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生成AIが急速に普及し、今や私たちの仕事や生活に欠かせない存在となっています。
しかし、多くのツールが登場している中で、「どれが無料で使えるのか?」「無料版でどこまでできるのか?」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、代表的なテキスト生成AIや画像生成AIをピックアップし、無料プランでできることや、賢い使い分けのポイントを解説します。
また、実際にツールを組み合わせて成果物を作成した検証結果もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
無料で利用できる生成AIは大きく分けて「テキスト生成」「画像生成」「マルチモーダル(画像や動画の解析)」の3種類があります。
無料プランを選ぶ際のポイントは、「回数制限」「モデルの質」「追加機能」の3点です。
同じツール内でも、使用するモデルによって制限が異なります。
例えば、高性能モデルは1日の送信回数が制限され、上限に達すると自動的に軽量版などへ切り替わる仕様が一般的です。
「無制限に会話を楽しみたいのか」「回数は少なくても質の高い回答が欲しいのか」によって選ぶべきツールが変わります。
有料版に比べて回答の精度や推論能力がどの程度抑えられているか、ツールの中身にも注目しましょう。例えば、以下のような違いがあります。
このように、ツールによって無料枠の限界値が異なる点は重要な比較ポイントです。
チャット以外に、何ができるかも確認しましょう。
対話型AIは、ビジネスメールの作成やアイデア出しに最適です。主要な3つのツールの特徴を見ていきましょう。
対話型AIの代名詞とも言えるツールです。無料プランでも文章作成だけでなく、簡単な画像生成やデータ分析を試すことも可能です。操作が直感的で、迷ったらまずこれを選べば間違いありません。
Googleが提供するAIで、Google検索やドキュメント、Gmailとの連携に優れています。画像の解析や動画の要約といったマルチモーダル機能が充実しており、情報収集の効率を高めてくれます。
自然な日本語表現に定評があり、まるで人間が書いたような文章を出力します。長文の読解力が高く、資料の要約や複雑なプロンプト(指示文)にも柔軟に対応してくれます。
※無料版ではいずれも、制限が設けられている点にご注意ください。
「イメージに合う画像が欲しい」という時に役立つのが画像生成AIです。
オープンソースから発展したツールで、設定次第で自由度の高い画像を生成できます。PCにインストールして使う環境(ローカル環境)であれば、回数を気にせず生成を楽しめるのが最大の魅力です。ただし、ローカル環境での利用時は高性能なGPUを搭載したPCが必要という点に注意が必要です。
※Web上の無料体験版やデモ版(Hugging Faceなど)を利用する場合は、生成枚数に制限が設けられているケースが多いため、用途に応じた環境選びが重要となります。
著作権に配慮されたクリーンな学習データを使用しているため、ビジネスでも利用できます。毎月一定の無料クレジットが付与され、高品質な素材を簡単に生成したり、写真の一部を書き換えたりすることができます。
デザインツールのCanva内でもAI画像生成が可能です。豊富なテンプレートと組み合わせることで、生成した画像をそのままプレゼン資料やSNS投稿に反映できるため、ノンデザイナーの方におすすめです。
※テキスト生成AIと同様、無料版ではいずれも制限が設けられている点にご注意ください。
👉Yoomとは?ノーコードで業務自動化につながる!
生成AIは単体でも便利ですが、日々の業務フローに組み込むことでその真価を発揮します。Yoomを使えば、AIへの指示出しや結果の整理を自動化し、クリエイティブな作業により多くの時間を割くことが可能になります。
例えば、以下のようなテンプレートを活用することで、すぐに自動化を体験できます。
■概要
「Googleフォームの回答内容を生成AIで要約し、Google スプレッドシートに格納する」フローは、収集したデータを効率的に管理するための業務ワークフローです。
■このテンプレートをおすすめする方
■このテンプレートを使うメリット
■概要
メールでの画像生成依頼のたびに、手動でAIツールを操作し、結果をファイルにまとめる作業に時間を取られていませんか?
