Google DriveとLINE WORKSの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2024/07/19

【ノーコードで実現!】Google DriveとLINE WORKSを連携して自動通知を活用しよう!

t.nakaya

PDFファイルの確認って大変ですよね。
必要な内容をチェックして、データベースへ記入して、作業が終わったら報告...。
PDFの書類チェックを自動化したいと思う方は多いはず。
もしGoogle Driveにファイルを保存するだけで、データの記入とLINE WORKSへの通知が完了したら、どうでしょうか?
業務が効率化して、負担も軽減しそうですよね。
そこでアプリ同士をノーコードで連携して、Google Driveに格納されたPDFデータをOCRで読み取り、内容確認の依頼とデータベースへの追加が完了したらLINE WORKSに通知する方法を解説します!
後半では、各アプリの応用連携も紹介します!

こんな方におすすめ

  • Google DriveとLINE WORKでの業務効率化を考えている方。
  • 確認したPDFファイルをGoogle Driveに保存してLINE WORKで通知している方。
  • Google DriveとLINE WORKを連携して、書類チェックを自動化したい方。

今すぐに試したい方へ

本記事ではノーコードツール「Yoom」を使用した連携方法をご紹介します。
難しい設定や操作は必要なく、非エンジニアの方でも簡単に実現できます。
下記のテンプレートから今すぐに始めることもできるので、ぜひお試しください!

[Yoomとは]

Google DriveとLINE WORKSの連携フローの作り方

始める前に
まず、Yoomアカウントをお持ちでない方は、Yoomのアカウント発行ページからアカウントを発行してください。

ステップ1: マイアプリ連携

お使いのGoogle DriveとLINE WORKSをマイアプリ登録しましょう!
(1)連携方法はYoomにログインし、画面左側にあるマイアプリをクリック
(2)画面右側に+新規接続ボタンが表示されるので、クリック

Google Driveのマイアプリ登録方法
(1)アプリの一覧からGoogle Driveを選択
(2)Sign in with Googleをクリック
(3)アカウントの選択画面で連携したいアカウントを選択し、クリック
(4)Yoomにログイン画面で連携するアカウント情報が正しいかを確認し、次へをクリック
(5)「YoomがGoogleアカウントへの追加アクセスを求めています」画面で続行をクリックするとマイアプリ登録が完了!

LINE WORKSのマイアプリ登録方法
(1)アプリの一覧からLINE WORKS (API2.0)を選択
(2)LINE WORKS(API2.0)のマイアプリ登録方法を参考にマイアプリ登録!

Yoomへの登録完了後
(1)下のバナー先に飛び、「このテンプレートを試す」をクリック!

(2)ワークスペース一覧からプロジェクトを任意で選択
※コピーしたテンプレートは(2)で選択したプロジェクト内の「マイプロジェクト」に格納されます。
(3)フローの一覧画面の右上にある「編集する」をクリック

ステップ2: トリガーを設定

(1)フローの一覧画面から「アプリトリガー」をクリック
(2)アプリトリガーのタイトルを設定
※元々設定されているタイトルをそのまま使用してもOK!
(3)連携するアカウント情報が正しいかを確認
※アカウント情報が表示されない場合は、+連携アカウントを追加をクリックして登録してください。
(4)トリガーアクションは「特定のフォルダ内に新しくファイル・フォルダが作成されたら」を選択
(5)次へをクリック

■API接続設定
(6)トリガーの起動時間は5分に設定
※プランによって設定できる起動間隔が異なります。
(7)フォルダIDは、プルダウンメニューから任意で選択
(8)テストでエラーが出なければ、保存するをクリック

ステップ3:Google Driveと連携する

(1)先ほど設定したアプリトリガー下に表示される「アプリと連携する」をクリック
(2)タイトルを設定
※元々設定されているタイトルをそのまま使用してもOK!
(3)連携するアカウント情報が正しいかを確認
※アカウント情報が表示されない場合は、+連携アカウントを追加をクリックして登録してください。
(4)実行アクションは「画像ファイル・PDFファイルをダウンロードする」を選択
(5)次へをクリック

