・
「ChatGPTを使ってみたけれど、思ったような回答が返ってこない」
「指示を考えるのに時間がかかってしまい、結局自分でやった方が早い気がする」
そのように感じたことはありませんか?ChatGPTは非常に優秀なAIですが、その能力を最大限に引き出すためには、「プロンプト(指示文)」の質が重要です。
曖昧な指示では曖昧な答えしか返ってきませんが、明確で構造化された指示を与えれば、驚くほど高品質なアウトプットを返してくれます。
この記事では、ビジネスシーンですぐに使える「ChatGPTのプロンプトテンプレート」を具体的に紹介します。これらをコピペして、一部を書き換えるだけで、議事録の要約やメール作成、アイデア出しなどの業務効率が劇的に向上します。
また、自分自身で効果的なプロンプトを作るための「書き方の型」も解説しますので、ぜひ最後までご覧ください!
ChatGPTプロンプトテンプレートとは、「AIへの指示内容をあらかじめ決まった形式(フォーマット)にまとめた雛形」のことです。
通常、ChatGPTへの指示は自由に入力できますが、その自由度の高さゆえに「どう書けばいいかわからない」と迷ってしまうことがあります。
そんな時、テンプレートを使用することで以下のようなメリットが得られます。
ChatGPTを活用する際、毎回ブラウザを開いて、テンプレートをコピペし、必要な情報を入力して…という作業を繰り返していませんか?
実は、業務自動化ツールのYoomを使えば、その「プロンプト入力の手間」自体をなくすことができます。例えば、以下のような自動化が可能です。
Yoomには、これらの連携をすぐに実現できる「フローボットテンプレート」が豊富に用意されています。気になる方はぜひチェックしてみてくださいね👀
■概要
Microsoft Teamsで共有される会議情報は、時に長文で要点を掴むのに時間がかかることはありませんか? また、重要な情報を見落としてしまう懸念もつきものです。 このワークフローを活用すれば、Microsoft Teamsの特定チャネルに投稿された会議情報をChatGPTが自動で要約し、指定したチャネルに通知できるため、情報確認の効率化と見落とし防止に貢献します。
■このテンプレートをおすすめする方
■このテンプレートを使うメリット
■フローボットの流れ
※「トリガー」:フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」:トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション
■このワークフローのカスタムポイント
■注意事項
■概要
Slackでの依頼や議論をTrelloのタスクに手動で登録する作業に、手間や時間を取られていませんか。また、転記の際に内容の抜け漏れが発生することもあるかもしれません。このワークフローは、Slackの特定メッセージをきっかけに、ChatGPTが内容を解析し、自動でTrelloにタスクカードを作成します。TrelloとChatGPTを連携させることで、こうしたタスク管理に関する手作業を効率化し、本来の業務に集中できる環境を構築します。
■このテンプレートをおすすめする方
■このテンプレートを使うメリット
■フローボットの流れ
※「トリガー」:フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」:トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション
■このワークフローのカスタムポイント
■注意事項
具体的なテンプレートを見る前に、どのような指示にも応用できる「基本の型」を知っておくと便利です。ここでは代表的な2つの型を紹介します。
note株式会社の深津貴之氏が考案した、非常に汎用性の高いフレームワークです。
AIに対して「役割」を与え、明確な「入力」と「出力」を定義することで、回答のブレを防ぎます。
【構成要素】
#命令書:AIに何をさせたいかを明確に記述します。
#制約条件:文字数、形式、文体などのルールを指定します。
#入力文: AIに処理させたいテキストを入力します。
#出力文:出力がここに表示されるように指定します。
