ステップ3:メールトリガーのアクション設定
さっそく、フローボットの設定を進めていきます!
Yoomアカウントの画面左側のマイプロジェクトから「【コピー】Gmailで受信したメール内容をスプレッドシートに連携する」をクリックしてください。

クリックした後、以下画面のようにテンプレート内容が表示されます。

まずは、トリガーとなる「メールを受信したら」をクリックしましょう。
受信用アドレスには、任意のものを入力し次に進みます。
なお、以下の画像のようにトリガー条件を設けることも可能です。特定の文字列を含むメールのみでフローボットを起動させたい時に活用しましょう。

ここでGmailを開き、メールトリガーの設定を行います。
今回はGmailに届いたメールをYoomに転送する形で設定したいと思います。
こちらを参考に設定し、実際にメールを送信して、テストを行いましょう。
以下の画像のように、「テスト成功」と表示され、メールの内容が正常に取得できていれば、『保存する』を押してください。
このステップで下記のような情報をアウトプットとして取得することが可能です。
アウトプット情報は、「この値を他のオペレーションで利用することができます。」という注釈の通り、この後のステップで引用・活用できます。

ステップ4:問い合わせ内容を抽出する設定
次に、2つ目の「問い合わせ内容を抽出する」をクリックします。

こちらはすでに設定が完了しているアクションなので、内容を確認し、[次へ]をクリックしてください。
もし、アクションを変更したい場合には、『変更する』を押すと、その他の抽出アクションを選択できます。


AIを活用した「データの抽出(2タスク)」の設定方法については、こちらのページもご確認ください。
次の画面で、「対象のテキスト」にAIを利用して抽出したい、特定のテキストを入力します。
入力バーをクリックすると、前ステップから取得した情報をアウトプットとして引用できます。
今回は、メール本文を抽出対象としました。
このようにアウトプットを引用することで、毎回動的な値を自動入力可能です。なお、アウトプットを引用せず固定値を入力してしまうと、毎回同じ内容から特定の項目を抽出することとなるため注意が必要です。

「抽出したい項目」は、好きな値を指定できます。

情報を入力した後、[テスト]をクリックし、取得した値に問題がなければ『保存する』をクリックします。

ステップ5:Google スプレッドシートに情報を格納する設定
最後に、3つ目の「問い合わせ内容を格納」をクリックしましょう。

以下の画面で、アカウント情報が間違っていないか確認します。

下にスクロールして、『データベースの連携』の項目を埋めていきます。
入力バーをクリックすると、以下の画像のように『候補』に連携したアカウントに基づいたIDが表示されます。
対象のIDを選択しましょう。

タブ名・テーブル範囲も注釈に沿って入力して、「次へ」を押します。

次の画面で追加するレコードの値は、入力バーをクリックすると、前ステップから取得した情報をアウトプットとして引用できます。

情報を入力した後、[テスト]を押して、情報が反映されているか確認してみます。

内容に問題がなければ、『保存する』をクリックしましょう。これで設定完了です!お疲れ様でした!
ステップ6:トリガーをONにして起動準備完了
以下の画面が表示されるので、赤枠部分「トリガーをON」をクリックすることで、フローボットが自動で起動します。

簡単に自動化フローボットが作成できましたね!
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GmailとGoogle スプレッドシートを使ったその他の自動化例
今回ご紹介した連携以外でも、GmailとGoogle スプレッドシートを活用してさまざまな業務を自動化することが可能です。
もし気になるものがあればぜひこちらもお試しになってみてください!
Gmailを使った自動化例
AI生成ツールと連携することで、メール文面の作成を効率化できます。
さらに、普段使いのコミュニケーションツールと連携して関係者に自動通知を送ることも可能です。
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Google スプレッドシートを使った自動化例
スケジュールトリガー機能やOCR(データ読み取り機能)を活用して情報を処理したり、情報追加・更新を検知して別ツールでタスクや請求書を自動で作成することもできます。
データ管理業務の負担軽減が見込めるでしょう。
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まとめ
GmailとGoogle スプレッドシートの連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていたメール内容の転記作業から解放され、ヒューマンエラーのない正確なデータ管理が実現できそうですね!</span>
これにより、問い合わせ管理や情報収集といった業務の属人化が防がれ、チーム全体で迅速な対応できるようになるはずです。
今回ご紹介したような業務自動化を実現できるノーコードツール「Yoom」を使えば、プログラミングの知識がない方でも、画面の指示に従って操作するだけで直感的に業務フローを構築可能です。
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