■API接続設定
(6)フォルダIDは、アウトプットから{{ファイルID}}を設定
(7)テストでエラーが出なければ、保存するをクリック

ステップ4: 画像・PDFから文字を読み取る

(1)「画像・PDFから文字を読み取る」をクリック
(2)タイトルを設定
※元々設定されているタイトルをそのまま使用してもOK!
(3)アクションは「任意のPDFや画像ファイルから文字情報(6500文字以内)を読み取る(15タスク)」を選択
(4)次へをクリック

■詳細を設定
(5)ファイルの添付方法には下記を設定

  • 取得した値を使用
  • GoogleDriveからの取得ファイル

(6)抽出したい項目には、抽出したい項目をカンマ(,)区切りで指定
(7)テストでエラーが出なければ、保存するをクリック

ステップ5: 担当者へ対応を依頼する

(1)「担当者へ対応を依頼する」をクリック
(2)各項目を設定

  • タイトル:※元々設定されているタイトルをそのまま使用してもOK!
  • 担当者:プルダウンメニューから任意で選択
  • 対応を依頼する内容の詳細:アウトプットを利用して指示内容を構成しましょう!

(3)今回は、入力フォームを3つ設定

  • 第一条の文章:プルダウンメニューから「長文テキスト」を選択
  • 第二条の文章:プルダウンメニューから「長文テキスト」を選択
  • 第三条の文章:プルダウンメニューから「長文テキスト」を選択

(4)次へをクリック

■入力フォームのサンプル値の設定
(5)先ほど設定した入力フォームの回答のサンプル値を設定
(6)保存するをクリック

ステップ6:データベースを操作する

(1)「データベースを操作する」をクリック
(2)タイトルを設定
※元々設定されているタイトルをそのまま使用してもOK!
(3)実行アクションは「レコードを追加する」を選択
(4)データベースの連携の各項目を設定

  • プロジェクト:プルダウンメニューから「共有したいフローボット事例」を選択
  • データベース:プルダウンメニューから「マーケユースケース用_データベース(AI)」を選択
  • テーブル:プルダウンメニューから「その他PDFの情報を追加するテーブル長文テキスト」を選択

(5)次へをクリック

■データベース操作の詳細設定
(6)追加するレコードの値を設定

  • 追加日:日付から今日のハイフン形式{{today_%Y-%m-%d}}を設定
  • 第一条:アウトプットから{{第一条の文章}}を設定
  • 第二条:アウトプットから{{第二条の文章}}を設定
  • 第三条:アウトプットから{{第三条の文章}}を設定

(7)テストでエラーが出なければ、保存するをクリック

ステップ7:LINE WORKSと連携する

(1)「アプリと連携する」をクリック
(2)タイトルを設定
※元々設定されているタイトルをそのまま使用してもOK!
(3)連携するアカウント情報が正しいかを確認
※アカウント情報が表示されない場合は、+連携アカウントを追加をクリックして登録してください。
(4)アクションは「トークルームにメッセージを送信」を選択
(5)次へをクリック

■API接続設定
設定の前に、対象のトークルームの「チャンネルID」を確認!

(6)各項目を設定

  • ボットID:プルダウンメニューから任意で選択
  • トークルームID:チャンネルIDを設定
  • メッセージ:アウトプットを利用して指示内容を構成しましょう!

(7)テストをクリックし、実際にLINE WORKSのトークルームを確認!

設定したメッセージが投稿されていました!
(8)忘れずに保存するをクリック
(9)フローの一覧画面に戻り、アプリトリガーをONに変更すればフローの設定は完了です!

Google DriveやLINE WORKを使ったその他の自動化例

本日ご紹介した連携以外にもGoogle DriveやLINE WORKのAPIを活用することで様々な自動化を実現することが可能です。

もし気になるものがあれば、ぜひ試してみてください!

