Google DriveとGmailの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2024/7/31

Google Driveに追加されたファイルを自動でGmailで送信する方法

a.ohta

現代のビジネスシーンでは様々なツールを複数用いて仕事をするのは当たり前ですよね。
ということは、Google Driveにファイルをアップロードして、Gmailでメッセージを送信して…と、アプリ同士を行き来するシチュエーションも必然的に増えます。
ひとつずつは大きなタスクではないものの、これを何度も繰り返すと総時間数は膨大になるかも...。
となれば、Google DriveとGmailを連携して、少しでも業務フローを簡単にしてみましょう!

今回は、Google Driveに新規でファイルやフォルダ作成→自動でファイルダウンロード→承認を依頼→そのファイルをGmailで送信する、というフローを自動化します。
この業務フローが自動化できれば、経理や人事の「承認が必要な書類をやり取りする業務」に革命が起きるかも?

‍こんな方におすすめ

  • Google Driveにファイルを保存するたびにGmailに添付して送りたい方。
  • Google DriveとGmailでの業務効率化を考えている方。
  • Google Driveに保存したファイルを確実にGmailで共有したい方。

今すぐに試したい方へ

本記事ではノーコードツール「Yoom」を使用した連携方法をご紹介します。
難しい設定や操作は必要なく、非エンジニアの方でも簡単に実現できます。
下記のテンプレートから今すぐに始めることもできるので、ぜひお試しください!

[Yoomとは]

Google DriveとGmailの連携フローの作り方

では、ここからは実際に「Google Driveにファイルが格納されたら承認を受け、Gmailでファイルを送付する」というフローボットを作成します。
国産ノーコードツールのYoomを用いて作成するので、プログラミングの知識がない方でも簡単にフローの自動化が可能です!

Yoomの登録はコチラ。30秒で簡単に登録できます!

Yoomについての公式ドキュメントはコチラ。ぜひご覧ください!

イチからフローボットを作成せず、すでにフローが組んであるテンプレートを使用します。Yoomにはテンプレートが色々あるので、希望のフローボットがノーコードですぐに作成可能です!

まずは、Yoomと各アプリを連携させましょう。
これを「マイアプリ連携」と言います。Googleツールのマイアプリ連携はすぐに終わりますよ!

マイアプリ設定

テンプレートのバナーをクリックすると、画面の下に「このテンプレートを試す」というボタンがあるので押します。
そうすると「マイプロジェクト」というページに飛ぶので、画面左側のメニューから「マイアプリ」を選択!
   ↓

右上の新規作成をクリック!検索窓に「Gmail」と入力するとGmailのアイコンが出てくるのでクリックしましょう。

アカウントを選択というページではYoomと連携するGmailアドレスのGoogleアカウントをクリック!
次はYoomにログインというページに飛ぶので、次へを押しましょう。
最後に、YoomがGoogleアカウントへの追加アクセスを求めていますというページが表示された場合は、続行を押せばOKです!

この勢いのままGoogle Driveのマイアプリ連携もいきましょう!
同じく画面右上の新規接続をクリック!Google Driveと入力してGoogle Driveのアイコンを押します。

上記の画面になったら赤枠を押しましょう。
次に認証画面に移行するので、権限を全て許可にするのを忘れないようにしてくださいね。
認証したらGoogle Driveのマイアプリ連携も終わりです。

こちらも早い!!すぐに連携が終わるのは嬉しい…!

マイアプリ登録が終わったら、以下のバナーをクリックして進んでくださいね。次からフローボットの設定にはいります。

Google Driveのトリガー設定

マイアプリ登録が完了したら画面左の「マイプロジェクト」をクリック!
Google Driveアイコンの「【コピー】Google Driveにファイルが格納されたら承認を受け、Gmailでファイルを送付する」という画面に入り、右上の編集するを押しましょう。

     ↓

Google Driveのロゴの「新しくファイル・フォルダが作成されたら」を押すと、連携アカウントとアクションを選択というページに移動します。
Yoomで作成しているテンプレートを使用しているため、必要な情報はあらかじめ入力されている状態なので、次へをクリックしましょう。

     ↓

     ↓
トリガーの起動間隔を設定したら、すぐ下のテストをクリック!青く「テスト成功」と表示されたら保存を押します。
Google Driveのトリガーの設定はこれにて完了です。次に参りましょう!
※トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択でき、プランによって最短の起動間隔が異なります。

ファイルのダウンロード

Google Driveのロゴの「画像ファイル・PDFファイルをダウンロードする」をクリック!
先ほどに同じく必要な項目は埋まっているので、次へを押します。

     ↓

次のページに関しても既に必要な内容は入力済みです。テンプレートを使用するとこんなに簡単にフローボットが作成できるので、本当に便利です…!
こちらもテストを押して、青く「テスト成功」と表示されたら保存でOK。

承認を依頼する

続いて、親指でGoodマークをしているアイコンの「承認を依頼する」をクリック。
なんと…この設定に関しても既に入力してあります…!

