Googleフォーム、Dify、Google Chatの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-08-15

Googleフォームでお問い合わせがあったらDifyで回答を作成してGoogle Chatに通知する方法

n.fukuoka

Googleフォームは、匿名で意見を集めたい場合にも適したツールです。プライバシーを保ちながら回答を得られるため、率直な意見を引き出しやすくなります。
しかし、顧客からの問い合わせ内容は多岐にわたり、それぞれに合った回答を作成するには時間がかかることがありますよね。
そんな時、問い合わせ内容に応じた回答を自動化できるようになれば、大きな助けになるかもしれません。
本記事では、Googleフォーム・Dify・Google Chatを連携する際のメリットや、設定方法について解説します。

Googleフォーム・Dify・Google Chatを活用したすぐに試せる自動化テンプレートはこちら

Googleフォーム・Dify・Google Chatを活用し、様々なケースで自動化を実現できます!気になる自動化テンプレートがあれば、ぜひ試してみてくださいね!

文章生成と通知を自動化するテンプレート

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‍情報追加と通知を自動化するテンプレート

[[74854]]

OCR(データ読み取り機能)と通知を自動化するテンプレート

[[185149,199530,132736]]

今すぐに試したい方へ

本記事ではノーコードツール「Yoom」を使用した連携方法をご紹介します。
難しい設定や操作は必要なく、非エンジニアの方でも簡単に実現できます。
下記のテンプレートから今すぐに始めることもできますので、ぜひお試しください!

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[Yoomとは]

それではここからノーコードツールYoomを使って、【Googleフォームでお問い合わせがあったら、回答内容をDifyで作成してGoogle Chatに通知する】方法を説明します。

Googleフォーム・Dify・Google Chatの連携フローの作り方

Googleフォームに回答が送信されたことをGoogleフォームのAPIを利用して受け取り、Difyの提供するAPIを用いて、DifyのチャットボットにGoogleフォームの回答を送信することで実現可能です。
また、Google Chatが提供するAPIを用いることで、Difyで作成された回答内容を通知することもできます。
一般的に実現にはプログラミングの知識が必要ですが、ノーコードツールのYoomを用いることでプログラミング知識がなくても簡単に実現できます。

連携フローは、大きく分けて以下のプロセスで作成していきます。

  • Googleフォーム、Dify、Google Chatをマイアプリ登録
  • Googleフォームで回答が送信されたら起動するトリガーの設定
  • Difyで回答してGoogle Chatに通知する設定
  • テストと確認

Yoomを利用していない方は、こちらから無料登録してください。
すでにYoomを利用している方はログインしましょう。

ステップ1:Googleフォーム・Dify・Google Chatとのマイアプリ連携

最初にYoomでGoogleフォーム・Dify・Google Chatを連携させることで、スムーズにフローボットを作成できます。

1.マイアプリをクリックした後、新規接続をクリックします。

2.入力欄からアプリ名で検索できます。
今回はGoogleフォームとDify、Google Chatをそれぞれ検索して、登録していきます。

Googleフォームのマイアプリ登録

まず、Googleフォームから登録していきましょう。
入力欄にGoogleフォームと入力するとGoogleフォームのアイコンが表示されるので、アイコンをクリックします。

1.以下の画面が出てきますので、「Sign in with Google」をクリックしてください。

2.Yoomと連携するアカウントを選択してください。

3.以下の画面が出てきます。
連携するアカウントに問題がなければ、「次へ」をクリックしてください。

4.以下の画面が出てきます。
「続行」をクリックすると、Googleフォームのマイアプリ登録は完了です。

Difyのマイアプリ登録

Difyも同じように検索して、アイコンをクリックします。

1.以下の画面が出てきます。
アカウント名、アクセストークンを入力してください。
「追加」をクリックすると、Difyのマイアプリ登録は完了です。
なお、Difyの詳しいマイアプリ登録の方法については、こちらを参照してください。

Google Chatのマイアプリ登録

最後にGoogle Chatも同じように検索し、アイコンをクリックします。

Google Chatとの連携はGoogle Workspaceの場合のみ可能です。
詳細はこちらを参照ください。

1.以下の画面が出てきます。
「Sign in with Google」をクリックしてください。

2.Client IDClient Secretを入力してください。
Google Chatの詳しいマイアプリ登録方法は、こちらを参照してください。
入力が終わったら「登録する」をクリックしてください。

以上で、Googleフォーム、Dify、Google Chatのマイアプリ登録は終了です。

マイアプリ登録が成功すると、以下の画面が表示されます。
マイアプリの画面にGoogleフォーム、Dify、Google Chatアイコンが表示されているか確認してください。

その他、Yoomについての詳しい情報は、Yoomヘルプセンターをご確認ください。

テンプレートの選択と格納場所の準備

以下のリンクから「試してみる」をクリックしてください。

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以下の表示が出たら、テンプレートのコピーが成功です。

ステップ2:Googleフォームで回答が送信されたら起動するトリガーの設定

1.まず、一番上の「フォームに回答が送信されたら」をクリックします。

2.タイトルは自由に設定してください。
Googleフォームと連携するアカウント情報を入力します。
入力が終わったら、「次へ」をクリックしましょう。

3.次の画面で「トリガーの起動間隔」と「フォームID」を設定しましょう。
トリガーの起動間隔は、【何分後にアクションを起こすか】を指定できる部分となるので、運用に合わせた時間を選んでください。
トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
ご利用プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。

