2024/11/20
自動化のアイデア

【Google アナリティクス API】各種アプリとの連携方法から活用事例まで徹底解説。

r.suzuki
Google アナリティクス APIと各種アプリの連携イメージ

目次

Google アナリティクス APIでできること

Google アナリティクス APIと外部アプリケーションのAPIをあわせて利用することで、必要なデータを自動で抽出し、特定の指標やユーザー数、セッションデータなどを組み合わせて独自のレポートを生成できます。
例えば、マーケティング部で特定のキャンペーンのクリック率やコンバージョン数を毎週自動的に外部アプリケーションに出力することが可能です。
経営企画部が複数サイトのトラフィックデータを1つのダッシュボードに集約し、経営陣向けに可視化することもできます。

また、Google アナリティクス APIと他のアプリケーションのAPIを使えば、現在のサイト訪問者数やアクティビティを取得することも可能です。
これにより、素早い意思決定やアクションが期待できます。
例えば、 サポート部門がリアルタイムで訪問者が増加しているページを確認し、特定の問い合わせ対応の強化が期待できます。

さらに、 APIの組み合わせで、複数期間のデータを比較し、トラフィックの増減や訪問者の傾向を分析するカスタムツールを作成することもできます。
例えば、分析チームが過去6か月のユーザートレンドを比較し、次の施策を計画する際の利用が見込めます。

このようにGoogle アナリティクス APIを活用することで、手動作業の削減や分析精度の向上が期待できます。
APIを他のツールと連携させると、さらなる効率化やデータ活用が可能です。

Google アナリティクス APIの利用方法

今回はYoomというサービスを利用してノーコードでGoogle アナリティクスを利用していきます。

[Yoomとは]

まずはじめにYoomの公式サイトにアクセスし、アカウント作成をお願いします。
既にアカウント登録済みの方はログインしてください。
Yoomのアカウント発行ページ

Google アナリティクスをYoomと接続する方法

マイアプリ連携の設定

1)Yoomのアカウントにログインしたら、使用するアプリを登録します。
「マイアプリ」をクリックし、「新規接続」を選択してください。


2)Yoomで接続できるアプリ一覧が表示され、一番上の検索窓から今回使用する「Google アナリティクス」を検索していきます。

Google アナリティクスを選択できたら、Googleアカウントでログインしてください。



3)登録ができるとマイアプリにアイコンが表示されます。
登録したアプリのアイコンが表示されたか確認してください。

これでGoogle アナリティクス APIをYoomから利用することが可能になりました!

Yoomのテンプレートを利用してGoogle アナリティクス APIをつかいこなそう!

Yoomには、多くのフローボットテンプレートが用意されており、クリックするだけで様々なフローボットを簡単に利用できるようになっています。

フローボットの詳細については、以下の動画で詳しく紹介されています。


ここからは実際の利用シーンやおすすめの職種ごとに実際に用意されているテンプレートを紹介していきます。

Google アナリティクス APIを利用して実現できる自動化の例

Yoomではさまざまなサービスとの連携が可能で、それぞれのサービスに対応したテンプレートも用意されています。
普段使用しているサービスと連携できるテンプレートを活用して、Google アナリティクスを自動化しましょう!

1.最新のレポートを通知する

Google アナリティクス APIとチャットツールのAPIの利用で、Google アナリティクスから最新のレポートを取得したら、チャットツールに通知を行うことが可能です。
最新のレポートを毎日決まった時間にメッセージ通知で把握できるので、毎回Google アナリティクスを開くことなく情報の確認ができ、業務の効率化が期待できます。
例えば、マーケティング部では、Google アナリティクス APIを活用し、毎日最新の訪問者数やコンバージョンデータを取得できます。
自動でGoogle Chatに通知する仕組みを構築することで、チーム全員が素早くパフォーマンスを把握し、迅速な施策検討が期待できます。

SlackやChatworkなど、さまざまなチャットツールでも最新のレポートをメッセージ通知で受け取れます。

日常的に使用しているチャットツールのテンプレートを活用してください。

2.最新のレポートを格納する

Google アナリティクス APIと外部アプリケーションのAPIを利用すれば、最新のレポートを取得したら、情報を外部アプリケーションへ格納することが可能です。
Google アナリティクスの最新レポートを手動で作成する手間を削減でき、業務の効率化が見込めます。
また、Google アナリティクスの情報を外部アプリケーションのデータにそのまま格納できるため、情報の正確性向上が見込め、かつ書類の一元管理も可能です。
例えば、営業企画部では、Google アナリティクス APIを利用し、毎日最新のトラフィックデータやコンバージョン率を自動でGoogle スプレッドシートに記録することが可能になります。これにより、定例会議用のデータ準備を効率化し、広告効果や訪問者動向を迅速に分析することが期待できます。

Google アナリティクス APIの利用をおすすめしたい方

・Google アナリティクスで情報を取得している方
・情報を効率的に管理したい方
・データ整合性を保ちながら、データの一元管理を行いたい方
・手動作業を削減し、業務の効率化を図りたい方

まとめ

Google アナリティクス APIの連携方法と活用例を紹介しました。
Google アナリティクス APIを活用すれば、日常的なデータ取得や共有作業を自動化し、業務の効率化が見込めます。
例えば、Google アナリティクス APIとメッセージツールAPIを組み合わせ、最新のレポートをメッセージツールで通知することで情報確認の手間を削減し、チーム全体の迅速な意思決定を支援します。
また、外部アプリケーションにデータを格納することで、正確性を保ちながら書類管理を一元化することが可能です。
これらの自動化は、マーケティングや営業企画などの部署で役立ち、データの整合性を維持しつつ、手作業の削減や迅速な分析が期待できます。
ぜひ、Google アナリティクス APIを使って業務の効率化を目指してみてください!

Yoomを利用すると、プログラミング知識がなくても簡単にGoogle アナリティクス APIを導入できます。
さらにYoomでは、各種サービスとの連携を容易にするテンプレートを提供しているので、ぜひ活用してデータ活用をさらに進化させましょう!

この記事を書いた人
r.suzuki
人材が限られる地方の中小企業で業務の効率化を日々模索していたところ、Yoomと出会いました。 こうだったらいいなとなにげなく考えていたことがYoomを導入することで、こんなにも効率化できるんだ!と感動。 システムやプログラミングの知識や経験がない私でも、業務が大きくかわったので、同じように感じているたくさんの方々へ共有できたらと執筆しています。
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