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チャネルトークを利用することで、顧客からの質問や問い合わせに素早く対応できるため、顧客対応の迅速化が期待できます。
しかし、チャネルトークのチャット内容をタスクとして管理している場合、手動によるタスクの入力作業は手間がかかり非効率的です。
本記事では、チャネルトークとTrelloを連携することで、チャネルトークでチャットが開始されたらTrelloに追加する方法を紹介します。
チャネルトークとTrelloを連携させるメリットやノーコードで自動化できる設定方法をお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください。
今回紹介する記事は、以下のような方々におすすめです!
・チャネルトークとTrelloを連携して、顧客対応の効率を向上させたい方
・顧客の要望や問い合わせ内容を蓄積してサービス改善を図りたい方
・チーム間でのスムーズなタスク引き継ぎに課題を抱えている方
チャネルトークとTrelloを連携すると、チャネルトークで新規チャットが開始されたらTrelloに自動でカードを追加できるため、対応スピードの向上が期待できます。
さらに、対応の遅れや記入漏れといったヒューマンエラーを防げる可能性があります。
たとえば、カスタマーサポートチームで活用した場合、問い合わせごとに自動でTrelloカードが生成され、作業時間が短縮されるため、顧客対応などの重要な業務に充てる時間を増やす効果が期待できます。
チャネルトークとTrelloを連携すると、チャネルトークでの対応をTrelloに自動で記録することができるため、顧客の声や問い合わせ内容を履歴として蓄積することが可能です。
このデータは、定期的な顧客対応の振り返りや改善のための貴重な情報源となる可能性があります。
たとえば、蓄積されたTrelloのカードを分析することで、要望やよくある質問やクレームの傾向を把握し、問題点の改善が可能となるため、顧客満足度の向上が期待できます。
チャネルトークとTrelloを連携すると、夜間や週末に対応が必要な場合でも、チャネルトークのチャット内容をTrelloに自動で記録することができるため、別チームへの引き継ぎが円滑になる可能性があります。
たとえば、カスタマーサポートが夜間に受けた問い合わせ内容を、翌営業日に営業チームへ引き継ぐ場合、Trelloのカードを確認すれば、顧客名や対応内容などの情報を素早く把握できる可能性があります。
これにより、顧客とのやり取りを参照しながら対応することができるため、一貫性のあるサポートの提供が期待できます。
顧客にとっても「覚えてもらえている」という安心感が生まれ、企業への信頼度向上が期待できます。
[Yoomとは]
ここからは、Yoomを使ってチャネルトークとTrelloを連携し、「チャネルトークでチャットが開始されたらTrelloに追加する」フローの作成方法をご説明します。
作成手順は、以下プロセスで設定します。
・チャネルトークとTrelloをマイアプリ連携
・テンプレートをコピー
・フローの起点となるチャネルトークのトリガー設定と、Trelloのオペレーション設定
・トリガーボタンをONにして、チャネルトークとTrelloの連携動作を確認
Yoomが初めての方は、こちらから無料登録をしてください。
※すでにYoomを利用している方は、ログインしましょう。
1. チャネルトークの登録方法

「マイアプリ」をクリックし、「新規接続」の検索窓にチャネルトークと入力してください。

上記画像の注釈を参考にアカウント名、アクセストークン、アクセスキーを入力して「追加」をクリックしてください。
これで、チャネルトークのマイアプリ登録ができました。
2. Trelloの登録方法
次は「新規接続」から、Trelloを検索してください。

アカウント名、アクセストークン、APIキーを入力して、「追加」をクリックしましょう。
※参照)Trelloの詳しいマイアプリ登録方法については、こちらを参考にしてください。
これで、Trelloのマイアプリ登録ができました。
マイアプリ登録が完了したら、マイアプリ欄にチャネルトークとTrelloのアイコンが表示されるので確認してください。
次は、マイプロジェクトにテンプレートコピーして、フローボットを作成していきます。
フローボットテンプレートを、下記よりコピーしてください
1.バナーにカーソルを合わせ「詳細を見る」をクリック
2.移行したページの「このテンプレートを試す」をクリック
3.Yoomの登録を行う
※既に登録が完了している場合はログイン画面が表示されるので、ログインしましょう。

まずは、「新たに接客チャットが作成されたら」という項目をクリックしてください。

リガーアクションが「新たに接客チャットが作成されたら」となっていることを確認し、「次へ」をクリックしてください。

注釈を参考に、Webhookの名前とアクセスキーを設定し、テストを行ってください。

アプリ連携したチャネルトークにサンプルの接客チャットを新規作成し、テストをクリックしてください。
アウトプットが正しく取得されたら、「保存する」をクリックしてください。
ステップ3:Trelloに新しいカードを作成する

次に、「新しいカードを作成する」という項目をクリックしてください。

アクションが「新しいカードを作成」であることを確認し、「次へ」をクリックしてください。

キー、トークン、ボードID、リストIDを注釈を参考に入力してください。

タイトルは上記のように設定してみました。
上記のように設定すると、チャネルトークに新たに接客チャットが作成されたら「接客チャットID」を自動で取得して、Trelloのタイトルに反映することができます。
※設定方法)枠内をクリックし、「新たに接客チャットが作成されたら」の中にある「接客チャットID」をクリックすると、メッセージの欄に{{接客チャットID}}と入力されます。

説明欄は上記のように設定しています。
こちらも任意で設定できます。
※設定方法)枠内をクリックし、「新たに接客チャットが作成されたら」の中にある「メッセージ内容」「顧客名」をクリックすると、メッセージの欄に{{メッセージ内容}}、{{顧客名}}と入力されます。

全ての設定が完了したら、「トリガーをON」にしてフローボットを起動させましょう。
これで、「チャネルトークでチャットが開始されたらTrelloに追加する」フローボットの完成です。
ここからはTrelloを使用したおすすめのフローを3つご紹介します。
1.SalesforceでToDoオブジェクトが登録されたら、Trelloに自動追加するフローです。
このフローを活用すると、Trelloに自動的に情報が追加されるため、ToDoの情報を一元管理して担当者別や期日別のToDo数などを可視化できる可能性があります。
業務効率の改善やボトルネックの特定に役立てることが期待できます。
2.Trelloで登録されたタスクの期日をGoogleカレンダーに自動で登録できるフローです。
このフローを活用すると、手入力によるGoogleカレンダーへの設定を削減でき、設定漏れや入力ミスを防げるため、業務効率化が期待できます。
3.Trelloが起動したら、Googleスプレッドシートに追加されたカード内容を自動で登録するフローです。
このフローを活用すると、業務をスムーズに進めることができるため、自動的にGoogleスプレッドシートにレコードが追加され、情報管理の抜けや漏れを防げる可能性があります。
本記事では、チャネルトークとTrelloを連携することで、チャネルトークでチャットが開始されたらTrelloに追加する方法をご紹介しました。
この方法を活用すると、ヒューマンエラーを抑え、業務の効率化が期待できます。
また、対応履歴の蓄積による分析が可能となるため、業務の改善へと役立てる可能性があります。
Yoomを使用すれば、特別なスキルや知識が不要で、簡単に業務を自動化できます。
体験してみたい方は、こちらから無料登録してください。