

いろいろな方法で、Boxの関連通知をすることができます。その方法をいくつかピックアップしたので、ご覧ください!気になる自動化例の「試してみる」をクリックしてアカウント登録するだけで、すぐにBoxの関連通知をを体験できます。

登録はたったの30秒で完了するので、ぜひ気軽にお試しください!

Boxの情報をチャットツールに自動で送信・転送する

Boxにファイルをアップロードしたときに、Telegramにすぐ通知が届く。そんな軽やかな連携が、情報共有を次のレベルへと引き上げます。

これまでは「あの資料、もうアップされたかな?」と誰かに尋ねたり、いちいち確認したりしていた時間が不要に。<span class="mark-yellow">自動で届く通知が、プロジェクトのリズムを整えてくれる存在になります。</span>
いつどこにいても、まるで隣で誰かが教えてくれるように。シンプルだけど、確かな安心感をくれる仕組みです。

同じく、BoxにファイルがアップされたことをMicrosoft Teamsで受け取れるようになるのがこのテンプレート。
アップロードのたびにリアルタイムで通知が届き、社内のコミュニケーションもスムーズに。

<span class="mark-yellow">重要な資料の更新を見逃すことがなくなり、チーム内での足並みもそろいやすくなります。</span>手作業での報告や確認に費やしていた時間が、自動化によってそっくり削減されるのです。
誰かの手を煩わせることなく、正確で早い。そんなやりとりがチームの日常になります。

Boxの情報をメールに自動で送信・転送する

Boxにファイルがアップされた瞬間に、Outlookから自動でメールが送られてくる。
そんな自動化の仕組みがあれば、ファイルの存在に気づくまでのラグはゼロに近づきます。

特にリモートワークが日常になった今、どこにいても最新情報にアクセスできることの大切さを実感している人は多いはず。
<span class="mark-yellow">通知のたびにBoxを開く必要もなく、情報がタイミングよく手元に届きます。</span>そんな効率的でスマートな働き方を後押ししてくれるテンプレートです。

同様に、Boxのフォルダにファイルがアップされたときに、Gmailへ自動でメール通知が飛ぶこの仕組みも、情報共有の質を変えてくれます。
現場の営業担当から管理部門、顧問として関わる士業の方まで、あらゆる立場の人が“誰かが何かをした”という情報を見逃さずキャッチできるようになります。

<span class="mark-yellow">メールという身近なツールだからこそ、導入のハードルも低く、すぐに実感できる便利さ。</span>
日々の小さな確認作業が、自動化で確実なものになる。それは、働く人の安心にもつながっていきます。

Boxの関連通知をするフローを作ってみよう

それでは、さっそくBoxの関連通知をするフローを作成してみましょう!今回はYoomを使用して、ノーコードで設定を進めていきますので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

本記事では、

「BoxでファイルがアップロードされたらTelegramに通知する」フローボットの設定を解説します。

フローボット設定の流れ

  • BoxとTelegramをマイアプリ連携
  • テンプレートをコピー
  • BoxとTelegramのアクション設定
  • トリガーをONに設定しフロー稼働の準備完了

ステップ1:マイアプリ連携の設定

ここでは連携するアプリ情報をYoomに登録する設定を行います。Yoomのワークスペースにログイン後、マイアプリ画面で「+新規接続」をクリックします。

Yoomで使えるアプリ一覧が表示されます。検索窓から今回連携するアプリを検索し、マイアプリ登録を進めてください。

Box

検索結果からアプリ名をクリックすると、Boxの連携確認画面に切り替わります。

Boxへのアクセスを許可するをクリックすると、マイアプリ連携が完了します。

Telegram

検索でヒットしたアプリ名をクリックします。連携に必要な値を入力する画面がポップアップされます。

  • アカウント名は任意の名称を入力してください。アクセストークンはTelegramで、新しくbotを作成すると発行されます。

>公式ヘルプ:ボットファーザー

アクセストークンを入力し、追加ボタンをクリックすればマイアプリ登録が完了します。

ステップ2:テンプレートをコピー

マイアプリ連携が完了したら、フローボットテンプレートの設定に進みます。下のバナーからテンプレートのコピーに進んでくださいね。

下のポップアップが表示されたら「OK」をクリックして設定をスタート!

