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日々のマーケティング業務において、市場リサーチやレポート作成、コンテンツ制作などのルーチンワークに多くの時間を取られていませんか?
「もっと戦略の立案や企画内容の精査に集中したい」と考えるマーケターにとって、AIの活用はもはや必須のスキルとなりつつあります。
しかし、「AIツールを自作するなんて難しそう」と感じている方も多いでしょう。
そこで今、大きな注目を集めているのが、プログラミング不要で独自のAIアプリを作成できるプラットフォーム「Dify」です!
本記事では、Difyの概要やマーケティング分野での具体的な活用事例、そして実際にDifyを使って「市場分析」「記事作成」「社内ボット」の3つのツールを作ってみた検証レポートを詳しくご紹介。
AIツールの導入に踏み切れなかった方、この機会にぜひ挑戦してみてください!
Difyを使えば高度なAIツールを作成できますが、その生成物をSaaSへ連携させたり、チームに共有したりする部分は「Yoom」にお任せ!
Yoomは、ChatGPTやGoogle スプレッドシート、Slackなど、様々なアプリをノーコードで連携させ、業務フローを自動化するプラットフォームです。
例えば、フォームの情報をもとに文章を生成して自動返信したり、解析結果を自動投稿する作業を完全自動化できます!
AIツールとYoomを組み合わせることで、アウトプットを「実務」へシームレスに繋げることが可能になります。
■概要
Googleフォームで受け付けた問い合わせやアンケートへの返信は、一件ずつ内容を確認して文章を作成する必要があり、手間がかかる業務ではないでしょうか?このワークフローを活用すればGoogleフォームに回答が送信された際、その内容をもとにDifyが最適な文章を自動で生成し、Outlookから返信メールを送信するといった一連の流れを自動化できます。
■このテンプレートをおすすめする方
■このテンプレートを使うメリット
■フローボットの流れ
※「トリガー」:フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」:トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション
■このワークフローのカスタムポイント
■注意事項
■概要
海外とのメールコミュニケーションにおいて、都度翻訳し、その内容をMicrosoft Excelに手入力する作業は手間がかかるのではないでしょうか?特に、受信したメールの内容を迅速に共有・管理したい場合、手作業によるタイムラグや入力ミスが業務のボトルネックになることもあります。このワークフローを活用すれば、メール受信をきっかけにDifyで自動翻訳し、Microsoft Excelへ情報を自動で追加するため、こうした課題をスムーズに解消できます。
■このテンプレートをおすすめする方
■このテンプレートを使うメリット
■フローボットの流れ
※「トリガー」:フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」:トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション
■このワークフローのカスタムポイント
■注意事項
■概要
フォームで収集した情報をX(Twitter)へ手動で投稿する作業に、手間を感じていませんか?
特にDifyのようなAIを活用して投稿文を生成する場合、都度コピー&ペーストが発生し、投稿漏れのリスクも伴います。
このワークフローを活用すれば、フォームへの回答をトリガーに、Difyが投稿文を自動で生成しX(Twitter)へポストする一連の流れを自動化でき、情報発信の効率を高めることが可能です。
■このテンプレートをおすすめする方
■このテンプレートを使うメリット
■フローボットの流れ
※「トリガー」:フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」:トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション
■このワークフローのカスタムポイント
■注意事項
Difyは、オープンソースのノーコードAIアプリケーション開発プラットフォーム。
最大の特徴は、エンジニアでなくてもドラッグ&ドロップの直感的な操作だけで、ChatGPTやClaudeなどの最新AIモデルを組み込んだアプリを作成できる点です。
Difyのクラウド版は、以下の料金体系で利用可能です。
※執筆時のレート換算。為替レートにより変動します。
※無料プランのメッセージ上限については初回のみの使い切りとなっています。
日々のマーケティング業務にDifyはどのように活用できるのでしょうか?
まとめてみました!
「0次AI仮説」をご存じでしょうか?
