Google AdsとGoogle スプレッドシート
アプリ同士の連携方法

2025-04-14

毎日Google Adsから前日のレポートを取得して、Google スプレッドシートに記載する方法

m.i

マーケティング担当者の方は、Google Adsのアカウントにログインし、前日の広告パフォーマンスレポートを取得することから、日々の作業は始まりますよね。
それに、毎日Google Adsのレポートを確認する必要があり、それをスプレッドシートにまとめるのは手間がかかる上に時間を浪費する作業かもしれません。

Yoomを使ってGoogle スプレッドシートと連携すれば、これらのルーティン作業を自動化できます!

また、複数の広告キャンペーンを1つのスプレッドシートで管理でき、グラフを用いたりしてより簡単に比較・分析を行えるようになるはずです。
Googleスプレッドシート内でグラフやチャートを使って視覚的にデータを表現すれば、広告運営の改善点や成功要因を一目で把握でき、より効果的に広告戦略を展開できそうです。

本記事では、Yoomを使ってGoogle AdsとGoogle スプレッドシートを連携する方法やメリットについてご紹介します。
自動化フローに興味を持った方は、最後までご覧ください!

こんな方におすすめ

  • Google AdsとGoogle スプレッドシートを活用している方
  • Google AdsとGoogle スプレッドシートを連携して、業務効率化を考えている方
  • Google AdsとGoogle スプレッドシートを連携して、レポート分析の精度を上げたいと考えている方
  • Google AdsとGoogle スプレッドシートを連携して、作業のスピードアップを図りたい方

今すぐに試したい方へ

本記事ではノーコードツール「Yoom」を使用した連携方法をご紹介します。
難しい設定や操作は必要なく、非エンジニアの方でも簡単に実現できます。
下記のテンプレートから今すぐに始めることもできますので、ぜひお試しください!

[Yoomとは]

Google AdsとGoogleスプレッドシートの連携フローの作り方

では早速、Yoomを使って今回使用する2つのアプリを連携していきましょう!
その前に、Yoomアカウントをお持ちでない方は、Yoomのアカウント発行ページからアカウント発行をお願いします。
30秒で始められます!Yoomの基本的な操作は、初めてのYoomを参照してくださいね。
登録が完了したら、「毎日Google Adsから前日のレポートを取得してスプレッドシートに記載する」フローボットを作成していきましょう。

ステップ1:マイアプリ連携

まずは、使用しているGoogle AdsとYoomを連携しましょう。
Yoomページの左側からマイアプリ→新規接続→Google Adsの順に選択します。
アプリ一覧から探すか、アプリ名で検索してください。
以下の画面が出たらログインします。認証時に権限を全て許可してください。

次にGoogle スプレッドシートを連携します。
ログインを進めていくとこの画面になるので、確認して続行をクリックします。

次は、マイプロジェクトにテンプレートコピーして、フローボットを作成していきます。
コピーがまだの場合は、フローボットテンプレートを下記よりコピーしてください。

1.バナーにカーソルを合わせ「詳細を見る」をクリック
2.移行したページの「このテンプレートを試す」をクリック
3.Yoomの登録を行う
※既に登録が完了している場合はログイン画面が表示されるので、ログインしましょう。

ステップ2:トリガーやアクションを設定

テンプレートページを開いたら、このテンプレートを試してみるを選択します。
Yoomをお使いの方はログイン、初めての方は会員登録をしてください。
進むと、ご自身のワークスペースにテンプレートがコピーされます。
必要だったら、テンプレートの名前を変更することができます。
左側のマイプロジェクトをクリックすると先ほどコピーしたテンプレートが出てくるので、右側の三点リーダー(...)をクリック→編集するを選択します。

ではスケジュールトリガーを設定していきましょう。
毎日10時」を選択します。

以下の画面で問題なければ保存します。
時刻は10時に設定したいので、10と入力します。

次に「アカウントレポートの取得」をクリック。

連携するアカウント情報を確認します。
アクションはそのままで次に進みます。
API接続設定をしましょう。
広告アカウントID:Google Adsの管理画面から確認ができます。
期間の開始・終わり:入力欄で左クリックすると「アウトプット・日付」が出てくるので、そこから昨日欄を探し、{{yesterday_%Y-%m-%d}}を選択。

画面下部にアウトプット欄があります。
アウトプットの題名をGoogle スプレッドシートでヘッダーにすると、転記した際に何の項目かわかりやすくなります。

スプレッドシートではこのように設定してみました。
(いつのレポートかわかるように、日付は自分で追加しました。)

次に「費用を通常の通貨単位に変換」をクリック。
設定の終わりが見えてきましたね!

