DropboxとBoxの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025/03/12

【ノーコードで実現】DropboxのファイルデータをBoxに自動的に連携する方法

s.kinjo

DropboxとBoxを連携して、ファイル管理をもっと効率化したいと思ったことはありませんか?手動でデータを移動するのは手間がかかるうえ、移し忘れや管理ミスの原因にもなります。
さらに、チームで異なるツールを使っていると「どこに最新のデータがあるのかわからない」といった課題も発生しがちです。

そこで活用したいのが、DropboxとBoxの自動連携です。これにより、手作業を減らし、どちらのツールでもスムーズにデータを共有できます。さらに、ヒューマンエラーを防ぎ、業務の正確性も向上も期待できます。

本記事では、<span class="mark-yellow">プログラミング不要で簡単に設定できるYoomを使った連携フロー</span>を紹介します。初心者の方でも実践できるよう、具体的な手順をわかりやすく解説するので、ぜひ最後までご覧ください!

とにかく早く試したい方へ

Yoomを利用することで、ノーコードで簡単にDropboxとBoxの連携が可能です。

YoomにはあらかじめDropboxとBoxを連携するためのテンプレートが用意されているため、APIの知識が無くても、登録するだけで今すぐ連携が実現できます。

DropboxとBoxを連携してできること

DropboxとBoxのAPIを連携すれば、DropboxのデータをBoxにも自動的に連携することが可能です!

例えば、下記のようなデータ連携を人の手を介さず、自動的に実施することができます。

DropboxにアップロードされたファイルをBoxへ転送する

Boxへの転送が自動で行われるため、手動での移動作業が不要になります。
自動化により、ヒューマンエラーのリスクを低減し、正確なファイル移行を実現します。

DropboxとBoxの連携フローを作ってみよう

それでは、さっそく実際にDropboxとBoxを連携したフローを作成してみましょう!
今回はYoomを使用して、ノーコードでDropboxとBoxの連携を進めていきますので、まだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

今回はDropboxにアップロードされたファイルをBoxへ転送するフローボットを作成していきます!
作成の流れは大きく分けて以下のプロセスです。

  • DropboxとBoxをマイアプリ連携
  • テンプレートをコピーする
  • Dropboxのトリガー設定およびBoxのアクション設定
  • トリガーをONに設定しフロー稼働の準備完了

ステップ1:DropboxとBoxをマイアプリ登録

1.DropboxとBoxをYoomに接続するマイアプリ登録を行ってください。
事前にマイアプリ登録を済ませておけば、自動化設定がスムーズに進められます。

まず、Dropboxのマイアプリ登録を行いましょう。

Yoomの画面左側にある「マイアプリ」→「新規接続」をクリックしてください。
アプリ一覧からDropboxを探すか、検索機能を活用して検索しましょう。

2.マイアプリの新規接続一覧の中から、Dropboxを選択しログインします。

3.次はBoxをマイアプリに登録します。(1)と同じようにYoomの新規接続一覧の中からBoxをクリックしてサインインします。

Yoomのマイアプリにそれぞれが登録されたら連携が完了です!

ステップ2:テンプレートをコピーする

1.自動化の設定をするため、以下のバナーにある「試してみる」をクリックしてください。

2.以下の画面表示を読んで、「OK」をクリックしましょう。

ステップ3:Dropboxのトリガーアクション設定

1.いよいよフローの設定に入ります!まずは以下の赤枠をクリックしましょう。

2.以下の画面が表示されるので、設定を確認して「次へ」を押します。

  • 「タイトル」→自由に変更可能
  • 「アプリ」→Dropbox
  • 「Dropboxと連携するアカウント情報」→アカウントに相違がないか確認
  • 「アクション」→変更不要

3.トリガーの起動間隔は、用途に合わせてプルダウンより設定してください。
※注意)ご契約のプランによって最短の起動間隔が異なります。

4.対象のフォルダのパスとファイル名は、枠外の注意書きを参考に設定していきます。

5.「ファイル名」で設定したキーワードが含まれるファイルを、実際にDropboxにアップロードしましょう!