これは、本格的な調査を行う前の初期段階で、AIを使って市場の概況や競合情報を洗い出す取り組みです。
Difyを活用して商品名やURLを入力するだけで、Web上の情報を収集して3C分析(自社・競合・顧客)やSWOT分析を自動生成。
これにより、リサーチの初動にかかる時間を大幅に短縮し、仮説立案の質を高めることができます。
オウンドメディアの記事作成やSNS運用にもDifyは強力な武器になります。
「ターゲット」と「キーワード」を入力するだけで、SEOを意識した構成案の作成から、リード文や本文、まとめの執筆までを一気通貫で行うワークフローが構築可能。
特にClaudeなどの文章作成に長けたモデルを採用することで、人間が書いたような自然な記事を量産できるようになるのです!
Googleアナリティクスや広告媒体のCSVデータをDifyに読み込ませることで、定型レポートの作成を自動化できちゃいます。
単なる数値の羅列ではなく、「なぜCVRが下がったのか?」「来週の対策は?」といった考察や提案までをAIに行わせることができるため、分析業務の質が向上すること間違いなし!
ここからは、実際に私がDifyを使って3つのマーケティング支援ツールを作成し、検証してみた結果をレポートします。
まずは、アップルウォッチの事例を参考に、特定の製品やサービスを入力すると自動で競合調査を行うエージェントを作成しました。
使用モデル:Gemini 3 Flash Preview
※Preview版モデルについては、今後の仕様変更に留意してください。
ワークフローの構成内容
【結果と感想】
実際に「某スマートウォッチ」について調査させたところ、わずか2分ほどでレポートが完成しました!
LLMノードで以下のように設定していたので、その通りに出力できています。
設定プロンプト
出力は必ず以下のマークダウン形式で作成してください。
調査サマリー
・想定カテゴリ:(例:スマートウォッチ / BtoBマーケティングツール など)
・想定ターゲットユーザー:(例:30〜40代ビジネスパーソン など)
・想定価格帯・ポジショニング:(例:ハイエンド / ミドルレンジ など)
3C分析
Customer(市場・顧客)
・市場トレンド
・ユーザーのニーズ・インサイト
〜(省略)〜
※ 注意:
・Web検索結果の要約にとどまらず、筋の通った仮説ベースの分析を行ってください。
・情報が不足している部分は「仮説」と明記したうえで推論してください。
・出力は必ず日本語で作成してください。
Web上の情報を参照して、ユーザーインサイトや競合商品を的確に捉えて、まとめあげています。
分析の末に想定される改善事項の提示なども盛り込まれていて、新たな視点を発見するのにも役立つでしょう。
今回は特定の商品を挙げさせてもらいましたが、自社商品のブランドについてリサーチしたい時にもこの機能は活用できます。
検索結果の分析を行うLLMに対して、「競合に対する差別化を行い、その結果に応じた改善点を指摘して」と指示すれば、異なる視点で自社商品を見ることができ、その内容を反映した商品展開につなげることも可能となるはずです。
マーケティング担当者が検索エンジンを使って同じ情報を集めて整理しようとすれば、少なくとも1〜2時間はかかる作業。
それが数分で終わるため、リサーチ業務の革命と言っても過言ではありません!
次に、モデルをChatGPTに指定し、オウンドメディアの記事執筆を自動化するエージェントを作成しました。
使用モデル:gpt-5.2
ワークフロー
作成後はアプリを公開して、入力欄にキーワードとターゲット読者の情報を追加して投稿します。
【結果と感想】
「リモートワークツール おすすめ」というキーワードで生成させたところ、非常に読みやすい記事が出来上がりました。
H2H3の見出し構成については、訴追されている内容に相違はなく、各項目がわかりやすく記載されています。
提案しているビジネスツールもメジャーなものが多く、各ツールの特徴がほどよいボリュームで紹介されているのが見てとれます。
Markdown形式を採用するように指示していたので、この点もしっかり順守されていますね。
ただ、AI特有の文脈で構成されていたり、ツールの呼称が省略されているものがありました。
他にも、「3000文字程度でブログ本文を作成して」と指示していたのに、全体の文章が6000文字を超えていることも気になります...
ゼロから執筆する労力の8割〜9割を削減できる手応えを感じることができたのはメリットといえますが、「指示した内容が順守されているか」や「事実に基づいた内容であるか」を人の手でチェックする必要がある、と再確認させられる結果となりました。
その点を考慮して、「記事構成の叩き台」として活用するのが最適解だと評価します!
