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毎月の定例報告や営業提案、そのたびに何時間もかけてスライド作成をしていませんか?
事業計画や営業提案資料を月に何本も作成するマーケティング・営業企画担当者にとって、資料作成は重要な業務でありながら、多くの時間を費やす悩みの種です。
1つの提案資料(約20ページ)の作成に平均3時間、月間では30時間もの工数がかかっているケースも少なくありません。
この「資料作成のボトルネック」を解消する方法の1つに、スライド生成AIがあります。そこで本記事では、数あるツールの中から、無料で始められるおすすめのスライド生成AIを厳選して紹介します。
本題に入る前に、スライド生成AIの基本と、ツールを選ぶ上で失敗しないための判断基準を整理しておきましょう。
スライド生成AIとは、作成したい資料のテーマや要点をテキストで入力するだけで、AIが適切な文章、レイアウト、デザインを自動的に提案・生成してくれるツールです。従来のテンプレートを選ぶだけのツールとは異なり、内容そのものもAIが生成してくれるため、資料作成にかかる時間と労力を劇的に削減できます。
ただし、現状のAIは完璧ではなく、生成された情報はあくまで「たたき台」です。特に数値データや固有名詞などは誤情報(ハルシネーション)を含む可能性があるため、必ず人の目による検証と修正が必要という点は覚えておきましょう。
■概要
Tallyで収集したアンケート結果や問い合わせ情報を基に、手作業で資料を作成しBoxへ保存する業務は、時間と手間がかかる上に、転記ミスなどのヒューマンエラーも起こりやすいのではないでしょうか?
このワークフローを活用すれば、Tallyへのフォーム送信をきっかけに、AIが自動でテキストコンテンツを生成し、Googleドキュメント経由で書類を作成、最終的にBoxへ保存するまでの一連の流れを自動化でき、これらの課題をスムーズに解消できます。
■このテンプレートをおすすめする方
■このテンプレートを使うメリット
■フローボットの流れ
※「トリガー」:フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」:トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション
■このワークフローのカスタムポイント
■注意事項
■概要
フォームで収集した回答を手作業で確認し、それを元に広報資料を作成するのは手間がかかる作業ではないでしょうか?
特に、回答内容を分析したあとに適切なドラフトを作成し、さらにチームに共有するまでには多くのステップが必要です。
このワークフローを活用すれば、フォームへの回答をトリガーに、AIが自動で内容を分析し広報資料のドラフトを作成、その後Slackへ通知までを一気通貫で自動化できます。
業務負担を軽減することで、作業の質向上が期待できます。
■このテンプレートをおすすめする方
■このテンプレートを使うメリット
■フローボットの流れ
※「トリガー」:フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」:トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション
■このワークフローのカスタムポイント
■注意事項
上記のポイントを踏まえて今回は5つのスライド生成ツールを紹介させていただきます。詳しくは後ほど記載させていただきますが、それぞれのツールで以下のような特徴があります。
それでは各スライド生成ツールについて見ていきましょう。
一言でいうとどんなツール?:日本のビジネスシーンに特化した、痒い所に手が届く国産ツール
主な特徴:
利用者の評価:「海外ツールにありがちな不自然な日本語やデザインの違和感がなく、ストレスフリーで使えました。特に、AIが構成案から考えてくれるので、何から手をつけていいか分からない資料作成の初期段階で非常に助かります。」
こんな人におすすめ:AIツールに不慣れな方、日本語の自然さや国内向けの分かりやすいデザインを重視する方
一言でいうとどんなツール?:デザイン調整までシームレスに完結できる、クリエイティブ万能ツール
主な特徴:
利用者の評価:「普段からCanvaで資料デザインを整えているため、AI機能が追加されたことで作業が圧倒的に速くなりました。AIにたたき台を作ってもらい、そのままCanvaの豊富な素材で仕上げる流れが非常にスムーズです。」「専属のデザインアシスタントと壁打ちしている感覚で資料を仕上げられます。」
一言でいうとどんなツール?:Canva連携を前提とした、最速でたたき台を作るためのシンプル特化ツール
主な特徴:
YouTubeの動画やPDF、Webページからワンクリックでスライドに変換
生成したスライドをCanvaへ直接連携し、シームレスに編集可能
操作が非常にシンプルで直感的なため、初心者でも迷わない
機能制限があるが無料で使用することが可能。
利用者の評価:「既存のPDF資料や参考Webページをサッとスライド化したい時に非常に便利です。とにかく生成スピードが速いのが魅力。」「Felo上での編集機能は最小限なので、潔くCanvaに送って仕上げるのが正解だと感じました。Canva Proユーザーならよりオススメできる組み合わせの一つかもしれません。」
こんな人におすすめ:Canvaでの編集・仕上げを前提としている方、既存のドキュメントやWebコンテンツのスライド化を効率化したい方
