BoxとApolloの連携イメージ

【ノーコードで実現】BoxのデータをApolloに自動的に連携する方法

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アプリ同士の連携方法

2025-10-17

【ノーコードで実現】BoxのデータをApolloに自動的に連携する方法

Kumiko Tsukamoto

「Boxにアップロードした名刺の画像を、テキストデータとして管理しないといけない!」
「Apolloへのデータ移行は時間がかかるし、文字起こしで入力ミスも発生しがち…」
BoxとApollo間での手作業によるデータ連携に、このような非効率さや限界を感じていませんか?
この単純ながらも時間のかかる作業は、営業活動のスピードを鈍化させるだけでなく、重要な顧客情報を誤入力するリスクもはらんでいます。

こんな時、<span class="mark-yellow">Boxに名刺などのファイルをアップロードするだけで、その内容を読み取ってApolloのコンタクト情報として自動登録してくれる仕組み</span>があれば、こうした日々の煩わしさから解放され、より価値の高い営業活動に専念できるようになるはずです!

今回ご紹介する自動化は、専門的な知識がなくてもノーコードで簡単に実現できます。手間や時間もかからないので、ぜひ自動化を導入して作業をもっと楽にしましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">BoxとApolloを連携するためのテンプレート</span>が用意されています。今すぐ試したい方は、以下のバナーをクリックすることで早速スタートできますよ!

[[261489]]

BoxとApolloを連携してできること

BoxとApolloのAPIを連携すれば、Boxにアップロードされたファイル情報などをApolloに自動的に反映することが可能になります!
手作業によるデータ入力の手間を削減し、入力ミスを防ぎながら、営業活動の効率を向上させましょう。

以下に具体的な自動化のユースケースをご紹介しますので、気になる内容があれば、ぜひクリックしてみてください!

BoxでフォルダにファイルがアップロードされたらOCRで読み取り、Apolloにコンタクトを作成する

Boxにアップロードされた名刺の画像やPDFから、<span class="mark-yellow">OCR機能でテキスト情報を抽出し、その内容を基にしたコンタクトをApolloに自動登録する</span>ため、手入力にかかっていた手間や時間を排除し、データの正確性を高めます。

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Boxでフォルダに特定条件のファイルがアップロードされたらOCRで読み取り、Apolloにコンタクトを作成する

「重要顧客」フォルダなど、Boxの特定フォルダにアップロードされたファイルのみを対象としてコンタクトを自動登録することも可能です。<span class="mark-yellow">必要な情報だけを効率的にデータ化し、より戦略的な顧客管理を実現</span>しましょう。

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BoxとApolloの連携フローを作ってみよう

ここからは、BoxとApolloを連携させたフローの作成方法を解説していきます!
Yoomを使用してノーコードで設定をしていくので、まだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

※ 今回連携するアプリの公式サイト:BoxApollo

[Yoomとは]

フローの作成方法

この記事では、先程ご紹介した「BoxでフォルダにファイルがアップロードされたらOCRで読み取り、Apolloにコンタクトを作成する」フローを作成します。
作成の流れは大きく分けて以下の通りです。

  • BoxとApolloのマイアプリ連携
  • テンプレートのコピー
  • Boxのトリガー設定と各アクション(OCR・コンタクト作成)の設定
  • フロー稼働の準備
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ステップ1:BoxとApolloのマイアプリ連携

Yoomとそれぞれのアプリを連携して、アプリごとの操作を行えるようにしましょう。この設定は初回のみ必要です。
先ずは、基本的な設定方法を解説しているナビをご覧ください!

