Google DriveとMicrosoft Excelの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-07-30

メールで送付されたMicrosoft Excelの契約書をGoogle Driveで管理する方法

e.koyama

「作成したMicrosoft Excelファイルを毎回Google Driveに手動でアップロードする作業って面倒かも...」
「ファイルの更新が多く、どれが最新版か分からなくなったり、共有フォルダへの保存を忘れてしまうこともあるよなあ…」
このように、Microsoft ExcelとGoogle Drive間でのファイル管理における手作業に、多くの時間と手間を取られている方は少なくないはずです。

もし、<span class="mark-yellow">メールで受け取ったMicrosoft Excelファイルを自動でGoogle Driveの指定フォルダに保存したり、フォームの回答内容からMicrosoft Excelの請求書を自動作成してGoogle Driveに格納したりできる仕組み</span>があれば、負担のかかる作業を削減できるはずです。
ファイル管理のミスが減ることで、コア業務に集中できる時間を確保できるようになるでしょう!

今回ご紹介する自動化の設定は、プログラミングの知識がなくても簡単に設定できるので、ぜひこの機会に導入して、日々の業務をよりスマートに進めましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">Microsoft ExcelのファイルをGoogle Driveへ自動で保存・管理する業務フロー自動化のテンプレート</span>が用意されています。
「まずは試してみたい!」という方は、以下のバナーをクリックして、すぐに自動化を体験してみましょう!

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Microsoft ExcelとGoogle Driveを連携する自動化パターン

Microsoft ExcelとGoogle Driveを連携させることで、様々な業務を自動化できます。
ここでは、日々の業務で活用できる具体的な自動化の例をいくつか紹介します。
手作業によるファイル管理の手間を削減でき、業務の正確性とスピードの向上が期待できるでしょう。
気になる内容があれば、ぜひクリックしてみてください!

メールの添付ファイルをGoogle Driveに自動保存する

<span class="mark-yellow">Gmailなどのメールツールで受信したMicrosoft Excelファイルを、指定したGoogle Driveのフォルダへ自動で保存</span>します。
これまで手動で行っていたダウンロードとアップロードの手間を削減し、契約書などの重要なファイルの保存漏れも防げるはずです!

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フォームの回答からMicrosoft Excelファイルを作成しGoogle Driveに保存する

<span class="mark-yellow">Googleフォームなどで受け付けた回答内容をもとに、Microsoft Excelのテンプレートから請求書や報告書を自動で作成し、Google Driveに格納する</span>フローボットです。
面倒な書類作成業務を効率化し、入力ミスなどのヒューマンエラー防止が期待できます。

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決済ツールの情報からMicrosoft Excelファイルを作成しGoogle Driveに保存する

<span class="mark-yellow">Squareなどの決済ツールで支払い情報が作成されたことをトリガーに、Microsoft Excelの雛形から請求書を自動で作成し、Google Driveに保存する</span>フローボットです。
経理部門の定型業務を自動化し、迅速な書類発行を実現します。

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メールで受信したMicrosoft ExcelファイルをGoogle Driveに自動保存するフローを作ってみよう

それではここから代表的な例として、メールで送付されたMicrosoft Excelの契約書を自動でGoogle Driveに保存・管理するフローを解説していきます!
ここではYoomを使用してノーコードで設定するので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は大きく分けて以下のプロセスで作成します。

  • Microsoft ExcelとGoogle Driveのマイアプリ連携
  • テンプレートをコピー
  • メールトリガーの設定と担当者への依頼設定、続くGoogle Driveのアクション設定
  • フローをONにし、正常に起動するかを確認

Yoomを利用していない方は、こちらから無料登録をしてください。
すでにYoomを利用している方はログインしましょう。

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ステップ1:Google DriveとMicrosoft Excelをマイアプリ連携

Yoomとフローボットに使用するアプリを連携することで、スムーズにフローボットを作成できます。
まずは、Yoomにログインして、左メニューにある「マイアプリ」を選択し、画面右の「+新規接続」をクリックしてください。

<Microsoft Excelの場合>

マイアプリの新規接続一覧の中から、Microsoft Excelを選択します。特別な操作はなく、瞬時にMicrosoft Excelが登録されました!
 ※「Microsoft 365(旧Office 365)」には個人向けと法人向けプラン(Microsoft 365 Business)があります。法人向けプランを契約していない場合、Yoomからの認証がうまくいかない可能性があるのでご注意ください。

<Google Driveの場合>

次に、Google Driveを接続しましょう。
先ほどと同様の操作でGoogle Driveのアプリアイコンを検索し、クリックします。
「Sign in with Google」をクリックすると、アカウントを選択する画面に移行するので、連携させたいアカウントを右の管理アカウントから選択します。
選択後、サインイン画面に移行するので、認証を完了させてください。

クリック後、2つのアプリが追加された状態のYoomアカウントのマイアプリ画面へ移動します。
これで2つのアプリがYoomアカウントに接続できました。

ステップ2:テンプレートのコピー

Yoomアカウントに対象のアプリの新規接続が完了していることを確認後、Yoomにログインし、以下バナーの「試してみる」をクリックしてください。

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テンプレートがコピーされると、以下のように表示されます。

ステップ3:メールトリガーのアクション設定

さっそく、フローボットの設定を進めていきます!
Yoomアカウントの画面左側のマイプロジェクトから「【コピー】メールで送付されたMicrosoft Excelの契約書をGoogle Driveで管理する」をクリックしてください。

