Google DriveとSalesforceの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025/03/28

【ノーコードで実現】Google DriveのファイルデータをSalesforceに自動的に連携する方法

r.suzuki

「問い合わせ内容を手作業でファイルに保存し、さらにSalesforceにリードとして登録する」――
そんな業務を毎回繰り返していませんか?
入力ミスや対応漏れの原因にもなり、作業の負担を感じる方も多いはずです。

一方で、Google DriveとSalesforceを連携しようとすると、APIやプログラミングの知識が必要に思えて、導入をためらってしまうケースも少なくありません。

そこで本記事では、ノーコードツールのYoomを使って、<span class="mark-yellow">フォームの回答内容をもとにGoogle Driveにファイルを追加し、Salesforceにリードを登録する自動化フロー</span>をご紹介します。
業務の正確性を高め、対応スピードの向上にもつながる仕組みを、ステップごとにわかりやすく解説していますので、「できるだけ手間なく連携を進めたい」と考えている方は、ぜひ最後までご覧ください!

とにかく早く試したい方へ

Yoomを利用することで、ノーコードで簡単にGoogle DriveとSalesforceの連携が可能です。YoomにはあらかじめGoogle DriveとSalesforceを連携するためのテンプレートが用意されているため、APIの知識が無くても、登録するだけで今すぐ連携が実現できます。

Google DriveとSalesforceを連携してできること

Google DriveとSalesforceのAPIを連携すれば、Google DriveのデータをSalesforceに自動的に連携することが可能です!
例えば、下記のようなデータ連携を人の手を介さず、自動的に実施することができます。

フォームの回答を用いてGoogle Driveへファイルを追加し、Salesforceにリードを登録する

フォームの回答内容をもとに、自動的にGoogle Driveへファイルを保存し、Salesforceにリードを登録するフローです。
<span class="mark-yellow">問い合わせ対応や顧客管理を効率化し、スムーズな営業活動につなげます。</span>

Google DriveとSalesforceの連携フローを作ってみよう 

それでは、さっそく実際にGoogle DriveとSalesforceを連携したフローを作成してみましょう!

今回はYoomを使用して、ノーコードでGoogle DriveとSalesforceの連携を進めていきますので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行してください。

[Yoomとは]

今回は<span class="mark-yellow">フォームの回答を用いてGoogle Driveへファイルを追加し、Salesforceにリードを登録するフローボット</span>を作成していきます!

作成の流れは大きく分けて以下の通りです。

  • Google DriveとSalesforceをマイアプリ連携
  • テンプレートをコピーする
  • Google Driveのトリガー設定およびSalesforceのアクション設定
  • トリガーをONに設定しフロー稼働の準備完了

ステップ1:Google DriveとSalesforceをマイアプリ連携

【事前準備 Salesforce】
SalesforceをYoomと連携するにあたっては、Salesforce側でも一部設定が必要となります。
ログイン後、右上の設定ボタンをクリックし、設定を進めてください。
詳しい内容はこちらを参考にしてください。
Salesforceのマイアプリ登録方法 | Yoomヘルプセンター

1)Yoomのアカウントにログインしたら、次に使用するアプリを登録します。
「マイアプリ」をクリックし、「新規接続」を選択してください。


2)Yoomで接続可能なアプリ一覧が表示され、検索窓から1つずつアプリを検索します。


【Google Driveのマイアプリ連携】

Google Driveを選択できたら、Googleアカウントでログインしてください。

【Salesforceの場合】

Salesforceを選択できたら、使用するアカウント名でログインします。
※他のサービスとすでに連携している場合、YoomとのAPI連携が正常に動作しない可能性があります。ご注意ください。

 アクセス確認画面で「許可」をクリックしてください。


3)登録が完了すると、マイアプリにアイコンが表示されます。
登録したアプリのアイコンが表示されるか確認してください。

ステップ2:テンプレートをコピー

さてここからは、テンプレートを使って解説します。
はじめにこちらのバナーをクリックしてください。

1)最初に「このテンプレートを試す」というアイコンをクリックしてください。

2) 以下の確認画面が表示されますので、「OK」をクリックします。

以下のように表示されたら、テンプレートのコピーができています。

タイトルや詳細はクリックすることで編集可能です。
また、コピーしたテンプレートはマイプロジェクトに保存されているので、マイプロジェクトからも開くことができます。

ステップ3:フォームが回答されたら起動するトリガーを設定

右に「!」が表示されているアイコンを上から順番にクリックし、オペレーションを設定します。
1)まずは「フォームトリガー 情報回答フォーム」をクリックしてみましょう!