「ゴール(目的)」だけを伝え、そのために必要な条件や情報をAI側から人間に質問させる手法です。何を入力すればいいかわからない時に非常に有効です。
【使用例】
「私はダイエットをしたいと考えています。私の年齢、体重、生活習慣などに合わせて最適なプランを作成してください。そのために必要な情報があれば、私に質問してください」
思考(Reasoning)と行動(Acting)を組み合わせたフレームワークです。
AIに段階的な推論をさせながら、必要に応じて追加情報の取得や確認を行わせることで、精度の高い結論を導きます。複雑な課題や調査、意思決定支援に適しています。
【使用例】
「転職を検討しています。
最適な業界と職種を提案してください。
そのために必要な情報があれば私に質問し、条件を整理した上で複数案を比較してください。」
ここからは、実際のビジネスシーンでそのまま使えるテンプレートを紹介します。
[ ] の部分を自分の状況に合わせて書き換えて使用してください。
1.議事録要約:長時間の会議内容を、短時間で把握できる形に整理します。
【プロンプト】
#命令書
あなたは優秀な秘書です。以下の[会議メモ]を要約してください。
#制約条件
「決定事項」「ToDo(担当者・期限)」「保留事項」の構成
箇条書き・
重要事項を漏らさない
#会議メモ
[貼り付け]
2.週次報告書作成:1週間の業務成果と課題を整理し、上司へ分かりやすく報告します。
【プロンプト】
#命令書
以下の[業務内容]から週次報告書を作成してください。
#制約条件
「今週の成果」「課題」「来週の予定」の構成
簡潔な報告文
#業務内容
[入力]
3.会議アジェンダ作成:会議を効率化するための進行計画を作成します。
【プロンプト】
#命令書
[目的]に基づき会議アジェンダを作成してください。
#制約条件
所要時間を明記
議題ごとにゴールを設定
#目的
[入力]
4.上司への状況報告:進捗や課題を簡潔にまとめて共有します。
【プロンプト】
#命令書
以下の[状況]を上司向け報告文として作成してください。
#制約条件
結論先出し
200文字程度
#状況
[入力]
5.振り返りレポート:プロジェクトの成果と改善点を整理します。
【プロンプト】
#命令書
[プロジェクト内容]の振り返りレポートを作成してください。
#制約条件
「成果」「改善点」「次回への提言」の構成
1.日程変更依頼メール:予定変更を丁寧に依頼するメールを作成します。
【プロンプト】
#命令書
以下の[条件]に基づきメールを作成してください。
#制約条件
丁寧かつ誠実
300文字程度
#条件
[入力]
2.謝罪メール:トラブルやミスに対して誠意を伝えます。
【プロンプト】
#命令書
[状況]に対する謝罪メールを作成してください。
#制約条件
再発防止策を含める
丁寧な文体
3.見積送付メール:見積内容を分かりやすく案内します。
【プロンプト】
#命令書
[見積内容]を送付するメールを作成してください。
#制約条件
感謝の言葉を含める
次のアクションを明示
4.催促メール:相手に配慮しながら返信や対応を促します。
【プロンプト】
#命令書
[未返信内容]について催促メールを作成してください。
#制約条件
圧迫感を与えない
丁寧な表現
5.お礼メール:感謝の気持ちを具体的に伝えます。
【プロンプト】
#命令書
[出来事]へのお礼メールを作成してください。
#制約条件
具体的な感謝内容
今後の関係性に触れる
1.キャッチコピー30案:商品やサービスの魅力を多角的に表現します。
【プロンプト】
#命令書
あなたはプロのマーケターです。
[商品概要]に基づきキャッチコピーを30個提案してください。
#制約条件
表形式
訴求ポイントも記載
2.新規事業アイデア出し:事業拡大につながるアイデアを幅広く出します。
【プロンプト】
#命令書
[業界]×[強み]の新規事業案を20個提案してください。
#制約条件
実現可能性も記載
表形式
3.ペルソナ設計:ターゲット像を具体化します。
【プロンプト】
#命令書
[商品概要]から詳細なペルソナを作成してください。
#制約条件
年齢・職業・課題・価値観を明記
4.SWOT分析:事業の強み・弱み・機会・脅威を整理します。
【プロンプト】
#命令書
[事業内容]をSWOT分析してください。
#制約条件
表形式
具体例を含める
5.SNS投稿案作成:拡散や共感を狙った投稿案を作成します。
【プロンプト】