最後に、過去のマーケティングレポートや社内マニュアルを検索できる「社内ナレッジボット」を作成しました。
ここでは、Difyの『エージェント』でアプリを構成し、さらに「ナレッジ」機能を使用します。
使用モデル:Gemini 3 Flash Preview
※Preview版モデルについては、今後の仕様変更に留意してください。
設定
ナレッジ登録:過去1年分の月次レポートと広告運用マニュアルをDifyにアップロード
設定プロンプト
「あなたはマーケティング部門向けの社内ナレッジボットです。
アップロードされた『月次レポート』と『広告運用マニュアル』の内容をもとに、ユーザーの質問に回答してください。
【回答のルール】
・回答は必ず日本語で行ってください。
・まず結論を簡潔に述べ、その後に根拠となる情報を説明してください。
〜(省略)〜
プロンプトの設定と同時に、オーケストレーション画面の「コンテキスト」でナレッジを追加します。
【結果と感想】
アプリを公開して、質問を投稿しました。
去年の8月のキャンペーンで、最も成果が良かった広告媒体はどこですか?理由も教えてください。
出力された結果が以下です。
見てわかるように、登録したナレッジから質問に対する回答を導き出していますね!
出力結果の最下部に【推察】が補足されていて、AIによる推論も得ることができました。
データ分析やフォローバックを得たい場合、第三者の目線から状況を分析してくれているので、「確かにその可能性もあったな...」と、気づきを得ることもできるでしょう。
追加で別の質問を投稿してみます。
CPAが急に悪化した場合、社内マニュアルでは最初に何を確認するように定めていますか?
こちらについても、わずか数秒で回答が出力されました。
対象となるマニュアルの該当する部分のみを抽出して回答しており、「必要な対応」以外にも、【マニュアル以外の観点】も記載してくれていました。
この結果をフィードバックすることで、今後のマニュアル改訂にも役立つでしょう。
これまでファイルサーバーの奥底に眠っていた資料を活用可能なナレッジとして生まれ変わらせることもできるので、新入社員のオンボーディングや急な資料作成の際にも役立ちそうです。
今回の検証で、Difyの活用はマーケティング業務における「調査」「制作」「分析」といった主要なプロセスを、劇的に効率化できることが分かりました。
特に、今回検証した「市場分析エージェント」や「記事作成エージェント」は、プログラミング知識がないマーケターでも、数時間あれば構築可能!
複雑なワークフローを組まなくても、提供されているチャットボットやエージェント機能を駆使すれば、今すぐにでもマーケティング業務に導入できちゃいます。
まずは無料プランからスタートし、簡単なワークフローを作ってみてはいかがでしょうか?
そこで得られた生成結果をYoomを使ってチームや他のツールと連携させれば、あなたのマーケティング組織はより強く、より速く進化していくはずです!
Dify単体でも強力な業務効率化が可能ですが、Yoomと連携させることで、その効果をさらに広げることができます。
例えば、登録したキーワードをもとにテキストを生成し、タスクを作成するフローを組むことができます。
タスク管理ツールに結果が集約されることで、チーム全体が常に最新の競合情報をキャッチアップできる環境が整います。
また、追加されたタスクに応じてプレスリリース案を作成し、ドキュメントに追加することも可能です。
Yoomには、AIを用いたフローボットテンプレートが多数用意されています。
ぜひこの機会にYoomを使って、AIが生成した価値ある情報を業務フロー全体に流通させましょう。
■概要
GitHubでのIssue作成や、Difyを活用したテキスト生成を手作業で行っていませんか。特にGoogle スプレッドシートでタスクを管理している場合、手作業での情報転記は手間がかかり、ミスの原因にもなります。このワークフローを活用すれば、Google スプレッドシートに行を追加するだけで、Difyがテキストを自動生成しGitHubへIssueを作成する一連の流れを自動化し、こうした課題をスムーズに解消できます。
■このテンプレートをおすすめする方
■このテンプレートを使うメリット
■フローボットの流れ
※「トリガー」:フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」:トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション
■このワークフローのカスタムポイント
■注意事項
[Yoomとは]
出典: