Google スプレッドシートとClockifyの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-08-14

【ノーコードで実現】Google スプレッドシートのデータをClockifyに自動的に連携する方法

n.yamato

「タスク管理のためにGoogle スプレッドシートとClockifyを併用しているけど、両方に同じ内容を手で入力するのが二度手間で面倒…」
「Google スプレッドシートのタスクリストをClockifyに転記する際に、入力ミスや転記漏れが発生してしまう…」

このように、日々のタスク管理における手作業でのデータ連携に、非効率さや課題を感じていませんか?

もし、<span class="mark-yellow">Google スプレッドシートに行を追加するだけで、自動的にClockifyにもタスクが作成される自動化の仕組み</span>があれば、こうした日々の煩わしさから解放されるはずです。

これにより入力ミスを心配することなく、より生産性の高いコア業務に集中できる貴重な時間を確保できます!

今回ご紹介する自動化の設定は、プログラミングの知識がなくても簡単にでき、日々の業務を大きく効率化可能です。
ぜひこの記事を参考に作業をもっと楽にしていきましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">Google スプレッドシートとClockifyを連携するためのテンプレート</span>が用意されています。

今すぐ試したい方は以下よりバナーをクリックしてスタートしましょう!

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Google スプレッドシートとClockifyを連携してできること

Google スプレッドシートとClockifyのAPIを連携させると、これまで手作業で行っていた両ツール間のデータ入力を自動化することが可能になります。
例えば、Google スプレッドシートで管理しているタスクリストを、ボタン一つでClockifyに登録したり、特定の条件を満たしたタスクのみを自動で連携させたりといった運用が実現できます。

これから具体的な自動化の例を複数ご紹介しますので、気になる内容があれば、ぜひクリックしてみてください!

Google スプレッドシートで行が追加されたら、Clockifyにタスクを作成する

Google スプレッドシートに新しい行が追加されると、その情報を基にClockifyに新しいタスクを自動で作成します。

この連携により、<span class="mark-yellow">スプレッドシートでタスクを一元管理しながら、手間なくClockifyへ登録できるため、データ転記の手間や入力ミスを減らし</span>、タスク管理の効率を向上させます。

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Google スプレッドシートで特定条件に合うタスクが追加されたら、Clockifyにも追加する

Google スプレッドシートの行の中から、ステータスが「対応中」であるなど、特定の条件に合致する情報のみを抽出し、Clockifyにタスクとして自動で追加します。

このフローを使えば、<span class="mark-yellow">連携したいタスクだけをフィルタリングできるため、不要な情報がClockifyに登録されるのを防ぎ</span>、より実用的なタスク管理を実現できるはずです!

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Google スプレッドシートとClockifyの連携フローを作ってみよう

それでは、さっそく実際にGoogle スプレッドシートとClockifyを連携したフローを作成してみましょう!
今回はYoomを使用して、ノーコードでGoogle スプレッドシートとClockifyの連携を進めていきますので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回はGoogle スプレッドシートで行が追加されたら、Clockifyにタスクを作成するフローを作成していきます!

作成の流れは大きく分けて以下です。

  • Google スプレッドシートとClockifyをマイアプリ連携
  • 該当のテンプレートをコピー
  • Google スプレッドシートのトリガー設定およびClockifyのアクション設定
  • トリガーをONにし、フローが起動するかを確認

ステップ1:マイアプリ連携を行う

まずはフローボットの作成に使う2つのアプリを、Yoomと連携させていきましょう。

1.Google スプレッドシートとの連携

Yoomのワークスペースにログインしたら左のサイドバーにある「マイアプリ」から、右の「+新規接続」をクリックしてください。

アプリ一覧の画面に出たら、右上にある検索ボックスに「Google スプレッドシート」と入力し、アイコンを見つけてクリックします。

以下の画面が出てきたら、任意のGoogleアカウントでログインしてください。

YoomがGoogleアカウントに権限を求める画面に移ります。内容を確認して「続行」ボタンを押してください。

「マイアプリを登録しました。」の表示が出れば、Google スプレッドシートとの連携は完了です!

