ClaudeでExcel関数作成を自動化!多条件検索もプロンプトだけで生成できるか検証
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ClaudeでExcel関数作成を自動化!多条件検索もプロンプトだけで生成できるか検証
自動化のアイデア

2026-02-05

ClaudeでExcel関数作成を自動化!多条件検索もプロンプトだけで生成できるか検証

Miki Kinoshita
Miki Kinoshita

Microsoft ExcelやGoogle スプレッドシートの業務において、多くの人が頭を悩ませてきた「複雑な関数」。

これまでは、分厚い参考書を読んだり、熟練者の数式を解読したりするのが当たり前でした。しかし「Claude」の登場によって、その常識は、大きく変わりつつあります。
今回は、無料版のClaudeを活用して、やりたいことを日本語で伝えるだけで関数を生成し、業務を効率化する方法を解説します。

「あの関数、どうやって書くんだっけ…」と、Google検索の海をさまよう時間はもう終わりにしましょう!

🧐なぜ「関数を覚える」必要がなくなったのか?

関数を覚える必要がないのは、AIが日本語の指示を理解し、やりたいことに合った関数を自動で作れるようになったからです。

これまでのMicrosoft Excel活用は、「VLOOKUP関数の引数の順番は…」といった暗記や、ネスト(関数の入れ子)の構造を理解することがスキルの証明でした。
しかし、Claudeは、人間の言葉を非常に高い精度で理解します。

たとえば、「A列のIDをキーにして、別シートのマスターから価格を持ってきて。もしデータがなければ『要確認』と表示して」というように、部下に指示を出すような感覚で伝えるだけで、複雑なエラー処理を含めた数式を数秒で出力してくれます。

つまり、もはや私たちは「書き方」を細かく覚え続ける必要はなく、AIに「何をしたいか」を正しく伝える能力さえあれば十分であると言えるのです。

⚠️知っておくべき注意点

非常に便利なClaudeですが、利用する際にはいくつか気をつけたいポイントもあります。

まず、無料版には1日のメッセージ送信回数に制限があります。
複雑な検証を何度も繰り返すと制限に達してしまうことがあるため、一度の指示でなるべく具体的に伝えるのが効率的です。数時間(通常4〜5時間)ごとにリセットされますが、注意して使用しましょう。
また、機密性の高い業務データをそのままAIに送信することはセキュリティ上推奨されません。個人名や具体的な企業名は伏せるか、ダミーデータ(「A列には顧客名が入っています」などの説明のみ)を使って相談するのが安全です。

🌟YoomはMicrosoft ExcelとClaudeの連携を自動化できます

👉Yoomとは?ノーコードで業務自動化につながる!

AIが優れた関数を作ってくれても、そのデータを手動でコピペし続けるのは非効率ですよね。
そこで便利なのが「Yoom」です!
Yoomを使えば、Microsoft Excelへのデータ入力を自動化したり、入力されたデータをClaudeで自動分析したりする一連の流れを、ノーコードで構築できます。
「まずは手軽に自動化を体験してみたい!」という方は、以下のテンプレートを活用してみてください。


■概要
広告運用のためのコピー作成に、多くの時間や手間をかけていませんか?特に複数のパターンを考案したり、チームで共有したりする作業は、担当者にとって大きな負担となりがちです。このワークフローを活用すれば、Google スプレッドシートに商品情報などを追加するだけで、Anthropic(Claude)が自動で広告コピーを生成しSlackへ通知するため、Claudeを活用した広告コピー作成のプロセスを効率化できます。

■このテンプレートをおすすめする方
・Anthropic(Claude)を活用して、広告コピーの作成業務を効率化したいマーケティング担当者の方
・Google スプレッドシートとSlackを日常的に利用しており、手作業での情報共有に手間を感じている方
・チームで広告コピーをレビューする際のたたき台作成や、アイデア出しを効率化したいと考えている方

■注意事項
・Google スプレッドシート、Anthropic(Claude)、SlackのそれぞれとYoomを連携してください。
・トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
・プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。

■概要
コンテンツを作成する際の情報収集や競合分析に多くの時間を費やしている、と感じることはないでしょうか。
特に、定期的なリサーチやその内容の要約を手作業で行うことは、大きな負担となりがちです。
このワークフローを活用すれば、Microsoft Excelのキーワードリストをもとに、Google 検索での情報収集からAnthropic(Claude)による要約、そしてMicrosoft Excelへの結果の追記までを自動化し、効率的なコンテンツ生成の自動化を実現します。

