ChatGPTとGoogle Driveの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025/03/24

【簡単設定】ChatGPTのデータをGoogle Driveに自動的に連携する方法

t.aizawa

「問い合わせメールの管理をもっと楽にできたらいいのに…」
「受信したフォーム内容を要約して保管するのは面倒だな」とお悩みではありませんか?
データの整理や管理は意外にも時間がかかる作業と言えるでしょう。
問い合わせメールの保管、アイデアのストック、回答されたフォーム内容の整理といった業務に常に追われているなんてこともありますよね。

そこで、これらの作業を自動化できたらどうでしょう?
ChatGPTとGoogle Driveを連携すると、受信メールの要約から保管、アイデアを生成してストック、フォーム回答の整理を自動化することができます。
これにより、<span class="mark-yellow">手作業が大幅に削減され、他の業務に専念できる時間を確保できるはずです。</span>

本記事では、ChatGPTとGoogle Driveを連携して自動化する方法とChatGPTやGoogle Driveを使用したテンプレートをいくつかご紹介します!
作業の手間を少しでも減らしたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

とにかく早く試したい方へ 

Yoomを利用することで、ノーコードで簡単にChatGPTとGoogle Driveの連携が可能です。
YoomにはあらかじめChatGPTとGoogle Driveを連携するためのテンプレートが用意されているため、APIの知識が無くても、登録するだけですぐ連携が実現できます。

ChatGPTとGoogle Driveを連携してできること

ChatGPTとGoogle DriveのAPIを連携すれば、ChatGPTのデータをGoogle Driveに自動的に連携することが可能です!
例えば、下記のようなデータ連携を人の手を介さず、自動的に実施することができます。

気になる自動化例の「試してみる」をクリックしてアカウント登録するだけで、すぐにChatGPTとGoogle Driveの連携を実際に体験できます。
登録はたったの30秒で完了するので、ぜひ気軽にお試しください!

問い合わせメールの内容をChatGPTで要約し、Google Driveに保存する

このフローを活用することで、受信した問い合わせメールを自動でChatGPTが要約し、Google Driveに保存することができます。
これにより、要約から保存までの作業を一貫して行うことができます。手動入力を削減したい方に最適です!

定期的に新しいアイデアをChatGPTで生成し、Google Driveに保存する

ChatGPTで定期的に新しいアイデアを自動生成し、Google Driveで管理することができます。
これにより、定期的に新しい発想を得ることができ、Google Driveに蓄積することで必要な時にすぐに確認できます。

フォームの送信内容をChatGPTで要約し、Google Driveに保存する

このフローは顧客からのフィードバックやアンケート結果を分析したい方におすすめです!
Google Driveに情報を一元化できるため、必要な情報を探しやすくなります。
また、要約にかかる時間、Google Driveを管理する時間を節約することができるでしょう。

ChatGPTとGoogle Driveの連携フローを作ってみよう

それでは、さっそく実際にChatGPTとGoogle Driveを連携したフローを作成してみましょう!
今回はYoomを使用して、ノーコードでChatGPTとGoogle Driveの連携を進めていきますので、まだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

今回は問い合わせメールの内容をChatGPTで要約し、Google Driveに保存するフローを作成していきます!
作成の流れは大きく分けて以下です。

  • Gmail・ChatGPT・Google スプレッドシートをマイアプリに連携する
  • テンプレートをコピーする
  • アプリトリガーの設定
  • ChatGPTと連携し、テキストを生成する
  • Google スプレッドシートと連携し、書類を発行する
  • トリガーをONに設定しフロー稼働の準備完了

ステップ1:Gmail・ChatGPT・Google スプレッドシートをマイアプリに連携する

このフローはGmailで問い合わせメール受信し、ChatGPTを使って要約を生成後、Google スプレッドシートを使って書類発行アクションを実行すると発行された書類はGoogle Driveに自動で保存されます。
あらかじめ、Gmail・ChatGPT・Google スプレッドシートをマイアプリに登録しておくと、スムーズにフローを作成できますよ!
それでは、各アプリをマイアプリに連携していきましょう!

