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GENIEE SFA/CRMとSalesforceはどちらも営業に特化した便利なツールではありますが、それぞれに強みがあります。
例えばGENIEE SFA/CRMはシンプルな使い心地が魅力であり、主に営業のプロセスを管理するのに向いています。
一方でSalesforceは柔軟なカスタマイズが可能であり、営業だけではなく、マーケティングやカスタマーサクセスなどの情報管理にも活用可能です。
このようにそれぞれに利点があるため、この2つのツールを使い分けている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、セールス全般のデータ管理を円滑にすべく、GENIEE SFA/CRMとSalesforceを連携させましょう!
まずは、GENIEE SFA/CRMとSalesforceを連携することで得られるメリットを紹介します。
GENIEE SFA/CRMに追加された会社情報を、Salesforceにも自動で追加できるようになります。
これにより、GENIEE SFA/CRMに会社情報を入力した後Salesforceにも同じ会社情報を入力するという作業が削減可能になり、二度手間が解消できるでしょう!
さらに、入力作業が短縮になるため、時間の節約にも繋がります。
例えば、営業チームが管理しているGENIEE SFA/CRMに会社情報を追加すると、カスタマーサクセスが使用しているSalesforceにも会社情報が追加されるため、顧客情報の共有が容易になります!
新規顧客について会社情報を記載したメールを別途送信する手間が省け、業務フローの短縮となるでしょう。
会社情報を改めて入力する際にタイピングミスなどのヒューマンエラーの可能性も最小限に抑えられ、GENIEE SFA/CRMとSalesforceの会社情報に相違が生じなくなることも期待できます
[Yoomとは]
では、ここからは実際に「GENIEE SFA/CRMで会社情報が登録されたらSalesforceに追加する」というフローボットの作成手順を紹介しましょう。
今回のフローボットの作成手順は下記画像のように2段階です。

最低限の設定がされているテンプレートを使用するため、時短でフローボットが作成可能です。
まずは下記のテンプレートのバナーの「詳細を見る」をクリックし、移行した画面の下にある「このテンプレートを試してみる」というボタンからYoomの登録を進めましょう!既に登録が完了している場合はログイン画面が表示されるので、ログインしてくださいね!

Yoomの登録が終わりテンプレートがコピーされます。その後「マイプロジェクト」というページに移行します。
続けてGENIEE SFA/CRMとSalesforceをYoomと連携させましょう。
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画面左側のメニューから「マイアプリ」を選択してください。
まずは、GENIEE SFA/CRMマイアプリ連携を行います。

赤枠の新規接続をクリックすると検索窓が表示されるので、「GENIEE SFA/CRM」と検索してください。
GENIEE SFA/CRMのアイコンをクリックしましょう。

アカウント名とアクセストークンを赤枠の通り入力しましょう。
入力が完了したら、GENIEE SFA/CRMがYoomと連携できました!
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GENIEE SFA/CRMとYoomの連携は完了したので、続けてSalesforceとYoomを連携させましょう。
同じく右上の新規作成をクリックし、検索窓に「Salesforce」と入力するとSalesforceのアイコンが出てくるので選択します。
ここから先はわかりやすいヘルプページがあるので、参考にしてくださいね!
GENIEE SFA/CRMとSalesforce、この2つのアプリがYoomと連携できたら、フローボットの設定に入ります。
画面左側のマイプロジェクトから「【コピー】GENIEE SFA/CRMで会社情報が登録されたらSalesforceに追加する」をクリックして、右上の編集するを押しましょう。
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GENIEE SFA/CRMのアイコンの「会社情報が作成されたら」を押します。
テンプレートを利用したことによりあらかじめ必要項目は入力されているので、連携するアカウント情報が正しいか確認してから次へを押します。
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Webhookの設定を行います。
Webhookを設定することにより、リアルタイムで通知を受け取れるようになるため、大変便利です。
設定方法については、GENIEE SFA/CRMのWebhookをご覧ください。

設定をしている過程で、データの種類の選択という項目があります。
今回の設定においては会社情報が登録された場合に通知を受け取るようにするため、画像のように会社を選びましょう。
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Webhookの設定が完了したら、テストを行うため、GENIEE SFA/CRMで会社情報を登録てください。
その後Yoomの画面に戻り、テストボタンをクリックしてみましょう。
青く「テスト成功」と表示されれば保存をします。
GENIEE SFA/CRMの設定は以上です!
Salesforceのアイコンの「取引先オブジェクトのレコードを作成」を押します。
あらかじめ必要項目は入力されているので、アカウント情報が正しいかだけ確認してください。
次へを押します。
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最後の設定に移りましょう!Salesforceに追加する内容を決めていきます。
画像のようにボックス内をクリックし、GENIEE SFA/CRMのアイコンの「会社情報が作成されたら」を押すと、先ほどテスト送信したGENIEE SFA/CRMの内容が表示されるようになっています。
通知したい内容をクリックして追加していきましょう。

必須項目が埋まっていれば大丈夫です。
とは言え、テンプレートを使用しフローボットを作成しているため、ほとんどの項目は既に設定が終了しています。
入力ができたら画面下にあるテストボタンを押して、テスト成功と表示されれば大丈夫です。
忘れずに保存を押しましょう。
以上でSalesforceの設定も完了となります。
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フローボットの作成が完了すると、上記のような表示がされます。
トリガーは初期設定ではOFFの状態なので、ONにしましょう。
GENIEE SFA/CRMとSalesforceのYoomの連携は終了となります。
Yoomには他にもたくさんのフローボットテンプレートが用意してあるので、ぜひご覧ください。
他にもGENIEE SFA/CRMを使った自動化の例がYoomにはたくさんあるので、いくつか紹介します。
1.GENIEE SFA/CRMで会社情報が登録されたらNotionに追加する
Notionに会社情報を管理すると、より詳細なデータを追加したり編集することが可能です!
2.GENIEE SFA/CRMで見込み客が登録されたらSlackに通知する
見込み客の情報が登録されるとリアルタイムでSlackに通知が届くようになります。マーケティング部と営業部の連携がとりやすくなるでしょう。
3. GENIEE SFA/CRMに登録された企業情報でGoogle検索し、取得したスニペットなどをAI要約してGoogleスプレッドシートにレコードを追加する
企業について自動検索し情報収集!さらにGoogle スプレッドシートにデータをまとめるという便利なフローボットです。
4.GENIEE SFA/CRMで会社情報が登録されたらkintoneに追加する
GENIEE SFA/CRMで顧客管理を行い、kintoneで請求情報などを管理している場合に便利な連携です。
異なるツールを使い分けることでデータ管理がしやすくなったり、業務効率がアップする場合があります。
しかし、同じ情報を2つのツールに入力しなければならない時もあり、手間が発生してしまうことも。
そのような時こそアプリ連携をして業務フローを自動化し、ツールのメリットをより強く感じられるようにしてみましょう!