#命令書
[商品名]のSNS投稿案を10案作成してください。
#制約条件
ターゲット明確化
ハッシュタグ付き
1.校正・推敲:誤字脱字を修正し、読みやすい文章に整えます。
【プロンプト】
#命令書
以下の[文章]を校正してください。
#制約条件
修正箇所と理由を記載
2.文章要約:長文を短時間で理解できる形に圧縮します。
【プロンプト】
#命令書
[文章]を200文字で要約してください。
3.やわらかい表現へリライト:印象を改善し、受け取りやすい表現に変換します。
【プロンプト】
#命令書
[文章]をやわらかいビジネス表現に書き直してください。
4.提案書ドラフト作成:提案の骨子を整理します。
【プロンプト】
#命令書
[提案内容]を提案書形式で作成してください。
#制約条件
課題→解決策→効果
5.プレスリリース作成:新サービスや発表内容を公式文書として整えます。
【プロンプト】
#命令書
[内容]のプレスリリースを作成してください。
#制約条件
見出し付き
500文字程度
1.Excel関数作成:条件処理や自動判定を関数で実装します。
【プロンプト】
#命令書
[要件]を満たすExcel関数を作成してください。
#制約条件
使い方説明
エラー対処
2.Googleスプレッドシート関数:クラウド上で使える関数を設計します。
【プロンプト】
#命令書
[要件]を満たす関数を作成してください。
#制約条件
使用例付き
3.VBAマクロ作成:繰り返し作業を自動化します。
【プロンプト】
#命令書
[作業内容]を自動化するVBAコードを作成してください。
#制約条件
コメント付き
実行手順を説明
4.SQLクエリ作成:必要なデータを効率的に抽出します。
【プロンプト】
#命令書
[抽出条件]を満たすSQLを書いてください。
#制約条件
パフォーマンス注意点を記載
5.コードレビュー:コードの品質向上のため改善点を整理します。
【プロンプト】
#命令書
以下の[コード]をレビューしてください。
#制約条件
可読性・保守性・安全性の観点で指摘
今回の検証では「新しいコーヒーメーカーの紹介文」をテーマに、プロンプト(指示文)の質がアウトプットにどう影響するかを調査しました。
比較対象としたのは、1行のみの簡素な指示で作成した「パターンA:適当な指示」と、ターゲット・スペック・構成を詳細に定義した「パターンB:テンプレート指示」の2種類です。
入力情報の解像度を変えることで、実戦で使えるレベルの文章が生成されるかを検証しています。
抽象的な一文のみで、読者像・利用シーン・構成・トーン指定などは指示しません。
【プロンプト】
新しいコーヒーメーカーの紹介文を書いてください。
【出力結果】
適当な指示から出力された文章は、一言で言えば「実用性に欠ける汎用テキスト」です。
読者像・商品スペック・トーン・ゴール・構成を具体的に指示、文字数や媒体(ECサイト)も明示します。
【プロンプト】
あなたはECサイトのコピーライターです。 新商品のコーヒーメーカーの商品紹介文を作成してください。
以下の条件と構成に従って、約300文字で書いてください。
【読者像】
- 30〜40代の在宅ワーカーまたは共働き夫婦
- 忙しい朝でもおいしいコーヒーを手軽に飲みたい
【商品スペック】- 商品名:AROMA(アロマ)
- 抽出方式:ハンドドリップ再現式(お湯の温度・注ぐ速度を自動制御)
- 抽出コース:3種類(すっきり・バランス・コク深)
- タイマー予約機能:あり(前夜にセットしておけば起床時間に抽出完了)
- 想定価格:19,800円(税込)
【トーン&ゴール】
- トーン:丁寧で親しみやすい。ECサイトの商品説明欄向け
- ゴール: 「忙しいけれどコーヒーにはこだわりたい人」に刺さる
【構成】
1. 冒頭: 読者の「あるある」な朝のシーンから入り、共感を得る
2. 商品特徴の紹介: 味・香りのこだわり(ハンドドリップ再現) /忙しい人向けの機能(タイマー・保温・簡単操作)
3. ベネフィットの整理: 「時間が生まれる」「家時間の質が上がる」など、ユーザーが得られる変化を3つ程度箇条書き
4. クロージング: 迷っている読者の背中をそっと押す一言で締める
上記を踏まえて、商品紹介文を作成してください。
【出力結果】
構造化したテンプレートを用いた指示では、プロのコピーライターが執筆したような精度の高い文章が得られました。