2.Clockifyとの連携

先ほどと同じ手順で、マイアプリ連携からClockifyのアプリアイコンを探してクリックしてください。

以下の画面で「アカウント名」「API Key」「ドメイン」の3つが求められます。
アカウント名にはメールアドレスなど任意の名前を入力しましょう。

API KeyはClockifyにログインして取得する必要があります。

「Preferences」をクリックし、以下の画面で「Advanced」の項目で取得しましょう。
次に、「Manage API keys」を押してください。

任意の名前でAPI Keyを発行できます。名前を入力して、「GENERATE」をクリックしてください。

必要な情報が入力できたら「追加」ボタンを押しましょう。これでClockifyとの連携も成功です!

ステップ2:テンプレートをコピーする

Yoomには様々なアプリを活用した自動化のテンプレートが用意されています。今回は以下のテンプレートを試してみましょう。

Yoomにログインした状態で、バナーの「試してみる」をクリックしてみてください。

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自動でYoomの画面に遷移して、以下のポップアップが表示されたらテンプレートのコピーは成功です!「OK」をクリックして次のステップに進みましょう。

ステップ3:アプリトリガーを設定する

Yoomのフローボットを動かす引き金となるアクションのことを「アプリトリガー」と呼びます。
このフローボットでトリガーになっている、「行が追加されたら」というアクションを設定していきましょう。

タイトルを任意で設定し、Google スプレッドシートと連携するアカウントやアクション内容を確認したら「次へ」を押してください。

トリガーの起動間隔を設定していきましょう。プルダウンをクリックして、任意のタイミングを選んでください。

  • トリガーの起動タイミングは、5分、10分、15分、30分、60分のいずれかで設定できます。
  • ご利用プランによって、設定できるトリガーの最短間隔が違うので、その点は要チェックです。
  • なお、基本的にはそのプランの最短の起動間隔にしてお使いいただくことをおすすめします。

「スプレッドシートID」は、ボックスをクリックして候補から選びましょう。
連携しているGoogle スプレッドシートから、候補がプルダウンで表示されます。

次の「シートID」も同じようにして、候補から選びましょう。
この例では、Clockifyとの連携フローのために用意したテストシートを使います。

次に、テーブル範囲の始まりと終わりを指定してください。
例えば以下のようなテーブルを作っている場合、始まりはA列、終わりはD列になります。

尚、利用プラン毎に設定可能なテーブル(表)の範囲に上限がある点に注意してください。

  • フリー: 500行
  • ミニ: 2,500行
  • チーム: 5,000行
  • サクセス: 10,000行
  • スタンダード: 5,000行
  • プロ: 5,000行

次に「一意の値が入った列」を指定します。
例えばIDやメールアドレスなど、列内で重複しない情報が入る列のことです。上記の例でいけば、「注文ID」の入るA列などが該当します。

必要な情報を入力できたらアプリトリガーを動かすために、Google スプレッドシート側でテスト用の情報を入力してみましょう。

シートに情報を入れられたら、Yoomに戻って「テスト」ボタンを押してみてください。
以下のように「取得した値」として、Google スプレッドシートの情報が表示されていれば成功です!

なお、この取得した値のことをアウトプットと呼びます。取得したアウトプットはClockifyでタスクとして自動登録可能となります!
また、アウトプットはフローボットを起動する度に、変動した値となります。詳しくは、アウトプットとは?をご参照ください。

