YoomでGitHubを自動化するイメージ
アプリ同士の連携方法

2025/02/18

GitHub×Googleフォーム×AI OCR!Issue作成の効率化で開発フローを加速

k.noguchi

「Googleフォームに添付されたファイルの確認作業、本当に手作業でやってるんですか?」「OCRソフト使っても、結局フォーマットがバラバラで修正が必要だし…」
「GitHubでのIssue作成も、毎回手動で入力してたら時間かかって仕方ない…」
そんな悩みを抱えるビジネスパーソンの方、必見です!

Googleフォームの添付ファイルをAI OCRで読み取り、GitHubでIssueを自動作成する方法をご紹介します。
通常、この様な連携にはプログラミングの知識が必要ですが、ノーコードツールのYoomを使えば誰でも簡単に実現できます。
この方法を使えば、添付ファイルの確認作業やIssue作成から解放され、よりクリエイティブな業務に集中できるでしょう。
ぜひ、読んでみてください!

ここからは、ノーコードツールYoomを使ってGoogleフォームの添付ファイルをOCRして、GitHubでIssueを作成する方法をご説明します。

[Yoomとは]

Googleフォームの添付ファイルをOCRして、GitHubでIssueを作成する方法

Googleフォームの添付ファイルをAI OCRで読み取り、GitHubのAPIを用いて、GitHubでIssueを作成することで実現可能です。
一般的にはプログラミングの知識が必要ですが、ノーコードツールのYoomを用いることでプログラミング知識がなくても簡単に実現できます!

今回は、以下のプロセスで作成していきます。

  • GoogleフォームとGitHubをマイアプリ連携
  • テンプレートをコピーする
  • Googleフォームのトリガー設定とGitHubのオペレーション設定
  • トリガーをONにして、連携フローの動作確認をする

Yoomを利用していない方は、こちらから無料登録をしてください。
すでにYoomを利用している方は、ログインしましょう。

ステップ1:GoogleフォームとGitHubをマイアプリ連携

GoogleフォームとGitHubをYoomに接続するためのマイアプリ登録を行いましょう。
最初にマイアプリ登録を済ませておくと、自動化設定がスムーズに進められますよ!

1.Yoomページ画面左側のマイアプリをクリックし、「新規接続」を選択します。
右上の検索窓に「Googleフォーム」と入力し、検索結果からGoogleフォームを選択します。

2.表示された画面で、「Sign in with Google」をクリックしてください。

次の画面で、アカウントを選択し「続行」をクリックしてください。

3.続いてGitHubをマイアプリ登録します。
Googleフォームの登録と同様、Yoomページ画面左側のマイアプリをクリックし、「新規接続」を選択します。
検索窓に「GitHub」と入力し、検索結果からGitHubを選択します。
表示された画面で、ユーザー名またはメールアドレスとパスワードを入力し「サインイン」をクリックしてください。

次の画面で、デバイス検証コードを入力し「確認する」をクリックしてください。

マイアプリにGoogleフォームとGitHubが表示されていれば、登録完了です。

ステップ2:テンプレートをコピーする

ここからは、フローを作っていきましょう!テンプレートを利用しているので、以下のテンプレートページを開き、『このテンプレートを試してみる』をクリックしてください。

ワークスペースに自動的にテンプレートがコピーされます。次に表示された画面で「OK」をクリックしてください。

ステップ3:Googleフォームのトリガー設定

1.先ほどの画面で「OK」をクリックして、表示された画面のアプリトリガー「フォームに回答が送信されたら」をクリックしてください。
※こちらの画面は、Yoomページ画面左側「マイプロジェクト」のフローボットで表示される、「【コピー】Googleフォームの添付ファイルをOCRして、GitHubでIssueを作成する」をクリックすると表示されます。
※Googleフォームがアプリトリガーの場合の注意事項は、こちらを参照してください。

今回は、Googleフォームにて以下画像のような「バグ報告送信フォーム」の回答が送信されてきた想定で設定していきます。

以下画像は、添付されているPDFの内容です。こちらのエラーコードを使用して設定します。

2.表示された画面で必須項目を入力します。トリガーアクションはそのままにして、「次へ」をクリックしましょう。

表示された画面で「テスト」を実行し

表示された画面で、詳細を設定します。「トリガーの起動間隔」を選択してください。
※トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
※Yoomのプランについては、こちらを参照してください。

フォームID」は、入力欄下の説明に従って、入力してください。

入力を終えたら「テスト」を実行し、成功したら「保存する」をクリックします。
※表示されているアウトプットは「この値を他のオペレーションで利用することができます。」と表記があるように、次の設定でも活用できます。
※アウトプットとしてGoogleフォームから情報を取得でき、そこからアウトプットJSONPATHで取得します。
詳しくは、こちらを参照してください。

ステップ4:Google Driveの設定

1.アプリと連携する「ファイルをダウンロードする」をクリックしてください。
表示された画面で必須項目を入力します。アクションはそのままにして、「次へ」をクリックしましょう。

2.「ファイルID」は、入力欄下の説明に従って入力するか、入力欄をクリックして表示されるアウトプットから選択できます。
入力を終えたら「テスト」を実行し、「保存する」をクリックしてください。

ステップ5:AI OCRの詳細設定

1.画像・PDFから文字を読み取る「画像・PDFから文字を読み取る」をクリックしてください。
表示された画面で必須項目を入力します。アクションはそのままにして、「次へ」をクリックしましょう。