コピーしたテンプレートは、マイプロジェクトに追加されます。マイプロジェクトは左のメニューバーからアクセス可能です。

ステップ3:アプリトリガー「フォルダにファイルがアップロードされたら」

テンプレートの1つ目の工程をクリックし、フローボットのトリガー(起点)を設定します。この工程では、Webhookを使ってBoxの指定フォルダにファイルが新しくアップロードされたことを検知する設定です。

(1/2)連携アカウントとアクションを選択

この画面では、以下の項目が設定済みです。

  • タイトル
  • アプリ
  • Boxと連携するアカウント情報
  • トリガーアクション

次へをクリックして進みましょう。

(2/2)アプリトリガーのAPI接続設定

  • フォルダのコンテンツID
    • Boxの該当フォルダのURLからIDを取得します。

コンテンツIDの入力が終わったら、テストボタンをクリックします。成功すると、以下の結果が表示されます。

こちらの結果は、Webhookエンドポイントの接続設定および「FILE.UPLOADED」イベントの受信設定に関するテストを実施し、正常に成功しました、という表示です。ステータスはsuccessで、Webhookエンドポイントは有効な状態で登録されています。
対象となるのはBoxフォルダで、ファイルがアップロードされると、指定されたURL(例:https://yoom.fun/…)に対してリアルタイムで通知が送信される仕組みです。

これにより、ファイルの追加をトリガーにした自動処理が可能になり、業務のスピードと正確性をぐっと引き上げてくれます。デジタル空間での「気づき」が、自分の代わりに先回りして動いてくれる。そんなスマートな働き方を支えるひとつの仕掛けです。

次へをクリックします。

エラーが表示される場合

エラーが起こる要因のひとつに、「対象リソースの指定ミス(folderやfile IDの間違い)」の場合があります(404 Not Found や 403 Forbidden)。IDを再度ご確認の上、再テストに進んでください。

(3/3)アプリトリガーのAPI接続設定

前のWebhookのテストが成功したら、Boxの指定フォルダにテスト用のファイルをアップロードしてください。

イベントを発生させたら、フローボットが正しく検知できるかテストします。テストボタンをクリックします。成功すると、検知結果の項目と値が取得できます。

以下の画像はテストを行った結果、取得できた項目と値です。

この項目と値をYoomでは「アウトプット」と定義しています。

アウトプットについて

この値は、後の工程で引用します。保存をクリックして次の工程に進みましょう。

ステップ4:アプリと連携する「メッセージを送信」

テンプレートの2つ目をクリックします。この工程では、Boxの情報を引用してTelegramの指定したチャットに通知する設定を行います。

(1/2)アクションを選択

この画面では、以下の項目が設定済みです。

  • タイトル
  • アプリ
  • Telegramと連携するアカウント情報
  • アクション

次へをクリックして進みましょう。

(2/2)API接続設定

  • チャットID
    • TelegramのグループIDは通常のUIには表示されませんが、Botで取得可能です。取得したアクセストークン(APIキー)を使い、以下のAPIエンドポイントにアクセスしてください。
    • https://api.telegram.org/bot<アクセストークン>/getUpdates
    • このエンドポイントにアクセスすると、ボットが参加しているグループ情報が表示され、グループIDも含まれます。たとえば、chat":{"id":-123456789,...} のように、idの値がグループIDです。
    • 新しいbotの作り方はこちら

チャットIDを設定したら、下にスクロールします。

  • メッセージ内容
    • 通知する定型文を作成します。事前設定で、ファイル名とコンテンツIDの引用コードが埋め込まれています。
    • このコードは編集欄をクリックされると表示されるプルダウンメニュー内、アウトプットタブの中に格納されています。選択すると編集欄に埋め込まれる仕組みです。

入力が終わったら、テストボタンをクリックします。成功すると、指定したチャットにテスト通知が送信されます。

保存するをクリックします。

ステップ5(最終):アプリトリガーをONにする

全ての工程が設定されると、設定完了のコンプリート画面が表示されます。

トリガーをONにして、フローボットを起動します。

トリガーのON/OFFは左上のトグルから切り替えが可能です。<span class="mark-yellow">プログラミング不要で、フローボットの設定が簡単に完了しました。</span>

トリガーが【ON】になると、各種通知の送信先を選択できるお知らせがポップアップされます。デフォルトでは登録しているメールへ通知ですが、普段使っているチャットアプリでも通知を受け取れて便利です。

Boxを使った便利な自動化例

Boxと他サービスを組み合わせることで、ファイル保存やフォルダ作成、データ同期まで自動化できます。
日々の作業をもっとスマートにしたい方は、気になる連携をぜひ試してみてください。

終わりに

Boxと通知アプリを連携させることで、ファイル共有の手間を減らし、情報の抜け漏れも防げるようになります。
この記事で紹介したように、Yoomを使えばプログラミングの知識がなくても、設定はとてもシンプル。
チャットツールやメールとの連携も柔軟に行えるので、日々の業務がぐっと効率的になります。

まずはYoomに無料登録して、自分の手で連携の便利さを体験してみませんか?

The person who wrote this article
k.hieda
10 years as a web planner and director. When I worked for a web production company, my main focus was on proposing modifications and operation plans to clients and proceeding with production. I'm currently a parallel worker. We produce blogs in Yoom's content division, and receive external public relations projects for companies in our individual business. Since we are starting a private lodging, we aim to thoroughly improve the efficiency of routine work!
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