認証内容の詳細に書かれている文章を変更したい場合は任意のものに変更してOKです。また、承認者を変更したい場合もチェンジしましょう。
問題なければこのまま保存です!サクサク進みますね!

Gmailの設定

最後にGmailの設定をしましょう。Gmailのアイコンの「メールを送る」を押します。
メールの設定というページに移行したら、必須項目を埋めていきましょう。

本文は記入されていますが、先ほどに同じく任意の内容に変更してOKです!
入力完了したら次へを押します。

     ↓

メールのテスト画面が表示されるため、問題なければテストを押してみましょう。
成功したらフローボットの作成は終了です。お疲れ様でした!

Google DriveやGmailを使ったその他の自動化例

本日ご紹介した連携以外にもGoogle DriveやGmailのAPIを活用することで様々な自動化を実現することが可能です。

もし気になるものがあれば、ぜひ試してみてください!

Google DriveとGmailを連携した自動化例

Google Driveにファイルがアップロードされたら、承認依頼を挟まずにGmailに添付して送付することもできます。
また、Google Driveに新しくファイルが作成されたらGmailでメールを送信したり、Gmailで受信した添付ファイルをGoogle Driveにアップロードしたりする連携も可能です。

Google Driveを活用した自動化例

Google Driveでファイルやフォルダが作成されたらチャットツールに通知する

Google Driveにファイルやフォルダが作成されたら、SlackやChatworkなどに自動で通知します。

データベースにレコードが追加されたらフォルダを作成する

Google スプレッドシートやNotionなどにレコードが追加されたら、Google Driveにフォルダを自動で作成します。

ワークフローで申請が承認されたファイルをGoogle Driveにアップロードする

ジョブカン経費精算・ワークフローなどで申請が承認されたファイルをGoogle Driveに自動でアップロードします。

Gmailを活用した自動化例

Gmailで受信した内容をデータベースに追加する

Gmailで受信した内容をGoogle スプレッドシートやkintoneなどに自動で追加します。

カレンダーの予定やタスクの期限をGmailにリマインドする

Googleカレンダーの予定やAsanaで期限が近いタスクなどをGmailで自動リマインドします。

リード詳細ページからGmailで定型メールを送信する

SalesforceやHubSpotなどの顧客管理ページから、1クリックで定型メールを送信します。

Google DriveとGmailを連携すると可能になること&メリット

1.ファイルやフォルダの自動送信
Google Driveにファイルやフォルダが作成されると、そのファイルやフォルダをGmailで送信できるようになります。
このフローが自動化されると、メールの手入力をその都度する必要がなくなります!
デジタルツールを多数使用しながら業務をこなすスピード勝負のマーケターや、何かと細やかな事務作業が多い総務の方々にとって、かなりの時間短縮になることでしょう!

2.ファイルやフォルダの作成・更新をスムーズに通知
Google Driveでファイルやフォルダが更新されると、Gmailで通知をすることも可能です。
更新が自動通知されれば、期限厳守の書類関係にはうってつけのフローと言えるのではないでしょうか!
チームでGoogle Driveを共有している場合でもスムーズに通知されるため、チーム間でラグなども発生しにくいでしょう。
ファイルのやり取りを頻繁に行う場合において、すごく便利な機能ですよね。

連携しないデメリットもある!?

Google DriveとGmailを連携しないと、ファイルのやり取りやGmailの本文の記入をその都度手動で行わなければなりません。
単純な作業だからこそ、急ぎの場合は大変煩わしいフローとも言えますよね。
入力ミスの可能性も否定できない上、このような単純作業はつい後回しになってしまいがちでもあるので、自動化には向いていると言えます。

まとめ

Googleアカウントがあれば誰でも利用できるGoogle DriveとGmailは業務に取り入れやすく、使用方法も直感的なので便利ですよね!
Google Driveは共有も簡単なため、ファイルのやり取りや保存には欠かせないツールと言えるでしょう。

今回紹介したフローは、Gmailで送信する前に「承認を依頼する」というワンアクションがはさんであるため、経理や人事、チームリーダーのGOサインを必要とするファイルの扱いにおいて大変実用価値が高いフローボットになっています。
ぜひ日々の業務にとりいれて、タスクを簡略化していきましょう!

この記事を書いた人
a.ohta
雑貨店の店長を経験後はSEOライターとして在宅勤務を開始。後にマーケティングのスタートアップ企業と5年間ほど業務委託契約。 東大生に囲まれながらパソコンを抱え、様々なビジネス用語やSaaSツールの使い方を勉強する日々でした。 雑貨店の店長をしていた頃は、売上と在庫管理、人材管理、発注などの事務作業に幾度となく時間を奪われ、接客ができず売り時を逃がすこともしばしば。業務委託の際にも入力などの細かい作業が多く、「こんな単調な作業、自動化できないの?」と思っていたので、Yoomのビジョンには大いに共感しています!
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Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
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