2) 回答フォームを作成します。
今回は、氏名やアドレス、電話番号などを回答してもらうフォームを作成しています。
取得したい情報にあわせて編集してください。
右上の「レビューページ」をクリックすると実際の表記も確認することができます。

フォームを作成できたら、「次へ」をクリックします。

3)取得した値を入力します。
これはフローで回答のサンプルとして表示されます。
入力が完了したら、「保存」します。

ステップ4:Google Driveへファイルをアップロードするアクションを設定

1) フローに戻り、「アプリと連携する ファイルをアップロードする」のアイコンをクリックします。

2) アクションは「ファイルをアップロードする」が選択されていることを確認し、「次へ」をクリックします。


3)必須項目を入力します。


格納先のフォルダIDはボックスをクリックすると連携済みのIDが表示されるので、使用したいIDを選択してください。


ファイル名の入力には先ほど取得した回答フォームのアウトプットを選択できます。
該当する項目をアウトプットから選択してください。
アウトプットについて | Yoomヘルプセンター


ファイルの添付方法は「アウトプットを使用する」ファイルは「添付ファイル」になっていることを確認して、「テスト」をクリックします。

ファイルIDが取得できたので「保存する」をクリックしてここまでの設定は完了です。

ステップ5:Salesforceにレコードを追加するアクションを設定

1) フローに戻り、「データベースを操作する レコードを追加する」のアイコンをクリックします。

  • Salesforceは、チームプラン・サクセスプラン対象のアプリです。フリープラン・ミニプランではエラーが発生する可能性があるためご注意ください。
  • 有料プランには2週間の無料トライアルがあり、期間中はSalesforceとの連携機能もお試しいただけます。ぜひご活用ください。
  • 2) Google Driveの設定同様にタイトルやアカウント情報を確認して、「次へ」をクリックします。

    「オブジェクトのAPI参照名」はマイドメインURLを設定した後で選択できます。

    3)必須項目を入力します。

    追加するレコードの値の入力には先ほど取得したStripeのアウトプットを選択できます。
    該当する項目をアウトプットから選択してください。



    入力ができたら、「テスト」をクリックします。
    テスト完了後、「保存」します。

    ステップ6:Salesforceにレコードと紐付けるファイルをアップロードするアクションを設定

    1) フローに戻り、「アプリと連携する レコードと紐付けるファイルをアップロード」のアイコンをクリックします。

    2) アクションは「レコードと紐付けるファイルをアップロード」が選択されていることを確認し、「次へ」をクリックします。


    3)必須項目を入力します。


    ファイル名の入力には先ほど取得した回答フォームのアウトプットを選択できます。
    該当する項目をアウトプットから選択してください。


    ファイルの添付方法は「アウトプットを使用する」ファイルは「添付ファイル」になっていることを確認して、「テスト」をクリックします。
    テスト完了後、「保存」します。