一言でいうとどんなツール?:まるでWebサイトのような、洗練されたデザインのスライドを自動生成するツール
主な特徴:
利用者の評価:「正直、生成されるデザインのクオリティには驚きました。グラフや画像の配置も効果的で、そのまま社外向けの提案資料として使えるレベルです。」「第一印象が重要な場面で絶大な効果を発揮しそうですが、無料の400クレジットは色々試すとすぐ無くなるので、本格利用するなら有料プランが前提になりそうです。」
こんな人におすすめ:資料のデザイン性を最重要視する方、短時間で高品質なたたき台を作成したい方
一言でいうとどんなツール?:WordやExcelと連携する、Microsoftユーザーのための純正AIアシスタント
主な特徴:
利用者の評価:「長文のWordレポートから抽出してパワーポイントに変換する、というこれまで地味に面倒だった作業が楽になりました。」「普段からOffice製品で業務が完結している人にとっては、これ以上ない選択肢です。ただし、生成されるスライドは比較的シンプルなので、意図通りの資料に仕上げるにはCopilotへの指示(プロンプト)を工夫するスキルが求められます。」
こんな人におすすめ:業務でMicrosoft 365をメインに利用している方、既存のWord文書をスライド資料として有効活用したい方
本章では、ご紹介したそれぞれのツールを、無料使用という条件下で実際に検証していきます。限られた時間内での大規模な評価は難しいですが、各ツールを操作することで、その使い勝手や機能性を詳細にチェックします。
検証のポイントは、ビジネスシーンでの実用性を重視し、以下の要素に焦点を当てます。
なお、今回は「就活生に向けた企業説明会」をテーマにスライドを作成していきます。
無料トライアルを使って、今回は「構成を作って作成」を試してみました。
AIからの質問に対して、チャット形式で一つずつ回答を入力していきます。
その結果、すぐにスライドの骨組みが表示されました。この骨組みを基に本文を入力する段階で、「本文テキストをAI作成」という機能を発見したため、こちらも試用することにしました。
1,2分で骨組みに沿った本文が作成されました。最後に画面右上の「スライドに反映」ボタンをクリックすると、実際にスライドが作成されます。
このように、骨組みと本文に基づいた完成度の高いスライドが作成されました。後は、内容を確認しながら自社の情報に書き換えるだけで、質の高いプレゼンテーションが簡単に行えそうです。
作成後はそのままサイト上で編集でき、スライドショーとして表示することも可能です。
また、PDFやMicrosoft PowerPoint形式でも出力できるため、プレゼンテーションの形式に応じた利用が可能です。非常に完成度が高いツールだと感じました。
特に、日本企業のツールであるためか、日本語に不自然な点が全くなく、スムーズにスライド作成ができました。これなら、スライド作成の経験が少ない社員でも、立派なたたき台を短時間で作成できると思います。
次に、Canvaでのスライド生成を検証します。こちらもGoogleアカウントがあればすぐに使い始められ、Canva AIの質問にチャットベースで回答することで、スライドの大枠を簡単に作成できました。
先に試用したイルシル (Irusiru) と比較すると、Canva AIはより詳細な質問をしてくる印象を受けました。具体的には、社員数やターゲット層、スライドのイメージ(アットホーム、スタイリッシュなど)、業界や企業の種類といった、より具体的な情報が求められました。
質問への回答後、わずか1〜2分でスライドが4つほど表示されました。
イルシル (Irusiru) とは異なり、本文などのテキストは空欄になっているため、自分で入力する必要があります。しかし、一からスライドを作成するよりも、大幅にハードルが下がると感じました。
スライドに挿入されている画像は、海外企業を感じさせるものが多く見られましたが、画像の変更は容易に行えるため、大きな問題ではないと考えられます。
また、有料のコンテンツもありますが、素材の数が豊富で、自分好みのデザインを作り上げるのに非常に適している点も魅力です。
こちらもスライドショーをそのまま実行したり、PDFやPowerPoint形式での出力が可能です。
続いて、Feloを試用してみました。ログインすると無料クレジットが配布され、その範囲内で試用が可能です。「就活生に向けた企業説明会のスライドを作成したい」と伝えたところ、2〜3分でいくつかのプランが表示され、プランを選択することでスライドの生成が開始されました。
ページ数が18ページと多めに設定されてしまった結果、生成途中で無料クレジットが尽きてしまいました。16ページ分の作成に7〜8分かかっていたため、生成にやや時間がかかる印象です。
作成されたスライドは文字ベースでシンプルな印象です。
生成が途中で停止した影響もあるかもしれませんが、日本語に若干の違和感があり(翻訳したような言葉遣い)、図が見切れている箇所も見受けられました。したがって、最終的には人の目による確認や推敲は必要です。
要所にはグラフやアイコンが使われており、分かりやすくまとまっているので、たたき台としては十分に利用できると評価できます。
今回は生成が途中で止まってしまったためエクスポートは試せませんでしたが、パワーポイントやPDF形式での出力が可能とのことです。
次に、Gammaの検証を行いました。AIに作成してほしい概要を入力する際、プレゼンのページ数や言語を選択するプルダウンが用意されていました。Feloではページ数で無料使用分が尽きてしまったため、この機能は非常に便利に感じました。
