毎日の事務業務において、大量のメール返信や会議の議事録作成、データ整理などに追われ、「時間がいくらあっても足りない」と感じていませんか?
そんな日々の悩みを解決し、業務効率を向上させるツールとして注目されているのがChatGPTです。AI技術の進化により、ChatGPTは単なるチャットボットを超え、まるで「優秀な新人アシスタント」のように、あなたの指示に従って文章を作成したり、情報を整理したりしてくれるようになりました。
そこで本記事では、事務職の方が明日からすぐに現場で使えるChatGPT活用術を徹底解説します。単なる機能紹介ではなく、実際に「メール作成」や「議事録要約」などの業務でChatGPTを使用し、どれくらいの時間が短縮できたのかを検証しました。さらに、業務フローそのものを自動化するYoomとの連携についても触れています。
テクノロジーの力を借りて、単純作業を減らし、あなた自身の価値を発揮できる時間を増やしましょう。ぜひ最後までご覧ください。
✍️検証の前に:ChatGPTの基本情報・料金をチェック!
まずは、ChatGPTがどのようなサービスなのか、その基本情報を整理しておきましょう。
本記事の想定読者
- 日々のメール対応や議事録作成に追われている事務職の方
- ChatGPTを使ってみたいが、具体的な指示の出し方(プロンプト)がわからない方
- 業務でのAI活用におけるセキュリティや注意点を知りたい方
ChatGPTとは?
ChatGPTは、OpenAI社が開発した対話型AIです。人間のように自然な文章を作成したり、長文を要約したりすることが得意で、事務業務のアシスタントとして最適です。
主な料金プラン
- Free(無料版):
基本機能(利用できるモデルや回数には制限があります)。 - Go(個人向け有料版):
月額$8。無料版に比べてメッセージ送信や画像生成、ファイルアップロードの制限が緩和され、日常的にAIを活用したい方に最適です。 - Plus(個人向け有料版):
月額$20。優先アクセス、高度なデータ分析、画像生成が可能。 - Pro(パワーユーザー向け):
月額$200(新規追加)。GPT-5.2の全機能が無制限で利用でき、最も計算資源を投入する「o1 pro mode」やSora(1080p)の無制限生成が可能です。 - Business(チーム向け有料版):
月額約$25/ユーザー。データを学習させない設定や、チーム内でのワークスペース共有が可能。 - Enterprise(企業向け版):
大規模導入向け。高度なセキュリティと管理機能を提供。
📣Yoomは事務作業をさらに自動化できます
👉Yoomとは?ノーコードで業務自動化につながる!
ChatGPT単体でも文章作成や要約は可能ですが、Yoomを活用することで、作成した文章を自動でメール送信したり、チャットツールに通知したりと、業務フロー全体を自動化できます。
例えば、以下のような連携が可能です。
受信メールの内容をChatGPTで要約してLINEに通知
試してみる
■概要
日々大量に届くメールの確認に追われ、重要な情報を見逃してしまったり、内容把握に時間を取られてはいないでしょうか。特に移動中や外出先では、長文メールの確認は一層手間がかかるものです。このワークフローを活用すれば、特定のメールを受信するとその内容をChatGPTが自動で要約し、LINE公式アカウントに通知することが可能です。これにより、メールチェックの手間を省き、効率的な情報把握を実現します。
■このテンプレートをおすすめする方
- 重要なメールの見落としを防ぎ、内容を素早く把握したいと考えている方
- 外出先や移動中でも、スマートフォンで手軽にメールの要点を確認したい方
- ChatGPTやLINE公式アカウントを活用して、情報収集を効率化したい方
■このテンプレートを使うメリット
- メールを開いて全文を読むことなく、ChatGPTが要約した内容がLINE公式アカウントに届くため、情報確認にかかる時間を短縮できます。
- 人の手による確認作業で起こりがちな、重要な情報の見落としや要点の解釈漏れなどのリスク軽減に繋がります。
■フローボットの流れ
- はじめに、ChatGPTとLINE公式アカウントをYoomと連携します。
- トリガーでメールトリガー機能を設定し、Yoomが発行する専用のメールアドレスにメールが届くとフローが起動するようにします。
- 次に、オペレーションでChatGPTの「テキストを生成」を選択し、トリガーで受信したメールの本文を要約するように設定します。
- 最後に、LINE公式アカウントの「テキストメッセージを送信」を設定し、ChatGPTが生成した要約を指定の相手に通知します。
※「トリガー」:フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」:トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション
■このワークフローのカスタムポイント
- メールトリガー機能では、フローを起動させるための専用受信メールアドレスを任意で設定できます。
- ChatGPTに指示するプロンプトは自由に編集可能です。「箇条書きで要約して」など、目的に応じたテキストを生成させることができます。
- LINE公式アカウントからの通知先は任意に設定でき、メッセージ本文にはChatGPTの要約結果だけでなく、元のメールの件名などを組み込めます。
■注意事項
- ChatGPT、LINE公式アカウントのそれぞれとYoomを連携してください。
- ChatGPT(OpenAI)のアクションを実行するには、OpenAIのAPI有料プランの契約が必要です。(APIが使用されたときに支払いができる状態)