それでは、今回のフローで使用するBoxとApolloのマイアプリ登録方法を解説していきます。

① Boxのマイアプリ登録

以下のナビに従って登録してください。

マイアプリ画面にBoxが追加されたら、次のアプリの登録に進みましょう。

② Apolloのマイアプリ登録

  1. アプリ一覧画面でApolloを検索して選択。
  1. 「アカウント名」に任意の管理用名称を設定。
    連携先のアカウントを判別しやすい名称にするとよいでしょう。
  2. 「アクセストークン」にはApolloから取得できるAPI keyを設定します。
    Apolloにログイン後、管理画面から「API keys」にアクセス。
  3. 「Create new key」をクリック。
  1. 「Name」と「Description」に任意の名称と説明を設定します。
  2. 「APIs」のプルダウンから全ての項目にチェックを入れてください。
  3. 「Create API key」をクリック。
  1. API keysの一覧に新しいAPIが追加されます。
    発行されたAPI keyをコピーしたら、Yoom連携画面の「アクセストークン」に設定してください。
  1. 「追加」をクリック。

Apolloも追加されていれば、このフローで使用するアプリのマイアプリ登録は完了です!

ステップ2:テンプレートのコピー

Yoomのフローボットテンプレートから使用するテンプレートを選び、「このテンプレートを試す」をクリックすると、マイプロジェクトにコピーされます。
ここでは、冒頭でご紹介したテンプレートを使用するため、以下のバナーの「試してみる」をクリックしてください。

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そうすると、Yoomのワークスペースにテンプレートがコピーされ、自動化フローの設定画面(フローボット)が開きます。
「OK」をクリックして、フローの設定に進みましょう。

以降、コピーしたフローボットには、プロジェクト一覧の「マイプロジェクト」からアクセスできます。

ステップ3:トリガーとなるフォルダの設定

先ずは、フローの起点となるトリガーアクションを設定していきます。

  1. Boxの「フォルダにファイルがアップロードされたら」をクリック。
  1. 「タイトル」は任意の名称に変更できます。
    アクションの内容が分かりやすいタイトルにするとよいでしょう。
  2. 連携アカウントにはマイアプリ登録で連携したアカウントが設定されています。
    複数のアカウントと連携している場合には、このフローで用いるアカウントをプルダウンから選択してください。
  3. アクションを確認して、「次へ」をクリック。
  1. 対象フォルダに、ファイルアップロードを通知するためのWebhookを作成します。
    「フォルダのコンテンツID」にファイルを検知したいフォルダのコンテンツIDを設定。
    コンテンツIDはBoxの対象フォルダURL(folder/コンテンツID/)で確認できます。
  2. 「テスト」をクリック。
  1. テストに成功すると、指定したフォルダにWebhookが作成されます。
    ※ 既にWebhookが作成されている場合はテストに失敗します。
  2. 「次へ」をクリック。
  1. Boxの指定したフォルダに、テスト用のファイル(名刺のPDFファイルなど)をアップロードしてください。
    ※ テスト用ファイルの例
  1. フローボットで「テスト」をクリック。
  1. テストに成功すると、「取得した値」にファイルの情報が追加されます。
    これらの値は、以降のアクションで動的な値(フローが稼働する度に変わる値)として使用できるようになります。
    詳しい説明は、こちらのヘルプページをご覧ください。
  1. テスト用にアップロードしたファイルが取得されていることを確認し、「保存する」をクリック。
    トリガーアクションの設定が完了し、フロー画面に戻ります。

ステップ4:ファイルのダウンロード

OCRを行うにあたって、Boxにアップロードされたファイルをダウンロードします。

  1. Boxの「ファイルをダウンロード」をクリック。
  1. 「タイトル」を任意で変更。
  2. 連携アカウントとアクションを確認し、「次へ」をクリック。
  1. 「コンテンツID」にはデフォルトで、ステップ3で取得したファイルのコンテンツIDが設定されています。
  1. 変更は行わず、「テスト」をクリック。
  2. テストに成功すると、対象のファイルがダウンロードされます。
    この時、ダウンロードされたファイルの名前は「Untitled」で固定されるため、正しいファイルであるかを確認する場合は「ダウンロード」をお試しください。
  1. 「保存する」をクリック。

ステップ5:テキストの抽出

OCRを使って、ダウンロードしたファイルからテキストを抽出しましょう。
参考:「OCRで文字を抽出」の設定方法

OCRや音声の文字起こしなどのAIオペレーションは、チームプラン・サクセスプラン限定の機能です。
フリープラン・ミニプランではエラーになってしまいます、ご注意ください。
チームプラン・サクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルが可能です。
トライアル期間中は他のプランでは制限のあるアプリやAIオペレーションも全て使用できるため、気になる機能をぜひお試しください!