    ステップ7:SalesforceにアップロードしたファイルのコンテンツIDを取得するアクションを設定

    1) フローに戻り、「アプリと連携する アップロードしたファイルのコンテンツIDを取得」のアイコンをクリックします。

    2) アクションは「アップロードしたファイルのコンテンツIDを取得」が選択されていることを確認し、「次へ」をクリックします。

    3)必須項目を入力します。

    コンテンツバージョンIDの入力には先ほど取得したSalesforceのアウトプットを選択できます。
    該当する項目をアウトプットから選択してください。

    入力ができたら、「テスト」をクリックします。
    テスト完了後、「保存」します。

    ステップ8:SalesforceにアップロードしたファイルのコンテンツIDを取得するアクションを設定

    1) フローに戻り、「アプリと連携する ファイルとレコードを紐付ける」のアイコンをクリックします。

    2) アクションは「ファイルとレコードを紐付ける」が選択されていることを確認し、「次へ」をクリックします。

    3)必須項目を入力します。

    コンテンツバージョンIDの入力には先ほど取得したSalesforceのアウトプットを選択できます。
    該当する項目をアウトプットから選択してください。

    入力ができたら、「テスト」をクリックします。
    テスト完了後、「保存」します。

    これで【フォームの回答を用いてGoogle Driveへファイルを追加し、Salesforceにリードを登録する】というフローが完成です。

    ステップ9:テストと確認

    設定が完了すると、以下のような表示が出てくるので、「トリガーをON」をクリックします。
    フローボットを起動し、正しく動作するか確認してください。

    Salesforceの情報をGoogle Driveに連携したい場合 

    今回はGoogle Driveからの問い合わせをSalesforceに登録する方法をご紹介しましたが、逆にSalesforceの情報をGoogle Driveに連携したい場合は、下記のテンプレートも併せてご利用ください。

    Salesforceでファイルがアップロードされたら、Google Driveに保存する

    Salesforceにファイルがアップロードされると、自動的にGoogle Driveに保存するフローです。
    顧客や案件に関連するファイルを一元管理し、チーム内での共有やスムーズなアクセスを期待できます。

    Salesforceで取引先が登録されたらGoogle Driveにフォルダを作成する

    Salesforceに新規取引先が登録されると、自動的にGoogle Driveに対応するフォルダを作成するフローです。
    取引先ごとに関連資料を整理し、チームでのスムーズな情報共有や管理が見込めます。

    Google DriveやSalesforceのAPIを使ったその他の自動化例

    Google Driveとの連携以外でも、SalesforceのAPIを活用することで、さまざまな業務プロセスをノーコードで自動化できます。

    日々の業務をもっとスムーズにしたい方は、ぜひ以下の例も参考にしてみてください!

    Google Driveを使った便利な自動化例

    ファイルがアップロードされたら自動でフォルダに分類したり、共有設定を変更できます。さらに、特定のフォルダに新しいファイルが追加された際に、チームに通知を送ることも可能です。

    <span class="mark-yellow">他のツールと連携することで、文書管理やワークフローの効率化を実現できます!</span>

    Salesforceを使った便利な自動化例

    リードや商談のデータを自動登録・更新したり、特定の条件でフォローアップ通知を送信できます。

    他のマーケティングツールやカスタマーサポートシステムとの連携も可能です。

    終わりに

    Google DriveとSalesforceを連携させることで、ファイルの管理やリード情報の登録がスムーズに行えるようになります。
    むずかしいプログラミング知識がなくても、Yoomを使えば誰でも簡単に自動化の仕組みを作れるんです!
    フォームの回答をもとにファイルを整理したり、営業活動に役立つデータを効率よく扱えるようになるのは大きなメリットです。

    「まずはYoomに無料登録して、自分の業務にぴったりのフローを試してみませんか?」

    この記事を書いた人
    r.suzuki
    人材が限られる地方の中小企業で業務の効率化を日々模索していたところ、Yoomと出会いました。 こうだったらいいなとなにげなく考えていたことがYoomを導入することで、こんなにも効率化できるんだ!と感動。 システムやプログラミングの知識や経験がない私でも、業務が大きくかわったので、同じように感じているたくさんの方々へ共有できたらと執筆しています。
    タグ
    自動化
    連携
    Salesforce
    Google Drive
    Yoomのハイパーオートメーションとは?
    従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
    AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
    Yoomのハイパーオートメーションとは?
    従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
    AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
    Yoomについて詳しく見る
    お役立ち資料
    Yoomがわかる!資料3点セット
    資料ダウンロード
    3分でわかる!Yoomサービス紹介資料
    資料ダウンロード
    Before Afterでわかる!Yoom導入事例集
    資料ダウンロード
    お役立ち資料一覧を見る