Microsoft ExcelとGoogle スプレッドシートの連携イメージ

【簡単設定】Microsoft ExcelのデータをGoogle スプレッドシートに自動的に連携する方法

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Microsoft ExcelとGoogle スプレッドシートの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-09-25

【簡単設定】Microsoft ExcelのデータをGoogle スプレッドシートに自動的に連携する方法

y.katagiri

毎日の手動でのデータ転記作業に、時間や手間を感じていませんか?
Microsoft ExcelとGoogle スプレッドシートで管理しているデータ、手作業で転記していると時間も手間もかかりますよね。特に複数のファイルを扱う場合や、定期的な更新が必要な場合はなおさらです。

そんな課題を解決するのが、<span class="mark-yellow">Microsoft ExcelとGoogle スプレッドシートの連携</span>!

たとえば、指定の日時に自動でデータを同期したり、複数のMicrosoft Excelファイルを1つのスプレッドシートにまとめたりすることが自動でできるように。連携によって手作業の手間を大幅に省き、業務効率がグッと向上するでしょう。

本記事では、プログラミング不要でアプリ連携を実現する手順を詳しく解説。ぜひ最後までチェックして、データ管理をもっとスマートにしましょう!

Microsoft ExcelとGoogle スプレッドシートを活用したすぐに試せる自動化テンプレート集はこちら

転記を自動化する便利なテンプレート

[[174288,203148,203161,202350,202033,174231]]

更新を自動化する便利なテンプレート

[[165420,200144,201877,174159]]

とにかく早く試したい方へ

Yoomを利用することで、ノーコードで簡単にMicrosoft ExcelとGoogle スプレッドシートの連携が可能です。
YoomにはあらかじめMicrosoft ExcelとGoogle スプレッドシートを連携するためのテンプレートが用意されているため、APIの知識がなくても、登録するだけですぐ連携できます。
今すぐ試したい方は、以下のバナーの「試してみる」から早速スタートしましょう!

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Microsoft ExcelとGoogle スプレッドシートを連携してできること

Microsoft ExcelとGoogle スプレッドシートのAPIを連携すれば、Microsoft ExcelのデータをGoogle スプレッドシートに自動的に連携することが可能です!
例えば、下記のようなデータ連携を人の手を介さず、自動的に実施することができます。

1. 毎日決まった時間にMicrosoft ExcelのデータをGoogle スプレッドシートに同期する

毎日指定した時間になると、Microsoft Excelのデータを自動でGoogle スプレッドシートに同期するフローです。手動でのデータ転記に手間を感じている方におすすめです。

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2. 複数のMicrosoft Excelのファイルを集約してGoogle スプレッドシートにまとめる

データ管理を担うプロジェクト責任者や総務担当者などにおすすめで、複数のファイルデータをGoogle スプレッドシートで一元管理するフローです。

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Microsoft ExcelとGoogle スプレッドシートの連携フローを作ってみよう!

それでは、さっそくMicrosoft ExcelとGoogle スプレッドシートを連携したフローを作成してみましょう!
今回はYoomを使用して、ノーコードでMicrosoft ExcelとGoogle スプレッドシートの連携を進めていきます。まだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを作成しておきましょう。

[Yoomとは]

今回は、「毎日決まった時間にMicrosoft ExcelのデータをGoogle スプレッドシートに同期する」フローボットを作成していきます!
作成の流れは大きく分けて以下です。

  • Microsoft ExcelとGoogle スプレッドシートをマイアプリ連携
  • テンプレートをコピーする
  • トリガー設定と各アクション設定
  • トリガーをONに設定して動作確認
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ステップ1:マイアプリ登録

はじめにMicrosoft ExcelとGoogle スプレッドシートのマイアプリ登録を行います。
事前にマイアプリ登録を済ませてYoomと連携しておくことで、後続のフローの設定がスムーズになります。

