2024/12/22
アプリ同士の連携方法

BubbleとGoogle スプレッドシートを連携して、BubbleでThingが登録されたら自動でGoogle スプレッドシートに追加する方法

s.miyamoto
BubbleとGoogle スプレッドシートの連携イメージ

目次

情報管理を自動化して、業務スピード向上を図りませんか。
本記事では、BubbleでThingが登録された際に自動でGoogle スプレッドシートに追加する方法を解説します。
この自動化により、手動作業の削減やデータの正確性向上が期待でき、結果として業務効率の改善をサポートします。
このアプリ連携は、プログラミング不要で手軽に導入できますので、ぜひお試しください。

こんな方におすすめ

  • Bubbleを使ってデータを管理しているが、他ツールとのデータ連携に手間を感じているチームリーダー
  • チーム間の情報共有を迅速化し、業務効率化を目指すプロジェクトマネージャー
  • 顧客情報や進捗データを可視化し、素早い意思決定を求めているマーケティングチーム担当者
  • BubbleとGoogle スプレッドシートを使用しており、各アプリを連携してデータ管理をより効率化したい方

BubbleとGoogle スプレッドシートの連携メリットと具体例

メリット1: データ入力作業の効率化

Bubbleで登録されたデータをGoogleスプレッドシートに自動的に追加することで、手動入力の手間が削減され、作業効率の向上が期待できます。これにより、ヒューマンエラーのリスクも低下します。
例えば、イベントの参加者情報をBubble上で収集し、そのデータをGoogle スプレッドシートに自動で転記する仕組みを構築した場合、手作業で情報を整理・入力する必要がなくなります。
作業時間を短縮し、データの正確性も確保できるため、情報をスムーズに活用できます。

メリット2: チーム間の情報共有の円滑化

Google スプレッドシートは複数のメンバーが同時に閲覧・編集できるため、Bubbleで登録したデータをGoogle スプレッドシートに素早く反映させる仕組みを導入することで、チーム間の連携強化が期待できます。
例えば、営業チームが顧客情報をBubbleに登録すると、自動でGoogle スプレッドシートに情報が蓄積されるためマーケティングチームやカスタマーサポートチームがすぐにその情報を確認し、関連部署が次のアクションに移りやすくなるでしょう。
このようなデータ共有環境は、プロジェクトの進捗を可視化し、全員が同じ情報をもとに意思決定できる状態をサポートします。

メリット3: スピーディなデータの可視化

Bubbleで登録されたデータをGoogle スプレッドシートに自動反映させることで、業務の進行状況やデータの変化を素早く可視化することができます。
Bubbleにデータが追加されるたびにGoogle スプレッドシートに反映されるため、担当者は常に最新の情報を把握することが可能になります。
これにより、業務の進捗を一目で確認でき、問題が発生した場合にはスムーズに対応することできると予想されます。
特に、最新情報の可視化は時間の制約がある中で、従業員と顧客情報の管理業務を行う際に非常に重要な役割を果たすことでしょう。

それではここからノーコードツールYoomを使って、BubbleでThingが登録されたら自動でGoogle スプレッドシートに追加する方法をご説明します。

[Yoomとは]

BubbleでThingが登録されたら自動でGoogle スプレッドシートに追加する方法

BubbleでThingが登録されたことをBubbleのAPIを利用して受け取り、 Google スプレッドシートの提供するAPIを用いて、Google スプレッドシートの指定シートにBubbleで登録されたThingを自動追加することで実現が可能です。
一般的に実現にはプログラミングの知識が必要ですが、ノーコードツールのYoomを用いることでプログラミング知識がなくても簡単に実現できます。

今回は大きく分けて以下のプロセスで作成していきます。

  • BubbleとGoogle スプレッドシートをマイアプリ連携
  • テンプレートをコピーする
  • Bubbleでトリガーを設定し、Google スプレッドシートでアクションを設定する
  • トリガーをONに設定しフロー稼働の準備完了

Yoomに登録している方はログインし、未登録の方は無料登録後に設定を進めてください

ステップ1:BubbleとGoogle スプレッドシートをマイアプリ連携

まず、BubbleとAirtableをマイアプリに連携します。
Yoomにログインしたら、画面左側にある「マイアプリ」をクリックし、「+新規接続」から設定を進めましょう。