https://openai.com/ja-JP/api/pricing/ - ChatGPTのAPI利用はOpenAI社が有料で提供しており、API疎通時のトークンにより従量課金される仕組みとなっています。そのため、API使用時にお支払いが行える状況でない場合エラーが発生しますのでご注意ください。
Googleフォームの回答をChatGPTで分析してメール送信する
試してみる
■概要
Googleフォームで収集したアンケートや問い合わせの回答を、一件ずつ確認し分析するのは手間がかかる作業ではないでしょうか。ChatGPTを活用して内容を要約する際も、手作業での転記には限界があり非効率です。
このワークフローは、Googleフォームに回答があった際にChatGPTが自動で内容を分析し、その結果を指定のアドレスへメールで通知するため、こうした一連の対応を効率化し、迅速な情報共有を実現します。
■このテンプレートをおすすめする方
- Googleフォームの回答確認や、ChatGPTを使った分析に多くの時間を費やしている方
- フォームの回答内容の要約や分類といった定型業務を自動化したいと考えている方
- フォーム回答後の顧客対応や社内連携の初動を迅速にしたいマーケティングや営業担当の方
■このテンプレートを使うメリット
- Googleフォームに回答が送信されると、ChatGPTによる分析からメール通知までが自動で実行されるため、手作業で対応していた時間を短縮できます。
- 回答内容のコピー&ペーストやメール作成が自動化されることで、転記ミスや通知漏れなどのヒューマンエラーを防ぎ、対応品質の安定化に繋がります。
■フローボットの流れ
- はじめに、GoogleフォームとChatGPTをYoomと連携します。
- トリガーでGoogleフォームを選択し、「フォームに回答が送信されたら」というアクションを設定します。
- 次に、オペレーションでChatGPTを選択し、「テキストを生成」アクションでフォームの回答内容を分析・要約するよう設定します。
- 最後に、オペレーションでYoomの「メールを送る」アクションを設定し、ChatGPTが生成したテキストを含んだメールを送信します。
※「トリガー」:フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」:トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション
■このワークフローのカスタムポイント
- トリガーとなるGoogleフォームは、お使いの任意のフォームIDを指定して設定してください。
- ChatGPTに実行させるプロンプトは自由にカスタマイズできます。フォームの回答内容を要約する、ポジティブ・ネガティブを判定する、返信文案を作成するなど、目的に応じた指示を設定することが可能です。
- 通知先のメールアドレスは任意で設定でき、件名や本文には、フォームの回答内容やChatGPTの生成結果といった動的な情報を変数として埋め込めます。
■注意事項
- Googleフォーム、ChatGPTのそれぞれとYoomを連携してください。
- ChatGPT(OpenAI)のアクションを実行するには、OpenAIのAPI有料プランの契約(APIが使用されたときに支払いができる状態)が必要です。
- ChatGPTのAPI利用はOpenAI社が有料で提供しており、API疎通時のトークンにより従量課金される仕組みとなっています。そのため、API使用時にお支払いが行える状況でない場合エラーが発生しますのでご注意ください。
- トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
- プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
- Googleフォームをトリガーとして使用した際の回答内容を取得する方法はこちらをご参照ください。
🤔ChatGPTで事務業務を試してみた
事務職の業務時間の大半を占める「メール作成」と「議事録作成」について、実際にChatGPTを使ってどれくらい効率化できるか検証しました。
検証内容
今回は、以下のような検証をしてみました!
検証①:謝罪・依頼メールの作成
【検証項目】
以下の項目で、検証していきます!
検証②:議事録の要約とタスク抽出
【検証項目】
以下の項目で、検証していきます!
検証目的
ビジネスにおける対外的な謝罪・依頼メールの作成および煩雑な会議メモからの議事録作成・タスク抽出という、実務上の重要度と作業負荷が高い2つの業務において、AIが実用レベルの品質を維持しつつ業務効率化にどの程度寄与できるかを検証する。
使用モデル
ChatGPT(GPT-5.2)
※「ターゲットの心を動かす必要がある」「高い信頼性が求められる」など、アウトプットの「質」が成果に直結する場面を想定するため、Thinking機能をオンにしています。
Thinking機能の利用にはPlusプラン以上が推奨されますので、ご注意ください。
🔍検証①:謝罪・依頼メールの作成
ここからは、実際に検証した内容とその手順を解説します。
まずは実際の検証手順のあとに、それぞれの検証項目について紹介していきます!
検証方法
本検証では、ChatGPT(GPT-5.2)を使用し、文面に気を使うメールをAIに作成させてみます。
プロンプト:
あなたはベテランの営業事務です。以下の条件で、取引先(〇〇株式会社 佐藤様)への納期遅延の謝罪メールを作成してください。
・遅延理由:配送トラブルにより到着が1日遅れる
・新しい納期:〇月〇日 午前中
・丁寧かつ誠実なトーンで、今後の対策にも触れる
想定シーン
自社のシステム障害により、取引先への納品が1日遅延することが確定し、即座に誠実な謝罪とリカバリー策を提示しなければならない場面。
検証手順
ログイン後、表示された画面で、プロンプトを入力したら送信します。
1分以内で生成が完了しました!
結果は以下のものとなりました。