Yoomにログインし、画面左側にある「マイアプリ」をクリックして、右側に表示される「新規接続」をクリックしてください。

Microsoft Excelのマイアプリ登録

「新規接続」をクリック後、アプリ一覧からMicrosoft Excelを検索してください。

Microsoftのサインイン画面に切り替わるので、Yoomと連携するアカウントにログインしましょう。

※Microsoft 365(旧Office 365)には個人向けと法人向けプラン(Microsoft 365 Business)があります。法人向けプランを契約していない場合、Yoomとの連携がうまくいかない可能性があるのでご注意ください。

まずは連携するアカウントのアドレスを入力してください。

次にパスワードを入力します。

マイアプリ一覧にMicrosoft Excelが表示されていれば、Yoomとの連携完了です!

Google スプレッドシートのマイアプリ登録

先ほど同様に「新規接続」クリック後、アプリ一覧からGoogle スプレッドシートを検索します。

以下の画面に切り替わるので、「Sign in with Google」をクリックしてください。

Yoomと連携するGoogleアカウントを選択し、パスワードを入力してください。

ログイン画面が表示されたら「次へ」をクリックします。

マイアプリ一覧にGoogle スプレッドシートが表示されていれば、Yoomとの連携完了です!

ステップ2:テンプレートをコピーする

ここからは実際にフローボットを作成していきます!
まずは下記のバナーの「試してみる」をクリックして、テンプレートをコピーしてください。テンプレートを使用することで、設定がより簡単になります!

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クリックするとテンプレートが自動でコピーされ、以下の画面が表示されます。「OK」をクリックして、次に進んで下さい。

ステップ3:指定したスケジュールにフローボットを起動するためのトリガー設定

まずはフローボットを起動させるための、トリガーを設定します。
コピーしたテンプレートの、「指定したスケジュールになったら」をクリックしてください。

アクション実行時間の予定を設定します。
ここで設定したスケジュールになるとフローボットが自動で起動し、Microsoft ExcelのデータがGoogle スプレッドシートに同期されるようになります。

起動スケジュールは、日付指定、曜日指定、Cron設定から選ぶことができます。

日付指定は、「〇日の〇時」というように指定ができます。
月初、末日にデータを確認をしたい方などにおすすめです。

日付指定の場合は、「日付指定」をクリックして、トリガーを起動させたい日付の「日」と「時刻」を入力してください。

曜日設定は、「〇曜日の〇時」というように設定ができます。
仕事始めの週始めにデータを確認したい方は、毎週月曜日に設定するのがおすすめです。

「曜日指定」をクリックして、設定したい曜日にチェックを入れた後、時刻を入力しましょう。

今回は、「毎日決まった時間にMicrosoft ExcelのデータをGoogle スプレッドシートに同期する」フローなので、月曜日から金曜日の9時に設定してみました!

Cron設定は、「毎時〇時に起動」という設定が可能です。
細かくデータを確認したい場合は、Cronがおすすめです。

Cronの設定方法について、詳しくはこちらの記事をご参照ください。

フローボットを起動させたい日時や時間を設定したら、「保存」をクリックして次に進みます。

ステップ4:レコードの取得設定

続いて、Microsoft Excelのデータを取得する設定を行います。
「複数のレコードを取得する」をクリックしてください。

データベースの連携設定を行っていきます。
連携するアカウント情報と実行アクションを確認して、下にスクロールしてください。

「ファイルの保存場所」はプルダウンから選択できます。普段活用している方を選択しましょう。

今回はOneDriveを選択してみました!

「ドライブID」は、入力欄をクリックして表示される候補から選択してください。

「アイテムID」もドライブIDと同様に、候補から選択しましょう。ここで指定したExcelファイルからデータを読み取ります。

「シート名」の入力欄をクリックすると、先ほど「アイテムID」に指定したExcelファイルから候補が表示されます。Google スプレッドシートにデータを自動同期する、対象のシートを選択してください。

「テーブル範囲」には、指定したシートからデータを取得する範囲を入力します。
アルファベットで列を指定し、数字で行を指定します。

下図のように「A1:D」とすると、「A列の1行目からD列まで」のデータを取得して、そのデータがGoogle スプレッドシートに自動同期されるようになります。

次にデータベース操作の詳細設定です。
取得したいレコードの条件を設定します。Microsoft Excelから取得したい項目を設定するイメージです!