ここまで確認できたら「保存する」をクリックして、次のステップに進みましょう。

ステップ4:Clockifyでタスクを作成する

Google スプレッドシートで行が追加されたら、その内容を反映してClockifyでタスクを作成するアクションを設定していきます。

タイトルを任意で設定し、Clockifyと連携するアカウントやアクション内容を確認したら「次へ」を押してください。

連携しているClockifyのアカウントにある「Workspace ID」を入力しましょう。ボックスをクリックすると、候補から選択できます。

「Project ID」も同様に、候補から選択してください。

次に「Task Name」でタスクの名前を設定します。先ほどGoogle スプレッドシートから取得した値を入力しましょう。

取得した値はその都度情報が更新されていくため、今後Google スプレッドシート側で新たに行が追加された際、値の内容も新しいものに反映されていきます。
今回の例では注文処理を想定し、「注文ID」と「商品名」をタスクの名前として設定してみました。

下にスクロールして出てくる項目は任意で設定可能です。

  • Budget Estimate
  • Estimate
  • Task ID
  • Task Status
  • Assignee ID List
  • User Group ID List

必要な設定が終わったら、「テスト」ボタンを押してみましょう。Clockifyから取得した値が、以下のように表示されていたら成功です!

この時点でClockifyの方を確認してみると、しっかりタスクが追加されているのが確認できますよ。

再びYoomに戻って、「保存する」ボタンを押してください。

ステップ5:Google スプレッドシートでレコードを更新する

最後に、Clockifyでタスクの作成が完了したことを、Google スプレッドシートのレコードに更新するアクションを設定しましょう。
この設定を行うことで、Clockifyで作成したタスクのIDをGoogle スプレッドシートに自動登録可能となり、Clockifyので作成したタスクとGoogle スプレッドシートのレコードデータを結び付けやすくなります!

まずはタイトルを任意で設定し、Google スプレッドシートと連携するアカウントやアクション内容を確認します。

次に、更新する予定のデータベースを連携します。先ほどのテストシートを、それぞれ候補から選択してください。

実際に更新するテーブル範囲を設定しましょう。先ほど作ったテスト用のシートなら、「注文ID」などの項目が入った「A1」から、「D列」までが範囲になります。

データベースの連携が終わったら「次へ」を押してください。
次に、更新したいレコードの条件を設定します。今回は「行が追加されたらレコードを更新する」アクションのため、以下のように条件を設定してみました。

  • 項目「注文ID」が、アプリトリガーで追加された「注文ID」と等しい

それぞれプルダウンをクリックして、以下のように設定してみましょう。

他の項目を他の条件で更新したい方は、自由にプルダウンの選択肢を活用してみてくださいね。

次に、更新後のレコードについて設定します。今回は「商品の注文がシートに追加され、その処理タスクがClockifyに作成された」という状況を想定しています。
そのため、「ステータス」の項目に「Clockifyにタスク作成済み」と入力してみました。また、取得した値から、Clockifyで作成したタスクIDも反映させています。

更新する必要のない項目については、空白のままで問題ありません。
必要に応じて取得した値などを用いて、更新したいレコードに任意の情報を入力してみてください。

必要な設定が終わったら「テスト」ボタンを押してみましょう。テストが成功すると、実際に更新されたレコードが以下のように表示されます。

実際にGoogle スプレッドシートの方も確認してみましょう。しっかり「ステータス」が更新されていますね!

ここまで確認できたら、「保存する」ボタンをクリックしてください。

ステップ6:トリガーをONにする

お疲れさまでした!すべての必要な設定を完了すると、以下のポップアップが表示されます。「トリガーをON」をクリックして、フローボットを動かしはじめましょう。

これでGoogle スプレッドシートに行が追加されたら、Clockifyに自動でタスクが作成され、タスク作成を知らせる情報がGoogle スプレッドシートに更新されるようになりました。

ClockifyのデータをGoogle スプレッドシートに連携したい場合

今回はGoogle スプレッドシートからClockifyへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にClockifyからGoogle スプレッドシートへのデータ連携を実施したい場合は、下記のテンプレートも併せてご利用ください。

ClockifyでTaskが追加されたら、Google スプレッドシートにも追加する

Clockifyで新しいタスクが作成された際に、そのタスク情報をGoogle スプレッドシートの指定した行に自動で追加します。

この仕組みにより、<span class="mark-yellow">Clockifyで記録したタスク実績を自動でスプレッドシートに集約できるため、レポート作成やデータ分析の際の手間を削減</span>できます。

