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毎月の定例報告や営業提案、そのたびに何時間もかけてスライド作成をしていませんか?
事業計画や営業提案資料を月に何本も作成するマーケティング・営業企画担当者にとって、資料作成は重要な業務でありながら、多くの時間を費やす悩みの種です。
1つの提案資料(約20ページ)の作成に平均3時間、月間では30時間もの工数がかかっているケースも少なくありません。
この「資料作成のボトルネック」を解消する方法の1つに、スライド生成AIがあります。そこで本記事では、数あるツールの中から、無料で始められるおすすめのスライド生成AIを厳選して紹介します。
本題に入る前に、スライド生成AIの基本と、ツールを選ぶ上で失敗しないための判断基準を整理しておきましょう。
スライド生成AIとは、作成したい資料のテーマや要点をテキストで入力するだけで、AIが適切な文章、レイアウト、デザインを自動的に提案・生成してくれるツールです。従来のテンプレートを選ぶだけのツールとは異なり、内容そのものもAIが生成してくれるため、資料作成にかかる時間と労力を劇的に削減できます。
ただし、現状のAIは完璧ではなく、生成された情報はあくまで「たたき台」です。特に数値データや固有名詞などは誤情報(ハルシネーション)を含む可能性があるため、必ず人の目による検証と修正が必要という点は覚えておきましょう。
上記のポイントを踏まえて今回は5つのスライド生成ツールを紹介させていただきます。詳しくは後ほど記載させていただきますが、それぞれのツールで以下のような特徴があります。
それでは各スライド生成ツールについて見ていきましょう。
一言でいうとどんなツール?:日本のビジネスシーンに特化した、痒い所に手が届く国産ツール
主な特徴:
利用者の評価:「海外ツールにありがちな不自然な日本語やデザインの違和感がなく、ストレスフリーで使えました。特に、AIが構成案から考えてくれるので、何から手をつけていいか分からない資料作成の初期段階で非常に助かります。」
こんな人におすすめ:AIツールに不慣れな方、日本語の自然さや国内向けの分かりやすいデザインを重視する方
一言でいうとどんなツール?:デザイン調整までシームレスに完結できる、クリエイティブ万能ツール
主な特徴:
利用者の評価:「普段からCanvaで資料デザインを整えているため、AI機能が追加されたことで作業が圧倒的に速くなりました。AIにたたき台を作ってもらい、そのままCanvaの豊富な素材で仕上げる流れが非常にスムーズです。」「専属のデザインアシスタントと壁打ちしている感覚で資料を仕上げられます。」
一言でいうとどんなツール?:Canva連携を前提とした、最速でたたき台を作るためのシンプル特化ツール
主な特徴:
YouTubeの動画やPDF、Webページからワンクリックでスライドに変換
生成したスライドをCanvaへ直接連携し、シームレスに編集可能
操作が非常にシンプルで直感的なため、初心者でも迷わない
機能制限があるが無料で使用することが可能。
利用者の評価:「既存のPDF資料や参考Webページをサッとスライド化したい時に非常に便利です。とにかく生成スピードが速いのが魅力。」「Felo上での編集機能は最小限なので、潔くCanvaに送って仕上げるのが正解だと感じました。Canva Proユーザーならよりオススメできる組み合わせの一つかもしれません。」
こんな人におすすめ:Canvaでの編集・仕上げを前提としている方、既存のドキュメントやWebコンテンツのスライド化を効率化したい方
一言でいうとどんなツール?:まるでWebサイトのような、洗練されたデザインのスライドを自動生成するツール
主な特徴:
利用者の評価:「正直、生成されるデザインのクオリティには驚きました。グラフや画像の配置も効果的で、そのまま社外向けの提案資料として使えるレベルです。」「第一印象が重要な場面で絶大な効果を発揮しそうですが、無料の400クレジットは色々試すとすぐ無くなるので、本格利用するなら有料プランが前提になりそうです。」
こんな人におすすめ:資料のデザイン性を最重要視する方、短時間で高品質なたたき台を作成したい方
一言でいうとどんなツール?:WordやExcelと連携する、Microsoftユーザーのための純正AIアシスタント
主な特徴:
利用者の評価:「長文のWordレポートから抽出してパワーポイントに変換する、というこれまで地味に面倒だった作業が楽になりました。」「普段からOffice製品で業務が完結している人にとっては、これ以上ない選択肢です。ただし、生成されるスライドは比較的シンプルなので、意図通りの資料に仕上げるにはCopilotへの指示(プロンプト)を工夫するスキルが求められます。」
こんな人におすすめ:業務でMicrosoft 365をメインに利用している方、既存のWord文書をスライド資料として有効活用したい方
本章では、ご紹介したそれぞれのツールを、無料使用という条件下で実際に検証していきます。限られた時間内での大規模な評価は難しいですが、各ツールを操作することで、その使い勝手や機能性を詳細にチェックします。
検証のポイントは、ビジネスシーンでの実用性を重視し、以下の要素に焦点を当てます。
なお、今回は「就活生に向けた企業説明会」をテーマにスライドを作成していきます。
無料トライアルを使って、今回は「構成を作って作成」を試してみました。
AIからの質問に対して、チャット形式で一つずつ回答を入力していきます。