追加したいレコードがある場合は、「トリガー条件を追加」をクリックしてください。

先ほど指定したMicrosoft Excelのシートから、取得するデータの候補が表示されます。プルダウンメニューから取得したい項目を設定していきましょう。

設定完了後は「テスト」をクリックしてください。

テストが成功すると、取得したいレコードに指定した情報が取得されます。レコード情報が、正しくアウトプットとして取得できていることを確認しましょう。
ここで取得されたアウトプットは、この後の設定時に引用でき、Microsoft ExcelとGoogle スプレッドシートのデータ連携を実現するために必要な情報になります!

※アウトプットについて
アウトプットとは、トリガーやオペレーション設定時に、「テスト」を実行して取得した値のことを指します。
取得したアウトプットは、後続のオペレーション設定時の値としてご利用いただくことができ、フローボットを起動する度に、変動した値となります。詳しくはこちらをご参照ください。

正しくレコード情報が取得できていることを確認して、「保存」しましょう。

ステップ5:コマンドオペレーションの設定

次に「コマンドオペレーション」をクリックしてください。

※繰り返し処理のオペレーションは、ミニプラン以上のプランでご利用いただける機能となっています。フリープランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
※ミニプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリや機能(オペレーション)を使用することができるので、ぜひこの機会に試してみてくださいね!

ここでは、複数のレコード情報を、繰り返しGoogle スプレッドシートに追加するための設定を行います。
「繰り返し対象で取得したアウトプット」で設定した値に応じて、Microsoft Excelから複数のレコード情報を得た際に、すべてのデータ追加を自動的に順番に行われるようになります。

※繰り返し処理の詳しい設定方法については、こちらをご参照ください

Microsoft Excelから取得されるレコード情報の内、Google スプレッドシートに自動追加する際に必要な情報を、「繰り返し対象のアウトプット」に設定します。

下図のように、Microsoft Excelから取得した情報で、Google スプレッドシートにデータを追加する際に使用する項目を、全て「アウトプット」欄に設定してください。アウトプットは、プルダウンメニューから選択できます。
※「+アウトプットを追加」をクリックすると設定欄が追加されます

設定が完了したら「保存」しましょう。

ステップ6:レコードを追加する設定

次に、Microsoft Excelから取得したデータを、Google スプレッドシートに追加する設定を行います。
「レコードを追加する」をクリックしてください。

データベースの連携設定をしていきます。連携するアカウント情報を確認しましょう。

「スプレッドシートID」は、入力欄をクリックして表示される候補から選択してください。

「スプレッドシートのダブ名」も候補から選択しましょう。先ほど指定した「スプレッドシートID」に紐づいて候補が表示されます。

「テーブル範囲」では、Microsoft Excelのデータを追加するシートの範囲を指定します。指定方法はステップ4のMicrosoft Excelのテーブル範囲指定と同様です!
設定完了後、次に進みます。

追加するレコードの値について、各項目に適切なアウトプットを用いて設定しましょう。
※「追加するレコードの値」の項目には、Google スプレッドシートの項目が反映されます。ここの項目を変更したい場合は、連携しているGoogle スプレッドシートを編集してください。

たとえば、下図の「場所」欄には「場所のループ変数」のアウトプットを選択します。
このように、先ほどコマンドオペレーションで設定した「繰り返し対象のアウトプット」を用いて設定することで、Microsoft Excelから取得したレコード情報のすべてを、自動的に繰り返して、順番にGoogle スプレッドシートに追加されるようになります。

