2024/07/24
AIオペレーションの活用方法

【AIをノーコードでいじってみた!】文字認識と画像処理を自動化することで、領収書の管理を効率化してみた!

y.matsumoto

目次

画像の情報をテキストデータ化するのって手間がかかり、なかなか大変ですよね。
特に、領収書や請求書の管理は処理する数も多く時間がかかります。

本記事では、今話題のAI機能を活用し文字認識と画像処理を自動化することで、どのようなことができるのか説明し、実際にYoomを使って画像処理する方法を詳しくご紹介します!
自動で文字認識と画像処理できるツールを積極的に活用し、さらにアプリを連携することで、もっともっと便利な活用事例がありそうです。
作業の効率化を図りたい方や画像データの管理を円滑にしたい方必見です!

AI機能を使い文字認識と画像処理をするメリットと自動化例

まずは、AI機能を使用し文字認識と画像処理を自動化することで、どのようなメリットがあるのか解説します!

1. 経費処理の効率化

AIが領収書や請求書の内容を画像から読み取り、テキストデータとして自動で保存することができます。

自動化例:

領収書の画像がYoomのフォームにアップロードされると、AIが自動で文字を読み取り、読み取った情報をスプレッドシートへ入力し、保存することができます。
これにより、手入力での手間を削減し、入力ミスを防ぎます。経費処理の時間を大幅に短縮することができます。

2. 画像データの一元管理

画像データから自動で文字を読み取り、クラウドストレージにアップロードすることで、必要な文字情報を抽出して管理することができるため、データを一元管理することができます。

自動化例:

商品ラベルの画像を撮影し、フォームにアップロードすることで、AIが文字を自動で読み取り、必要な商品情報を抽出してデータベースに保存することができます。
これにより、商品情報のデータを一元管理することができ、検索も簡単にできるようになります。

3. 顧客対応の迅速化

顧客からの手書きの注文書をAIがテキストデータ化し、顧客からの要望にすぐに対応できる体制を整えることができます。

自動化例:

手書きの注文書を自動でAIが読み取り、注文内容をテキストデータ化し、SlackやGmailに通知することができます。
これにより、顧客からの要望にすぐに対応することができ、顧客満足度を向上させることができます。

自動で画像処理ができるフローボットを簡単に作成する方法をご紹介します!

AI機能を使い文字認識と画像処理をするメリットと、可能な業務自動化例をご紹介しました。

AI機能の連携は難しそうに思われがちですが、Yoomを使用すると簡単に自動で画像処理ができるフローボットを作成できますよ!

今回は、先ほどご紹介した自動化例の「領収書をOCRで読み取り、スプレッドシートへ記載する」フローボットの作り方を解説していきます。
説明の流れの通りに行うと、10-20分程度で簡単に作成できますよ!

「領収書をOCRで読み取り、スプレッドシートへ記載する」フローボットの作り方

ステップ1:テンプレートをコピーする

まずは、こちらからアカウントを発行してください。無料で簡単に始められますよ!

※注意)文字認識と画像処理はチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただける機能となっております。
※注意)チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。

下記「試してみる」をクリックし始めてみてください!

フローボットのページの右上にある「編集する」をクリックします。

ステップ2:フォームトリガーの設定

「領収書アップロードフォー厶」をクリックします。
フォーム内容や項目は必要に応じて変更したり、追加してください。
「次へ」をクリックし、フォームの表示確認と詳細を設定します。


取得した値:入力フォームの回答のサンプル値を設定してください。この値を他のオペレーションで利用することができます。
「保存する」をクリックしてください。

ステップ3:画像・PDFから文字を読み取る

「画像・PDFから文字を読み取る」をクリックします。
アクションを設定します。
タイトルは変更不要です。アクションは必ず「レシート・領収書を読み取る」を選択してください。

