大まかな設定の流れは以下の通りです
- YoomとGmail・kintoneをマイアプリ連携する
- テンプレートをコピーする
- フローの詳細設定
- トリガーをONにしてフローを動かす
このフローでAI機能(データ抽出)を使用します。
AIオペレーションは一部有料プランのみ使用可能です。対象外のプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーになります。
有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことができ、期間中には制限対象のアプリやAI機能を使用することができます。
画像付きで設定の開設をしていくので、プログラミングの知識に自信がない方も安心してください!
まずは、設定の準備を始めていきましょう。
[Yoomとは]
ステップ1:Gmailとkintoneをマイアプリ連携
今回のフローで使用するアプリと、Yoomをマイアプリ連携していきましょう。
Yoomにログイン後、左側メニューの「マイアプリ」から「+新規接続」をクリックしてください。
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アプリの検索画面が出てきたら、Gmailとkintoneを検索してください。
Gmailのマイアプリ連携
Gmailで検索をすると、Yoomとの接続を確認する画面が出てきます。
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Googleのアカウントでログインをする際には、Gmailへの権限をすべて許可するようにしてください。
連携するGoogleアカウントを選択したら、次に進んでください。
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次に進むと「YoomがGoogleアカウントへの追加アクセスを求めています」という画面が出るので、「続行」をクリックしてください。
Yoomのページに戻ってくればマイアプリ連携が完了です。
kintoneのマイアプリ連携
kintoneのマイアプリ連携には、サブドメイン・クライアントID・クライアントシークレットの3つの入力が必要です。
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サブドメインはURLから、その他は管理画面から取得しましょう。
クライアントIDとクライアントシークレットは、「cybozu.com共通管理」から取得できます。
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サイドメニューの外部連携「OAuth」→「OAuthクライアントを追加する」をクリックします。
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クライアント名と、リダイレクトエンドポイントか下記リンクを参考にして入力をしてください。
ユーザーの設定と、連携設定が完了するとクライアントIDとクライアントシークレットが自動生成されます。
生成された値をコピーしてYoomのマイアプリ連携画面にペーストしましょう。
マイアプリ連携がうまくいくと、一覧に表示されます。
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ここまで確認出来たら、マイアプリ連携は完了です。
下のバナーから「試してみる」をクリックしてテンプレートをコピーしましょう。
ステップ2:Gmailでアプリトリガーを設定
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最初の設定は「特定のラベルのメールを受信したら」です。
1ページ目には、マイアプリ連携が済んでいるGmailのアカウント情報が反映されています。
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必要に応じてタイトルの修正とアカウント情報の確認ができたら、トリガーアクションは変更せずに次に進んでください。
次のページでは、トリガーの起動間隔を設定します。
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トリガーの起動間隔は5分~60分まで選択することができ、指定した期間ごとにGmailの受信確認をおこないます。
なお、トリガーの起動間隔はプランによって選択できない場合があるので、注意してください。
<span class="mark-yellow">受信の有無の確認をするラベルを指定したら、ラベルが付与されたメールを受信した後に「テスト」をクリックしてください。</span>
なお、Gmailではフィルタ機能を活用することで受信したメールを自動でラベルに振り分けることができます。
詳しくは公式HPを参考にして、フィルタの作成時にラベルを指定して付けてください。
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テストが成功すると、テストで送ったメールの内容がアウトプットで取得できます。

各項目の横に反映される値は、受信したメールによって内容が変わります。
ここまで確認できたら「保存する」をクリックして、アプリトリガー設定は完了です。
ステップ3:データ抽出の設定
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続いて「テキストからデータを抽出する」の設定です。
メールの内容を抽出設定を行いましょう。

変換タイプは3,500字〜30,000字まで選択できるのでタスク数も考えて設定をしておきましょう。
必要に応じてタイトルの修正を行ったら、次に進んでください。

続いて、抽出する内容の設定です。
- データを抽出するのは本文
- 抽出する項目は必要に応じて設定
上記画像のように設定をするとメールの内容がデータとして抽出されます。
設定ができたら「テスト」をクリックしてください。

上記のようにメールの項目がアウトプットで取得できていれば「保存する」をクリックしてここまでの設定は完了です。
ステップ4:kintoneでレコード登録のための設定
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最後の設定は「レコードの登録」です。
1ページ目は、Gmailと同様にタイトルの修正とアカウント情報の確認をしたら次に進んでください。
次に、kintoneに追加する情報の詳細設定を行います。
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フィールドコートとはkintoneの各項目を識別するためのものです。
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詳細は以下のリンクを確認してください。
フィールドコードを指定し、そこに反映させたい内容をアウトプットから選択しましょう。
項目は増やすこともできます。
必要な項目をすべて設定したら「テスト」をクリックし、情報がkintoneに反映されているか確認しましょう。
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ここまで確認出来たら「保存する」をクリックしてすべての設定は完了です。
トリガーをONにしてフローを動かしましょう。
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これで、Gmailで受信した内容がkintoneに反映されるようになりました。
今回設定したフローは以下のものです。