※AI OCRについての注意事項は、こちらを参照してください。
※AI OCRまたは音声を文字起こしするAIオペレーションはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただける機能となっております。フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリやAI機能(オペレーション)を使用することができます。

以下画像をAI OCRを使って、読み込みます。

2.詳細設定を行います。
ファイルの添付方法」では、読み取りたい画像を設定します。
入力欄をクリックして表示されるプルダウンから選択できます。
抽出したい項目」は、入力欄下の説明に従って、入力してください。
※今回は、テンプレートをそのまま使用しています。
入力を終えたら「テスト」を実行し、成功したら「保存する」をクリックします。

ステップ6:GitHubの設定

1.アプリと連携する「Issueを作成」をクリックしてください。
表示された画面で必須項目を入力して「次へ」をクリックしましょう。

オーナー名」「リポジトリ名」は、入力欄下の説明に従って、入力してください。


タイトル」は、入力欄をクリックして表示されるアウトプットから選択してください。

ステップ7:トリガーボタンをONにして、連携フローの動作確認をする

以下の画面の赤枠部分「トリガーをON」ボタンをクリックすると、フローボットが自動的に起動します。

上記の設定が成功すると、以下画像のようにGitHubにてエラーコードが文字起こしされます。

今回使用したテンプレートは以下の通りです。

GitHubを起点にして、その他のアプリ連携でも同じようにIssueを作成することができるんです!

これらの例を紹介するので、Googleフォーム以外のアプリを使っている方はこちらも是非参考にしてみてください!

メールの添付ファイルをOCRして、GitHubでIssueを作成する方法

まずはトリガーをメールトリガーに変更したときの設定です。今回のGoogleフォームとGitHubの連携と同様に、まずは以下のテンプレートをコピーしましょう。

コピーが完了したら、ステップ1のマイアプリ登録は同じなので、そのあとのトリガーの設定を説明していきます。

1.以下の赤枠をクリックします。

2.「受信用アドレスの作成」を入力し、「次へ」をクリックしてください。

3.設定したメールアドレス宛にPDFなどのファイルを添付したメールを送ってから、表示された画面で「テスト」を実行し、成功したら「保存する」をクリックします。

フォームの添付ファイルをOCRして、GitHubでIssueを作成する方法

まずはトリガーをフォームトリガーに変更したときの設定です。今回のGoogleフォームとGitHubの連携と同様に、まずは以下のテンプレートをコピーしましょう。

コピーが完了したら、ステップ1のマイアプリ登録は同じなので、フォームトリガーの設定を説明していきます。

1.以下の赤枠をクリックします。

2.表示された画面で回答フォームを作成しましょう。
※今回は、以下画像のように設定しました。

必要な項目を入力し「次へ」をクリックしましょう。

3.先ほど作成した回答フォーム項目を入力・選択してください。
※今回は、回答フォームの項目を「バグ:テスト」「バグのエラーコード」と設定したため、以下画像のように表示されています。
設定を終えたら「保存する」をクリックしてください。

その他のGitHubを使った自動化例

その他にもYoomにはGitHubを使った自動化の例がYoomにはたくさんあるので、いくつかご紹介します。

1.GitHubでIssue作成後、AI解析で不足情報をGmailに通知する
GitHubでIssue作成後、AI解析で不足情報をGmailに通知するフローです。このフローでは、AIによるIssueの不足情報の検出を効率化できるため、Issue管理の質を向上させることができるでしょう。不足情報があればGmailに通知されるため、必要な情報が漏れなく含まれるようサポートされると共に、Issueにおける問題解決までの時間を短縮することが期待できます。

2.GitHubでのプルリクエストにコメントが作成されたら、Slackに通知する
GitHubでのプルリクエストにコメントが寄せられた際に、Slackへ自動通知される業務ワークフローです。このフローにより、プルリクエストへのコメントが速やかにSlackに通知されるため、コード品質の改善提案に素早く対応できるでしょう。全員が同じ情報をスピーディーに共有することで、コミュニケーションのギャップを減らし、チーム全体の連携力アップが期待できます。

3.Google Chatでメッセージが投稿されたらGitHubでIssueを作成する
Google Chatでメッセージが投稿されたらGitHubでIssueを作成するフローです。このフローは、Google Chatで任意のルームにメッセージが投稿されたらGithubで自動的にIssueを作成することができます。Issueの作成がタイムリーに行われるため、チーム内におけるスピーディーなタスク共有に繋がります。

まとめ

今回は、Googleフォームに添付されたファイルをAI OCRで読み取り、GitHubでIssueを自動作成する方法をご紹介しました。

GoogleフォームとGitHubを連携し、テンプレートを利用することで、プログラミングの知識がなくても簡単に自動化を実現できることがお分かりいただけたかと思います。
添付ファイルの確認作業やIssue作成に費やしていた時間を大幅に削減し、より効率的に業務を進めることができるようになるでしょう。

Yoomで自動化を導入するには、特別なスキルや知識は必要ありません。説明に沿って入力をするだけなので、操作も簡単です。
ぜひ、この記事を参考に、GoogleフォームとGitHubの連携を試してみてください。

この記事を書いた人
k.noguchi
SE・プログラマー、新卒採用アシスタントやテーマパークアクターなど、多種多様な業務の経験があります。 その中でもSE・プログラマーでは、企業のシステムを構築し業務効率化に取り組んでいました。 Yoomを使い、業務の負担を軽減するための実践的なアプローチ方法を、丁寧にわかりやすく発信していきます。
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