2024/09/25
AIオペレーションの活用方法

【AI活用】LINE WORKSのメッセージを自動翻訳して再投稿する方法

m.i

目次

LINE WORKSは様々な企業で利用されているツールですが、多言語対応が必要な業務の場合、メッセージをすぐ翻訳できたらと思いませんか?
そこで本記事では、LINE WORKSで投稿されたメッセージをAIオペレーションで自動翻訳して、翻訳した内容をLINE WORKSに再度投稿する方法をご紹介します。
この自動化により、コスト削減やリソースの最適化が期待できます。
※AIオペレーションはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただける機能です。
フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご了承ください。

LINE WORKSとAI翻訳を連携するメリット

1.コスト削減とリソースの最適化

翻訳を行う場合、従来は外部翻訳サービスを利用したり、専任翻訳者に依頼する必要があり、コストがかかります。
ですが、AI翻訳を活用すれば、自動化された翻訳が可能となり、コスト削減に繋がります。
これにより、企業のリソースが最適化され、コストパフォーマンスが向上するでしょう。
また、一度に多くのテキストも翻訳できるため、従来の翻訳作業に比べて時間の短縮にも繋がります。

2.一貫した翻訳内容を担保しやすくなる

人が翻訳する場合、担当者によってニュアンスが違うこともあるので、用語や表現が統一されないことがあります。
ですがこの自動化を導入することで、同じ文脈や業務に適した翻訳が常に提供されるので、翻訳の一貫性が担保されやすくなります。
これにより、メッセージの意味が伝わりやすくなり、業務コミュニケーションの質が向上するでしょう。

[Yoomとは]

LINE WORKSとAI翻訳の連携フローの作り方

ここまでメリットを紹介してきました。
それでは早速、Yoomを使って今回使用するアプリを連携していきましょう!
マイアプリ登録が完了したら「LINE WORKSで投稿されたメッセージを翻訳して、翻訳版をLINE WORKSに投稿する」フローボットを作成していきます。

ステップ1:マイアプリ連携

マイアプリ連携を先にしておくと、後の設定がスムーズに進みます。
まず、使用しているLINE WORKSとYoomを連携させましょう。
Yoomページの左側からマイアプリ→新規接続を選択します。
LINE WORKSと検索してください。
こちらを参考に、必須項目の設定をお願いします。
マイアプリにLINE WORKSが表示されたら完了です。

ステップ2:トリガーやアクションを設定

今回はこちらのテンプレートを使用します。
テンプレートページを開き、『このテンプレートを試してみる』をクリックしてください。
Yoomをお使いの方はログインし、初めての方は会員登録をしましょう。
次に進むと、ご自身のワークスペースにテンプレートが自動的にコピーされます。
テンプレートの名前は必要に応じて変更できます。
左側のマイプロジェクトをクリックすると先ほどコピーしたテンプレートが出てきます。
右側の三点リーダー(...)をクリックし、編集するを選択します。

今回は、以下の3ステップです。
一緒に設定していきましょう!

では、アプリトリガーを設定していきましょう。
トークルームにメッセージが送信されたら」を選択します。
タイトルはわかりやすいように変更できます。
連携するアカウント情報を確認します。
アクションはそのままで、次に進みましょう。
Webhookの設定を行い、トークを送信したらテストをクリックします。
今回は以下の内容を送信しました。

テストが成功し、アウトプットにLINE WORKSのトーク内容が反映されていたら保存します。

続いて「翻訳する」をクリック。
アクションを選択します。
以下のGPTモデルから選択ができます。
()の文字数分タスクを消費するので、注意して選択してください。

詳細を設定していきます。
トーク受信言語が英語なので、翻訳先言語は日本語とします。

翻訳対象のテキストは、以下の通りアウトプットから選択してください。

こちらもテストを行い、アウトプットに翻訳結果が反映されたら保存します。
続いて「トークルームにメッセージを送信」をクリック。
こちらも設定を行います。

メッセージは以下のように、アウトプットから設定しましょう。
テストして成功したら保存します。

LINE WORKS側ではこのようなメッセージとなります。


無事に翻訳されたメッセージが受信できましたね!
最後にアプリトリガーをオンにして完了です。
ここまでお疲れ様でした。
プログラミングに詳しくない私でも、簡単に進めることができました。
今回使用したフローボットはこちら↓

その他LINE WORKSとAIツールを使った自動化の例

1.英文メールを自動で翻訳してLINE WORKSに通知するフローです。
今回のフローボットと似ていますが、こちらはメールをトリガーにできます。
海外顧客からの問い合わせが多い場合に利用すると、問い合わせ内容をスピーディーに把握し、対応に入ることができます。

2.Outlookメールに届いた内容をAIで抽出し、LINE WORKSに自動で通知するフローです。
問い合わせ管理にOutlookを使っている場合、問い合わせが入るたびに確認するのは手間ですよね。
この自動化を使えば、知りたい内容だけを抽出してLINE WORKSに通知することができます。

3.LINE WORKSの通知内容を読み取り、Zoomでミーティングを作成するフローです。
LINE WORKSでトーク内でミーティングのスケジュールが決まったら、その情報を使ってZoomのミーティングを自動で作成してくれるので、手間が省けます。
後で作成しようと思って、忘れてしまうことを防止できます。

まとめ

今回は「LINE WORKSで投稿されたメッセージを翻訳して、翻訳版をLINE WORKSに投稿する」フローボットを紹介しました。
この連携により、コスト削減やリソースの最適化、一貫した翻訳内容の担保が期待できます。
今回はLINE WORKSに通知しましたが、社内コミュニケーションにSlackなどの別のメッセージアプリを使っている場合、そちらへ通知するようにカスタマイズすることも可能です。
この記事を参考に、ぜひAIオペレーションの活用をお試しください!
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この記事を書いた人
m.i
新卒から3年ほど金融関係の仕事を経験してきました。 業界柄、手動で行う作業がとても多く、自動化したらもっと他の仕事ができるのになと思っていた時にYoomに出会いました。 ブログ執筆しながらYoomの便利さに日々感動しています。 分かりやすい構成を心がけています。
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