今回の検証を通じて、指示の具体性がアウトプットの「独自性」と「説得力」に直結することが証明されました。得られた結論は以下の3点です。
結論として、AIを業務で使いこなすための鍵は「テンプレートによる構造化」にあります。
指示の精度を高めるだけで、AIは単なる「代筆ツール」から、精鋭の「コピーライター」へと進化します。
テンプレートをカスタマイズしたり、自分で新しいプロンプトを作ったりする際は、以下の3つのポイントを意識しましょう。
AIに「あなたは〇〇の専門家です」「プロのライターとして振る舞ってください」と役割を与えることで、その視点に立った回答が得られます。専門用語のレベル感や文体のトーンを調整するのに有効です。
AIは指示がない部分を確率的に補完しようとします。
それが予期せぬ回答につながることがあるため、「文字数」「出力形式」「含めてはいけない言葉」「対象読者」などを細かく指定し、AIが思考する範囲を限定してあげましょう。
回答をどのように使いたいかに合わせて、形式を指定します。
「表形式で」「Markdown形式で」「CSV形式で」「箇条書きで」などと指定すれば、その後の資料作成やデータ処理がスムーズになります。
本記事では、ChatGPTの能力を引き出すための「プロンプトテンプレート」について解説しました。AIは「魔法の杖」のように思われがちですが、実際には「優秀な部下」や「道具」に近い存在です。的確な指示(プロンプト)を与えることができれば、期待以上の成果を返してくれます。
今回紹介したテンプレートは、あくまで一例に過ぎません。
これらをベースに、あなたの業務内容や目的に合わせてカスタマイズしていくことで、より精度の高い「自分だけの最強テンプレート」が完成します。
最初はテンプレートをコピペして使うことから始め、慣れてきたら「役割」「制約条件」「出力形式」を意識して、オリジナルのプロンプト作成にも挑戦してみてください。
プロンプトエンジニアリングのスキルは、これからのビジネスパーソンにとって必須のスキルとなるはずです。ぜひ今日から実践し、業務効率化を加速させていきましょう!
Yoomは、業務を自動化するハイパーオートメーションプラットフォームです。
これまで手作業で行っていた各ツール間の業務フローを、直感的な操作で自動化できます。もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひ登録フォームから無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください!
■概要
日々大量に届くメールの確認に追われ、重要な情報の内容把握に時間を要してはいませんか。
このワークフローを活用すれば、Gmailで受信した特定のメールをChatGPTが自動で要約し、その内容をSlackへ通知できます。
情報収集の効率を高め、迅速な状況把握と対応を可能にします。
■このテンプレートをおすすめする方
■このテンプレートを使うメリット
■フローボットの流れ
※「トリガー」:フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」:トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション
■このワークフローのカスタムポイント
■注意事項
■概要
Google スプレッドシートに蓄積した情報を、手作業でChatGPTを使って要約し、Codaへ転記する作業に手間を感じていませんか。このワークフローは、Google スプレッドシートに新しい行が追加されると、その内容をChatGPTが自動で要約し、Codaのテーブルに新しい行として自動で追加します。CodaとChatGPTを連携させることで、定型的な転記作業から解放され、情報の整理と活用を円滑にします。
■このテンプレートをおすすめする方
■このテンプレートを使うメリット
■フローボットの流れ
※「トリガー」:フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」:トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション
■このワークフローのカスタムポイント
■注意事項