(1)Yoomにログイン後、左欄にある「マイアプリ」を選択し「+新規接続」をクリックしてください。
マイアプリの新規接続一覧の中から、Gmailをクリックします。

(2)以下のような画面が出るので、「Sign in with Google」をクリックします。

(3)アカウントを選択します。

(4)「次へ」をクリックします。

(5)Yoomがアクセスできる情報をチェックボックスから選択し、「続行」をクリックします。

(6)次にChatGPTの連携を行います。
※ChatGPT(OpenAI)を使ったアクションを動かすには、OpenAIのAPI有料プランに契約しておく必要があります。
APIの利用料金が発生した時にスムーズに支払いができるよう、契約内容を整えておきましょう! https://openai.com/ja-JP/api/pricing/

「ChatGPTの新規登録」画面から、アカウント名、アクセストークンを入力し、「追加」をクリックします。
アカウント名とアクセストークンの取得方法は下記のサイトをご参照ください。
ChatGPTのマイアプリ登録方法

(7)GoogleのアプリはGoogleの他のアプリを連携させることで、その他のGoogleアプリも自動で連携されます。
Gmailの連携と同様にGoogle スプレッドシートも連携しておきましょう!


連携が完了するとYoomのマイアプリにGmail・ChatGPT・Google スプレッドシートが登録されます。
これでマイアプリ登録が完了しました。
次は、テンプレートを使用してトリガーの設定をしましょう!

ステップ2:テンプレートをコピーする

先程ご紹介した、テンプレートを使用していきます。
下のバナーの「試してみる」をクリックするとコピーできます。
コピーすると以下のようにテンプレートがお使いのYoom管理画面にコピーされるので、OKを押して設定を進めていきましょう。

ステップ3:アプリトリガーの設定

(1)Gmailでキーワードに一致するメールを受信した際の設定をします。
アプリトリガーの「特定のキーワードに一致するメールを受信したら」をクリックします。

(2)Gmailの「連携アカウントとアクションを選択」画面から、Gmailと連携するアカウント情報に誤りがないかを確認し、トリガーアクションは「特定のキーワードに一致するメールを受信したら」のままで「次へ」をクリックします。

(3)「アプリトリガーのAPI接続設定」画面から、トリガーの起動間隔を選択します。
トリガーの起動間隔はプルダウンより5分、10分、15分、30分、60分の間隔から選択してください。
※トリガーの起動間隔はプランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。

キーワードに入力した内容によってメールを絞り込みます。
下の画像では「問い合わせ」をキーワードにしています。
任意で設定しましょう。
テスト用に先ほど設定したキーワードを含むメールをGmailで送信してください。
入力が完了したら、「テスト」をクリックしましょう!

ChatGPTの情報がアウトプットに反映されればテスト成功です。
「アウトプットってなんだろう?」と思った方は下のサイトをご参照ください!

アウトプットについて

下部にある「保存する」をクリックし、次の工程に進みましょう!

ステップ4:ChatGPTと連携し、テキストを生成する

(1)次にChatGPTと連携して、テキストを生成します。
「テキストを生成」をクリックします。

(2)ChatGPTの「連携アカウントとアクションを選択」画面から、ChatGPTと連携するアカウント情報に誤りがないかを確認し、アクションは「テキストを生成」のままで「次へ」をクリックします。

(3)「API接続設定」画面から、「メッセージ内容」にステップ3の(3)で取得したアウトプットを使って「本文」を選択します。
アウトプットを使うことで、アプリトリガーで取得した情報を引用することができます!