スライドの概要を伝えると、数十秒でアウトライン(骨組み)が表示されます。この内容を修正し、生成ボタンをクリックするとスライドが作成されます。
たった2〜3分でスライドが完成し、非常にスピーディでした。
完成したスライドはシックな雰囲気ですが、もしイメージと異なっていても、テーマから色を簡単に変更できるため、柔軟に対応可能です。
また、スライドの修正をAIに依頼できる機能もあり、対話を通じてより完成度を高めていくことができそうです。
作成されたスライドは堅実なイメージで、特に堅実な企業のプレゼンにマッチするでしょう。
こちらも問題なくPDFやMicrosoft PowerPointでの出力が可能です。
最後に、Copilotを使用したスライド生成を試しました。まずPowerPointのファイルを作成し、Copilotにスライド作成を依頼します。
作成するスライドのテーマを伝えると、実際に大枠のスライド作成が始まりました。
19ページのスライドが約1分で作成されました。比較的シンプルなデザインですが、Microsoft PowerPointでそのまま編集できるため、エクスポートなどの手間なく修正を進められる点は非常に便利です。
作成されたスライドの内容は、他のツールと比較して最もシンプルで、やや物足りない印象を受けました。このままでは内容が不足しているため、人の手による改修が必要です。
しかし、「スライド作成といえばPowerPoint」という方には、たたき台作成に役立つツールだと感じられます。使い慣れた環境で手軽にスライドを作成できる点が、非常に魅力的です。
検証した結果、各スライド生成AIツールの結果は以下のようになりました。
私自身が実際にスライド生成AIツールをまとめてみて感じたのは、AIツールは「全てを完璧にこなす万能薬」ではなく、「得意なこと」に特化させ、人間と共存させることでより真価を発揮するということです。
また、「イルシル」を筆頭に、日本のユーザーの使いやすさに寄り添ったツールが出てきたことは大きな進歩だと感じます。
不自然な日本語やデザインの違和感がなく、「何から手を付けていいか分からない」という資料作成の最初の壁を、たたき台としてAIが構成案作りからサポートしてくれるのは非常に心強いです。
かつて、資料作りは膨大な時間と労力を要する「手間のかかる作業」でした。
しかし、今回ご紹介したように、「使いやすさ」「デザインの質」「既存コンテンツの活用」といった目的に合わせてツールを使い分けることで、資料作成の苦労から解放され、よりコンテンツのクオリティを上昇させる作業に時間を使うことができるようになるのが最大のポイントだと思います。
AIは、私たちから資料作成の「面倒な作業」を引き受けてくれます。
これにより、私たちは資料の「中身」や「どうすれば相手にメッセージが伝わるか」という、最も重要な「考える作業」に集中できるのです。
この記事が、皆さんがAIを最適な「相棒」として迎え入れ、資料作成の質とスピードを両方高めるきっかけになれば幸いです。
👉Yoomとは?ノーコードで業務自動化につながる!
Yoomは、さまざまなLLMやSaaSツールをノーコードで連携できるサービスです。
たとえば、Zoho FormsとCanvaをYoomで連携すると、Zoho Formsで回答が送信されたら自動でCanvaにフォルダを作成できます。案件ごとにデザインデータを整理する手間を減らし、制作管理をスムーズに進めることが可能です。
他にもフォームで添付されたファイルをOCRで読み取り、その内容をもとにCanvaでフォルダを作成することもできます。申込書や資料データを自動で仕分けし、業務効率化を実現します。
プログラミング知識がなくても、画面操作だけで手軽に業務の自動化フローを構築できるので、ぜひ試してみてください!
■概要
Zoho Formsでアンケートや申込フォームの回答を受け取った後、Canvaでデザイン制作用のフォルダを手作業で作成していませんか?この作業は、件数が増えるにつれて手間がかかるだけでなく、フォルダの作成漏れといったミスの原因にもなります。このワークフローを活用すれば、Zoho Formsでフォームが送信されると同時にCanvaにフォルダが自動作成されるため、こうした定型業務を効率化し、より重要なクリエイティブ業務に集中できます。
■このテンプレートをおすすめする方
■このテンプレートを使うメリット
■フローボットの流れ
※「トリガー」:フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」:トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション
■このワークフローのカスタムポイント
■注意事項
■概要
フォームに添付された請求書や申込書などのファイル内容を確認し、手動でCanvaにフォルダを作成する作業は、手間がかかる上に転記ミスも起こりがちではないでしょうか。このワークフローを活用すれば、フォームにファイルが添付されると、OCR機能がファイル内の文字情報を自動で読み取り、その内容をもとにCanvaにフォルダを自動で作成するため、こうした管理業務を効率化できます。
■このテンプレートをおすすめする方
■このテンプレートを使うメリット
■フローボットの流れ
※「トリガー」:フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」:トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション
■このワークフローのカスタムポイント
■注意事項
【出典】