「計算処理をする」について、詳しくはこちらを確認してみてくださいね。

操作条件に問題なければ保存してクリック。

次に「レポート内容を書き込む」をクリック。

データベースの連携をします。
スプレッドシートID・タブ名:候補から選択
テーブル範囲:任意で設定

追加するレコードの値を設定していきます。
以下の画面が出てくるので、アウトプットから項目に合うものを選択していってください。
テスト→テスト成功したら保存します。

最後にアプリトリガーをオンにして完了です。
ここまでお疲れ様でした!

Google AdsやGoogle スプレッドシートを使ったその他の自動化例

今回ご紹介したフロー以外にもGoogle AdsやGoogle スプレッドシートのAPIを利用すれば、さまざまな業務の自動化を実現することができます。
いずれも簡単な設定で利用が可能になりますので、もし気になるものがあれば、ぜひお試しください!

Google AdsとGoogle スプレッドシートのその他の自動化例

Google スプレッドシートでの行追加アクションを起点として、Google Adsから最新のレポートを取得することも可能です。
他にも、Meta広告(Facebook)と追加で連携して、Meta広告(Facebook)のアカウントレポートとGoogle Adsのキャンペーンレポートから最新の情報を取得して情報を追加することもできます。

Google Adsを活用した自動化例

最新のGoogle Adsのレポートを取得して通知する

毎日決まった時間にGoogle Adsから最新レポートを自動で取得し通知できるため、業務の効率化が図れるでしょう。

特定のアクションが行われたら、Google Adsでキャンペーンレポートを取得する

アクションを起点とすることで最新のキャンペーンレポートが自動取得され、手動でのデータ入力作業を省ける可能性があります。

Google スプレッドシートを活用した自動化例

Google スプレッドシートで行が追加・更新されたら、メールで通知する

Yoomのメール機能を連携することにより、転記ミスや通知漏れなどのヒューマンエラーの防止が可能になるかもしれません。

指定のスケジュールになったら、情報を取得しGoogle スプレッドシートに追加する

指定のスケジュールになると情報を取得して自動追加するため、手動による転記ミスや転記漏れの防止が期待できます。

Googleスプレッドシートで行が追加されたらレコードを追加する

手動での入力作業を省くことができるため、入力ミスが減少し、データの正確性が保たれるようになるはずです。

Google AdsとGoogle スプレッドシートを連携するメリット

メリット1: 時間の節約ができる

マーケティング担当者にとっては、日々のレポート作成は効率化したい作業の1つですよね。
Google AdsとGoogle スプレッドシートを連携することで、毎日レポートを手動で取得してデータを入力する作業が自動化され、その時間で他の業務に取り組めるようになるはずです!
例えば、広告キャンペーンのデータ分析や新しい戦略の立案に時間を割けるようになるかもしれませんね。

メリット2: データの正確性が上がる

手動でデータを入力していると、転記漏れや入力ミスなどのヒューマンエラーが発生したり、それによって広告の効果測定や戦略立案・改善策に誤った判断を招く恐れがあります。
Google AdsとGoogle スプレッドシートの連携を導入すれば、データの正確性向上が図れ、信頼性の高いレポートを作成できるようになる可能性があります。
広告運用の質が向上する上、スピーディな意思決定につながるでしょう。
特に、大量のデータを扱う場合や複数のキャンペーンを管理している場合に、この連携は役立つのではないでしょうか。

まとめ

Yoomを用いてGoogle AdsとGoogleスプレッドシートの連携をすることで、難しいコードを使わずとも毎日スプレッドシートにレポートを転記してくれる便利さを体感できたのではないでしょうか。

コードで設定する場合は英語のみですが、Yoomは日本語で操作できます。
手作業でのデータ入力を自動化することで、時間が節約でき、データの正確性向上も期待できますね。
自動転記したデータを基にグラフやチャートを作れば、広告キャンペーンの効果がよりわかりやすく表現できそうです。

ぜひ、この方法を試してみて、業務効率を向上させていきましょう!

この記事を書いた人
m.i
新卒から3年ほど金融関係の仕事を経験してきました。 業界柄、手動で行う作業がとても多く、自動化したらもっと他の仕事ができるのになと思っていた時にYoomに出会いました。 ブログ執筆しながらYoomの便利さに日々感動しています。 分かりやすい構成を心がけています。
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Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
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