Google DriveやLINE WORKを連携した自動化例

上記で紹介したテンプレートでは、Yoomのデータベースを使用しましたが、Google スプレッドシートに追加することもできます。
また、Google Driveに新しくファイル・フォルダが作成されたらLINE WORKSに通知したり、LINE WORKSで特定のメッセージが送信されたらGoogle Driveにフォルダを作成したりする連携も可能です。

Google Driveを活用した自動化例

メールで受信した添付ファイルをGoogle Driveにアップロードする

GmailやOutlookなどで受信した添付ファイルをGoogle Driveに自動でアップロードします。

他アプリで取引先が登録されたらGoogle Driveにフォルダを作成する

SalesforceやHubSpotなどで取引先が登録されたらGoogle Driveにフォルダを自動で作成します。

ワークフローで申請が承認されたファイルをGoogle Driveにアップロードする

ジョブカン経費精算・ワークフローなどで申請が承認されたファイルをGoogle Driveに自動でアップロードします。

LINE WORKSを活用した自動化例

データベースに登録された情報をLINE WORKSに通知する

kintoneやNotionなどのデータベースに登録された情報をLINE WORKSへ自動的に通知します。

他のカレンダーの予定をLINE WORKSのカレンダーに追加する

GoogleカレンダーやGaroonのカレンダーの予定をLINE WORKSのカレンダーに自動で追加します。

新たにタスクが追加されたらLINE WORKSに通知する

TrelloやBacklogなどで新たにタスクが追加されたらLINE WORKSに自動で通知します。

Google DriveとLINE WORKSを連携するメリットと自動化例

メリット1: ファイル共有の効率化

Google Driveに格納されたPDFファイルをLINE WORKSと連携することで、 ファイル共有の手順が大幅に効率化されます。
例えば、営業チームが営業活動報告書をGoogle Driveにアップロードすると、自動的にLINE WORKSの特定のチャットグループに通知され、全員が即座にアクセスできるようになります。
これにより手動でファイルを共有する手間が省け、情報の伝達がスムーズになります。

メリット2: データのセキュリティ強化

Google Driveに格納されたPDFファイルの情報を特定のトークルームに通知することができます。
例えば、特定のメンバーのみが参加するトークルームを作成します。
通知対象のチャンネルIDを設定することで、不正アクセスのリスクが減少し、データの安全性が強化されます。

メリット3: ワークフローの自動化

毎月の請求書のPDFを手作業で転記するのは、時間と手間がかかり、不満を感じることはありませんか?
例えば、毎月受け取る請求書のPDFを自動的に画像解析することで、PDFファイルの内容を手動で転記する必要がなくなり、時間の節約になります。
このように、自動化により一貫した業務フローが実現でき、業務の正確性と効率が向上します。

まとめ

Google DriveとLINE WORKSを連携することで、業務の効率化とセキュリティ強化が実現できます。
また、特定のトークルームに通知する仕組みを活用することで、PDFファイルへの不正アクセスを減らし、ファイル共有の時間を節約し、業務の正確性を向上させることができます。
Google DriveとLINE WORKSの連携を活用して、日々の業務をよりスムーズに進めましょう!

この記事を書いた人
t.nakaya
歯科衛生士からIT業界へ転職し、前職ではWeb会社でディレクターサポートとしてWebページのリプレイスなどを手がけてきました。この経験を活かし、今はYoomの魅力を皆さんにお伝えすることに全力を注いでいます。技術とユーザー目線を融合させたアプローチで、Yoomを通じて皆さんの業務効率を向上させるお手伝いを心からしたいと考えています。
タグ
自動化
連携
Google Drive
LINE WORKS
通知
アプリ連携
No items found.
Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
Yoomについて詳しく見る
お役立ち資料
Yoomがわかる!資料3点セット
資料ダウンロード
3分でわかる!Yoomサービス紹介資料
資料ダウンロード
Before Afterでわかる!Yoom導入事例集
資料ダウンロード
お役立ち資料一覧を見る