Google AI Studioの活用事例を実戦解説|手書き資料のリスト化やSNS投稿作成を試してみた
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Google AI Studioの活用事例を実戦解説|手書き資料のリスト化やSNS投稿作成を試してみた
自動化のアイデア

2026-01-30

Google AI Studioの活用事例を実戦解説|手書き資料のリスト化やSNS投稿作成を試してみた

Yuka Matsumoto
Yuka Matsumoto

「AIを業務に使えと言われたけれど、結局チャットで質問して終わっている」
「営業・人事・開発、それぞれの現場で本当に役立つ使い方が知りたい」
そんなモヤモヤを感じていませんか。

生成AIは確かに便利ですが、単なるチャット相手として使っているだけでは、業務効率は思ったほど上がりません。
重要なのは、自社の業務フローに合わせてAIの役割や出力を設計できるかどうかです。

そこで注目されているのが、Googleが提供する「Google AI Studio」です。
高性能なAIモデル「Gemini」を使いながら、指示内容(プロンプト)やAIの振る舞いを細かく調整できるため、営業資料の整理や人事マニュアルの活用、開発ドキュメントの分析など、部門ごとの実務に直結した使い方が可能になります。

本記事では、Google AI Studioの具体的な活用事例を中心に、「どの業務で、どう使うと、何がどれくらい楽になるのか」を実践ベースで解説します。

単なるAI体験で終わらせず、明日からの仕事を変えるヒントを知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

🌟Google AI Studioで用いるAI「Gemini」は自動化ツールYoomでも使える!

👉Yoomとは?ノーコードで業務自動化につながる!

Google AI Studioは、AIにどんな指示を出せば期待どおりの結果が得られるかを試しながら調整できる環境です。ここで作り込んだプロンプトは、ノーコードで業務自動化ができるハイパーオートメーションプラットフォーム「Yoom」のGemini連携機能でも活用できます。

たとえば、Boxでファイルがアップロードされたら、Geminiが内容の要点をまとめ、その結果をチャットツールに通知する、といった流れを自動化することが可能です。
要点整理や共有を手作業で行わなくて済むため、議事録や報告書をよりスムーズに活用しやすくなり、チーム内での情報共有もしやすくなります。 

さらに、Yoomでは「Gemini URLコンテキストアクション」も利用可能です。資料作成の際にURLを渡すだけでWebサイトの情報を取得し、要約や構成案づくりに役立てられます。

こうした自動化を取り入れることで、定型作業の負担を減らし、内容の検討やブラッシュアップにより多くの時間を使えるようになります。


■概要
「フォームから送信されたPDFを基にGeminiでレポートを作成し、Slackに送信する」フローは、PDFデータの自動処理と迅速な情報共有を実現する業務ワークフローです。
YoomのAPI連携を活用し、手間のかかるレポート作成から共有までをスムーズに自動化します。

■このテンプレートをおすすめする方
・フォームで収集したPDFデータを効率的にレポートにまとめたいビジネスユーザー
・Geminiを活用して定期的にレポートを作成し、チームと共有している管理者
・手動でのレポート作成や情報共有に時間を取られている業務担当者
・業務の自動化を進め、作業効率を向上させたい企業のIT担当者

■注意事項
・Gemini、Google スプレッドシート、Google Drive、SlackのそれぞれとYoomを連携してください。

✍️Google AI Studioとは?ビジネスで注目される理由

Google AI Studioは、Googleが提供しているAIの動作や使い方を試せるツールです。

「AIを業務に取り入れてみたいけれど、何から始めればいいかわからない」そんなビジネスパーソンから注目を集めています。

Geminiモデルを試せる開発・実験環境

Google AI Studioでは、Gemini 3 Flash Previewなどの高性能なモデルをブラウザ上で利用できます。
回答の表現の幅を調整したり、AIに特定の役割を持たせたりといった設定も画面操作だけで行えるため、業務に合った使い方を試しながら調整しやすいのが特徴です。