次に、Bubbleを検索してクリックしてください。

続いて、接続に関する項目の設定を行います。
「アカウント名」は、任意の管理名を入力してください。
「アクセストークン」は、Bubbleの設定からAPI Tokenを取得して入力してください。
「サブドメイン」はBubbleのアプリURLから取得してください。
また、注釈を参考に、Bubbleの設定でAPIの有効化を行ってください。
各項目の設定が完了したら、「追加」をクリックして完了です。

続いて、Google スプレッドシートを検索しクリックしてください。‍


「Sign in with Google」をクリックしサインインしてください。

アクセスを許可すると、マイアプリの連携が完了します。

次に、テンプレートを利用して設定を進めていきましょう。
Yoomにログインし、以下のバナーにある「試してみる」をクリックしてください。

「テンプレートがコピーされました!」と表示されるので、「OK」をクリックしてコピーを完了してください。

ステップ2:トリガーを設定

次に、Bubbleのトリガーを設定します。「Thingが作成されたら」をクリックしてください。

続いて「Bubbleと連携するアカウント情報」を確認してください。
タイトルは自由に編集できますが、トリガーアクションはそのままで、「次へ」をクリックしてください。

APIの接続設定を行いましょう。
「トリガーの起動間隔」は5分、10分、15分、30分、60分から選択できます。
※プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
「データタイプ名」は、Bubble内の対象データタイプを指定してください。
全て設定し終えたら「テスト」をクリックしましょう。

アウトプットに表示された取得データを確認し「保存する」をクリックしてください。
※他の値を取得したい場合はJSON PATHを利用した情報取得設定を行なってください。JSON PATHの詳しい設定方法はこちらをご覧ください。

ステップ3:アクションを設定

次に、Google スプレッドシートのアクションを設定します。
「レコードを追加する」をクリックしてください。

タイトルを任意で編集し、アカウント情報を確認してページをスクロールしてください。

スプレッドシートのIDとタブ名を設定します。
スプレッドシートIDは、欄をクリックして候補から選択するか、注釈を参考にして該当シートのURLから引用してください。
タブ名も候補から選択するか、直接タブ名を入力してください。
設定後「次へ」をクリックしましょう。

追加するレコードの値を設定します。
欄をクリックして、Bubbleから取得した情報を選択してください。
全て設定したら、「テスト」をクリックしてシートに情報が登録されているか確認しましょう。

「トリガーをON」にしてフローを稼働させる準備が完了です。
これで、BubbleでThingが登録されたらGoogle スプレッドシートに自動追加されます。

Bubbleを使ったその他の自動化例

他にもBubbleを使った自動化の例がYoomにはたくさんあるので、いくつか紹介します。

1.BubbleでThingが作成されたら、Slackに通知する

BubbleでThingが作成されると、Slackに自動的に通知が送信されます。
これにより、タイムリーなチーム管理とチャンネル内でのスムーズな情報共有が期待されます。
また、リモートワーク環境でも素早い対応がサポートされます。

2.BubbleでThingが作成されたら、Chatworkに通知する

BubbleでThingが作成されると、Chatworkに自動的に通知が送信されます。  
タスク管理が容易なChatworkの特徴を活かし、チーム内でスムーズに情報を共有できます。  
また、未読・既読の確認ができるため、通知の見落としを防ぐことができます。

3.BubbleでThingが作成されたらMicrosoft Teamsに通知する

BubbleでThingが作成されると、Microsoft Teamsに自動で通知が送信されます。  
ビジネス向けのコミュニケーションツールであるTeamsを活用し、プロジェクトメンバー全員にタイムリーな情報を共有できます。  
これにより、スムーズな社内連携が期待できます。

まとめ

BubbleとGoogle スプレッドシートの連携により、データ管理の効率化と業務プロセスの自動化が実現しました。  
このアプリ連携は、手動作業の削減、スピーディなデータ可視化、チーム間の情報共有の強化など、多くのメリットがあります。  
これにより、業務の効率化と正確性の向上がサポートされ、プロジェクトのスムーズな進行が期待できます。  

Yoomのアプリ連携はプログラミング不要で手軽に導入できます。  ぜひこの機会に自動化による業務効率化を体験してください。

この記事を書いた人
s.miyamoto
外資企業のカスタマーサクセス業界にて約5年の経験があります。 オペレーターや管理職など、さまざまな立場から培った現場の課題点を元に、日々お役立ちコンテンツを発信していきます。 Yoomを活用し、顧客体験を向上するヒントなど、現場で活かせるコンテンツを皆様にお届けしていきます!
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