「天気」欄には「天気のループ変数」のアウトプットを選択します。

同様に、「気温」欄には「気温のループ変数」を選択します。

「降水確率」欄も、「降水確率のループ変数」のアウトプットを選択します。

全ての項目の設定が完了したら「テスト」をクリックします。テストが成功すると、以下のような画面が表示されます。

Microsoft ExcelのデータがGoogle スプレッドシートに正しく同期できているか確認してください。

正しくデータが反映されていることを確認し、「保存する」をクリックしましょう。

ステップ7:トリガーをONにしてフローボットの動作確認

全ての設定が完了すると、以下の画面が表示されます。「トリガーをON」をクリックして、フローボットの動作確認を行いましょう。

設定お疲れ様でした!

Google スプレッドシートのデータをMicrosoft Excelに連携したい場合

今回はMicrosoft ExcelからGoogle スプレッドシートへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にGoogle スプレッドシートからMicrosoft Excelへのデータ連携を実施したい場合は、下記のテンプレートも併せてご利用ください。

1. Google スプレッドシートに新規レコードが追加されたら、Microsoft Excelに追加する

Google スプレッドシートにデータが追加されると、自動的にMicrosoft Excelにも追加するフローです。ツール間の情報を一貫して管理できることで情報の整合性を保ち、データ管理の精度が向上することに期待できます。

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2. 定期的にGoogle スプレッドシートの特定範囲をMicrosoft Excelへコピーする

Google スプレッドシートとMicrosoft Excelを活用してデータ管理やバックアップをとっている方におすすめのフローです。
手動での転記作業を省き、時間を大幅に節約できるでしょう。手入力によるミスも防ぎ、正確なデータ管理をサポートします。

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Microsoft ExcelやGoogle スプレッドシートのAPIを使ったその他の自動化例

Google スプレッドシートとの連携以外でも、Microsoft ExcelのAPIを使用してさまざまな業務を自動化することが可能です。もし気になるものがあれば、ぜひこちらもお試しください!

Microsoft Excelを使ったその他の便利な自動化例

メールで受信した内容や、他のデータベースの情報を基に、Microsoft Excelのデータを追加・更新することも可能です。また、Microsoft Excelの情報をコミュニケーションツールに通知することもできます。

[[73460,137419,146299,71608,70811]]

Google スプレッドシートを使ったその他の便利な自動化例

Google スプレッドシートのデータを基に、フォルダを作成したり、メールを送信したり、他のデータベースやツールの情報を更新・登録することも可能です。また、他のデータベースの情報を、Google スプレッドシートに自動追加することもできます。

[[129363,108818,80815,158747,95335]]

終わりに 

いかがでしたか?Microsoft ExcelとGoogle スプレッドシートの連携を活用すれば、日々のデータ転記作業や複数ファイルの集約を自動化でき、業務効率の改善が期待できます。手作業の手間を省いて時間を節約し、他のコア業務に集中できる環境を整えることは、忙しいビジネスパーソンにとって大きな助けとなるでしょう。
Yoomなら、プログラミング不要で、誰でも簡単にMicrosoft ExcelとGoogle スプレッドシートの連携を実現できます。時間をかけずにシンプルな操作のみで実現できるのも、魅力ですよね!

「本当に簡単にできるの...?」「ちょっと気になる...」と思った方は、ぜひまずは無料アカウントを作成してみてください。登録はたったの30秒で完了!登録後すぐにMicrosoft ExcelとGoogle スプレッドシートの自動連携を体験できます。

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フローは自由にカスタマイズできるので、使い方は無限大!ぜひ自社の業務に合う、最適な連携フローを作ってみてくださいね。

Yoomで日々の業務を<span class="mark-yellow">もっとラクに、もっと効率的に。</span>
本記事を参考に、アプリ連携による業務自動化を取り入れて、効率的なデータ管理を体感してみてください!

Yoomを使えば、今回ご紹介したような連携を
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この記事を書いた人
y.katagiri
ライター歴8年です。書くことが好きです。Yoomの魅力をたくさんの人に届けられるように頑張ります!
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