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Clockifyで特定条件に合うTaskが追加されたら、Google スプレッドシートにも追加する

Clockifyで作成されたタスクの中から、特定のプロジェクトやクライアントに関連するものなど、条件に合致するタスクのみをGoogle スプレッドシートに自動で記録します。

必要な情報だけをスプレッドシートに蓄積できるため、<span class="mark-yellow">プロジェクトごとの工数管理や請求業務に関連するデータの整理が非常にスムーズに</span>なります。

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Google スプレッドシートやClockifyのAPIを使ったその他の自動化例

Google スプレッドシートやClockifyのAPIを組み合わせることで、日々のデータ管理や作業記録を効率化し、異なるツール間の情報をスムーズに同期できます。
Yoomにはこうした自動化を支えるテンプレートが多数揃っており、手作業を減らしながら業務スピードを加速できます!

Google スプレッドシートを使った自動化例

Google スプレッドシートでの自動化では、行の追加をトリガーに、Memに新規メモを作成してアイデアをすぐに記録したり、AttioやZendesk SellなどのCRMへ直接レコードやノートを登録できます。
また、既存行の更新を検知してWrikeのタスクやSmartsheetの行を自動更新すれば、二重入力を防ぎ、常に最新情報を関係者と共有できます!

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Clockifyを使った自動化例

Clockifyでの自動化は時間計測だけでなく、他ツールと組み合わせることでプロジェクト管理の自動化にも貢献します。
例えば、タイマー終了時に作業内容をNotionに記録することで、作業ログを知識ベース化できます。新しいプロジェクトが作成されたらAsanaへ同期したり、特定条件のタスクをClickUpに追加するなど、チーム間のタスク共有も容易です。
さらに、Airtableの条件付きレコード追加をきっかけにClockifyにタスクを作成したり、新規タスク作成時にSlack通知を送ることで、情報がスムーズに届きます。

[[209931,209937,244023,260328,221624]]

まとめ

Google スプレッドシートとClockifyの連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていた両ツール間のデータ転記作業から解放され、入力ミスや転記漏れといったヒューマンエラーを防ぐことができます。</span>

これにより、担当者は常に正確な情報に基づいてタスク管理や作業時間の記録を行えるようになり、日々の煩わしい定型業務から解放され、本来注力すべきコア業務に集中できる環境が整います!

今回ご紹介したような業務自動化は、ノーコードツール「Yoom」を活用することで、プログラミングの知識がない方でも、画面の指示に従って操作するだけで簡単に実現できます。
もしGoogle スプレッドシートとClockifyの連携をはじめとする業務自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらから無料登録して、Yoomがもたらす業務効率化を体験してみてください!

よくあるご質問

Q:自動連携が途中で止まった場合、どこを確認すれば良いですか?

Yoomでは、エラーの原因や種類を「エラーコード」として表示しています。詳しくはこちらのページをご確認ください。

Q:Google スプレッドシートの担当者名を、Clockifyの担当者に自動で割り当てることは可能ですか?

はい、可能です。Google スプレッドシートのテーブル内に担当者名がある場合、取得した値を使ってClockifyの担当者欄に自動で反映させられます。

Q:GoogleアカウントやClockifyのAPIキーをYoomに連携する際のセキュリティは安全ですか?

Yoomは情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の国際規格である「ISO/IEC 27001:2022」認証を取得しており、様々なアプリと外部連携を行うためのセキュリティ基準を満たしています。

Yoomのセキュリティへの取り組み

この記事を書いた人
n.yamato
フリーランスの記事執筆・校正ライターとして9年間以上活動。企業だけではなく個人で働く人も助けるAIや各種自動化ツールの魅力を知る中で、Yoomの存在を知りました。専門知識がなくても煩雑な業務を自動化できるYoomの情報を、様々な人にお伝えしていきたいです!
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自動化
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