事前準備
■Yoomへログイン
Yoomのアカウントを持っていない方はYoomの登録ページからアカウントを発行してください。30秒で登録できます!
登録後、Yoomへログインします。
■kintoneのアプリ作成
今回のフローボットはフォームに入力された内容をkintoneのレコードに登録するフローが組み込まれているので、登録用のアプリを作成しておきます。
1.kintoneにログインします。
2.ホーム画面の「アプリ」の+ボタンから「はじめから作成」を選択します。
3.任意のタイトルを入力して、「文字列(1行)」「文字列(複数行)」を右のスペースにドラックアンドドロップし、項目名(フィールド名)を変更します。
4.「アプリを公開」をクリックしたら、アプリ作成完了です!
フローボットの作成手順
■アプリ連携
1.Gmailとkintoneのアプリ連携を行います。マイアプリの「新規接続」からアプリを選択します。
2.使用するアカウントでログインします。
kintoneは下のような登録画面が表示されるので、kintoneマイアプリ登録ページをみながら入力してください。
3.登録できると、マイアプリにアイコンが表示されます。
■プロジェクトとフローボットの新規作成
1.プロジェクト一覧の+ボタンからプロジェクトを新規作成できます。任意のプロジェクト名を入力し保存します。
2.「フローボット」の「+新規作成」をクリックし、「はじめから作成」または「テンプレートギャラリーから作成」のどちらかを選択します。
今回は「はじめから作成」を選択しました。
フローボットの新規作成まで完了しました!
ここからフローボットの中身の設定をはじめます。
■トリガー設定
1.任意のタイトルと説明文を入力したら、トリガー「フォームに情報を送信したとき」をクリックします。
2.フォームを作成ページで任意のタイトルと説明文を入力します。
次に「+質問を追加」から質問を4つ作成し、任意のタイトルを入力します。
今回はkintoneのアプリ作成で入力した項目名と同じタイトルにするので、「会社名、担当者名、メールアドレス、備考」にしました。
次へ進みます。
3.フォームの表示確認と詳細設定ページでは回答ページを確認できます。
問題なければ、取得した値に任意のサンプル値を入力し保存します。サンプル値はなんでもOKです!
■kintoneの設定
1.+ボタンをクリックし、「データベースを操作する」から「kintone」を選択します。
2.データベースの連携ページで任意のタイトルを入力し、実行アクション欄は「レコードを追加する」を選択します。
アプリID欄は、事前準備で作成したアプリのURL内「/k/●●●/」部分を入力してください。
次へ進みます。
3.データベース操作の詳細設定ページでは、追加するレコードの値に任意のサンプル値を入力します。
この後テストをするため、メールアドレスは自分のGmailアドレスを入力しておくといいですね!
4.テストを実行します。テスト成功の文字をが確認できたら保存してください。
■Gmailの設定
1.+ボタンをクリックし、「メールを送る」から「Gmail」を選択します。
2.メールの設定ページで任意のタイトルを入力します。
続いて、メール内容欄を入力していきます。※必須と記載されている項目以外は、業務に合わせて入力してください。
・To欄はトリガーのアウトプットから「メールアドレス」をクリックし{{メールアドレス}}と表示させます。
・件名、本文欄は任意の内容を入力します。手打ちの文字は固定文、アウトプットはフォームの回答によって毎回変動する部分になります。
アウトプットと組み合わせて入力してみてください!
入力を終えたら、次へ進みます。
3.メール送信のテストページは、実際に送信されるテストメールが表示されます。内容が問題なければテストを実行し、テスト成功となったら保存します。
これでフローボットが完成しました!
正しく起動するか、テストしてみましょう。
テスト
1.フォームトリガーをONにして「フローボット詳細に戻る」からページを戻ります。
2.顧客管理のフォームに任意の内容を入力し、「フローボットを起動する」をクリックします。メールの内容を確認したいので、メールアドレスは自分のGmailアドレスを入力します。
フローボットの完了までに多少時間がかかるので、少しお待ちください。
3.正しく稼働したことが確認できました!
・kintone:フォームに入力した内容がレコード登録されました。
・Gmail:メールを受信し「Gmailの設定」で入力したメール本文になっています。
フローボットが完成しました!
お疲れ様でした。
Gmailとkintoneの連携フロー応用編
Gmailやkintoneを使ったフローは他にもあります。
テンプレートの一例を用意しましたので、ぜひご活用ください!
■kintoneにレコードが登録されたらGmailを送付し、Google Drive™にフォルダを作成する
こちらはkintoneのレコード登録をトリガーにしたフローボットです。
レコードが登録されたら自動でメール送信とフォルダ作成をしてくれるので、人事や総務、営業等データを管理する部署では大活躍するのではないでしょうか?
業務時間の短縮だけでなく、手打ちによる入力ミスも防ぐことができるので、とてもおすすめのフローボットです!