以降は必須項目ではありません。必要な項目に入力を行ってください。
ロールはユーザーと対話する際にGPTがどのような立場から回答を出力するか役割を決めます。

  • ロール:「ユーザー」「システム」「アシスタント」から選択
  • temperature・最大トークン:赤線を確認の上、直接入力
  • モデル:候補から選択

入力が完了したら、下部にある「テスト」をクリックし、エラーが発生しなければ「保存する」をクリックします。
ここで取得したアウトプットの値を次のステップで使用します!

ステップ5:Google スプレッドシートと連携し、書類を発行する

(1)次にGoogle スプレッドシートと連携して、書類を発行します。
「書類を発行する」をクリックします。

(2)「書類の連携」画面から、Google スプレッドシートと連携するアカウント情報に誤りがないかを確認します。

下へ進み、スプレッドシートのファイルID、格納先のGoogle DriveフォルダIDは候補から対象を選択します。

出力ファイル名にはアウトプットと固定文字を入力することが可能です。
入力が完了したら「次へ」をクリックします。

(3)「置換条件の設定」画面から置換後の文字列にアウトプットを使って入力します。

  • {メール内容}:「本文」を選択
  • {要約}:「返答内容」を選択

詳しい設定方法は下記のサイトをご参照ください。

「書類を発行する」の設定方法

入力が完了したら「テスト」をクリックし、エラーが発生しなければ「保存する」をクリックします。

ステップ6:トリガーをONに設定しフロー稼働の準備完了

お疲れ様でした!これですべての設定が完了です。
設定が完了すると以下のようなメニューが表示されるので、トリガーをONにします。

実際にフローボットを起動して、問い合わせメールの内容をChatGPTで要約し、Google Driveに保存されているかを確認してみてくださいね!

Google DriveのデータをChatGPTに連携したい場合

今回はChatGPTからGoogle Driveへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にGoogle DriveからChatGPTへのデータ連携を実施したい場合は、下記のテンプレートも併せてご利用ください。

Google Driveに画像ファイルが追加されたらChatGPTで要約し、結果をドキュメントに保存する

Google Driveに画像がアップロードされると、自動的にChatGPTが内容を要約し、要約結果を指定のGoogleドキュメントに保存します。
自動化することで形式や名称が統一され、データ管理がしやすくなるでしょう。

Google Driveに追加された画像ファイルをChatGPTで自動翻訳し、結果を新規ドキュメントに追加する

Google Driveにアップロードされた画像ファイルから自動で翻訳し、翻訳結果をGoogleドキュメントに追加できます。
手動で翻訳をするのは手間がかかりますが、このフローを活用することで翻訳作業を自動化できます!

ChatGPTやGoogle DriveのAPIを使ったその他の自動化例

ChatGPTやGoogle DriveのAPIを使用してさまざまな業務を自動化することが可能です。​
もし気になるものがあればぜひこちらも試してみてください!

ChatGPTを使った自動化例

メール受信やオンライン会議終了をトリガーに、自動的にChatGPTで返信メールや議事録を作成できます。
問い合わせメールを受信したらChatGPTで問い合わせを分類し、チャットツールで通知可能です。

Google Driveを使った自動化例

請求書や添付ファイルをGoogle Driveに格納することができます。
Google Drive内のファイルをダウンロードして、メールで送信可能です。

終わりに

毎日の業務を効率化するためには、ChatGPTとGoogle Driveを連携するのが非常に有効です。
問い合わせメールの要約やアイデアのストック、回答されたフォームの整理など本来は時間がかかる作業を大幅に短縮できます。
これにより、<span class="mark-yellow">今まで作業に費やしていた時間を他の業務に割くことができるため、時間を有効活用できるでしょう。</span>
また、自動化設定を一度済ませればあとは自動的に処理されるため、スムーズに作業を進行できるはずです。

「導入を検討したい!」「実際に操作してみたい!」という方は、こちらから無料アカウントを作成してみてください。
登録はたったの30秒で完了するので、業務の間にササッと登録できます!
ChatGPTとGoogle Driveを連携して、作業工程を効率化させてください!

この記事を書いた人
t.aizawa
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