「フォームID」に、注釈に沿って情報を入力します。

なお、今回は以下の画像のような回答フォームをGoogleフォームで事前に作成しています。

事前に作成したフォームにテスト回答を行い、[テスト]をクリックしましょう。
テスト成功後は、以下のように表示されます。

このステップで下記のような情報をアウトプットとして取得することができます。
取得したいアウトプットを増やしたい場合、『JsonPath』で取得するのがおすすめです。
JsonPathは、HTMLで用いるXPATHと近しいものとなります。
Yoomではアプリと連携するオペレーションで実行したAPIリクエストの結果はJSON形式のテキストで確認できるようになっており、特定のフォーマットでパスを記載することで、リクエスト結果のJSONテキストから任意の値を抽出することが可能です。
JsonPathの記載方法については、こちらを確認しましょう。

鉛筆マークをクリックすると、項目名を編集できます。

アウトプット情報は、この後のステップで引用・活用できます。
取得したいデータが表示されていることを確認して、『保存する』をクリックしましょう。

アプリトリガーのGoogleフォームを活用することで、Googleフォームの回答内容を起点にフローボットを起動させることができます。
詳しくはこちらのヘルプページをご確認の上、事前に設定を行なってください。

ステップ3:Difyで回答してGoogle Chatに通知する設定

1.次に、「チャットメッセージを送信」のアイコンをクリックしてください。

2.Difyと連携するアカウント情報を入力します。
入力が終わったら、「次へ」をクリックしてください。

3.次の画面で「query」と「user」を設定します。
編集欄をクリックすると、先ほど取得したアウトプットが表示されるので、適宜活用してください。

‍「変数」は任意設定です。

設定が終わったら「テスト」をクリックします。取得した値に問題がなければ、「保存する」をクリックしましょう。

4.最後に、「メッセージを送信」のアイコンをクリックします。

5.Google Chatと連携するアカウント情報を入力します。
入力が終わったら、「次へ」をクリックしてください。

6.「スペースのリソース名」と「メッセージ内容」を入力します。
スペースのリソース名は入力欄をクリックすると候補が表示されるので、その中から選択してください。

「メッセージ内容」は、編集欄をクリックすると、GoogleフォームとDifyで取得したアウトプットが表示されます。
固定のテキストや「:」などの記号も使い、全体を見やすく整えましょう。

7.設定が終わったら「テスト」をクリックし、実際に設定した内容で通知が行われるか確認します。
通知内容に問題がなければ「保存」をクリックしてください。

8.これで、【Googleフォームでお問い合わせがあったら、回答内容をDifyで作成してGoogle Chatに通知する】というフローが完成しました。

ステップ4:トリガーをONにして起動準備完了

設定が完了すると、以下のような画面が表示されます。
「トリガーをON」ボタンをクリックすると、フローボットが起動します。

簡単に自動化フローボットが作成できましたね!作成お疲れ様でした。

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GoogleフォームやDifyやGoogle Chatを使ったその他の自動化例

今回ご紹介したフロー以外にもGoogleフォームやDifyやGoogle ChatのAPIを利用すれば、さまざまな業務の自動化を実現することができます。
いずれも簡単な設定で利用が可能になりますので、もし気になるものがあれば、ぜひお試しください!

Googleフォームを活用した自動化例

受け取った回答をもとにタスクを作成したり、データファイルを自動格納することができます。
また、その他のAI生成ツールやOCR(データ読み取り機能)を活用することで必要な情報を効率的に取得することも可能です。

[[73576,74096,125098,231099,129527]]

Difyを活用した自動化例

OCR結果を要約したり、取得した要約結果をもとに回答を自動生成することも可能です。
さらに、翻訳した内容からタスクを自動追加することで、情報処理作業の迅速化が見込めるでしょう。

[[164379,183710,174992,265713,210681]]

Google Chatを活用した自動化例

‍会議終了後にレコーディングURLを関係者に自動で通知したり、AIを使用し自動で文字起こしを行うことも可能です。
また、投稿内容をデータベースツールに集約することで、重要なメッセージを見逃すことなく管理できるようになるはずです。

[[76063,78403,122125,94002,98504]]

まとめ

Googleフォーム・Dify・Google Chatを連携することで、Google フォームで問い合わせがあると、自動で回答内容をDifyで作成し、Google Chatに通知できるようになりました。
これにより、問い合わせへの対応が効率化され、多忙な業務の中でも迅速な処理が期待できます。
プログラミングに詳しくない方でも、自動化を簡単に始められる。それがYoomの魅力です!
メールの返信作業や請求書の作成といった手間のかかるタスクを自動化することで、効率的な業務運営が可能になるでしょう。
Yoomを活用して、業務をもっと楽に、そして効率的に進めていきませんか?

この記事を書いた人
n.fukuoka
ツールがどんどん増えていく今の時代、何を使えばいいのか迷ってしまうことも多いですよね。 そんな皆様の仕事が少しでも楽になるよう、わかりやすく役立つ情報をお届けしていきたいと思っています!
タグ
Googleフォーム
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