下のポップアップが表示されたらOKをクリックして設定をスタート。

コピーしたテンプレートは、マイプロジェクトから一覧に格納されます。マイプロジェクトは左のメニューバーからアクセス可能です。

ステップ3:アプリトリガー「フォームに回答が送信されたら」
テンプレートの1つ目の工程をクリックします。Google フォームに送信された情報を取得します。

(1/2)連携アカウントとアクションを選択

この項目はすでに初期設定されています。
- アプリトリガーのタイトル
- アプリ
- Google フォームと連携するアカウント情報
- トリガーアクション
→次へをクリックします。
(2/2)アプリトリガーのAPI詳細設定

Google フォームを作成し、テスト用回答を送信しておくとスムーズです。フォームの質問項目のサンプルはこちらです。

フォームの送信が終わったら、連携設定に進みます。
- トリガー起動間隔
- フローの起動間隔を選択します。最短は5分間隔で起動できます。※ご契約のプランによって最短の起動間隔が異なります。

- フォームID
- 事前準備で作成したフォームのIDを入力します。
→テストをクリックします。→成功
Google フォームの回答を取得する項目に追加します。アウトプット一覧の下にある「+取得する値を追加」ボタンをクリックします。

JSONPath指定画面に切り替わります。例えば、電話番号を追加した場合、標準のアウトプット一覧には表示されませんが、このJSONPath内から項目を追加することで、表示できます。

より詳しい設定方法:Google フォームトリガーで、回答内容を取得する方法
値の取得が完了したら、保存するをクリックして次に進みましょう。

ステップ4:アプリと連携する「テキストを生成」
テンプレートの2つ目の工程をクリックします。ChatGPTへの指示内容を設定します。
(1/2)連携アカウントとアクションを選択

この項目はすでに初期設定されています。
- アプリトリガーのタイトル
- アプリ
- ChatGPTと連携するアカウント情報
- トリガーアクション
→次へをクリックします。
(2/2)API接続設定

- メッセージ内容
- ChatGPTに送信する指示文を設定します。Google フォームから取得した値の引用が可能です。

- メッセージ内容の編集欄をクリックすると、プルダウンメニューが表示されます。
- その中のアウトプット<フォームに回答が送信されたらのタブを開くと、フォームから取得した値が表示されます。
- 値をクリックすると、編集欄に引用コードが埋め込まれます。
- 編集が終わったら、次の項目に進みます。同じ画面の下にChatGPTの設定項目が続きます。

- ロール
- これは、リクエストのコンテキストを定義するもので、特に変更する必要がなければそのままでOKです。
- もしGPTにシステム指示を与えたい場合は「システム(system)」を選ぶと、よりルールに従ったレスポンスを生成できます。

- temperature
- 0〜2の範囲で設定可能。数値が高いほどランダム性が増し、低いほど決定論的(堅実)な出力になります。
- 推奨値:0.2〜0.5: 一般的なビジネス対応メールなら低めがよい(論理的・一貫性のある文章を生成)
- 0.8以上:創造的な文章やバリエーションを求める場合に適する(メール用途では不要)
- 結論:0.3〜0.5 あたりが適切のため、お試しください。
- 最大トークン数
- メール文なら 200〜500 トークン で十分。
- 詳細なガイドや長文を作成するなら 800〜1000。
- 結論:400〜500 あたりを設定すると、適度な長さのメール文を生成できます。
- モデル
- デフォルトで「gpt-4o」が使用されるとのことですが、特にこだわりがなければそのままでOK。
- より軽量な「gpt-3.5-turbo」も選べますが、精度や文脈理解の面で gpt-4o の方が優秀なので、基本は gpt-4o を推奨します。
※ChatGPT(OpenAI)のアクションを実行するには、OpenAIのAPI有料プランの契約が必要です。(APIが使用されたときに支払いができる状態)https://openai.com/ja-JP/api/pricing/
ChatGPTのAPI利用はOpenAI社が有料で提供しており、API疎通時のトークンにより従量課金される仕組みとなっています。そのため、API使用時にお支払いが行える状況でない場合エラーが発生しますのでご注意ください。
入力が終わったら、テストに進みます。
→成功

保存するをクリックして、次に進みましょう。
ステップ5:メールを送る「メールを送る」
テンプレートの3つ目の工程をクリックします。Gmailで回答を送信する設定を行います。

(1/2)メールの設定

この項目はすでに初期設定されています。
- アプリトリガーのタイトル
- アプリ
- Google フォームと連携するアカウント情報
メールの内容の設定に進みます。

- Toの編集欄をクリックして、Google フォームから取得したメールアドレスの引用コードを埋め込みます。

- 件名
- 先方のメールに表示される件名なので、汎用的に使える文面で作成してください。
- 例)お問合せありがとうございます など
- 本文
- 先方に送信する本文を作成します。
- 編集欄をクリックするとChatGPTで生成した回答分の引用コードを選択できます。
- 文頭には先方のお名前を引用コードで埋め込みしましょう。

編集が完了したら次へをクリックします。次の画面でメール内容のプレビューが確認できます。
(2/2)メール送信のテスト

メールの内容に問題がなければテストに進みます。
※テストなので、メールが確認できるメールアドレスがToになっていることをご確認ください。
→保存するをクリック

トリガーをONにした後、テンプレートの左上にあるトグルを使用して、フローボットを起動します。

<span class="mark-yellow">プログラミング不要で、フローボットの設定を簡単に完了できました。</span>使用したテンプレートはこちらです。