クリックした後、以下画面のようにテンプレート内容が表示されます。
まずは、トリガーとなる「メールトリガー:メール受信」をクリックしてください。

次のページでメールを受信するアドレスを作成することで、メールを受信するとフローボットが起動します。
詳細については、以下のページも合わせて確認してください。

Microsoft Outlookからメールを転送して、メールトリガーを起動する方法
Gmailからメールを転送して、メールトリガーを起動する方法

任意のアドレスを作成後、「次へ」をクリックします。

次に、作成した「〇〇.trigger.timetech@yoom.fun」のメールアドレスにファイルを添付した状態でメールを送信した上で、テストを行いましょう。
契約書以外のデータも受け取ることができるので、今回は名簿データで構成されているファイルを添付してみました。

※ダウンロードできるファイルの容量は最大300MBです。ただし、アプリの仕様によっては300MB未満になることがあるので、ご注意ください。
※その他トリガーや各オペレーションで扱えるファイル容量の詳細については、こちらもチェックしてみてください。

テストに成功すると、以下のように表示されます。テスト完了を確認して『保存する』を押しましょう。

このステップで下記のような情報をアウトプットとして取得することが可能です。
アウトプット情報は、「この値を他のオペレーションで利用することができます。」という注釈の通り、この後のステップで引用・活用できます。

ステップ4:メールで受信した添付ファイルの内容を確認するアクションの設定

次に、2つ目の「ファイル内容を確認」をクリックしましょう。

ここで、添付ファイルが保存する契約書かどうか担当者が確認するための設定を行います。
契約書が送られてくるメールの件名や本文に特定の語句が含まれる、または担当者の確認を省略したい場合、以下の画面のように、1つ目のステップでトリガー条件を設定して自動保存することも可能です。運用状況に合わせて設定してくださいね。

各項目を設定していきましょう。

  • タイトル:任意で設定してください。
  • 承認者:プルダウンから任意で選択してください。
  • 承認内容の詳細:確認内容を入力してください。※画像のように入力バーをクリックすると、前ステップで取得したアウトプットを引用できます。
  • 承認完了条件:プルダウンから任意で選択してください。「承認者」設定と合わせて、複数人での確認体制にすることも可能です。
  • 差し戻し先のオペレーション:「直前の対応・承認依頼または担当者が事前確認を行うオペレーション」を選択してください。

情報を入力した後、「保存する」をクリックしてください。

ステップ5:Google Driveに書類データを保存するアクションを設定

最後に、「Google Driveに契約書を格納する」をクリックします。

連携するアカウント情報を確認して、[次へ]を押します。

次の画面で、各項目を設定していきます。

  • 格納先のフォルダID:任意で設定(入力欄の下の注記を要確認、候補から選択可能)
  • ファイル名:任意で設定(入力バーをクリックし、アウトプットを引用)
  • ファイルの添付方法:今回は取得した値(アウトプット)を使用するように設定

設定後、テストを行い、実際にGoogle Driveに添付されたファイルがアップロードされているか確認してください。
成功を確認したうえで「保存する」をクリックしましょう。

ステップ6:トリガーをONにして起動準備完了

以下の画面が表示されるので、赤枠部分「トリガーをON」をクリックすることで、フローボットが自動で起動します。

簡単に自動化フローボットが作成できましたね!
以上で「メールで送付されたMicrosoft Excelの契約書をGoogle Driveで管理する」フローの完成となります。

Google DriveとMicrosoft Excelのその他の自動化例

今回ご紹介したフロー以外にもGoogle DriveやMicrosoft ExcelのAPIを利用すれば、さまざまな業務の自動化を実現することができます。
いずれも簡単な設定で利用できるようになりますので、もし気になるものがあれば、ぜひお試しください!

Google Driveを活用した自動化例

契約締結を検知してファイルを自動格納したり、Google Driveでのファイル作成をトリガーにタスクを作成することもできます。
また、OCR(データ読み取り機能)を活用して情報を効率的に取得し、結果を関係者に自動で通知することも可能です。

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Microsoft Excelを活用した自動化例

‍フォームやメールで受け取った内容を自動で登録したり、スケジュールトリガー機能を活用してレポートを自動投稿することも可能です。
ツールの横断作業が減ることで、作業の迅速化が図れます。

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まとめ

Microsoft ExcelとGoogle Driveの連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで日常的に発生していたファイルのダウンロードやアップロードといった手作業を減らすことができ、保存忘れなどのヒューマンエラーの防止にも繋がります。</span>
ファイルは常に最新の状態で安全に管理されるほか、チーム内の情報共有もスムーズになるため、コア業務に集中できる環境が整うでしょう!

今回ご紹介したような業務自動化を実現できるノーコードツール「Yoom」を使えば、プログラミングの知識がない方でも、直感的な操作で簡単に業務フローを構築できます。
もしファイル管理の自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらから無料登録して、Yoomが実現する業務効率化を体験してみてください!

この記事を書いた人
e.koyama
これまで専門商社やEC業界で事務を経験してきました。 担当した業務は営業事務や経理、総務、人事、法務など多岐に渡ります。 個々の作業の効率化には取り組みましたが、各種のサポートツールやYoomを使えばより便利に業務が進められたのに…と思っています。 業務経験を活かしたYoomの紹介記事を発信し、皆さんがスムーズに業務を進められるお手伝いができれば幸いです。
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