■このテンプレートをおすすめする方
・コンテンツ作成のための情報収集や競合調査に時間を要しているマーケティング担当者の方
・Microsoft Excelと生成AIを活用したコンテンツ生成の自動化に関心がある方
・定期的なSEOキーワードの調査や分析業務を効率化したいと考えているコンテンツ制作者の方

■注意事項
・Anthropic(Claude)、Microsoft Excel、Google 検索のそれぞれとYoomを連携してください。
・Microsoft365(旧Office365)には、家庭向けプランと一般法人向けプラン(Microsoft365 Business)があり、一般法人向けプランに加入していない場合には認証に失敗する可能性があります。
・「同じ処理を繰り返す」オペレーション間の操作は、チームプラン・サクセスプランでのみご利用いただける機能となっております。フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションやデータコネクトはエラーとなりますので、ご注意ください。
・チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリや機能(オペレーション)を使用することができます。
・検索の際は複数のキーワードを組み合わせることで、比較的正確な情報を取得することが可能です。
・Microsoft365(旧Office365)には、家庭向けプランと一般法人向けプラン(Microsoft365 Business)があり、一般法人向けプランに加入していない場合には認証に失敗する可能性があります。
・Microsoft Excelのデータベースを操作するオペレーションの設定に関しては下記をご参照ください。
https://intercom.help/yoom/ja/articles/9003081

Yoomにはさまざまな業務フローを想定したテンプレートが豊富に用意されており、テンプレートは自由にカスタマイズすることも可能です。

ぜひ自社の業務に近いテンプレートを活用して、最適な自動化フローを構築してみてくださいね!

🧑‍🏫試してみた!Claudeの関数作成力を徹底検証

今回は、Claudeの関数作成力を検証すべく、2つの検証を行いました!

  • 検証内容1:VLOOKUPを超えた「多条件検索」ができるか
  • 検証内容2:Google スプレッドシートの「翻訳関数」対応はできるか

それでは、さっそく検証を始めていきます!

検証環境

  • 使用モデル: Sonnet 4.5
  • プラン: 無料プラン

【検証1】Microsoft Excelで「多条件検索」できるか

まずは、Microsoft Excelにおいて「多条件検索」の関数をどこまで正確に作成できるかを検証します!

複数の条件を組み合わせて必要な情報を瞬時に導き出す「多条件検索」は非常に便利ですが、複雑な条件になればなるほど、人間が自力で正確な数式を組み上げるには多大な時間と集中力を要しますよね。

もし、Claudeに条件を伝えるだけで最適な関数が生成され、あとは「コピー&ペースト」するだけで完了するならば、作業時間はグッと削減できます。
つまり、単なる事務作業の枠を超え、業務全体の効率化や生産性の向上に寄与することが期待できるわけです。

今回は、検証用に下図のようなファイルを用意し、「商品名」と「サイズ」の2条件に合致する「単価」を抽出する関数の作成を依頼しました。

検証内容

1.設定内容を確認する

Claudeを開き、使用モデルを「Sonnet 4.5」に設定します。

2.プロンプトの送信

プロンプト(指示内容)をチャット欄に入力し、検証用に用意しておいたMicrosoft Excelのファイルを添付して送信します。

《参考:検証に使用したプロンプト》

添付のデータ構造において、E2とF2の条件に合致するC列の値を求めたいです。
【データ範囲】A2:C13(1行目は見出し) 【条件1】A列 = E2 【条件2】B列 = F2
以下の3つのパターンで数式を提示してください。
なお、出力形式は1クリックで関数をコピペできる状態で出力してください。
1.XLOOKUP を使ったスマートな方法
2.FILTER 関数を使った、複数ヒットにも対応できる方法
3.INDEX と MATCH を組み合わせた、旧バージョンでも動く方法それぞれのメリットも併せて解説してください。
ただし、以下の条件を考慮してください。・検索値(E2, F2)が空欄の場合は、エラーではなく「入力してください」と表示する。・該当するデータがない場合は「該当なし」と表示する。
・IF関数や IFERROR 関数を組み合わせて、実務でそのまま使える数式にしてください。

【★Tips】ファイルの添付方法

チャット欄の左側にある「+」マークを押すと、メニューが表示されます。
表示されたメニューの中から「ファイルまたは写真を追加」を選択すると、ファイルを添付できますよ!

3.出力結果の確認

およそ40秒程度で全ての結果が出力されました!
※下図は出力結果の一部になります。