無料プランから始められる利便性

多くの機能を無料プランで利用できる点も、導入しやすさにつながっています。
高額なライセンス費用をかける前に、自社の業務でAIがどのように役立つのかを確認できるため、まずは試してみたいという企業にも向いています。

非エンジニアでも使いやすいシンプルなUI

Google AI Studioは開発者向けとされていますが、操作画面は直感的です。
左側の設定パネルと中央のチャット画面を使って指示を入力するだけなので、プログラミングの知識がなくても、自分なりのAIアシスタントを構築できます。

🗒Google AI Studioの主な機能と特徴

ここでは、実務で特に使われることの多い3つのポイントを紹介します。

膨大な情報を一度に処理する「長文コンテキスト」

たとえばFlash系モデルを使う場合、100万トークン分(英語基準で約400万文字、日本語でもおよそ70万〜100万文字)のテキストを無料で扱えます。ページ数にすると、約1,500〜2,000ページ分にあたります。

大量のドキュメントや、数時間分の音声データをまとめて読み込ませることができるため、資料全体を俯瞰しながら内容を整理したい場面で役立ちます。

画像や音声を読み解くマルチモーダル機能

テキスト入力だけでなく、画像や音声ファイルを直接アップロードして解析できるのも特徴です。
画像内の文字を読み取ったり、会議音声を要約したりと、視覚・聴覚情報を含めた業務をAIに任せやすくなります。

これまで手作業で行っていた確認や書き起こしの負担を減らし、作業をスムーズに進めたい場合に便利です。

AIの振る舞いを整える「システム指示(System Instructions)」

Google AI Studioでは、AIにあらかじめ役割やルールを設定できます。
たとえば「法務の専門家として回答する」「回答は必ず箇条書きにする」といった指示を事前に決めておくことが可能です。

この設定を使えば、毎回同じ前提条件を入力する必要がなくなり、アウトプットの方向性をそろえやすくなります。業務で継続的に使う場合にも扱いやすい機能です。

🤔【実践】Google AI Studioを実務で使ってみた活用例

Google AI Studioの無料版で提供されている機能を使い、実務を想定した2つの活用シーンを検証しました。

検証条件

  • 環境:Google AI Studio(無料プラン)
  • モデル:Gemini 3 Flash Preview

検証内容とポイント一覧

シナリオ1:会議の手書きメモからToDoリストを自動作成

【想定されるユースケース】
会議終了後の手書きメモを撮影し、その画像をアップロードしてToDoリストを作成する。
【検証項目】

  • タスクを漏れなく抽出できるか
  • タスクと期限が正しく紐づけられるか
  • あいまいな表現が確定事項として扱われないか

シナリオ2:「システム指示」による定型アウトプットの標準化

【想定されるユースケース】
広報担当の役割をシステム指示に設定し、メモを入力するだけで「SNS用」「ブログ用」「社内通知用」の3パターンを同時に作成する。

【検証項目】

  • システム指示で指定した「トーン&マナー」が、3パターンすべてで一貫して守られているか
  • 同じメモから生成された3パターンが、それぞれの用途に適した文量・情報粒度になっているか  
  • メモの題材を変えたときでも、トーン&マナーとフォーマットが標準化されているか

検証方法

各シナリオの検証方法をまとめます。

シナリオ1:会議の手書きメモからToDoリストを自動作成

プロンプト

この手書きメモから「決定事項」と「ToDo」を漏れなく抽出してください。その際、担当者や期限、情報の確度(確定か未定か)がわかるように整理してください。

STEP1:手書きメモを作成する

今回は、新プロダクトAローンチ準備に関する会議のメモを作成しました。


STEP2:プロンプトを実行する

Google AI Studioのチャット欄に手書きメモの画像とプロンプトを入力して実行します。

AIが手書きメモの内容を解析してくれています!

STEP3:結果を確認する

プロンプト実行から30秒ほどで結果が出力されました。 表形式でまとまっているため、一目で内容を把握できます。