6.アップロード後に「テスト」→「テスト成功」→「保存」をクリックします!

ステップ4:Dropboxからファイルをダウンロードする設定

1.続いて、「ファイルをダウンロード」をクリックします。

2.以下の画面が表示されるので、設定を確認して「次へ」を押します。

  • 「タイトル」→自由に変更可能
  • 「アプリ」→Dropbox
  • 「Dropboxと連携するアカウント情報」→アカウントに相違がないか確認
  • 「アクション」→ファイルをダウンロード

3.「API接続設定」画面から、フォルダのパスを直接入力します。

4.ファイル名はアウトプットから選択します。

5.入力後に「テスト」→「テスト成功」→「保存」をクリックします!

ステップ5:Boxにファイルをアップロードする設定

1.設定も残りわずかです!以下の「ファイルをアップロード」をクリックします。

2.以下の画面が表示されるので、設定を確認して「次へ」を押します。

  • 「タイトル」→自由に変更可能
  • 「アプリ」→Box
  • 「Boxと連携するアカウント情報」→アカウントに相違がないか確認
  • 「アクション」→ファイルをアップロード

3.「ファイル名」→最初の設定で取得したのアウトプットを指定

4.以下の項目を確認します。

  • 「格納先フォルダのコンテンツID」→ファイルを格納するフォルダのURLから取得
  • 「ファイルの添付方法」→アウトプットを使用する/ダウンロードしたファイル
    →<span class="mark-yellow">こちらはステップ4でダウンロードしたファイルのことを指します。</span>

5.入力後に「テスト」→「テスト成功」→「保存」をクリックします!

実際にBox側にも同じファイルが格納されているか確認しましょう!

ステップ6:トリガーをONに設定しフロー稼働の準備完了

最後に「トリガーをON」をクリックしたら、自動化の設定は完了です。
フローボットが正しく起動するかどうかを確認しましょう。

設定お疲れさまでした!

BoxにアップロードされたファイルをDropboxに転送したい場合

今回はDropboxからBoxへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にBoxからDropboxへのデータ連携を実施したい場合は、下記のテンプレートも併せてご利用ください!

BoxにアップロードされたファイルをDropboxへ転送する

Boxへのファイルアップロードを検知し、Dropboxへの転送を自動化します。
両方のツールで最新のファイルを保持できるため、チーム全体でのデータ共有がスムーズになります。

指定日時にBoxの複数ファイルをDropboxに転送する

毎日の業務でBoxに保存された複数のファイルを設定した日時に自動的にDropboxへ転送できます。
手動転送時に発生しやすいヒューマンエラーを防ぎ、正確なデータ移行を実現します。

DropboxやBoxのAPIを使ったその他の自動化例

DropboxとBoxの連携以外にも、それぞれのAPIを活用することでさまざまな業務を自動化できます。もし気になるものがあれば、ぜひこちらも試してみてください!

Boxを使った便利な自動化例

Boxと連携することで、メールに添付されたファイルを自動的にBoxへ格納したり、BoxにファイルがアップされたらSlackやChatworkなどに通知することが可能です。

Dropboxの自動化例

Dropboxと連携することで、メールで届いたファイルをDropboxへ格納したり、Dropboxにフォルダを自動的に生成できます。

終わりに

DropboxとBoxのデータ連携を自動化することで、手作業の手間を減らし、よりスムーズなファイル管理が実現できることがわかりましたね。特に、チームで異なるツールを使っている場合、データの移動や共有がスムーズに進むことで、業務の効率も向上するでしょう。

Yoomを使えば、プログラミングの知識がなくても、簡単な操作で連携フローを作成できます。難しい設定は不要で、直感的な操作だけで始められるのも魅力です。

まずはYoomに無料登録して、DropboxとBoxの連携を試してみませんか?

この記事を書いた人
s.kinjo
インターネットメディアやカスタマーサポート業界で働いてきました。 日ごろから効率化などの合理的な考えを軸に仕事に取り組んでいます。 Yoomを使用して、幅広い業務をスムーズに進めるための記事をお届けします。
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