  1. AIオペレーションの「画像・PDFから文字を読み取る」をクリック。
  1. 「タイトル」を任意で変更。
  2. 目的に応じて「アクション」をプルダウンから選択。
    このフローで使用する「任意のPDF・画像ファイルから文字情報を読み取る」は、文字数によって消費するタスク数が変わります。
    4,000字(5タスク)・8,000字(10タスク)・12,000字(15タスク)から任意のアクションを選択してください。
    ※ YoomのOCR機能では、アクション記載の規定の文字数を超えるデータや、文字が小さすぎる場合に正しく読み取れないことがあります。
    文字数や文字の大きさには少し余裕を持たせてご利用ください。
  1. 「次へ」をクリック。
  2. OCRの対象となるファイルを設定する「ファイルの添付方法」には、デフォルトで「取得した値を使用」「ダウンロードしたファイル」が設定されています。
    これがBoxから取得したファイルになりますので、変更は必要ありません。
  3. 「抽出したい項目」に、コンタクト作成で使用する項目を設定。
    姓・名・会社名・メールアドレスは、Apolloでのコンタクト作成に必須の項目です。
  4. 「使用するAI」を「Gemini(推奨)」「ChatGPT」「Claude」「Claude_v2」から選択。
    参考:OCR:AIモデルの違いについて
  5. 読み取るファイルの「言語」を「日本語」「英語」から選択。
  6. 設定を終えたら「テスト」をクリック。
  1. テストに成功すると、「抽出したい項目」に設定した項目の値がファイルから抽出され、「取得した値」に追加されます。
    ※ 期待する値が抽出されていない場合には、「使用するAI」を変更して再度お試しください。
  1. 「保存する」をクリック。

ステップ6:コンタクトの作成

抽出したデータを用いて、Apolloのコンタクトを作成しましょう。

  1. Apolloの「コンタクトを作成」をクリック。
  1. 適宜「タイトル」を変更。
  2. 連携アカウントとアクションを確認し、「次へ」をクリック。
  1. 作成するコンタクトの各項目に、抽出したデータを設定していきます。
    入力欄クリック時に表示されるデータ抽出アクションのメニューから、対応する項目を選択してください。
    項目をクリックすると、入力欄に{{項目名 取得した値}}という形で追加されます。
    ※ この動的な値を使用せずに固定テキストで設定してしまうと、フローが稼働する度に同じコンタクトが作成されてしまうためご注意ください。
  1. 設定を終えたら「テスト」をクリック。
    Apolloにコンタクトが作成されます。
  1. テストに成功すると、取得した値に作成されたコンタクトの情報が追加されます。
    また、ApolloのPeopleも確認しましょう。
  1. 指定した通りにコンタクトが作成されていれば、ページ下部の「保存する」をクリック。

ステップ7:フロー稼働の準備

フロー画面に戻り、「全ての設定が完了しました!」と表示されていればフローの設定は完了です。早速フローを稼働させるのであれば、「トリガーをON」をクリックします。

あとで稼働させる場合は、フロー画面のトリガースイッチをクリックしてください。

トリガーをONにしたら、実際に動作することを確認しましょう。
指定したフォルダに画像やPDFをアップロードし、そのファイルから抽出されたテキストデータでApolloにコンタクトが自動作成されていれば成功です。

今回のフローボットをベースに、他にも様々な作業の自動化が実現できます!是非、Yoomの便利な機能をお試しください。

ApolloのデータをBoxに連携したい場合

今回はBoxからApolloへデータを連携する方法をご紹介しましたが、反対にApolloからBoxへのデータ連携を実施したい場合は、下記のテンプレートも併せてご利用ください。