このワークフローは、Outlookで特定のメールを受信すると、OpenAIが自動で画像を生成し、Microsoft Excelに情報を記録します。一連の作業を自動化できるため、手作業による依頼対応から解放され、よりクリエイティブな業務に集中できる環境を構築します。
■このテンプレートをおすすめする方
■このテンプレートを使うメリット
■フローボットの流れ
※「トリガー」:フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」:トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション
■このワークフローのカスタムポイント
■注意事項
無料ツールだけで、実務に使えるレベルの成果物は作れるのか?を検証するために、架空のイベント案内を作成してみました。
まずは、ChatGPTに「新作発表会の案内メールを、少しワクワクするようなトーンで書いて」と依頼しています。
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【プロンプト】
あなたはBtoB向けSaaS企業のマーケティング担当です。
以下の条件を満たす「新機能発表会」の案内メール文を作成してください。
【条件】
・宛先:既存顧客・見込み顧客(ビジネスパーソン向け)
・トーン:少しワクワクするような、前向きでポジティブなトーン。ただしビジネスとしての丁寧さは維持する
・文字数:600〜800文字程度(日本語)
・構成:
- 件名案を3つ
- 冒頭あいさつ
- イベント概要(日時・形式・対象者・参加費)
- 新機能の魅力を簡潔に紹介(箇条書き可)
- 参加するメリット
- 申込方法(CTA)
- 結びのあいさつ
【イベント情報】
・イベント名:クラウドワークスイノベーション 新機能オンライン発表会 2026
・日時:2026年2月4日(水) 14:00〜15:30(オンライン開催)
・形式:Zoomウェビナー
・対象者:バックオフィス業務の効率化に関心のある企業担当者さま
・主なテーマ:
- AIを活用した請求書処理の自動化
- チーム間の情報共有ダッシュボード
- セキュリティとコンプライアンスの最新アップデート
・参加費:無料(事前登録制)
・申込ページURL:https://example.com/event
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【出力結果】
複雑な構成指定や抽象的なトーンの指示を正確に反映しています。箇条書きを用いた視認性の高いレイアウトなど、マーケティングの要点を押さえた構成力は優秀です。
無料でどこまで活用できるかという点において、定型的なビジネスライティングであれば、無料版でも質の高いアウトプットが可能といえます。
次に、Adobe Fireflyを使い、独自モデルとパートナーモデルを使い分けながら画像を生成しました。
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【プロンプト】
近未来的なオフィス空間。ガラス張りの会議室とデジタルディスプレイが並び、
全体的に青い光と白を基調としたクリーンでスタイリッシュな雰囲気。
ビジネスパーソンのシルエットが、ホログラムのようなデータ画面を見ている。
日本企業のBtoB向けイベント告知用バナー背景として使える、横長の構図。
テキストは入れない。
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独自モデルでは、信頼感と近未来感を両立したビジュアルが生成されています。プロンプトで指示した「クリーンでスタイリッシュな空間」が精密に描写されており、ビジネスパーソンのシルエットも絶妙な奥行きを生んでいます。
無料の領域でも、現場に耐えうるクリエイティブを効率的に量産することが可能です。
パートナーモデルGPT Image 1.5は、グラフや世界地図など、データの視覚化を強調する傾向があり、機能説明などの概念図に向いています。
一方、パートナーモデルGemini 3は、ライティングや窓外の夜景描写がシネマティックで、洗練されたブランドイメージを構築する力に長けています。
「清潔感ならFirefly、説明性ならGPT、世界観ならGemini」のように、モデルの特性を理解して選別することが、制作工数の削減と品質担保を両立させる活用術です。
便利な生成AIですが、利用にあたっては以下の3点に注意しましょう。
無料版の場合、入力したデータがAIの学習に利用される設定になっていることがあります。
しかし、ChatGPTやClaudeなどの主要ツールでは、設定画面から「学習への利用(データの改善)」をオフ(オプトアウト)にすることが可能です。これにより、入力した情報が意図せずAIのトレーニングに使われるリスクを回避できます。
ただし、万全を期すため社外秘や個人情報の入力自体は避けるのが賢明です。
AIは自信満々に間違った情報を出力することがあります(ハルシネーション)。
数値や事実関係の確認には、別のAIに回答の整合性を検証させる(ダブルチェック)や、検索エンジンと併用するクロスチェックが有効です。
AIと人間の二重確認をプロセスに組み込むことで、情報の精度は向上します。
生成された画像の商用利用については、各ツールの利用規約を事前に確認することが大切です。
無料プランでも商用利用を許可されているケースはありますが、補償の有無に違いがあります。
例えばAdobe Fireflyなどのツールでは、有料のエンタープライズ版であれば「著作権侵害の訴訟が発生した際の法的費用を全額補償」といった知的財産権(IP)補償制度が用意されています。
無料版ではこうした強力な保護が受けられないことが多いため、ビジネスの規模や重要度に応じて、有料プランへのアップグレードを検討する基準にすると良いでしょう。
無料の生成AIを賢く使い分けることで、私たちの生産性は向上します。
テキスト作成はChatGPTやClaude、情報収集はGemini、クリエイティブな画像作成はStable DiffusionやFireflyといったように、それぞれの強みを活かして組み合わせてみてください。
まずは、今日一日の業務の中で「AIに任せられることはないか?」と探してみることから始めてみましょう。
AIを単なる相談相手から実務のパートナーへと変えるのがYoomです。SlackやNotion、Google Workspaceといった普段お使いのツールとAIを繋ぐことで、指示から保存、共有までの一連の動作を自動化できます。
「まずは試してみたい!」という方は、以下のテンプレートから自動化の第一歩を踏み出してみませんか?
👉今すぐYoomに登録する
■概要
Slackでの特定の質問やキーワードへの返信に、都度手作業で対応していませんか?
AIを活用する場合でも、内容をコピー&ペーストして回答を生成する手間が発生し、本来の業務が中断されることも少なくありません。
このワークフローは、Slackの特定メッセージをトリガーに、Anthropic(Claude)が内容を生成し自動で返信する一連の流れを自動化します。
問い合わせ対応や社内ヘルプデスク業務の効率化を実現します。
■このテンプレートをおすすめする方
■このテンプレートを使うメリット
■フローボットの流れ
※「トリガー」:フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」:トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション
■このワークフローのカスタムポイント
■注意事項
■概要
Asanaで新しいタスクを管理する際、関連するクリエイティブを保管するためにCanvaで都度フォルダを作成する作業は手間がかかるものです。この繰り返し作業は、本来の業務時間を圧迫するだけでなく、フォルダの作成漏れといったミスを引き起こす原因にもなります。このワークフローを活用すれば、Asanaでタスクが登録されると同時に、Canvaに指定したフォルダが自動で作成されるため、こうした課題を解消し、クリエイティブ制作を円滑に開始できます。
■このテンプレートをおすすめする方
■このテンプレートを使うメリット
■フローボットの流れ
※「トリガー」:フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」:トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション
■このワークフローのカスタムポイント
■注意事項