詳細を設定します。

ファイルの添付方法:プルダウンより「取得した値を使用」「領収書ファイル」を選択してください。
テストを行い、成功したら「保存する」をクリックしてください。

ステップ4:スプレッドシートに読み取った領収書の内容を転記する

「スプレッドシートに読み取った領収書の内容を転記する」をクリックします。
連携アカウントとアクションを設定します。
タイトル:任意で問題ありません
Googleスプレッドシートと連携するアカウント情報:任意のアカウントを選択し、連携してください。
アクション:必ず「レコードを取得する」を選択してください。

スプレッドシートID:アカウント連携後、候補から選択してください。スプレッドシートのURL内の「/spreadsheets/d/****/edit」部分がスプレッドシートIDとなります。
スプレットシートのタブ名:「シート1」などのタブ名を記載してください。
テーブル範囲:スプレットシートの内容に合わせてテーブル範囲を指定してください。
※補足)テーブル範囲の指定の仕方の詳細はこちらをご覧ください。

「次へ」をクリックし、データベース操作の詳細を設定します。
追加するレコードの値:アウトプットの中にある、「画像・PDFから文字を読み取る」をクリックし、各項目と同じタグをクリックしてください。
※解説)このように設定することで、読み取った文字情報を自動でスプレットシートに反映することができます。

すべての項目を上記のように設定していきます。

テストを行い、成功してたら「保存する」をクリックしてください。

お疲れ様です!これで「領収書をOCRで読み取り、スプレッドシートへ記載する」フローの完成です!!

【応用編】AI機能を使い文字認識と画像処理をするフロー

AI機能を使い文字認識と画像処理を自動化するフローの作成方法をご紹介しました!
このほかにも文字認識と画像処理を自動化することができるフローは多数あります。設定次第で、業務内容に合ったフローボットが作成可能なので、誰でも簡単にアレンジすることができますよ。ぜひ、オリジナルのフローを作成してみてください。
今回は応用編として、2つ便利なフローご紹介します!

入力フォームにアップロードした領収書画像を、OCRで読み取り、指定のGoogleスプレッドシートへ格納してLINE公式アカウントに通知することができるフローです。
スマホなどからもファイルをアップロードすることができるので、スマホで領収書画像を撮影し、そのままファイルをアップロードすることもできまよ!

名刺データをフォームで送信することで、AIが自動で名刺の情報を読み取りSalesforceの取引先責任者に登録することができます。
また、名刺の画像も合わせてアップロードしてレコードと紐付けられるので、とても便利です!
名刺の画像をスマホなどで撮影し、そのままスマホからフォームにアップロードすることもできますよ。

また、今回ご紹介したフロー以外にもYoomでは業務課題に合わせた様々なテンプレートをご用意しています!
ぜひ、こちらのテンプレートギャラリーもご覧ください!

テンプレートギャラリーはこちら

まとめ

AI機能を使い文字認識と画像処理する方法についてお話ししてきましたがいかがでしたでしょうか?
この機能を活用することで、手入力の手間を省き、生産性を向上させることができるので、ぜひ活用してみてください。

また、今回ご紹介したフローボットでは、領収書の画像をアップロードするだけでAが自動で文字を読み取り、必要な項目をスプレッドシートにまとめてくれるため、経費処理の時間を大幅に短縮することができますよ!

Yoomを活用すれば、ノーコードでアプリを連携させることができ、それぞれの業務内容に合わせたフローボットを作成する事ができるので、ぜひ実際にフローを試してみてくださいね!

この記事を書いた人
y.matsumoto
これまでは、人材業界で営業・営業事務を経験してきました。 前職の経験を踏まえ、さまざまな企業が抱えている悩みは「業務の自動化」により軽減できると実感しています。 Yoomを通して、皆様のお悩みを少しでも解決できるよう、日々情報を発信していきます!
タグ
Googleスプレッドシート
自動化
OCR
通知
お役立ち資料
Yoomがわかる!資料3点セット
資料ダウンロード
3分でわかる!Yoomサービス紹介資料
資料ダウンロード
Before Afterでわかる!Yoom導入事例集
資料ダウンロード
お役立ち資料一覧を見る
会社概要
利用規約(JaEn
プライバシーポリシー(JaEn
セキュリティポリシー(JaEn
特定商取引法に基づく表記
©️ Yoom Inc.