Apolloでコンタクトが登録されたらBoxにフォルダを作成する

Apolloに新しいコンタクトが登録されたら、<span class="mark-yellow">その氏名や会社名でBox内に専用のフォルダを自動作成</span>します。関連資料の保管場所を都度用意する手間が省け、情報の整理をスムーズにできるでしょう。

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Apolloで特定条件のコンタクトが作成されたら、Boxにフォルダを作成する

「決裁者」であるなどの特定条件に合致するコンタクトが作成された場合にのみ、Boxにフォルダを作成。コンタクトの種類に合わせたフォルダを作ることで、<span class="mark-yellow">重要なコンタクトに対するフォローアップを効率化し、営業活動の精度を高められます。</span>

[[261492]]

BoxやApolloのAPIを使ったその他の自動化例

BoxやApolloのAPIを活用することで、ファイル管理や顧客情報管理の業務をスムーズに効率化できます。
Yoomにはこれらの業務を自動化できるテンプレートが多数用意されているので、ぜひご活用ください!

Boxを使った自動化例

Boxを利用した自動化を導入することで、ファイル共有やストレージ運用を効率化できます。
例えば、アップロードされたファイルをメール送信や他ツールと連携することで、情報共有がスムーズになります。プロジェクト管理やチーム間の連携を行う企業に特に有効です!

[[73137,206882,283471,277701,232098]]

Apolloを使った自動化例

Apolloによる自動化は、コンタクト情報の登録やCRMとの連携を効率化します。
例えば、取得した顧客データをSalesforceやスプレッドシートへ自動追加することで、営業活動の正確性が向上します。営業チームやマーケティング部門にとって大きな業務効率化につながります!

[[119219,119225,119234,172224,269641]]

まとめ

BoxとApolloの連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">名刺情報の転記や、顧客ごとのフォルダ作成といった煩雑な作業から解放され、ヒューマンエラーのリスクを削減できます。</span>

営業担当者はデータ入力作業に時間を費やすことなく、顧客との関係構築や提案活動といった本来注力すべきコア業務に集中できるようになるでしょう!

今回ご紹介したような自動化は、ノーコードツール「Yoom」を活用することで、プログラミングの知識がない方でも直感的な操作で簡単に構築できます。
もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、こちらから無料登録してYoomによる業務効率化を体験してみてください!

よくあるご質問

Q:名刺1枚あたりのOCRアクション(タスク消費量)は?

A:一般的な名刺のテキストは2,000文字以内に収まるため、OCRアクションの「名刺を読み取る(4タスク)」や「任意のPDF・画像ファイル(4,000文字以内)から文字情報を読み取る(5タスク)」で足りるでしょう。

Q:既に登録済みの連絡先を重複して作成しませんか?

A:必須項目が一致するコンタクトが既に存在していても、Apolloのコンタクト作成は実行されます。二重登録を避けたい場合には、ミニプラン以上で利用可能な分岐オペレーションをご活用ください。
参考:「分岐」の設定方法

Q:読み取り失敗や連携エラーが起きたらどうなりますか?

A:作成したフローボットでエラーが発生した場合、Yoomアカウントを登録したメールアドレス宛てに通知が送信されます。通知に記載されているURLからエラー内容を確認し、フローの停止や再実行といった対応を行ってください。
また、フローの修正を行う際にはYoomのヘルプセンターでエラー内容の検索をかけてみることをおすすめします。
参考:エラー時の対応方法について

Yoomを使えば、今回ご紹介したような連携を
プログラミング知識なしで手軽に構築できます。
無料でYoomを試す
この記事を書いた人
Kumiko Tsukamoto
SaaS連携ツール「Yoom」を活用した業務自動化に関する記事を執筆するWebライター。ITパスポート資格保有者で、元システムエンジニア。Excelへの手入力による勤怠管理や領収書のデータ化といった反復作業に日々直面した経験から、SaaSツールを活用した業務効率化に興味を抱く。現在は、手作業に悩む担当者に向けて、Yoomの自動化機能を用いた業務フロー改善のTipsを発信している。
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